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2021年06月16日

新しいシステムは素晴らしい(*^▽^*)

●現在構築中

現在、私の所属している企業グループでは、グループ投稿新システムの構築を進めています。
毎週月曜日から金曜日まで、出勤している日には、必ず会議があります。
もちろん、仕様検討の為です。

開発自体はベンダーさんにお願いしていますので、グループ側としてはアーダコーダ言ってればいいだけです
●新しいシステムは良いよね

新しいシステムに抱くイメージとしては
・機能が豊富
・かゆいところに手が届く
・レスポンスが早い
・システム停止が少ない
・運用上の手間が減る
・必要人員数が少なくて済む、もしくは対応時間が短くて済む
でしょうかね。
●Microsoft Excel

僕がいつもお世話になっている Microsoft Excelはどうでしょう?
Excel 2000 → 2003 → 2007 (ここだ画面イメージがガラッとかわりました。)→ 2010 → 2013 (?) → 2016 → 2019
とヴァージョンが上がるにつれて使いやすく(いや、便利になって、かゆいところに手が届く感じ)になってきました。

特に、2016から搭載された IFS関数は、今統合システム対応用に現行システムのマスターを修正するため大活躍しています。
この関数を使いたいために、それまで使っていた Excel 2013 から Excel 2019 にリプレースしたほどです。

Excelに至っては、さっき述べた新しいシステムについて想像するイメージに近いですよね。
●グループ統合システムの行方

さて、グループ統合システムはと言うと・・・
さっきのイメージに対して赤字で実情を暴露しますね。
・機能が豊富
 ⇒ 少なくなっている(特に重要な機能が実現できていない)
・かゆいところに手が届く
 ⇒ うーん・・・実際に使ってみないとなんとも言えませんが
         恐らく、かゆいところが多すぎて手が足らないかも

・レスポンスが早い
 ⇒ 今、1秒以内のレスポンスが、新システムでは3秒から3分以内に
・システム停止が少ない
 ⇒ これも、運用してみないとわからないんですが、今のシステムは
   一週間に10分だけ計画停止しています。
   が、これより短くなることはなかろうかと・・・

・運用上の手間が減る
 ⇒ 機能が削られた分、それを人間がカバーしなければ・・・
・必要人員数が少なくて済む、もしくは対応時間が短くて済む
 ⇒ システムの機能が減って、対応する人手がふえるので・・・_| ̄|○

まるでいいとこ無いじゃん

これが、まぁ、小田原評定の結果ですね。
会議(小田原評定).jpg



2021年06月12日

AS400との出会い 〜 おやじ、アホちゃうか?

大学卒業生.jpg

●AS400との出会い

僕が愛するAS400ちゃんと出会ったのは・・・

今の会社に入社してしばらくしてからでした。

●僕はパソコン小僧

入社前の僕はパソコン小僧
高校三年になった 1979年
日本で初めてのパーソナルコンピューターが日本電気(NEC)からPC−8001という名前で発売されました。
その当時で、168,000円という値段は、もう高級品としか呼べませーん
でも、どうしても欲しくて、高校一年の時からアルバイトで貯めたお金をはたいて購入しちゃいましたー

当時のアルバイトの時給は、たった 380円!

今から考えるとびっくりでしょー
今じゃ、最低賃金が時給で900円ぐらいですからねー

●パソコンにのめりすぎて大学受験が・・・


高校三年生・・・それは大学受験の始まり
だけど、パソコンにのめりこんだ僕は、寝ても覚めてもパソコンを触って、いろいろなプログラムを組んで遊んでいました!

聞いてくださいなー!
PC−8001のメモリは、8キロバイトですよー!
8メガバイトじゃないですよー!

今のパソコンじゃ最低でも4ギガバイト、多ければ16ギガバイトぐらい積んでますもんね〜

これじゃ、わかりにくいかもしれないので、数字で書きますね。

昔:         8,192バイト  
今: 4,294,967,296バイト

桁が違いすぎて、何倍か聞かれてもすぐに答えられませーん

電卓(うそです。Excel)で計算すると、なんと
524288倍  約54万4千倍

これは、昔のメモリが人が歩く速度 4km/hだとすると、
今のメモリは、時速200万キロちょっと。
秒速に直すと、582km/s!

