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2020年06月12日

【おすすめ本】『教養として知っておきたい地政学』 〜争いのない世界のために、争いの背景を理解する〜。

「人のものをとっちゃいけません」
「ほしいものは話し合って分けましょう」

どうして子どもは守るのに、大人は、国は守らないの?
どうして攻めて奪うの?話し合えないの?




そんな、争いを憂う1人として。
争いの理解に役立つ本。

『教養として知っておきたい地政学』

IMG_20200605_202513_152.jpg



その国がどんな立地なのか。

海に囲まれているのか、内陸なのか。気候はどうか。
何が足りていて、何が不足しているのか。

それを埋めるために、どういう行動をし、
どんな戦争を仕掛けてきたか。

「どうして懲りずに争うの?」
そんな疑問の背景を、国の立地から考えさせてくれる。




各国の性格や経歴はマンガのキャラクターに見立てられている。

「兄貴分に気を遣う」「価値観が異なる近所と揉める」など、
よくありそうな人間関係として、わかりやすく見せてくれる。

なるほどなぁ。
学校や職場でも、親戚や近所づきあいでも揉めるなら、
国家の間はなおさら揉めるよなぁ。



争いのない世界になってほしい。
そのためには、争いの背景を理解することが大切。


そんなことを考えさせてくれた、おすすめの本。


ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

2020年06月11日

骨折が教えてくれた、身体のケアの大切さ 〜人は、痛い目を見てようやく気づく〜。

僕は2016年5月に、左足首を骨折した。

大好きなバスケどころか、
歩くこともできない日々が辛い時もあった。



だけど、恥ずかしながら
骨折したおかげで大切なことに気づかされた。


それが
ケガしないための身体のケア



僕が骨折して以来、ストレッチや体幹運動を
習慣化するまでの経緯をシェアしたい。


ー目次ー
  1. 骨折の経緯と、笑える患部の状態
  2. リハビリで思い知った、自分の身体のぎこちなさ
  3. ケガしない身体作りに取り入れた、3つのルーティーン
  4. 痛い目を見て、大切なことに気づく

