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2020年08月05日

流れ星に願いを(完成版) レビュー感想 嘘をつかないことは美徳ですが、嘘をつくことが正しい時もあるのよ

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まずは無事完成されたことに、ほっとしてる。作者、お疲れ様でした。





レビュー感想といいつつ、だいたいのことは「流れ星に願いを レビュー感想 そうわね」に書いたので、追加された6章と最終章の感想です











作者が公開してる情報なので、まず遠慮なく大事なことに触れたい


それは「流れ星に願いを」一番の名シーン





主人公とミリィのセックスシーンだね。


フリゲでこんな優しいセックス、初めて見た。



これはもうフリゲ1ピュアなセックスだよ









24歳青年と16歳少女のセックスが、ここまでお互いを思いやれるのはすごいね。優しさに満ち溢れてる




これまで触れることも話すこともできなかったふたりが、とうとう心も体も重ね、ひとつになる。




挿入までは書かれないが、このような精神的な結びつきと肉体的な結びつきを文字通り絡める描写が、素晴らしい





ミリィが「初めて」に怖がりながらも、自慰を見ていたと主人公に宣言するのが小悪魔的であり、お兄ちゃんを癒したい、受け止めたいという流れに持っていくのは感動的ですらあった





主人公が彼女を「愛する気持ちは、"どこまでしたのか"ではなく"どれだけ向き合ったか"が重要だと思うんだ。だから、無理してみんなの真似をすることはないんだよ、ミリィ。僕たちは僕たちの恋をすればいいんだ」と諭したのは、とても良い台詞だった








まあそんな事を言いながらも結局セックスするんだけど、「とても温かくて、とても柔らかかった」「ゆっくりとぎこちなく歩いているミリィに罪悪感を感じた」という暗喩もなかなか上手だ



ミリィが「女」として、「恋人」としてこなれてきたことに満足感を覚える主人公に、「こいつ男として成長したなあ…」としみじみした





しかし性的な描写はこれだけでよかったでしょ。


ミリィが男たちにレイプされそうになり、鬼村が無双するのは要らないでしょ



もっと上手くプレイヤーを焦らす事は出来たはず。



ミリィが犯罪者たちに体を弄られ、胸を揉まれた事はかなりショックだったし(現実世界だとまだお兄ちゃんも触ってないのに)、鬼村無双は世界観が突然変わって「?」だったね



プレイヤーに悲壮感を与えるなら、バスが故障するだけでいい


私は女性を傷つける展開が一番嫌いなんで、見ていられなかった





さて、ここからはネタバレ感想を色々と…










この世界に老人しかいない理由が、邪な若者を除いた結果だとは、なかなか面白い。でも現実には老人のほうが悪党が多そう(笑)。


良心的な老人がこれほど多く登場するゲーム、そうはないだろう









この手の仮想世界は普通、主人公かヒロインどちらかの臨死体験なので、実は両方というのは珍しいのでは










桜は優しすぎる神様だったね。オタクの神様は、「いなり、こんこん、恋いろは。」にもいたな


ミリィと同じく古風な女の子喋りなので、「ミリィは外国人だから女言葉」というのは関係なかったか…










最終章はかなり拙速だが、ハッピーエンド。


転生を思わせる伏線がいくつもあったのに、何故かスルーして普通に復活。だがふたりが結ばれたのは、本当によかった。



10年後のミリィが「少女」と書かれてるが、体が成長しなかったのだろうか?色々つっこみどころが多い終盤だ






エピローグでは結婚しているが、自分の夫を「お兄ちゃん」と呼ぶ女(笑)。



子供の前でも呼んでそう




これもう半分そういうプレイだろ













マイナスファクターも挙げると、「流れ星に願いを」はストーリーこそ面白いが、文章は非常におかしかった。誤字脱字や変な日本語も多い。



刑務所を「堀の中」と言ってるが、「塀の中」が正しいのでは。


タイピングのミスはありえないので、作者が間違えた認識を持ってるのかな



そのような誤りを指摘すると、きりがなかった








しかし「光るもの」がある良作で、私はこのゲーム、かなり好きだ




今でも勿論面白いが、ブラッシュアップすれば非常に丁寧な良作になるはずだ





特に6章からは立ち絵がワンシーンしか無い上、演出が弱くなった




でも主人公が自殺するまでのシーンで流した「雲わすれの夏」を、今度はミリィ視点で流す……このオーバーラップ演出はハマってた









評価A+
80点



ここ数年で一番の、隠れた良作でしたね。


お兄ちゃんとミリィが無事結ばれるハッピーエンドで、本当に良かった。


完結を待った甲斐がありました。







ところでこのブログ、今更気づいたのですが1000エントリ超えてますね



記念すべき(?)1000エントリ目は……






「モブだけど、主人公くんを好きになってもいいですか?」のレビュー感想











レビューだけに限らず文章の大原則は「量より質」(長編小説は別よ)と度々言ってきましたが、それでも「量」について言及するなら、1000エントリ書いても全くネタギレしませんでした




このレビューが書けない、難しい、文章が出てこない……そんなこと、ただの1度もありません。





フリーゲームは、まるで私の心を開けるオープナーのようです






経験から言うと10000エントリ書いてもネタギレしないし、語彙も尽きる事がないでしょう


文庫本10冊分くらいは、平然と書けます




それは何故か?






フリーゲームクリエイターの皆さんが作るフリーゲームがとても面白く、まだまだ遊んでいないフリーゲーム、書いていない文章なんて幾らでもあるからです



フリーゲームへの興味や知識欲は、尽きる事を知りません








これからも、大いに楽しませてもらいますね!
(*'ω')











(*'ω')……








(*'ω')……








(*'ω')…………














(*'ω')<ま、すべて俺の才能の為せる業だけどなぁぁあ!














殴るぞ( ^ω^) ⊃)*'ω'・∵.



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