地球から宇宙に脱出するために必要な速度が秒速11.2km/sなので、
こんなに早かったら、地球から飛び出しちゃいます

あっれー! バイバーイ! って感じですね。

ちなみに、太陽の引力も振り切って、太陽系から飛び出しちゃいますよ。

こんな話はどーでもよくねΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

まあ、これほど、メモリ容量が大きくなっているって事です!

話を元に戻して・・・・
当時は、その8キロバイトって、小さな小さなメモリで、プログラムを作っていました。

すごいでしょ(笑)

しかし、そんなパソコン小僧生活にも一旦終止符を打たなければならなくなりました。

理系の私は、物理、化学、数学は得意! それ以外の文系科目は何とか平均点になるように頑張ろう!
って感じでした。

そんな高校三年の二学期、9月に行われた全国統一模擬試験

物理のテスト問題を見て、真っ青・・・・なんと50点満点中 4点

きゃははははー! わらっちゃうねー
って、そん時は笑えなかった・・・

これは・・・パソコンで遊び過ぎたからだ・・・
って事で、大学受験が終わるまで、パソコンには触らないでおこう・・・と
箱詰めして押し入れの奥深くにしまい込みました。

その後は、高校で勉強している時間以外は、家でまたは図書館で勉強・・・
食事・トイレ・風呂・睡眠以外は全部勉強の時間に当てていました!

そして、二学期の終わり、模擬試験があり、志望する大阪大学工学部の合格判定が80%でした。

えっ! 20%の確率で落ちるの?

私の実家は、結構貧乏で、大学は、浪人はダメ、私学はダメ、地方の国公立もダメって事で、
もし、失敗したらそのまま就職させる・・・と厳命されていました。

臆病な私は、その言葉と、20%の確率で不合格ってのを気にして、大阪大学を諦めて、ワンランク落として大阪市立大学工学部を受験しました。

そこはさすがに合格したんですが、あとで聞くと、大阪市立大学工学部も競争率は10.8倍だったそうで、思えば良く受かったもんだなぁって思っていました。

●時は流れ・・・

今、息子は21歳、大学三回生です。

息子とはよく話しますが、息子にも同じ条件を出して大学受験をさせたんで、今は片道2時間かけて大学に通学しています。
もちろん、国公立です。

で、息子にもうちょっと勉強していたら大阪大学や神戸大学にも行けたのにな〜〜
合格判定60%で諦めんかったら良かったのに・・・って言いながら

80%で諦めたのは何を隠そう僕です

で、息子にも、昔、模擬試験で大阪大学の合格判定が80%やってなー、お前と同じように通える国公立しかあかんかったから、諦めて大阪市立大学にしてん・・・

って言ったら、息子、あっさりと

おやじ、アホちゃうか?

と、サクッと言われました

なんでやねん! 20%は不合格の可能性があるから、志望大学変えたんやないか!って反論!

すると、息子・・・

模擬試験の主催者が合格判定100%なんて出すわけないやん! よう考えたらわかるやろ〜

仰る通りです・・・あぁぁぁぁ

でも、いいんです。
そんな選択をしたから、今、息子がここにいるわけで・・・

あれっ?
話しが変な方向にずれてきてしまっている

続きはまた次回で・・・





posted by Y.Taki@AS400 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

2021年06月11日

AS400について最近書いてないなー(-_-;)

IBM AS400.jpg

●ふと

ずーーーっとグループ統合システムの仕様検討・移行展開に携わっていて
そのあれやこれやそれやどれやの愚痴ばかり書いていたのに

ふと、気づいて

そういえば、AS400を愛するSEのブログというタイトルを関しているのに
最近、AS400のいいところを書いてないなーって

思いました
●空気

でもね、いいシステムってのは、その存在を感じさせないもんなんですよ!
まるで空気のような・・・

例えば、皆さんが使っているパソコン・・・ネットワークに接続されていますよね。
最近で、ネット(インターネットや社内・家庭内ネット)に接続されず、単独でってのは少ない前提で

何気なく使えて、便利ですよね。

でも、突然、それが使えなくなったらどうなります?
何気なく使えてたけど、使えなくなったら慌てふためいたりしませんか?