1.骨折の経緯と、笑える患部の状態

バスケのゲーム中、左足1本で着地した際に鈍痛。

「左足首内果骨折」

内側のくるぶしの骨が剥がれた状態。
靭帯や腱の損傷は奇跡的になし。
よほどきれいに垂直の力が加わったんだろう。

整形外科の先生がこう言って笑っていた。

「どういう状態w何やったらこんなきれいに割れるの(笑)」



手術でボルトを入れ、離れた骨をくっつける。
3週間の入院と、2週目から歩行訓練、リハビリ。

スポーツ復帰まで2ヵ月とのことだった。

※手術直後の映像が残っていた。

【ブログ用】2016手術直後.jpg

【ブログ用】2016骨折ギプス.jpg

2.リハビリで思い知った、自分の身体のぎこちなさ

入院2週目。
松葉杖が板についてきたあたりで、
徐々に歩行訓練を中心としたリハビリが始まった。

リハビリで初めて、自分がどれだけ
自分の身体を使えていないか思い知らされた。


1.身体が固く、可動域が狭い

おそらくケガの最大の要因。

身体のごく一部の筋肉しか使えていないから、
衝撃を分散できず、特定の部位に負荷が集中する。


コンクリートの床と避難用マットの
どちらが衝撃をやわらげるかは明白。

2.体幹が弱く、バランス感覚が悪い

リハビリのメニューに、
バランスボードに乗りながら
重さ1キロのウェイトボールを受け取る動きがある。

当時の僕はなんと、
バランスボードにも乗れないほどバランス感覚が乏しかった。

柱につかまってようやく乗れるくらいなので、
ウェイトボールを受け取るのは夢物語だった。

3.ケガしない身体作りに取り入れた、3つのルーティーン

そんな大騒ぎの末、何とかバスケに復帰できた。

今回の大ケガで
身体のケアの大切さを思い知った僕は、
毎日のルーティーンにこの3つを取り入れた。

1.寝る前のストレッチ

ガチガチだった関節と筋肉に、弾力と柔軟性をつける。
衝撃と負荷を分散させ、全身を効率よく使う。

とにかくケガしにくい身体作りと、
股割りをしてみたい新目標のため。

2.洗面所にバランスボードを設置

バランスを取る動作は全身をまんべんなく使う。

身体のすみずみまで使う感覚を覚えるため、
洗面所にバランスボードを置いた。

毎日の洗面、歯磨き、身支度を
バランスボードに乗って行うようになった。

3.ウェイトボールのトレーニング

重さ3キロのウェイトボールを使った
ハンドリング練習。

これも全身を使う感覚を養うため。

球技をやっているので
ボールを扱う方が楽しいという理由も。

4.痛い目を見て、大切なことに気づく

あれから4年。

ボルトを取る手術もできたが、受けなかった。
なので左足首にはまだボルトが入っている。

空港の金属探知機をくぐる時、その説明をする。



柔軟性、バランス感覚は、それなりに上がった。

幸いなことに、
あれ以来、大きなケガはしていない。
あの時、靭帯や腱が無傷だったのも幸運だった。


身体のケアの大切さに、
痛い目を見てようやく気づくとは、恥ずかしい限り。

だけど、この痛い目は結果的に、
僕のバスケ人生を大幅に伸ばしてくれた。



ーーバランスボード、ウェイトボール、トレーニング用品の購入はこちらーー

posted by 理琉(ワタル) at 22:46 | TrackBack(0) | 人生観

2020年06月10日

親が地球儀を買ってくれなかった理由 〜激動の時代背景を理解する〜。

小学生の頃。
地図と年鑑が好きだった僕は、親に
「地球儀がほしい」とずっと頼んでいた。

だけど結局、買ってもらえなかった。

親が言った理由は、
「地球儀の地図なんてどんどん古くなるから」



当時は納得できなかった。
「どうして地図はよくて地球儀はダメなんだ」と
本気で思っていた。

だけど、親が生きた時代を理解した今、
「地図が古くなる」の意味がようやくわかった。



ー目次ー
  1. 国の誕生、分裂、統一が当たり前にあった時代
  2. 地球儀は”すぐに古くなる高額な地図”だった?
  3. 地球儀を回す楽しみ、行政型と地勢型
  4. 地球儀は憧れの存在だった

1.国の誕生、分裂、統一が当たり前にあった時代

僕の両親が青春時代を過ごしたのは、
1960年代〜70年代。

若い時代を過ごしたのは、
1980年代〜90年代。

ざっくり挙げるだけでも、
すさまじい激動だったことがわかる。

1960年代

高度経済成長
東京オリンピック
世界中で相次ぐ独立国の誕生

1970年代

2度のオイルショック
ベトナム戦争、中東戦争

1980年代

バブル
ベルリンの壁崩壊

1990年代

バブル崩壊
ソ連崩壊
東西ドイツ統一



いま以上に、世界地図がころころ変わっていた時代。
国が生まれ、分裂し、統一されるのが頻繁にあった時代。

それを肌で感じてきたからこその言葉だったんだろう。

2.地球儀は”すぐに古くなる高額な地図”だった?

