縁結びの神様として知られる島根県出雲市の出雲大社。
8世紀前半に纏められた古事記や日本書紀には、大国主神が造った国土「葦原中国」を、天照大神の命により皇室の祖先神に献上する代わりに、高大な社殿を建てて祭る様求めたとある。
この国譲り神話から、出雲には「ヤマト王権と対立し討伐された勢力」と言うイメージが付き纏っている。
これに対し「近年の考古学の成果からは、ヤマト王権の確立、経営に出雲の勢力が大きく関わっていたと考えられています」と県立古代出雲歴史博物館の松尾充晶学芸企画課長が指摘する。
愛媛新聞 歴史を旅するから
弥生時代から出雲は、朝鮮半島も含めた日本海側の交流拠点だったらしい。
顔に痣ができた小野小町が、天台宗寺院・梅元寺(松山市北梅本町)で病気平癒を祈願した所100日目に痣が消えたと言う言い伝えがあるらしい。