●止まったら

それと、同じで、私の会社のAS400は、何気なく使えています。
使えていて当然のような感覚です。

でも、15年か20年以上前は、一年に一回あるかないかですが、計画外停止が発生していたんです。
こうなると、会社全体が慌てふためいてました。

システム部門に、ジャンジャン電話がかかってきて、説明するのに時間を取られて、
迷惑をかけている立場なのに、『いちいち説明してられない、電話の受話器を外しておけ』
なんて事をしていました。

それほど、大切なんですよね。
まさに空気です。

みなさん、空気ってあって当たり前ですよね。

でも、突然、空気がなくなったらどうなりますか?
慌てふためく間もなく、天国に行っちゃいますよね。(中には地獄の人もいるかもしれませんが
●放置プレイ

なので、現在の会社のAS400はかなり守られています。

●外部から侵入できないように専用のお部屋に設置
 温度管理
 湿度管理
 耐震設備(ISO−Base)

●停電(当社は関西電力管内です)が発生しても大丈夫なように自家発電装置を装備
(自作の発電機自動起動装置付き)
●通信回線の二重化 (二社の通信事業者と契約)

これだけすればちょっとは大丈夫でしょう

もう、放置しまくりです。
もちろん、毎日一回、システムアテンションランプがついていないことを確認する工程は残していますがね。

あとは、データセンターにホットスタンバイ機を設置するだけですが

私の会社のAS400は、親会社のシステム部門の責任者(私の上司)に嫌われているので・・・
データセンター案はなかなか・・・

こんな記事を見つけました・・・
IBM Power Systems Virtual Server (災害対策)




posted by Y.Taki@AS400 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400

2021年06月10日

そろそろ私の会社もほーかいかなー

●グループ統合システムの罠

グループ全社に、新しいシステムを構築中であることが知らされています。
しかし、その内容については、知らされていません。

なので、大抵の人たちは、

どんなに素晴らしいシステムができるんだろう

と、期待に胸を膨らませています。 たぶん

しかし、そのグループ統合システムの構築方法に問題があるのです。
●敵を知り己を知れば百戦危うからず

この言葉は、中国の兵法家、有名な孫氏の言葉とされています。
敵、つまり自分以外の対象となるものですね、これを十分に知り尽くし、己、つまり自分のことですね、を知り尽くせば、百戦危うからず・・・つまり、どんな場合でも負けることはない・・・ということです。
どんな場合でも勝つ・・・と言うわけではなくて、

勝てないと判断した場合は、戦わないという判断をする。
つまり、負ける戦はしないから、勝つ戦だけができる・・・

また、そのままでは負けてしまうから、勝てるような条件を整えることにもつながります。

と、言うことです。

至極、当たり前ですよね。
●システムづくりにも適用可能

これを、システム構築に置き換えると、
敵・・・システム化しようとする要望、要求
己・・・現在の状況、困りごと、問題点
です。

先の、負ける戦はしない・・・というのは、システム化すると、費用が掛かりすぎるから見送る・・・ということに該当するでしょう。

すると、システム化のための費用以上のメリットが存在すれば、システム化を行うということになります。

●と、いうことは?

グループ各社のそれぞれのシステムの現状を全て把握し(現状把握)
どのようなシステムを構築すればよいかを設計し(目標)
現状から新システム稼働までになすべきことを知り(ギャップ認識)
そのギャップを埋める計画を立て、実行すれば

百戦危うからず

ですよね。

●しかし、そうではなかった

グループ親会社のシステム部門が

まず、最初に親会社の現状を認識し (そりゃ、やりやすいからでしょう)
そして、ベンダーに計画させ (そりゃ、お金さえ出せばやってくれますからね)
どうすればよいか検討し (前提が間違っているので、この工程もあまり意味が・・・)
統合案が出され、各社に公開

しかし・・・私の会社では既に実現されているものばかり

実際に、ベンダーのリーダーを含む数名が当社に2020年4月26日に見学に来られ・・・
我々の設計したものがすでにここで実現されている・・・』と
ぼそっと言われたのは、なかなか忘れられません

その後、親会社以外の運用も取り込もうと、昨年6月・・・プロジェクトが始まってから1年以上経過後に私が参画するように言われ、
当社でできていることを伝えると、

親会社のシステム部長からは、『あなた方はやりすぎ』って言われる始末

結局、当社に新システムを導入すれば、出来なくなることがあれもこれも・・・・

●システムの存在意義

みなさん、費用というデメリットを推して新システムを構築するには、そのデメリットを上回るメリットが必要ですよね。
グループ他社では確かに、メリットの方が大きそうです。

ただ、私の会社に導入すれば、メリットはなく(だって、すでにできていますもん)、
逆にできなくなることが多く・・・これってデメリット

デメリットだらけの新システム導入

どこに新システムの導入意義がありますか?