小学生の僕が、店頭で地球儀を見て思ったこと。
「地球儀って、どうしてこんなに値段が高いの?」

覚えている限り、当時の価格で4000円〜1万円以上。
現在は数万〜数十万円まである。

「地球儀 高額 理由」で検索するも、
今のところ答えを見つけられていない。



親が地球儀を買ってくれなかった理由は、
「すぐに古くなる高額な地図」
と思っていたからかも知れない。


地図帳10冊分のお金をかけて、
ころころ変わるものを眺めさせたくない。

そんな思いがあったんだろうか。

3.地球儀を回す楽しみ、行政型と地勢型

地球儀の作りは大きく分けて以下の2種類。

  • 『行政型』
    国の単位で色分けされている
    どこにどんな国があるか知れる


  • 『地勢型』
    地形の凹凸がリアルに再現されている
    「地球感」を感じられる


どちらも地球儀を回すときの楽しみ。

日本から遠く離れた国を見つけては、
まるでその国に行ったような空想にふける。

4.地球儀は憧れの存在だった

小学生の時、あれほど欲しがった地球儀。
なのに僕は結局、自分の地球儀を持たなかった。

だけど、地球儀を見かけた時は
とてもわくわくした気持ちになる。

遠い国、高い山、極地を指差しては、
そこに何があるかに想いを巡らせるのが好き。




そんな、憧れだった地球儀の話。



posted by 理琉(ワタル) at 22:00 | TrackBack(0) | 人生観

2020年06月09日

虎の威を借る狐、国の威を借る「領土を返せ」発言 〜アドラー心理学”権威づけ”の観点から〜。

※領土問題の話が出ますが、
 それについて悪意や批判の意思はありません。

 「領土を返せ」と言っている人は、なぜ公共の場で
 「領土を返せ」と言っているのか考えてみた、という内容です。

※全員に当てはまるとは考えていないことも、
 注釈させていただきます。



日本にもある領土問題。
思うところがある人はきっと多い。

ただ、最近「悲しいな」と思ったこと。

出身者や関係者でない人たちが、どうしてわざわざ
ネットのコメントなど公共の場で「返せ」と言うのか。




わざわざネット上で「返せ」と言う人の心理を考えた結果、
「虎の威を借る狐」で説明がつくんじゃないかと思った。


ー目次ー
  1. サハリンにも、北方領土にも、悲しい「返せ」の声
  2. 「国の威」を借りて、見せかけの優越感に浸る
  3. 強い劣等感を、お手軽に隠したい
  4. 本当に怖かった、領土問題が絡む記事の執筆

