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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年11月05日

厄介な人

 「言動や思考の筋が通っていない」「周りの人が理屈で言い聞かせても、如何にもならない」など,傍から見ると理解不能な人はいないだろうか?
先ずは、厄介な人を理解する為に、精神がどの様に機能し、どの様に可笑しくなっていくのかを簡単に説明する。
先ず、心で感じていると思っているものは、実は三層の脳の働きによるものだ。
これらの層は繋がっているが、各層は夫々の機能を持っている。
時々、お互いと争う事もあるし、精神的に疲れている時は各部分が繋がらなくなる。
極度のストレスが掛かると、三層は夫々との繋がりを断つのだ。
そして、この時に生じた脳のズレから、人は理性を失い、異常な思考に嵌っていく。
三層の脳とその働きは次の通りだ。
@脳幹----------最も古い脳。生命維持の機能を担っている。
A大脳辺縁系----------脳の真ん中にある。感情を司る。
B大脳皮質-----------三層の中で最も進化した部分で、この働きにより賢明な判断をしたり、予定を立てたり、衝   動を抑制したりする。
人はこれらの三層を持って生まれ、これらの脳の部分は、夫々異なった段階で発達し、古い層を覆っている。
恵まれた環境で育つと、この三層は時と共に健全な形で、生存本能、感情、及び論理的思考をバランスよく成長させる。
バランスが保たれていると、三層は夫々機能すべき時に機能し、お互いを上手く支え合う事ができる。
その際、最も進化した脳が主導権を握るのだ。
このお陰で、人は或る状況に何らかの方法でアプローチする事ができる。
その状況が変化しても、三層の脳は連携を解除して、新しい現実に合わせて脳を再調整し、前とは異なった方法で対処できる様になる。
人は適応性と困難な状況から回復する力を持っているのだ。
然し、幼年期の苦い経験により、三層の脳が健全ではない働き方をしている事もある。
その様な働き方をしている三層の脳は、直面している目の前の現実とは異なる状況に合わせ様とする。
その為、現在の状況で全く筋の通らない思考に囚われ、将来に起こる変化を正確に処理できなくなる。
その結果、常に理不尽な言動を取るのだ。
 米精神科医  マーク・ゴールストン氏  レッカー由佳子 監修、 室崎育美、翻訳  
著書「身知かにいる『厄介な人』から身を守る方法」の要約の要約です。
幼児期に如何育てられたかで厄介な状態になるらしい。
@過保護に育てらえる A何時も批判される B関心を示して貰えない
このタイプの人は「失敗するなら何もしない方が増し」と言う、厄介な思考になるらしい。
こう言った ” 厄介な人 ” には、如何対処するべきなのか、それは1つしかない。
相手の「心の支え」になってあげる事らしい。
落ち着いていて、賢く、理性的で、親切な人になろう。