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2021年09月05日

崖の上の土地

切り開かれた住宅地などの場合、丘などを整形して住宅地を作ると、街の外周は崖に面した家が建つことになります。
最近は、集中豪雨などで避難指示が出ることも多くて、これまで以上にそんな立地の家には注意が必要かもしれません。

天気が良くて、穏やかな陽気の時期・日には崖の上のお家は、非常に快適な環境だと思います。
風通しもいいし、日もよく当たるし、隣地からの視線も気にならず、窓からの景色も良いとなれば、良いことづくめです。

ただし、大雨や台風の時には様子が一変するかもしれません。
大雨、強風による被害について考えて、備えなければならないかもしれません。
大雨によるがけ崩れの心配は、がけに面していれば当然リスクが高まりますし、風による屋根や外壁の破損は、隣に建物があるなしで風の影響が全く違います。
地震の際にも、崖のほうが様々なマイナスの可能性を受けやすいかもしれません。

最近、自宅の近所のそんな土地が相次いで3件売りに出されたのですが、3件ともすぐに売れてしまいました。
うち、2件は崖に面しているだけでなく、崖の法面に無理やり補強を施して建物を建てているように見える結構怖い土地ですが、売れてしまいました。
購入する方のいろいろな考えがあると思いますが、僕の場合は少し、二の足を踏んでしまうような状況です。

ちなみに崖に家を建てると、以下のようなデメリットが考えられます。
・擁壁が壊れるケース
何年も前に作られた古い擁壁は、正直どこの業者がどのような工法で、どのような安全基準で工事しているかもはやだれにも確認できないケースがあります。
擁壁があって、一見、安全に見えても実は、ボロボロ、崩れる寸前なんていうこともあるかもしれません。もし、擁壁で補強された土地を購入するのであれば、その安全性も考慮したほうが良いかもしれません。

・草木の管理に困るケース
崖といえども、自分の土地であればその管理責任が問われます。
自宅の上に崖があれば、その崖に生えている木の落ち葉、落ちてくる土、生えてくる草それらの管理が必要です。逆に自分の管理している崖の下に他人の家があれば、迷惑をかけて苦情が来るなんてケースもあります。
その対応までも考慮しないと、契約した時は利用できないような土地もあたかも自分の所有地が広くて得したような印象を受けるかもしれませんが、要らない土地はおまけでもないほうが良いかもしれません。
以前、広告に載っていた土地でちょっとした崖のスペースでバーベキューができますなどと宣伝されていましたが、広告の載った冬が終わり夏に新たな購入者が所有した時には、ひとの立ち入れないくらいの荒れ地となっていました。

低い位置土地へ雨水などが流れる込んでしまうケース
今どきのように急な想定以上の雨が降ると、崖は排水の仕組みが作られていないと、雨水の処理が間に合わずトラブルになるケースもあります。
また、排水の整備されていない崖は雨が降りつづけると、崩壊などの大きなダメージの恐れもあります。

土地の購入は、本当にいろいろな側面があって難しいと思います。









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みちくさ
中古住宅に住む会社員です。
これまで、
2件の中古住宅を購入しました。

今でも、
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趣味は不動産物件探しです。
不動産に興味をもって、
勉強しています。
宅建士、管理業務主任者、
FP2級、合格済み。


今は、別の業種で会社員を
やっていますが、
不動産にかかわる仕事を
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