1.サハリンにも、北方領土にも、悲しい「返せ」の声

外国に興味がある者の端くれとして、
サハリンや北方領土に近い北海道民として。

サハリンを紹介してくれた
北のアリョーナさんの動画に感動。



今、同じ街にこんなすごい人がいるんだ。
どこかですれ違ってるかも知れないと思うと嬉しい。



ただ、コメント欄を見て悲しくなった。
「サハリンを返せ」「日本の領土だったんだから」

故郷を紹介しただけで、
どうしてこんなことを言われなければならないんだろう。


僕が山口に住んでいたとき、
もし北海道を紹介して「返せ」と言われていたら。
きっと悲しい気持ちになっていた。

2.「国の威」を借りて、見せかけの優越感に浸る

かつて、どこの領土だったとしても。
そこには人の暮らしがあり、文化がある。

どこの領土かについては、政治家に言うこと。
もしくは、わざわざ言わずに、意見として持っていればいい。



にもかかわらず、どうして公共の場で「領土を返せ」と言うのか。

それは、
国という強大な力に自分の意見を乗せることで、
あたかも自分が優れているように見せられるから。

「虎の威を借る狐」のように、
「国の威」を借りて、見せかけの優越感に浸れるから。


たとえば自分が権力者と懇意であることを、ことさらアピールする。
それによって自分が特別な存在であるかのように見せつける。

あるいは、経歴詐称や服飾品における過度なブランド信仰なども、
ひとつの権威づけであり、優越コンプレックスの側面があるでしょう。

いずれの場合も「わたし」が優れていたり、
特別であったりするわけではありません。

「わたし」と権威を結びつけることによって、あたかも
「わたし」が優れているかのように見せかけている。
つまりは偽りの優越感です。



『嫌われる勇気』”優越コンプレックスについて” より


北方領土を返還してほしいという、国の意思。
だったら自分も同じように「返せ」と言えば、
まるで国の力が自分の力のように錯覚できる。


「自分のバックには国家がついてるんだぞ」
「国家と同じ意見を主張できる自分はすごいんだぞ」



しかも、公共の場で「領土を返せ」と言えば、
一定数の同調してくれる人が現れる。


それによって、自信と安心を手にできる。
「自分が言ったことは正しいんだ」と、



ただ、「返せ」と打つだけで。簡単に。

3.強い劣等感を、お手軽に隠したい

では、どうしてわざわざ
「国の威」を借りなければならないのか。

それは、本当は自分に自信がなく、
強い劣等感を抱えているから。

何の後ろ盾もないまま、
自分の意思を主張するのが怖くてたまらないから。




本当の自分は劣っている、無力な存在。
それを悟られるのが怖い。

でも自分を成長させて
無力感を解消する労力はかけたくない。

かといって、本当は無力な自分を受け入れたくもない。
簡単な方法で、自分は優れた存在だと認められたい。



だから、強い力を持った者と同じことを言って、
自分の優位性を誇示しようとする。

そうでもしないと、
「こんな自分」を誰も認めてくれないと思ってるから。


4.本当に怖かった、領土問題が絡む記事の執筆

昨今、芸能人の政治的な発言が叩かれてしまった。

知名度のある人が、政治に関わる意見を言うと、
冷静でいられない人が多いことを実感した。

だから今回、
領土問題が絡む内容を書くのはすごく怖かった。



だけど僕は、自分の意見を言うために
虎の威を借りたくなかった。

悲しいと感じたこと、「なぜ言うの?」と疑問だったこと。
書くのが怖かったこと、正直に書いた。



僕は、外国のいろんな場所について、
もっと知りたいと思った。



ーー劣等感を隠すための権威づけについて、勉強になった本ーー

posted by 理琉(ワタル) at 23:08 | TrackBack(0) | 人生観

2020年06月08日

誹謗中傷は、歪んだ悲しみの暴走 〜正しく闘うために、相手を知る〜。

大きな問題になっている、ネットでの誹謗中傷。
正しく闘うために、どうすればいいか考えていた。



決して許されない行為だけど、
「ダメ、ゼッタイ。だから闘う、ねじ伏せる。」
だけでいいんだろうか。


毅然とした姿勢に加えて、
相手の背景を想像し、理解しようとしてみるのも
有効なんじゃないだろうか。




ネットで誹謗中傷する人のバックグラウンドについての、
僕の考えをシェアしたい。


ー目次ー
  1. 擁護ではなく、背景を考えてみようという提案
  2. 根底には、無力な自分への深い諦めがある
  3. 親からもらえなかった愛情を、代わりに求める
  4. 誹謗中傷は、ずっと積もった悲しみの暴走
  5. 正しく闘うために、相手を理解してみる