2021年06月08日

機能が低下する新システム

インフレ.jpg

●グループ統合システム構築

現在、グループ企業で共通に使えるシステムを構築中です。
グループには数社が所属していて、大きく分けて2種類のシステムが存在しています。

グループ他社のシステムY
当社だけが使用しているシステムI

●当社にも来年9月に導入

現在、構築しているシステムが完成すれば、グループ各社に順次導入される予定です。
1社目は来年5月連休はじめ
2社目は来年5月連休終わり
3社目は来年7月
4社目は当社で、来年9月
5社目はグループ本社
●新しいシステムになって

しかし、本日の午前での仕様検討会議にて非常にショックなことを我が上司から聞かされました。

新しいシステムYの機能のうち、本業にかかわる非常に重要な機能が、当社システムの仕様通りには実装できず、その部分は手作業になる・・・・と言うことでした。

今、全自動でできていることが、手作業・・・・

じょーだんでしょ

なんで高価な費用を支払って作ってもらうシステムが、既存システムより劣るの???

意味わかんなーい
●銀河英雄伝説

頭の中が真っ白になって、何も考えられなくなってるとき、
僕の好きなアニメ『銀河英雄伝説』の登場人物が語った言葉がふと思い出されました。

戦争により疲弊している国庫を潤すため、紙幣の大量印刷をいればどうかと提案された財務省長官レベロが言った言葉です。
『紙幣がその額面ではなく、その重さで取引されるようなインフレを引き起こした無能な官僚という汚名を後世に残すような事はしたくない。』って

なんとなく、『新システムを導入したはいいが、それまでのシステムより格段に手間が増えて、ミスのリスクが増えるシステムを導入した無能なシステムエンジニアという汚名を後世に残したくない。』って

2021年06月07日

Excel : 便利な関数 Text 関数(2)

Excel 便利な関数 Text 関数-2.jpg


●今回の関数は?

Text 関数・・・ですが、もう少し詳しく

●どんな時に使う?(Part2)

前回、この関数は、日付や時刻、数値が入力されているセルの値を書式を指定して好みの文字列にできます・・・とお話ししました。

しかし、そのあと、実際に使っていて、
あれっ? こんな時にも使っていたんだ!
って気づいたことが有りました。

それは、タイムスタンプ型の変数について、例えば今年の年度初めの日付を求めたり、来年の年度末の日付を求めたりして、印刷用書式として整える場合でした。

●関数の使い方

前回のおさらいになりますが、この Text 関数は、2つの引数(パラメータ)を取ります。

こんな感じですね。

Text([値やセル参照]、[書式指定文字列])
(=TEXT(書式設定する値, "適用する表示形式コード") [Excel 2019 Helpより])

です。

一つ目のパラメータで指定された値を、二つ目のパラメータで指定された書式に変換した値が関数の返り値になります。

たとえば、
Excel 便利な関数 Text 関数-3.jpg

さてさて、この書式指定文字はこれ以外にもいろいろとあります。
私も全部覚えているわけではありませんが
そこで、確認のためにExcelのHelpを参照すると、書式の設定ダイアログを参照しろと・・・
あれれ〜! 前回お話しした通りです。

書式設定ダイアログで、指定できる書式指定文字列が、Text関数でもそのまま使えるってことです。
なので、前回記事をご覧いただければと思います

●関連する関数

私がText関数と同時に使う関数は日付タイプの値と文字列を変換する関数ですね。

Date関数:年、月、日から日付シリアル値を求める。
DateValue関数:日付を表す文字列が示す日付のシリアル値を求める。
Year関数:日付を表す値から年の部分を西暦で求める。
Month関数:日付を表す値から月の値を求める。
Day関数:日付を表す値から日の値を求める。
DateDif関数:二つの日付を表す値の差を求める。日、月、年で・・・

2021年06月04日

Excel : 便利な関数 Text 関数

Excel Tips Text関数.jpg

●今回の関数は?

