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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年11月23日

「程々」が今の正解

 「酒は百薬の長」とも言われますが、現在でも未だ「お酒は良いのか悪いのか」と言う議論には結論が出ていません。
「適度な飲酒には心臓や血管を守る作用がある」事を示す研究は複数あります。
但し「過剰な飲酒が心筋梗塞や脳卒中と言った心血管疾患のリスクを高める」事も報告されています。
飲酒量とこれらの疾患リスクの関係をグラフ化すると、U 字形又は J 字形のカーブを描く(飲酒量が増えるとリスクが下がるが、逆に一定量を超えるとリスクが上がる)と報告されていますが、未だに飲酒の適量と言うものに定まった結論はありません。
「アルコール飲料の種類は何が良いか?」についてはワイン、特に赤ワインは葡萄の果汁や皮、種を一緒に発酵させており、皮などに含まれるポリフェノールと言う抗酸化物質が豊富な事から、心血管疾患のリスク低減に役立つのではないかと言う研究が多くあります。
この種の論文を総合調査した所、ワインを飲む人は、全く飲まない人と比べて心筋梗塞の様な冠動脈疾患のリスクが24% 低下と言う結果も出ています。
但し注意点として、未だに「具体的にワインの摂取量を示したデータはない」事、良い結果が出た論文が世の中に発表され易い「出版バイアス」の存在などがあります。
その他にも年齢、性別、人種、体格、体質などの違いは重要で、個人個人の適量を見付ける事は簡単ではなさそうです。
 愛媛大医学部教授  伊賀瀬 道也
                                 愛媛新聞 加齢に対抗する為にから
1日1合程度?らしい。

提案価値 SNS 効果的

 (消費者側が)積極的な情報収集を行わないと、製品の機能を訴えても差別化が図れない。
必要なのは顧客と関係性を構築し、上質な価値からどんな便益が得られるかを伝える「提案価値」が、マーケティング戦略の起点となる事だ。
そこから合致するターゲット層にぶつけていくと言う変化がこの20年で起きた。
ボルボと言う車のイメージに安全性や耐久性、頑丈が浮かばないだろうか。
マーケティング担当者は、自社製品やサービスで便益の本質は何かを考えねばならない。
重要性や独自性、優越性、先駆性、許容性、収益性の条件を満たした提案価値を管理していく事が現代の戦略だ。
10~20代にアプローチするには、「ユーチューブ」や交流サイト( SNS )が最も効果的になっている。
 慶応大大学院経営管理研究科教授  井上 哲浩氏  1965年兵庫県生まれ。 
 関西学院大商学部卒、89年同大大学院商学研究科博士課程前期課程修了、
 96年カリフォルニア大ロサンゼルス校で経営学の博士号を取得。 
 関西学院大商学部の専任講師、助教授、教授を経て現職。
               愛媛新聞 愛媛政経懇話会から
日清食品の「チキンラーメン」が好例らしい。
「凄く美味しい」から「可愛らしく、楽しい」と提案価値の方針を変えたタイミングでインスタグラムを活用したらしい。

防災活動に自信と気概

 「うちはずっと、臨時情報が出続けている様な物」。
高知県黒潮町のある自治会の会長の言葉だ。
黒潮町は、東日本大震災(11年)の後に政府が公表した南海トラフ地震に関する想定で、最大震度7、全国で最悪の34m を超える津波が襲来するかも知れないとされた自治体である。
この地区には、高さが20m を超える巨大な津波避難タワーがある。
最上部には、備蓄倉庫も備えた屋根・壁付きの居住スペースもある。
同時に、「自然の恵みは享受しつつ、100年に1度の災いは賢くかわす」と言う成熟したバランス感覚を見る事ができる。
 京都大防災研究所教授  矢守 克也
                                       愛媛新聞 現論から
できるだけ「普段」の生活を続けながら、いつもよりは少しギアを上げて、来るかも知れない「まさか」の事態に備える姿勢「二刀流」が大事らしい。
20m のタワーの様な上に居住スペースの付いた建物が見晴らしがよくて良いかも知れない。
今度建てる時はこれが良い。