1.擁護ではなく、背景を考えてみようという提案

最初に伝えたいことは、
僕は誹謗中傷する人を擁護する気はないということ。

加害者にどんな事情があろうと、
許したり、「だったら仕方ないね」と言う気はない。

言葉の刃物は、容易に相手を殺す。
やってはいけないこと。



それを前提として。

「誹謗中傷はダメ!」というだけでなく、
誹謗中傷してしまった背景も考えてみよう、という提案。


彼らがわざわざネットで誹謗中傷しないといけないくらい、
実生活で満たされず、追い詰められ、孤独に震えてるとしたら。

気軽にできる憂さ晴らしに、つい手を染めてしまったとしたら。



誹謗中傷という行為に至るまでに、
彼らがどういう気持ちで生きてきたのか。

その背景まで追うことで、
根底にある原因が見つかるかも知れない。

2.根底には、無力な自分への深い諦めがある

現状への不満、自分をわかってもらえない孤独感。
それを変える勇気を持てない自分への無力感。

そんな満たされない日々の中に、
2つの選択肢があったら、どっちを選ぶだろう。

  1. 実生活を満たすために、労力と時間をかけて自分を変える
  2. 労力も時間もかけず、SNSなどでお手軽に八つ当たりする



  3. 誹謗中傷する人だけじゃなく、
    楽な方を選ぶ人はいるんじゃないかな。

    ここで考えることは、その選択が是か非かではなく、
    どうして楽な方を選ばなければいけなかったか。

    それは、その人の根底に

    「どうせ自分には何もできない」
    という自分への深い諦めがあるから。




    本当は何もできない自分を隠すために、
    周りより優位な場所にいたい。

    本当は怯えてる自分を悟られないために、
    周りを攻撃し、支配したい。

    特別でない自分を受け入れたくないために、
    誹謗中傷のような目立つことをしたい。

    そうやって、
    自尊心の低い自分から必死で目を逸らそうとしている。

    3.親からもらえなかった愛情を、代わりに求める

    そこまでの自己否定、自尊心の低さの根底には
    親から愛情をもらえなかった悲しみがある。

    自分のことを見てもらえなかった、
    特別な存在として大切にされなかった。

    親にすらそんな扱いを受けた自分が、
    他人に受け入れられるわけがないんだ。

    他人は敵なんだ、だから攻撃して勝つんだ。

    自分の優位性を示して、
    親からもらえなかった注目を、代わりにもらうんだ。




    たとえ、言葉で相手を傷つけてでも。

    4.誹謗中傷は、ずっと積もった悲しみの暴走

    親から愛情をもらえなかった理由、
    きっかけになった出来事、それはわからない。

    確かに言えることは、親もその親から
    充分な愛情をもらえなかったということ。

    子どもに与えるだけの愛情を持てないまま親になり、
    うまく愛情をもらえなかった子どもがまた親になる。

    悲しみが連鎖しているということ。



    だから、ネットで誹謗中傷する人には、
    誹謗中傷に至る遥か以前から積もった悲しみがある。

    愛されなかった悲しみが歪んで膨らみ、
    手軽に意見が言えるSNSと結びついて暴走する。


    誹謗中傷を減らすためには、暴走した悲しみに
    目を向けてみるのも、1つのアプローチじゃないかな。

    5.正しく闘うために、相手を理解してみる

    僕には誹謗中傷を受けるほどの発信力も、影響力もない。

    「誹謗中傷する人の背景や生い立ちを考える」だなんて、
    受けたことのない人間だから、悠長に言えるのかも知れない。

    ただ、「絶対に許さない!」と真っ向からぶつかると、
    負けた側には理不尽な怒りと復讐が生まれる。

    闘うことは大切だけど、相手を潰すだけじゃなく、
    一瞬でも相手を知ろうとしてみるのもいいんじゃないかな。


    「あぁ。そこまで孤独で追い詰められてるのかな」と。



    悲しみと、憎しみと、復讐の連鎖を1つでも減らすために。


    ーー攻撃性の背景にある、傷ついた愛着の理解におすすめの本ーー





posted by 理琉(ワタル) at 23:30 | TrackBack(0) | 人生観

2020年06月07日

オリジナルCD自主制作への道 〜CD手作り編〜。

「オリジナルCDを作りたい」

そんな目標を決めた僕は
音源の宅録と、CDの手作りに突き進んだ。

→宅録編
 「オリジナルCD自主制作への道 〜宅録編〜。」



今回は、
不織布ケースを使った手作りCD制作
手順や経緯をシェアしたい。


ー目次ー
  1. 必要な材料と道具
