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2021年07月23日

登山と写真とソロキャンプ〜八剣山(観音岩山)2021.07〜

前日からキャンプ場入りし、夜間写真を撮りつつ寝て、翌朝4時頃にもっそりと起床。
7月16日6時、八剣山登山口へ向かいます。
八剣山果樹園キャンプ場から八剣山中央登山口までは砂利道を歩いてすぐです。
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中央口。
注意看板が多数あるように、標高は低くとも危険度は高い山です。
注意書きをよく読んでちゃんとイメージして慎重にいきましょう。
6時05分登山開始。
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登山口から急登が続きますが、6時15分、3合目の南口との合流に到着。
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もちろん頂上を目指します。
林の中しっとりした登山道、気持ちよく歩いて行けます。
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6時20分、5合目を越えたところから岩場になります。
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斜度もきつくなってきて、手を使って登る場所も出てきます。
急斜尾根の岩場を登っている感じはわかります。
上りはそんなに難しくないですが、これを下るとなると、体力と特に集中力が必要と感じますね。
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6時35分、7合目。
斜度が急ですので、あっという間に標高を稼げます。
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途中、景色が見えてきました。
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左手に大きな岩壁。
登山道はキャンプ場から見えていた面の反対側(北東側)を通っています。
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鎖場です。
左の岩壁と反対側の崖、岩を削って作ったであろう道は全体的に崖側に傾いていますので、
注意は必要です。
ここも上りより下りがかなり大変な場所になると感じました。
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鎖場を越えてすぐによじ登る急斜面。
岩の上に土が被っていて、気をつけて一歩一歩足を進めないと滑ります。
この急斜面を下ってすぐにさっきの鎖場と考えると、どうやって下るか考えておかないと危険です。
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慎重にゆっくり登っていくと9合目を越え、細長く狭い尾根の上へ出ます。
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目の前の岩山の右側を登っていきます。
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7時、頂上到着。
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周りは垂直に近い崖のため、抜群の高度感。
この景色はすごいですよ!
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今回は八剣山初登山でしたので、できるだけ荷物の軽量化をしました。
コーヒーもなく撮影して一息ついたらすぐに下山します。
帰りは西口へ降りてみます。
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上部の急斜面は登ってきた道とあまり変わりませんが、道や周りの地形には安心感があります。
途中からは斜度はあっても崖とか岩場がない、森の中の登山道ですので、
圧倒的に下りはこちらがオススメですね。
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頂上から45分ほどで西口登山道入口まで降りてきます。
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5分ほど林道を下って道路に出ます。
この林道でたまにヒグマの目撃例がありますので、熊鈴などの対策も忘れないようにしましょう。
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西口から中央口まで舗装道路を歩いて5分ほど。
たいした距離はありませんから、下山は西口への登山道を使うのが安全で楽しめると思います。
もちろん登る場合も西口登山道の方が圧倒的に楽です。
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「スーパー地形」の3D地図と比べても、そのままの形です。
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かなり危険度が高い山と聞いておりました。
確かに注意看板に書いてあったように
初めて山登りするような初心者とか、体力に自信のない方には西口登山道がオススメです。
道具や知識、経験のある方なら、中央口や南口からの登山道はバリエーション豊かで楽しい登山になります。
ただ、中央口や南口に向かって下るとなると、一気に難易度が上がると思いますので注意が必要です。
お互い事故のないよう楽しい登山を楽しみましょうね。^^ノ

今回は登りたい山の登山口にキャンプ場があるという、私にとって最高の立地状況。
そういえば昔から登山口には野営場ってありますよね。
その野営場が快適便利になった感じでしょう。
秋にも来なきゃなんて思ってます。

登山と温泉はセット...w
ですので、帰りに「湯元 小金湯」へ寄っていきました。
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広い浴室と露天でゆっくりできますし、洗い場にはシャンプー、ボディーソープの他に
コンディショナーも置いてありました。
ロン毛の私にはありがたい。