Text 関数

●どんな時に使う?

もう、これは、日付や時刻、数値が入力されているセルの値を書式を指定して好みの文字列にできます。

私がこのText関数を使うのは、経営関連資料統計資料勤務状況資料など、日付時刻数値を、

ホストのデータベースに格納する場合にホストが受け入れられる形式に変換する時、

Vlookupで表中のデータを検索する場合に、形式を合わせる時、

によく使いますね。

●関数の使い方

この Text 関数は、2つの引数(パラメータ)を取ります。

こんな感じですね。

Text([値やセル参照]、[書式指定文字列])
です。

一つ目のパラメータで指定された値を、二つ目のパラメータで指定された書式に変換した値が関数の返り値になります。

たとえば、

=Text(12345.6789, "#,#.####")   ⇒  12,345.6789
=Text(12345.6789, "#.#")      ⇒  12345.7
=Text(12345.6789, "¥#.#")     ⇒  ¥12,345.7

=Text(44352, "yyyy/mm/dd")    ⇒  2021/06/05
=Text(44353, "yyyy/mm/dd")    ⇒  2021/06/06
=Text(44353, "gggee/mm/dd")    ⇒  令和03/06/06
=Text(44353, "gggee/mm/dd (aaa)") ⇒  令和03/06/06 (日)

などのようにです。

●注意すべき点は?

Text関数の返り値は、文字型になります。

なので、 Text(1,"0") = 1 という論理式の値は、 False になります。
つまり、Value(Text(1,"0"))=1 という論理式の値は、True になります。 Text関数の返り値を Value関数で再び数値に戻しているからです。

●関連する関数

関連する関数・・・ではありませんが、良く似た機能として、セルの書式設定があります。
Excel Tips セルの書式設定−日付.jpg
これですよね。
これは一例で日付や時刻に関する書式設定の一覧になります。
他にも、数値・通過・会計・日付・時刻・パーセンテージ・分数・指数・文字列・その他とありますので、この一覧の中に使えるものがあれば使った方が簡単です。
ただ、一覧の中にない場合には、最後のユーザー定義を使用して、自由に書式を定義することが出来ます。
Excel Tips セルの書式設定−ユーザー定義.jpg
ここに表示されている書式定義文字は一見難しそうですが、実は、
日付一覧で
Excel Tips セルの書式設定−日付2.jpg
このように選んだあと、ユーザー定義をクリックすると、選んだものが書式定義文字として表示されています。
これを自分流に変えればいいんですね。

例えば、
Excel Tips セルの書式設定−日付3.jpg
のように・・・
変換されたくない文字は " (ダブルコーテーション)で挟んだら、Excel はそのまま表示してくれます。
まぁ、式を入力しながら、上のサンプルで確認すればいいんですけどね

2021年05月31日

Excel : 便利な関数 SubTotal 関数・・・どうやって使うの?

Excel Tips Subtotal関数.jpg

Excel Tipsの目次

●今回の関数は?

SubTotal関数

●どんな時に使う?

小計が必要な表の合計を求める・・・場合には重宝しますね

身近な例では家計簿でしょうか?

毎日、家計簿をつけていて、月ごとに小計を計算して、年度ごとに合計・・・
こんな時、皆さんはどうされますか?

次の図は、家計簿をイメージして作った Excel シートです。
Excel Tips 20210602-1.jpg

一応、4月から6月までの支出入(のつもり)を入力し、残高を計算してあります。
これは普通の計算式で済みますよね。

これに、月ごとの小計を追加します。
こんな風に
Excel Tips 20210602-2.jpg
出来栄えは、まあ、こんなもんかって感じですよね。
小計はわかりやすいように、条件付き書式で、背景を薄い青色にしています。

●関数の使い方

さて、問題は、どのように今回の SubTotal関数を使っているか?です。

小計を算出するために 例えば Sum関数を使ったとしたらどうなるでしょうか?
Excel Tips 20210602-2-b.jpg
この図では、Sum関数と、Subtotal関数で集計した結果を表示しています。

結果は同じ
ですよね

えっ? では、 Subtotal関数を使うメリットが無いじゃない?Excel Tips 20210602-3.jpg

いやいや、そんなことはありません。
こちらの図で、数式に与えている引数を比べてみてください。

小計のところは、Subtotal 関数の方が 1個目の 9 が余分ですが
合計のところの関数に与えている引数を比べると・・・・
Sum関数の方は、=SUM(D20,D16,D10)
Subtotal関数の方は、=SUBTOTAL(9,J6:J20)
となっています。

Sum関数では、小計を一つ一つ指定しています。 たとえば、これが12か月となると12個・・・
なんとなく、鬱陶しい話ですよね
それに比べて、Subtotal関数の方は、
範囲の最初から最後を与えています。
J6:J20
ですよね。
どちらが楽でしょうか?

