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2014年03月30日

超絶ブラック企業、ワタミはどこまで暴走するのか

3月27日、東京地裁で行われたワタミグループの元女性社員が自殺した裁判の第2回口頭弁論。

また、ワタミのブラックさだけが露呈されました。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/29/watami-miki-watanabe_n_5054105.html

裁判の傍聴席をワタミ社員が占拠。


この報道に関して、ワタミが企業として反論したのではなく、渡邊氏が個人のFacebookで反論しています。


氏の反論通り、双方弁護団の協議の上で傍聴人の割合を決定したのであれば、

この部分の事実との差異はマスコミに責任が有る筈です。

更に、「被告とされると、とかくすべてを否定されてしまいます」

「一方的な声にかき消され「事実」が正しく伝わらないことがあります」

と書いています。

それならば、報道機関を訴えればよい。

これだけ問題が社会化し、ブラック企業の代名詞となったワタミ。

そして、ブラック企業の創設者でありながら議員となった渡邊氏。

恥の上塗りもいい加減にすれば良いのに、悪あがきの姿勢は崩しません。

裁判を「ご遺族様との争い」と書いている点も許せません。

遺族には、強い意志を持って真実の追求をしてほしいと思います。

しかも、このニュースが出た同日、

ワタミは人手不足解消のため、居酒屋事業の中の60店舗を閉鎖

というニュースも出ています。

恥の上塗りです。

傍聴席を占拠する人員がいるのなら、人手不足の現場に勤務させ、

労働環境の改善姿勢を世間に黙々と示すべき。

閉鎖店舗の従業員は、全員が既存の店舗に振り分けられるのでしょうか???

Twitterなどでは「閉鎖店舗の従業員の仕事は、裁判の傍聴席で」と揶揄されるくらい、

企業としてお粗末な対応です。

しかも、同社のブラック問題に対して昨年7月に設置された有識者委員会は、今年の1月の報告書で

「所定労働時間を超える長時間労働が存在する」

「労働時間を正しく記録していなかったことがある」

という報告がなされています。

委員会の設置が7月ということは、違法労働が続いていたということになります。

これだけの社会問題を起こしておいて、改善がないまま企業が存続しています。

世論の多くは「和民以外にも良い居酒屋は腐るほどある、わざわざブラックな店に行く必要はない」

との声が延々続いています。

私も到底行く気はありませんが。

渡邊氏は早く非を認め、遺族への前面保障もすべき。

このような人間が政治家として存在することが異常でならない。


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