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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年11月28日

忘れ方の心理学

 一般的に、一度覚えた情報は、忘れない方が好ましい。
然し乍ら、私たちが生きていく上では、情報を覚えるだけでなく、情報を忘れる事も大切である。
又、過去の失敗してしまった経験や不愉快な思い出は、できるだけ早く忘れて仕舞いたい筈である。
今回は、心理学の立場からこの記憶・思い出の忘れ方について説明していく。
記憶を忘れる為に必要な要素の一つが、時間である。
この様に時間は、私たちの思い出を自然と忘れさせてくれる。
これまでの心理学の研究から、感情が強く喚起された出来事は、時間が経過しても鮮明に覚えている事が報告されている。
実は、とても単純な方法で嫌な出来事を忘れる事ができる。
それは、意図的に忘れる様に努力する事である。
但し、ポイントは嫌な出来事を思い出さない様にする点である、詰まり、嫌な出来事に関連する情報を見付けた場合に、積極的に嫌な出来事を思い出さない様にする事が重要である。
 野内 類  人間環境大学総合心理学部教授
                                       愛媛新聞 四季録から
感情が強く喚起された事は覚えているらしい。

古い価値観 合理性なく

 女性差別撤廃委員会は、夫婦同姓を義務付ける民法規定を「差別的な法制度」と位置付け、4度目の改善勧告をした。
家父長制の象徴とも言える規定は、日本における女性差別の最大且つ根幹的な問題である----------。
撤廃委がそう目している事の証左だ。
項目の対象には、重大性、緊急性、報告までの期間に実現が可能か如何かを加味する。
若い世代を中心に別姓婚を望む声が多いが、一部の政治家が古い価値観に基づいて合理性のない制度を保とうとしているのが現状で、政治は当事者の声に耳を傾けて欲しい。
こうして民意が上手く反映されていないのは、政治システムが機能していない事を意味するが、撤廃委の最終見解には女性の政治参画に関して興味深い勧告があった。
国政選挙に女性が立候補する際、供託金を減額せよとの内容だ。
これまで政治の世界に少なかった層が参入できる様にすべきだ。
男系男子に皇位継承を限る皇室典範の在り方に疑問を呈した事も重要だ。
不平等のない社会こそレジリエンス(回復力)があり強靭だ。
国として生き残るにはジェンダー平等に取り組まざるを得ない事に気付いて欲しい。
 女性差別撤廃委 元委員長  林 陽子  茨城県生まれ。 早稲田大卒。 1983年弁護士登録。
 2008~18年女性差別撤廃委員会委員。 内15年から2年間は日本人初の委員長。 
 現在、市川房枝記念会女性と政治センター理事長。
                                     愛媛新聞 視標から
国として生き残るにはジェンダー平等に取り組まざるを得ないらしい。
矢張り麻生太郎氏もそうらしい。
政治システムが機能していないらしい。
早く政権交代しないと。