この現象は、積乱雲や入道雲の中に地上からの上昇気流が吹き上げられ、雲の上部が大きく広がって崩れ始めると、上部には正電荷、低部には負電荷が蓄えられるものである事が分っている。
この雲が地表面に接近してくると、静電誘導作用でその雲の下に当たる大地にはその反対の電荷が誘導され、互いに電荷量が大きくなると遂に正負両電荷が空気の絶縁を破って火花を飛ばす。
この様な現象は雲と大地間だけでなく、雲と雲との間でも起こる。
放電路の長さは約1km から5km にも亘り、その時の推測電圧は2億V から10億V にもなる場合もあると考えられている。
この様に雷は一種の大規模な静電誘導作用の結果起こる自然の放電現象である。
電気理論から
その内将来、雷の電気を貯められ様になると思う。
技術が進めば。