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2021年07月21日

登山と写真とソロキャンプ〜八剣山果樹園キャンプ場2021.07〜

ここ数年、登山といってもほとんど1000m以下の山ばかり登っています。
私の登山は「山を登る」こと以外に主目的があり「山を登る」行為は主目的を達成するための移動手段です。
ですから、あまり長い時間登ることになるような山は避けていますし、
運よく近くには1000m以下の山が多いのと、それらの山が主目的にぴったりな場所だったりするので、
自然とそうなったような感じです。
主目的というのは「写真や動画の撮影」です。
ただどうせ登るなら楽しもうという気はありますよ。

今回は二十数年前から気になっていた山、「八剣山(観音岩山)」に行ってきました。
230号線を使って札幌と行き来していると常に目に入る山頂付近の岩がギザギザした山です。w
標高は498mですので、そんなに高くはないですが存在感が強い山です。
この山も山頂での撮影が主目的です。
面白そうな写真が撮れそうでしょ?w

で、ネットで色々と調べていると、「八剣山果樹園キャンプ場」という文字を発見。
すごく気になりますよね?
みてみると、八剣山の中央登山口にある果樹園でキャンプ場があり、釣り堀での釣りや乗馬もできるらしい。
お楽しみ満載な場所のようですが、キャンプ場があるとなると、当然キャンプもできちゃうわけですし、
それなら「八剣山」とテントを絡めて星空なんか撮れっちゃったりするんじゃないかな?
そう考えちゃいましたので、速攻電話して予約を取り、
昼間に八剣山へ登って、降りたら温泉へ入ってキャンプを楽しむという予定で、
7月15日〜16日にかけて行ってきました。

キャンプ場への入場は12時からとのことでしたので、
その前に山へ登って温泉へ行っちゃおうと考えていましたが、準備に手間取り、家を出たのは10時頃。
まぁ、入場が2時か3時、最悪夕方になっても大丈夫だろうなどと考えつつ、到着したのは1時頃。
その日の外気温は軽く30度を超えており、登山なんて無理無理。
即決で登山は明日の朝涼しい時間にすることにして、キャンプ場へと向かいました。

八剣山果樹園キャンプ場の受付がある建物。
なんか懐かしさを感じます^^(奥に見えるのが八剣山)
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建物の裏には寛げるベンチスペース、釣り堀、キャンプスペースと広がっています。
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こぢんまりとしたキャンプスペース。
予想通り八剣山の山並みをバックにキャンプできます。
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「八剣山果樹園キャンプ場」はその名の通り果樹園ですが、そんなに大規模なものではないようです。
施設内には建物があり、その前に駐車場、駐車場の裏には子供が遊べる大きさの
スケートボードランページが3つほどあり、その奥に果樹園。
建物の裏にはガーデンパラソルとベンチが綺麗に並んで設置され、涼しげに飲み物なんか楽しめるようです。
その奥には釣り堀があり、さらに奥にはキャンプスペース。
ちょっと高くなっている場所では乗馬ができ、MTBで走り回るコースもあります。
どう考えてもファミリー向けの施設ですね。^^
だからこそ、夏休み前の平日に来たわけですが...

チェックインが12時からで、チェックアウトは11時30分までにとのこと。素敵っ!
1泊でこんなに長く滞在できるキャンプ場は、そうそうないでしょう。

さて受付を済ませてテントをたてるのですが、今回は天候も安定した晴れ予報で風もないので、
昨年から考えていた高さを求めて設置します。
179cmの身長の私が腰を曲げずに余裕で動ける空間を作ります。

まずは寝床になるテントを設置し、その上にタープをステルス張りのように張るのですが、
ポールの高さを240cmにしてセットします。
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当然、タープの大部分は高さで使われますので、全室なんか無くなります。
で、もう一つのタープを連結してセットします。
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これで腰を曲げずにタープの中を動ける形になりました。
↓昨年のセッティングはこちら↓
DDタープでテント〜水辺の里財田キャンプ場〜