  2. 作成手順
  3. 主な失敗談
  4. プリンタ感動秘話
  5. オリジナルCDは、自分で作れる

1.必要な材料と道具

当時はヨドバシカメラのラベルコーナーで調達。
便利なエレコムオンラインストアでも揃えられる。

材料


道具


2.作成手順

  1. PCに「ラベル屋さん」をインストールする

  2. 「ラベル屋さん」で
    ジャケット用紙とCD表面用ラベルをデザインする

  3. デザインしたラベルデータをプリンタで印刷する

  4. CD-Rに音源データを入れる

  5. CD/DVDラベラーを使い、CD表面用ラベルを貼り付ける


【Instagram】オリジナルCD完成

IMG_20200528_165614_440.jpg

この後、3曲入り、12曲入りなど数種類を作りながら、
1年間で手売り100枚を目指して動き出した。

3.主な失敗談

宅録時のような大騒ぎは少なかったものの、
プリンタの扱いなどで失敗を連発。

1.インクが切れる

プリンタを初めて持ったので、
インクがこれほど減り易いのかと驚愕。

さらにインクカートリッジの高額さにも驚愕。
原価の半分以上はインク代かも知れない。

2.デザインに凝りすぎて、デザイン自体が目的に

ジャケット、歌詞、CD表面の
デザインをあれこれ作ること自体に熱中。

一時期、デザインを作ることに目的がすり替わった。

3.CDを収納しずらい不織布ケースがある

不織布ケースの種類によっては、
口が狭い、厚みが足りないなど、
CDメディア本体をスムーズに収納しづらいタイプもある。

いきなり100枚入りを買うよりも、
少な目を買って見極めることも必要。

4.プリンタ感動秘話

必要な材料・道具の中で、
プリンタだけは予算の関係ですぐに調達できなかった。

宅録の時と同じように、
今回もお金を貯めて買おうと思っていた矢先。

なんと、僕の活動を応援してくれていた友達が
プリンタをくれた。

オリジナルCDを作っていることを伝えたら、
使っていないプリンタがあるからどうぞ、と。




本当に、感謝してもしきれない。
僕は精一杯にCDを作ることで恩返ししようと思った。

5.オリジナルCDは、自分で作れる

宅録を始め、CD手作りに進み、完成まで約半年。
プロが作った市販のCDとは比べるべくもない。

それでも。

オリジナルCDは、作ろうと思えば自分で作れる。
そんな挑戦を応援してくれる人がいる。




何かを作りたい、やってみたい。
そんな思いがあるなら。

やってみよう。大丈夫だから。



ーーラベル用品の購入はこちらーー

タグ:挑戦 感謝

2020年06月06日

オリジナルCD自主制作への道 〜宅録編〜。

昔の写真を漁ってたら、2012年の宅録風景が出てきた。

【Instagram】宅録風景

IMG_20200525_162341_866.jpg

そうだ、あの頃の僕は、
オリジナルCDを作りたくて宅録機材を揃えたんだ。



今回は、僕が宅録に至るまでに何をしたか、
きっかけや経緯をシェアしたい。


ー目次ー
  1. 宅録のきっかけ
  2. 録音方法を調べる
  3. 録音機材を揃える
  4. いざ、宅録
  5. 主な失敗談
  6. 苦闘の末、音声データ作成に成功

1.宅録のきっかけ

当時、シアーミュージックで音楽の勉強をしながら、
オリジナル曲もライブ経験も順調に増えていた。

「CDを作ってみたい」と思い始めた僕は、
制作方法を調べたり、ボーカルの先生に聞いたりした。

結果、

専門業者に発注すると、かなりの金額になる。
それに、業者に立派なものを作ってもらったら、
何となく「自分で作った感覚」が薄い。


「うーん……。よし、自分で作ろ。」

2.録音方法を調べる

自分の曲に必要なのは2つ。

  • 鍵盤の伴奏
  • 歌声

これをどうやってPCに録音するか。必要なのは
「オーディオインターフェース」

これは音声データをPCで読めるように変換する装置。
写真におけるスキャナーのような役割。

「よし、機材を買い揃えよ。」

3.録音機材を揃える

録音方法がわかったところで、
宅録に必要な機材は以下の4つと判明。

  • 新しいPC
  • 電子ピアノ(録音機能つき)
  • オーディオインターフェース
  • マイク

これを1ヵ月に1つずつ、
若干の貯金と生活費の残りで買い揃えていった。

4.いざ、宅録

必要な機材がいよいよ揃ったところで、
ここからは実際に曲を演奏し、録音していく。

1.事前準備

  1. PC、電子ピアノ、マイク、
    オーディオインターフェースをつなげる

  2. PCにオーディオインターフェース附属の
    専用ソフトをインストールする

  3. 電子ピアノで伴奏を弾き、
    それを電子ピアノ本体に録音させる(カラオケ音源作り)