また、家計簿でなくて、もっと小計が多い表などは、嫌気がさしてきますよね。
Subtotal関数はこんな風に、自分と同じ関数で算出されている結果は二重計算を避けるために無視されます。
Sum関数で同じような範囲設定をすると、小計の値まで加算されてしまいますよね。

Excel Tips 20210602-3.jpg

●関連する関数

関連する関数・・・ではありませんが、Subtotal関数の一つ目の引数について
意味としては、集計方法を指定します。
  • 1・・・平均値
  • 2・・・個数(数値が含まれるセルの)
  • 3・・・個数(空白でないセルの)
  • 4・・・最大値
  • 5・・・最小値
  • 6・・・範囲内のセルの乗算結果
  • 7・・・不偏標準偏差
  • 8・・・標準偏差
  • 9・・・集計
  • 10・・・不偏分散
  • 11・・・分散

となります。

また、この数値に100を足して、101〜111を指定すると、非表示になっているセルは計算対象外になります。

いかがですか? 便利そう・・・ですか?

2021年05月28日

グループ統合システム構築プロジェクト管理ツール 使用停止

サイバーセキュリティー.jpg

●グループ統合システム構築プロジェクト管理ツール

現在、グループ統合システムを構築しています。
この構築プロジェクトを管理するため、富士通 ProjectWeb を利用しています。
しかし、富士通 Project Web に障害が発生しました。
5月26日、ProjectWebにアクセスできなくなっていました。

●第三者による不正アクセス検知

なぜだろうと不思議に思っていたら、
富士通製ツールへの不正アクセスで複数省庁や企業の情報が流出 国交省職員のメールアドレス7.6万件も確認 引用:IT Media との事でした。

●現在も停止中

外部からのアクセスを遮断するために、サーバー公開を停止しているとの事。
この為に、我々もアクセスできなくなっていました。

当然 Project も停止しています。
●復旧は5月31日目途

復旧は 5月31日頃になる見込みだそうです。

富士通 ProjectWeb 利用者の中には
・国交省
・内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター
・外務省
など・・・_| ̄|○

大丈夫かしら? 現在のところ悪用されているのを確認していないそうですが・・・

接収した情報をすぐに使うでしょうかね?
続き・・・まだまだ

2021年05月27日

Excel便利な関数 ・・・今後の予定

●今までお話しした関数

  • Vlookup 関数
  • If 関数
  • Iferror 関数
  • Sumif 関数
  • Sumifs 関数
  • Subtotal 関数
  • Text 関数
  • Date 関数

目次があるので載せときますね ⇒ いわゆる 目次
●これからお話しする予定


  • Datedif 関数
    あれれ? こんな関数が昔あったような気がするんですが、
    今のバージョンでは見つかりません_| ̄|○
  • Cell 関数
  • 文字列関数

●みなさんのご意見

やっばり、ExcelTipsを本ブログで書き始めてから読んでくださる方が多くなりました。
みなさん、Excelを使っているけど、限られた使い方しかしていないようですよね
かく言う私も、たまに他の人が使っているところを見て
あっ! それどうやってしているの?
って聞いていることが良くあります。

Excelって奥が深いですよね

どんどん使い倒していきましょう。
知っているのと知らないのでは何倍も作業効率が変わることもありますからー
●乞うご期待

これからも、自分が困っていて知恵を絞って解決できたことや、他の人が困っていて助けて差し上げたことなど書いていきたいと思います。

なお、この記事を読んでくださっている方にお願いがあります。
Excelを使っていて、こんな使い方があるよー! とか、こんな時はどうするのー?ってのをコメント欄に記入していただければありがたいです。
できるだけ早く返事を差し上げるとともに、問題とかでしたら解決していきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
ペコリ.jpg
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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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