2021年09月11日
家族が要介護になったなった時の住まい その2
僕の母親は、一人暮らしが難しくなったら、施設に入ればいいと簡単に口にする。
僕が子供のころに、たまたま、僕の親族で独身で割と若いうちからいわゆる老人ホームに入所して、一生を終えたおばさんがいた。
そのおばさんの亡くなった時の手続きなど始末をつけたのが母親だったので、その施設の印象があってそんなことをいうのだと思う。
もう何十年も前の話で、その施設は公営のもの。今よりも介護がビジネスとしてではなく、大げさに言えば身寄りのない人の最後の場所を提供するボランティアのような感覚が残っていた時代の話なので、入居の料金も安かったと思う。
だけど、今ではそんなわけにいかない。
今の相場は、入居時に500万程度、
月額は23万程度の費用が掛かる。
単純に2年も暮らせば、入居料と、月の費用だけで1000万はかかるということ。
もちろん、それとは別に最低限以上の買い物をしたり、楽しみを持ったり、病院にかかったりするなら
プラスアルファは必要になる。
10年、15年と生活すれば、月の費用だけで2000万~3000万でもおかしくない。
果たして、うちの母親にそれだけのたくわえがあるのだろうか?
いまだに、自身の財布の内を明かさないので、僕にはわからないが、
心配ではある。
心配ではあるけど、自身の意思がはっきりしているうちは、
それを無視していろいろいろ準備するわけにもいかず正直、困る。
どちらかと言えば、
母親は、本当に困ったときにはどうせ助けてもらえるしと、たかをくくっている節もある。
性格にもよるのだろうけど、親の気質によって、たとえ同じ経済状態でも、だいぶ子のかかる苦労と負担は変わるなと思う。
では、施設に入居するのではなくて自宅をリフォームして介護に備えるとの選択は
どうだろうと思う。
まず、調べてみるとわかるが自宅で暮らすための介護用品って意外と高価なものが多い。
家具についても、高齢者に優しい工夫がされていて良いなと思うものは大体高価だ。
そして、良いものを選ぶと際限がなくて、ドンドン高価になる。
確かに値段が張るほうが良いものなのだとは思うが、財布には厳しい。
リフォームについても、同様。どこまで対応するかにもよって、状況は変わる。
それに、折角リフォームしても、被介護者の状況が変わると、折角のリフォームも意味をなさないかもしれない。
うちの近所でも、デイサービスに通うことにして、そのお迎えに対応するため、玄関にスロープを付けたりなど大掛かりに回収したが、ひと月もたたないうちに、デイサービスに通える状態ではないくらいに体調を崩してそのまま入院してしまい、もう半年たつがいまだに自宅に戻っていいない人もいる。
そもそも、自宅を車いす対応などにしようとしても、立地や広さの関係でリフォームしようもないことも考えられる。
自宅をリフォームして暮らすというのも、施設を選ぶのと同様に事前のリサーチ話し合いがやっぱり必須になる。
その時を見越して、何年も前に引っ越すというのも、親の介護の他にも住まいに関する制約や条件があるので難しいけど、考えておかないといけない条件の一つだと思う。
僕が子供のころに、たまたま、僕の親族で独身で割と若いうちからいわゆる老人ホームに入所して、一生を終えたおばさんがいた。
そのおばさんの亡くなった時の手続きなど始末をつけたのが母親だったので、その施設の印象があってそんなことをいうのだと思う。
もう何十年も前の話で、その施設は公営のもの。今よりも介護がビジネスとしてではなく、大げさに言えば身寄りのない人の最後の場所を提供するボランティアのような感覚が残っていた時代の話なので、入居の料金も安かったと思う。
だけど、今ではそんなわけにいかない。
今の相場は、入居時に500万程度、
月額は23万程度の費用が掛かる。
単純に2年も暮らせば、入居料と、月の費用だけで1000万はかかるということ。
もちろん、それとは別に最低限以上の買い物をしたり、楽しみを持ったり、病院にかかったりするなら
プラスアルファは必要になる。
10年、15年と生活すれば、月の費用だけで2000万~3000万でもおかしくない。
果たして、うちの母親にそれだけのたくわえがあるのだろうか?
いまだに、自身の財布の内を明かさないので、僕にはわからないが、
心配ではある。
心配ではあるけど、自身の意思がはっきりしているうちは、
それを無視していろいろいろ準備するわけにもいかず正直、困る。
どちらかと言えば、
母親は、本当に困ったときにはどうせ助けてもらえるしと、たかをくくっている節もある。
性格にもよるのだろうけど、親の気質によって、たとえ同じ経済状態でも、だいぶ子のかかる苦労と負担は変わるなと思う。
では、施設に入居するのではなくて自宅をリフォームして介護に備えるとの選択は
どうだろうと思う。
まず、調べてみるとわかるが自宅で暮らすための介護用品って意外と高価なものが多い。
家具についても、高齢者に優しい工夫がされていて良いなと思うものは大体高価だ。
そして、良いものを選ぶと際限がなくて、ドンドン高価になる。
確かに値段が張るほうが良いものなのだとは思うが、財布には厳しい。
リフォームについても、同様。どこまで対応するかにもよって、状況は変わる。
それに、折角リフォームしても、被介護者の状況が変わると、折角のリフォームも意味をなさないかもしれない。
うちの近所でも、デイサービスに通うことにして、そのお迎えに対応するため、玄関にスロープを付けたりなど大掛かりに回収したが、ひと月もたたないうちに、デイサービスに通える状態ではないくらいに体調を崩してそのまま入院してしまい、もう半年たつがいまだに自宅に戻っていいない人もいる。
そもそも、自宅を車いす対応などにしようとしても、立地や広さの関係でリフォームしようもないことも考えられる。
自宅をリフォームして暮らすというのも、施設を選ぶのと同様に事前のリサーチ話し合いがやっぱり必須になる。
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