見てくれは...やっぱりもっと低いロースタイルの方がカッコイイですよねー。
キャンプごとに色々試していくのも面白いでしょうから、次回はまた違った形を考えてみますわ。^^
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ここのキャンプ場、果樹園だけあってサクランボの木のそばでキャンプできる!
これ、食べっちゃってイイのかなー...
この写真を撮った後ビール飲んで寝ちゃったので、聞くの忘れちゃった。><
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ここでは草を燃やさないように配慮してやれば焚き火OKとのことでしたので、
焚き火シートを敷いて炭をおこします。
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私はいつも超簡単なものしか食べませんので、今回も簡単に。
ちょっと贅沢シャウエッセン。
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あとはベーコンとモヤシを焼きつつビールと共にいただきました。
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日の長い夏ですが、夜9時を過ぎると流石に暗くなってきます。
早速カメラをセットして、「キャンプしているテントのバックに八剣山の影と星空」を撮ります。
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登山の予定を次の日に変えたことで、この日はゆっくりまったりできました。
こちらのキャンプ場はWiFiが使えますので、スマホを有意義に使えちゃいます。
キャンプはこうじゃないとですねっ!w
今後、予定の立て方を考えないといけませんね。
ということで次の日の朝、いよいよ八剣山へ登ります。

つづく




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2021年07月12日

今年もこの季節がやってきました。「粘菌・冬虫夏草」調査隊2021その1。

いよいよ夏本番という感じになってきました。
この時期、毎年参加している調査があります。

ちょっと気持ち悪いが興味津々「粘菌」2019
粘菌観察会2020.07

冬虫夏草調査隊2019その1
冬虫夏草調査隊2019その2

冬虫夏草調査隊2020その1
冬虫夏草調査隊2020その2

冬虫夏草観察会2020

黒松内ブナセンターの調査なのですが、2年前から毎年「ブナさぽ」に登録してこの調査に参加しています。
いつもは7月終り頃に調査していましたが、7月11日、今年はちょっと早めの調査です。
また「粘菌」と「冬虫夏草」をそれぞれ別に調査していましたが、今回はまとめて両方調査しようとのこと。
私自身、探すのもだいぶ慣れてきたと思うので何かしら協力できるだろうと考えていましたが、
残念なことに最近、視力が...
「近視」「乱視」「老視」が混ざり合ってピント合わせに苦労してるのです。
「粘菌」や「冬虫夏草」は小さなものですので、見つけられるかなぁ...
遠近両用眼鏡を春に新調したので、まぁそれなりに見えますが、
集中して探すときには地面に這いつくばって眼鏡をあげて裸眼で探すしかないですね。w

今回は添別ブナ林で調査します。
参加者はほとんど常連の皆さまですので、森の中へ入った瞬間からそれぞれ勝手に調査開始してました。

で、5分も経たないうちにブナセンタースタッフから「あった」と発見の声。
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名前に関しては土を掘って宿主を確認しないとはっきりしませんが、
この色、この形、多分この辺で毎年見かける冬虫夏草「エゾコガネムシタケ」ではないでしょうか。
結構な大きさで、全員一気にテンションが上がります。

その周りをさ〜っと見回すと、あるわあるわ!
冬虫夏草「エゾコガネムシタケ」だらけです。
これが本にも書いてあった「つぼ」ってやつなのですね。
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「冬虫夏草」に関してはこの後も「エゾコガネムシタケ」らしきものばかりで、
大きく違った感じのものは発見できませんでした。
しかし、今回のような一種類の大量発見は初めてです。

森の中を進みながら調査するのですが、このような発見が続くと一層進みが遅くなります。
全員カメラ片手にしゃがみ込んでじ〜っと地面を見つめている光景は...
怪しい集団としか言いようがないでしょう。w

「粘菌」の方は結構色々な種類を発見できました。
未熟な「ホソエノヌカホコリ」かな?
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アメーバ状から移動しつつ形を変えている「キフシススホコリ」。
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「ムラサキホコリ」の変形体でしょうか。
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子実体から結構胞子を飛ばしちゃってる「ムラサキホコリ」の仲間。
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小さく黄色い成熟した「ホソエノヌカホコリ」かな?
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今回は色々見つけることができましたので、あっという間の2時間でした。
こりゃ1日中森の中で楽しめちゃいますよ。w
「粘菌」の名前も私はまだまだ判別できませんので、勉強しなきゃなりません。
「粘菌」も「冬虫夏草」も図鑑があります。(お高いですが)
買っちゃおうかなぁ=〜...



