2015年05月31日
2リットルクラスのミニバン、ワゴン車購入を考えている方にオススメの新型ステップワゴン
現在、2リットルクラスのワゴン車というと、トヨタなら、ノアやヴォクシー、ニッサンならセレナがありますが、先月27日にフルモデルチェンジしたホンダのステップワゴンも非常に魅力的なモデルに仕上がっています。
新旧ステップワゴン、向かって手前が新型
オススメポイントをまとめてみました。
ダウンサイジングターボエンジン
まず、先代ステップワゴンと大きく変わったのは、新設計されたエンジンです。これまでステップワゴンは2リットルの自然吸気エンジンをメインに搭載していましたが、新型では排気量のダウンサイジングを図り、1.5リッター直列4気筒 VTECターボエンジンが搭載されています。
ダウンサイジングながら、スペックは、最高出力110kW(150PS)/5500rpm、最大トルク203Nm(20.7kgm)/1600-5000rpmと、先代モデルのエンジンと比較すると、最高出力はそのままで、トルクアップ&ワイドバンド化が図られています。しかも、ターボ特有の、アクセルを踏み増した時に、動力性能が遅れて立ち上がるクセも抑えてあるので、非常に運転しやすくなっています。
そして、ダウンサイジングの利点は、毎年支払わなければならない自動車税が、2リットルクラスと比べて、5,000円も安くなることにもあります。
もちろん、燃費などトータルで考えなくてはいけませんが、燃費もグレードによりますが、ライバル車とほぼ同じか、それ以上なので、やはり優位性は変わりません。
わくわくゲート
新型ステップワゴンで特徴的なのは、左右非対称になったリアのデザインでしょう。これは、わくわくゲートと呼ばれるドアが付いていることによります。わくわくゲートとは、一般的な縦開きのリアゲートに、横開きの小さなサブドアを加えたものです。狭い駐車場などでは、後方に大きく張り出す縦開きのリアゲートは使いにくいものです。そこでサブドアによって狭い場所での開閉を容易なものにしました。このドアは車内からも開閉できるので、なんと、3列目の左側シートを畳めば、サブドアを使って、乗り降りすることもできるようになっています。
安全装備
安全面ではホンダセンシングを装備できるようになりました。これは、万一の時に、自動的に緊急ブレーキを作動できる衝突回避の支援機能です。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用するシステムで、高速域まで作動し、カメラを使うために、車両だけでなく歩行者も見分けることができます。速度や一時停止の標識を表示する機能も設けてあります。また、このシステムの応用によって、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールも採用していますが、作動する速度域は時速30〜100kmとなっていて、スバルのアイサイトなどと違って、停止状態までカバーする全車速追従型ではないので、その点は注意したいところです。
気になるお値段は?
グレード構成は、標準ボディがB/G/G・EXの3種類で、エアロパーツを装着したタイプはスパーダ/スパーダクールスピリットの2種類で、合計5グレードの展開です。
この内、Bはわくわくリアゲートなどが装着されないので、あまりオススメではありません。Gはわくわくリアゲート、左側スライドドアの電動機能、スマートキーなどを標準装着して、LEDヘッドライトなどもオプション装着できるので、標準ボディの買い得グレードと言えます。Gの価格は248万円です。これは、ヴォクシー&ノアのX(246万8571円)、セレナ20X(245万2680円)など、ライバル車の買い得グレードとほぼ同額になります。
一方、エアロパーツを装着したスパーダの価格は272万5000円になります。これもヴォクシーZS&ノアSi、セレナハイウェイスターなど、エアロパーツを装着したライバル車の買い得グレードと同等です。ホンダセンシングは、オプションで、10万8千円となっています。
このように、後発で、充実装備や、新型エンジンになっていることを考えれば、十分に割安な新型ステップワゴン。デザインが好みの別れるところかもしれませんが、好みなら、2リットルクラスのワゴン車の有力な購入候補になるのではないでしょうか。
新型ステップワゴン試乗動画
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ダウンサイジングターボエンジン
まず、先代ステップワゴンと大きく変わったのは、新設計されたエンジンです。これまでステップワゴンは2リットルの自然吸気エンジンをメインに搭載していましたが、新型では排気量のダウンサイジングを図り、1.5リッター直列4気筒 VTECターボエンジンが搭載されています。
ダウンサイジングながら、スペックは、最高出力110kW(150PS)/5500rpm、最大トルク203Nm(20.7kgm)/1600-5000rpmと、先代モデルのエンジンと比較すると、最高出力はそのままで、トルクアップ&ワイドバンド化が図られています。しかも、ターボ特有の、アクセルを踏み増した時に、動力性能が遅れて立ち上がるクセも抑えてあるので、非常に運転しやすくなっています。
そして、ダウンサイジングの利点は、毎年支払わなければならない自動車税が、2リットルクラスと比べて、5,000円も安くなることにもあります。
もちろん、燃費などトータルで考えなくてはいけませんが、燃費もグレードによりますが、ライバル車とほぼ同じか、それ以上なので、やはり優位性は変わりません。
わくわくゲート
新型ステップワゴンで特徴的なのは、左右非対称になったリアのデザインでしょう。これは、わくわくゲートと呼ばれるドアが付いていることによります。わくわくゲートとは、一般的な縦開きのリアゲートに、横開きの小さなサブドアを加えたものです。狭い駐車場などでは、後方に大きく張り出す縦開きのリアゲートは使いにくいものです。そこでサブドアによって狭い場所での開閉を容易なものにしました。このドアは車内からも開閉できるので、なんと、3列目の左側シートを畳めば、サブドアを使って、乗り降りすることもできるようになっています。
安全装備
安全面ではホンダセンシングを装備できるようになりました。これは、万一の時に、自動的に緊急ブレーキを作動できる衝突回避の支援機能です。ミリ波レーダーと単眼カメラを併用するシステムで、高速域まで作動し、カメラを使うために、車両だけでなく歩行者も見分けることができます。速度や一時停止の標識を表示する機能も設けてあります。また、このシステムの応用によって、車間距離を自動制御できるクルーズコントロールも採用していますが、作動する速度域は時速30〜100kmとなっていて、スバルのアイサイトなどと違って、停止状態までカバーする全車速追従型ではないので、その点は注意したいところです。
気になるお値段は?
グレード構成は、標準ボディがB/G/G・EXの3種類で、エアロパーツを装着したタイプはスパーダ/スパーダクールスピリットの2種類で、合計5グレードの展開です。
この内、Bはわくわくリアゲートなどが装着されないので、あまりオススメではありません。Gはわくわくリアゲート、左側スライドドアの電動機能、スマートキーなどを標準装着して、LEDヘッドライトなどもオプション装着できるので、標準ボディの買い得グレードと言えます。Gの価格は248万円です。これは、ヴォクシー&ノアのX(246万8571円)、セレナ20X(245万2680円)など、ライバル車の買い得グレードとほぼ同額になります。
一方、エアロパーツを装着したスパーダの価格は272万5000円になります。これもヴォクシーZS&ノアSi、セレナハイウェイスターなど、エアロパーツを装着したライバル車の買い得グレードと同等です。ホンダセンシングは、オプションで、10万8千円となっています。
このように、後発で、充実装備や、新型エンジンになっていることを考えれば、十分に割安な新型ステップワゴン。デザインが好みの別れるところかもしれませんが、好みなら、2リットルクラスのワゴン車の有力な購入候補になるのではないでしょうか。
新型ステップワゴン試乗動画
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