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コラムニストの勝谷誠彦（かつや まさひこ）さんが、うつ病であることを公表し、話題となっています。

勝谷誠彦さんと言えば、テレビ番組のコメンテーターとして、少し強面で、歯に衣着せぬコメントで有名な方なので、うつ病と聞いて、意外な気がした方も多いのではないでしょうか。

勝谷さんの経歴や、うつ病について少し調べてみました。勝谷誠彦さんは、1960年に、兵庫県の尼崎市の開業医の家に生まれ、灘中学校、高校を卒業しています。灘と言えば、関西では知らない人のいないエリート進学校ですね。その後、早稲田大学を卒業し、出版社、文藝春秋に入社、記者としていろいろ経験を積んだようです。

退社後は、フリーランスとなり、現在は、コラムニストやタレントとして活動されています。

そんな勝谷誠彦さんが、異変を感じたのが、5月中旬。自身のブログでも公表していますが、突然、寝床から身体が起き上がらなくなったそうで、食事をしようとするが、それも出来ない状態だったそうです。

現在は、治療を受け、薬を飲み、生活しているようです。

ブログで、うつ病の苦しみを綴るものの、そういうことを書かないで欲しいという声もあるようです。

うつ病は、日本人の15人に1人は経験すると言われるほど、よくある病ですが、原因はまだよく分かっていないそうです。脳の神経の情報を伝達する物質の量が減るなど脳の機能に異常が生じていると同時に、その人がもともともっているうつ病になりやすい性質や、ストレスや体の病気、環境の変化など、生活の中のさまざまな要因が重なって発病すると考えられています。



やっかいなのは、本人が、うつ病であることに気づかなかったり、気付いても治療を受けない人が多いようです。うつ病のサインに本人や周囲が気づき、早めに心療内科や、精神科にかかるといったケアをすることが大切なようですね。

勝谷誠彦さんも、治療が功を奏して、また元気になられると良いですね。