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2021年07月05日

絶景を撮るぞ!〜尻場山(シリパ山)〜

ちょっと前に登山仲間から余市に面白い山があるという情報を得ました。
標高はそんなになく登る時間も1時間程で半日あれば楽しめるようです。
しかも山頂からは素晴らしい景色を堪能できるとか。
ネットで調べると綺麗な写真がわんさか出てきました。
これは私も撮りたい!
ちょうど小樽に用事があったりしましたので、日程を合わせて6月28日に「尻場山」へ行ってきました。


登山口は余市神社の近くですので、神社まではわかり易くたどり着きますが、
登山口駐車場までは神社の横を通る道に入らなければなりません。
神社横を通る道はかなり狭くて荒れた道ですので、よく注意して運転しましょう。
しばらく住むと「光照院」と書かれた門を通過します。
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車が4〜5台ほど停められる駐車場があり、
そこからちょっと奥にある階段を登っていくと登山口へと続いています。
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尻場山の登山道は「光照院新四国八十八ヶ所霊場」の参詣道となっているので、
道の傍らに1ばんから88番までの石仏が設置されています。
石段を登りきったところに1番の石仏があり、登山道となっています。
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地形図を見ると納得な地形なのですが、スタート直後から結構な急坂で、
途中ロープが設置してある場所もあります。
12番の石仏からはだんだん緩くなりますので、それまでは焦らずゆっくり登りましょう。
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前方が明るくなってくるのは17番の石仏が設置された場所で、尾根の上のようですが行き止まりです。
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振り返ると枝分かれした下へと続く道があります。
道を間違えたかと思っちゃいますが、大丈夫です。
進んでいくと初めは下りが続きますが、ちゃんと尾根沿いを登っていきます。
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20番の石仏から40番の石仏までは右手に海を感じながら尾根を進みます。
途中海を望める場所もあり、楽しめますよ。
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下っていた道は次第に登りになり、
45番の石仏を越えたあたりには海からちょっと離れていることに気づきます。
48番の石仏がある場所まで来ると、道が分かれています。
右へ進むと頂上へ、左は下山コースです。
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右のコースをしばし登っていくと、石に「尻場山」の文字、山頂到着です。
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周りを見回すと木々の隙間から海が...
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あれ...まさか...
と思いつつ左奥の絶景ポイントへと続く道を進むと。
...
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雲か!雲がかかってるのか!
何にも見えねー><
でも、この絶景ポイントが断崖絶壁の上であることは理解できます。
絶景じゃなく絶壁かよ!...
覗き込もうと縁ギリギリへ進みますが、めっちゃ怖い。
せっかくの景色が真っ白というのは残念ですが、何かしら撮れないものかと色々試してみました。
結果、雲の中だからこその面白い写真が撮れました。
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今回は残念でしたが、頂上まで1時間ほどで登れましたので、そんなに凹んだりしてません。
また来ればいいってことです。^^ノ

48番の石仏まで戻り来た道を戻るのも良いですが、初めてですのでさらに先の下山コースを行きます。
石仏の番号はさらに増え、下につく頃にはちゃんと88番も確認できました。
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今回もスマホアプリ「スーパー地形」でログを取ってましたが、
絶景ポイントを3D地形図で確認したら、まさに断崖絶壁でした。
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↓ログをとったアプリはこちら。
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上の図のように地形図を3Dにして見ることができるので、後からログを確認する時など、
ルートの地形形状が非常にわかりやすくて便利です。
他にも様々な機能が満載ですので、オススメのアプリですよ。

離れた場所から確認したら、山頂付近思いっきり雲かかってるわ。
今度はちゃんと天気を確認して絶景写真を撮ってやる!
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2021年06月30日

三国峠へ再び〜北海道大分水点と三国山〜

先日行った「北海道大分水点」ですが、何かモヤモヤした感じが残ってました。
「北海道大分水点」が目的でしたが、そのすぐそばに見えている「三国山」山頂へ行けなかったこと、
ゆっくり珈琲を楽しむことができなかったこと、
自分のタイミングではなく、強制的に下山させられたことが原因でしょう。

