●コロナのせいで
会計監査結果報告
6月4日 6月度第一日曜日
私の教会では、毎月第一日曜日に執事会という会議が開かれます
この日も執事会が開催されました
この執事会と言うのは牧師(社長)とともに教会を運営する執事たち(部長たち)の会議です
( )中は一般的な会社で相当する役職名です
で、私も執事なので参加しました
そして、その議題の一つに
決算報告と、会計監査報告があります。
●想定していなかった
2022年度、すなわち2022年4月〜2023年3月末日の
会計期間の決算を行い、会計監査用書類を作成し監査を受け
決算書、および会計監査から頂いた報告を執事会で伝えました
2020年度から発生したコロナ
その影響で、教会での支出入にも影響がで始めました
それは、毎日曜日の礼拝に出席できる人が少なくなったことから
公共交通機関の利用を控えると同時に、教会会堂内での密を避ける為
自宅などで礼拝LIVEを視聴しながら礼拝を捧げる方々
特に、医療関係の方々は殆ど教会に集えなくなってしまいました
そして、その影響は・・・・献金にも現れてきました
教会に来られて、月定献金や席上献金を捧げますが
来られなくなったので、教会に捧げる術が無くなりました
そこで、そのような声にこたえるために、
教会の口座情報を公開し献金を振り込んでいただくことにしました
ただ、費用支払い(例えば水道光熱費や事務費、物品購入など)は
振込での支払いは日常的に行っていましたから
自作(私が作った(笑))会計処理ソフトでは対応していました
しかし、今回のような献金を振込入金して下さることについては
対応していませんでした
だって、コロナが始まるまではそんな事は一切起こらなかったからです
2005年に開発始めてから15年経って初めて
これは
想定外です
●対応しなければ
2020年度、2021年度・・・
実際のお金の動きと伝票の記帳方法が異なるものの
なんとかだましだまし対応してきました
ただ、2022年度となって
あっ! その前に会計監査員は毎年担当者が変わります
会計監査員より
口座に振り込み入金されたデータと、入金伝票の対比が非常にしにくい。
改善すること
と指摘を受けました。
それは・・・・
教会では複数の帳簿があり、
一般的な支出入を経理する『一般会計』
各宣教団体に献金を行うため会員の方から依頼されて一括で送金する『宣教会計』
◎その他5種類
があります。
ただ、献金される方は、例えば『
一般会計』と『
宣教会計』にそれぞれ3万円と2万円を
教会の預金口座に5万円を振込入金されます
振り込まれる方も慣れてくると、振込手数料が勿体ないのでこうされます
(まぁ、まとめて振り込んでくださって結構ですって言ったのは私ですけど
)
会計監査員は、伝票に記載されている支出入項目と教会の口座の入出金も対応させてチェックされますが
5万円と、別伝票となっている3万円+2万円・・・
これが非常に確認しにくいと言われました
確かにその通りです。
それは5月14日に会計監査員とセッションを持った時
ある記入事例が通帳と一致せず説明を求めらました
しかし、私は即答できなくて、30分ぐらいあーだこーだと調べました
そして、結論に達した時は私自身も疲れました(笑)
●コロナのせいじゃない
実際のところ、会計処理ソフトを作る際に、
現状把握:それまでの運用実績を調査
現状把握:会計処理に関する規定の確認
をしました。
当然、その時点は最初にお話しした通り、振込での献金は存在していませんでした。
そのため、私は会計処理ソフトの仕様を決定する時、
その時点での運用が出来るように開発しました
これがそもそもの間違いです振込での献金を想定していれば良かったんです
でも、私はそれをしませんでした
何故か・・・
めんどくさかったからです
これを実現するためには複式簿記というちょっと簡単ではない簿記方法を習得する必要があります
でも、当時商業簿記についてはど素人の私にそんな事を勉強する意欲も起こりませんでした。
なので、支払いは口座から・・・ってのを簡略化した方法で対応しました
あぁぁぁ・・・・すべては自分が悪いんです
あの時、少し勉強しておけば、今頃左うちわ