  4. 2.録音本番(一発録り)

  5. 録音したカラオケ音源を流しながら歌う

  6. 音声データを聴き返しながら、
    ボリュームバランスやエコーなど細部を調整する

  7. 気に入らない場合はまた歌う
    気に入るまで繰り返す

5.主な失敗談

知識も経験もない、ひたすらの手探り。
以下の3つどころではない失敗を繰り返す。
1.ピアノ伴奏を間違えまくる

「録音」ボタンを押さずに弾くのと、
押して弾くのとでは緊張感が違う。

そのプレッシャーに勝てず、
カラオケ音源を作るだけでテイク数十回。

ピアノ発表会だったら大失敗する性分。

2.音が割れる、無音

ボーカルとオケの音量バランス調整がうまくいかず、
音割れを繰り返す。

ソフトやオーディオインターフェースの
変なところをいじり、無音になって録り直しを繰り返す。

3.専用ソフトの用語に戸惑う

なにせDTMの知識がなかった。
インストールしてしばらくは用語の勉強に明け暮れる。

6.苦闘の末、音声データ作成に成功

そんな大騒ぎの末、
なんとか納得のいく音源が完成。

角の闇部屋が幸いし、苦情は来なかった。



CD-Rに入れ、ボーカルの先生に聴いてもらえたところで、

「よし、CDも自作しよ。」



こうして僕は、
ラベル用紙とプリンタの調達に進んでいった。



ーー社会人・未経験から音楽を学んだ『シアーミュージック』はこちらーー



2020年06月05日

【おすすめ本】『そして、奇跡は起こった!』もう少し生きてみるのも、悪くないかもな。

「もうなんか、生きるのが辛い」
「何も成し遂げてない自分に価値なんてあるのか」


絶望にも似た、生きることへの辛さに襲われた時に
おすすめの本。



『そして、奇跡は起こった!』
エンデュアランス号漂流記 シャクルトン隊、全員生還


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極寒の南極圏で遭難した28名の隊員が
1年のサバイバルを生き延びて全員生還する。
100年前のノンフィクション。

