●教会SE開発
私の通っている教会は、法人格を取得していますから
決算書を所轄官庁に届け出なければなりません
この決算書の作成が、20年前までは手作業でした
会員が60人ほどもいる教会では
その支出入も相当な額になります
その支出入全てを記録し、最終的に会計監査を受け
決算を行い、決算書を確定させ、官庁に提出
2005年、ある会計監査が選挙で選ばれました
その会計監査の方は、教会会計のやり方が嫌なので
会計をIT化するならば会計監査を引き受けると発言
そこへ、教会IT技術者なりたて(嘘)の私は
教会総会の場で『私がIT化します』と立候補
それから、教会会計の全てのやり方を覚えて
Excelを駆使して会計処理をすることとなりました
●教会会計使用
そして、今では会計担当の執事として
自分で作った会計ソフトを自分で使用することになっています
するとどうなるか?
もちろん、使ってみて初めて分かる事が一杯出てきます
遅い・・・とか
こんな機能が有ったらもっと楽になるのに・・・とか
そんなことを行いながらほぼ20年
いろいろな事が出来るようになってしまいました
●教会仕様
もちろん、教会にも規則があり
教会会計にも規則がありました。
今では会計規則として文書化されていますが
でも、やり方の一部はアナログ処理時代のものが残っています
処理システムとしては逆にロジック化しにくいところが多々あります
でも、規則は規則、守らなければなりません
なので、その教会仕様にマッチしつつ
使いやすいように組み上げていく・・・
しかも、私以外の方が会計執事になったとしても続けて使用できるように
●まだまだ不満足
これだか使ってきても、まだまだ不満なところはあります
それは・・・・
会計年度が4月から翌3月なのに、税法上の申告年度が1月から12月
会計ファイルは会計年度ごとに1ファイルなので
法定調書を作成するときに前年度ファイルの1月〜3月と今年度の4月〜12月を組み合わせる必要があるので
手作業が必要
入力値のチェックとか、各種コード値のチェック・・・
整合性のチェックなどを行っているので、遅い
(私にとっては遅いと感じています)
などなど
今後改善して行かなければなりません
なぜなら・・・・教会に定年はありませんから(笑)
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