そんな感じでしたので、6月22日、再度登りに行きました。
今回も車で8時間近くの旅になりますので、より楽しもうと前回とは違った道を行くことにします。


小樽、当別町を経由して国道275号線を北上し、滝川市から国道12号線で旭川市へ、
旭川市からは国道39号線を進み、大雪ダム付近の分岐で国道273号線を行くというルート。

前回のことから、山には朝早くから登った方が良いということで、
出発を1時間早め6月21日、21時に家を出ます。
順調に走り、現地に着いたのは22日、4時、前回よりも2時間早く到着しました。
出発時間を1時間はやめたのと、車での移動が1時間短縮されたことによります。
このルートはほとんど峠道がなく、比較的規模の大きな町を経由していくので、非常に楽に運転できました。

ということで、さっさと準備して登ります。
登山道入り口、4時40分出発、前回から2週間たっていますので緑が増えてますね。
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沢の水は流れていましたが、心持ち水量が減っているように感じました。
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所々残雪はありましたが、登山道を覆っていた雪は全て溶けていましたので、
携帯したアイゼンは使いませんでした。
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前回より時間が早いので、東側から昇る太陽に向かって登ります。
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5時30分、尾根に出ました。
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5時45分、北海道大分水点到着。
前回より10分ほど早く着きました。
雪がないのでアイゼンなんかの装備時間が無い分、短縮されたのかな。
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天気は前回よりも雲はなく順調。
5時50分、三国山を目指します。
ここから見る三国山も前回と比べると緑が濃くなってますね。
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GoogleMapやGoogleEarth なんかで見ると尾根を歩く快適そうな道に見えますが、
実際は2mほどあるハイマツの間を縫うように道があるため、
枝をまたいだり、かがんだりしながら進みます。
自分の都合が良いように想像をしていたものですから、ちょっとイラっとします。w


6時05分、三国山山頂到着。
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天気は問題ないし、清々しい空気と景色、最高です!
ただ、ちょっとアブなんかの虫がうるさかったかな。
360度山ばかりの景色ですが、その山並み、特に今回は「北海道大分水点」を中心とした
沢形状を堪能しに来たわけですから、その辺を楽しみます。

しばし撮影をした後は、珈琲を淹れます。
ついにこの時が...w
準備していましたが2回も使うチャンスを逃していた道具たちですが、やっと使ってやれます。
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お気に入りの珈琲豆を挽いて...
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淹れてやります。
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北海道大分水点に乾杯!
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三国山に乾杯!
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周辺の山々に乾杯!
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道具と自分に乾杯!
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三国山を後にしたのは8時30分、2時間半ほど滞在したことになります。
しかし、珈琲前の撮影にかなりの時間を使いましたので、あまりゆったりした感じはしませんでした。
北海道大分水点に8時40分、北海道大分水点を8時45分に出て、登山口に戻ったのは10時10分。
以前の残雪があった方が歩きやすく(アイゼン装着)早かったですね。
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車での帰り、また温泉へ寄りました。
山登りと温泉はセットです、それが日本の文化です。w
愛山渓温泉...国道から20kmほど山へ入った温泉です。
山の中の温泉、距離はありますが最高です。
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その後、家に戻って撮影したデータを確認したところ、これまた納得いかない部分があり、
またいかなきゃ...なんて考えてます。
以下、撮影した写真とアプリを使って記録した移動データの3D画像を比較してみました。
当たり前なんですが、地形図ってすごいな!地形そのままだわ。
地形図にある青い線は登山ルートになります。

北海道大分水点からオホーツク海側
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北海道大分水点から太平洋側DAIBUNSUI-TAIHEIYOU-1000.jpg
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北海道大分水点から日本海側
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↓ログをとったアプリはこちら。
SP-CHIKEI.png

上の図のように地形図を3Dにして見ることができるので、後からログを確認する時など、
ルートの地形形状が非常にわかりやすくて便利です。
他にも様々な機能が満載ですので、オススメのアプリですよ。




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