人間は、ここまで過酷な環境に置かれても、
簡単には死なないんだ。

だったら、もう少し生きてみるのも悪くないかもな。
そう思わせてくれる冒険の記録。




南極大陸の横断を掲げながら、上陸すら叶わず船を失う。
ボートで南極海を彷徨い、岩だらけの島へ漂着。

助けを呼ぶため、リーダーは小さなボートで南極海へ。
助けが来ることを、ただ信じて待つ隊員。

大漂流の末に救助を呼ぶことに成功、
残された隊員を1人も死なせず生還。



目標を達成したか否か、だけで見れば
上陸もできずに挫折したのかも知れない。

だけど、彼らの必死で生き延びる姿の前では、
そういう「0か100か」なんてどうでもよくなる。




戦争、病気、事故で簡単に失われる命がある、
極寒の海に1年さらされてもつながる命がある。

命の儚さとたくましさを見せつけられたら、
いつの間にかこう思う自分がいる。



「もう少し生きてみるのも、悪くないかもな。」


ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

2020年06月04日

話を聞いてくれる人を見つけられないのは、話を聞いてほしいと思っているから。

話を聞いてほしい人が、
話を聞いてくれる人を見つけられない理由。

それは「話を聞いてほしい」とばかり思っているから。

まずは相手の話をすべて聞く姿勢でいれば、
自然と自分の話も聞いてもらえる関係になる。



と、
頭ではわかっているにもかかわらず、
どうして話を聞く姿勢になれないのか。

それは
話し相手を敵か味方かの勝ち負けで捉えているから。
話すことは攻撃で、聞くことは被弾と捉えているから。



ー目次ー
  1. 人の話を聞く方法がわからない
  2. 敗者になりたくない、被弾したくない
  3. 根底にある、自分への不安と怯え
  4. 話を聞くことは攻防戦じゃない

1.人の話を聞く方法がわからない

いとこの母親が言っていた。

人の話を聞く方法がわからない。
黙って聞いているだけというのが耐えられず、
つい口うるさく言ってしまう。


また言ってしまったと自分でも後から落ち込むが、
どうしても止められない。」

※相談を受けていた、いとこと母親の問題
 →「【仮説】子どもを問題児扱いする親の、真の目的 〜自責と、親への復讐から目を逸らしたい〜。」



これを聞いて、僕はすごく不思議に思った。
ただ話を聞くことができない?

不思議に思うあたり、僕が
「話を聞くなんて大抵の人ができそう」と
思い込んでいたことに気づかされた。

2.敗者になりたくない、被弾したくない

話を聞けない人は、
話し相手を敵か味方かで捉えている。


自分のことを否定してくるか、ほめてくれるか。
勝つか負けるか、やるかやられるか。

たとえ敗者にならずとも、たとえ勝ち続けていようとも、
競争のなかに身を置いている人の心は休まる暇がない。

敗者になりたくない、そして敗者にならないためには、
つねに勝ち続けなければならない。他者を信じることができない。


社会的成功をおさめながら幸せを実感できない人が多いのは、
彼らが競争に生きているからです。

彼らにとっての世界が、敵で満ちあふれた危険な場所だからです。


『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』第二夜 より

相手を敵か味方かで捉えていると、
自分の主張を話すことは攻撃になり、
相手の話を聞くことは被弾になる。


相手から何が飛んでくるかわからない。
自分と違う意見、否定的な意見だってある。

そういう意見を聞きたくない、被弾したくない、
だから攻撃の隙を与えないために、自分の話ばかりする。

3.根底にある、自分への不安と怯え

話を聞けない人は
どうしてそれほどまでに被弾を怖れるのか。

それは、一発でも被弾したら崩れてしまうくらい、
自分に自信がなく、不安でいっぱいだから。


不安定で、ぐらついた自分を守るためには
相手の話を聞くわけにいかないから。

話を聞く姿勢になりたいけどなれない、というより、
「話を聞く姿勢があっては死活問題」なんだと思う。

4.話を聞くことは攻防戦じゃない

話を聞いてほしい人が真っ先に向き合うことは、
話を聞いてくれる人を探すことじゃない。

人の話を聞けないのはなぜなのかを、自分に問うこと。

話を聞くことは攻防戦じゃないと認識すること。
被弾を怖れるあまり、攻撃ばかり考えていないかと問うこと。



話を聞けない人になったのは、決してその人のせいじゃない。
話を聞けない人にならざるを得ない環境だったから。


話を聞けない人になることで、生き延びてこれた自分を、
まずは認めてあげてほしい。



ーー『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』ーー

posted by 理琉(ワタル) at 23:51 | TrackBack(0) | 生き方

2020年06月03日

【おすすめ本】『マンガでわかる愛着障害』出どころ不明の寂しさの正体を探る。

自分はどうしてこんなに、生きることに冷めてるのか。
本心では寂しがってるのに、どうして親密になることを避けるのか。

そんな気持ちの根底にある「愛着障害」を考える上で
とても参考になった本を紹介したい。



『マンガでわかる愛着障害』

【編集用2】マンガでわかる愛着障害.jpg

先んじて出版され、ベストセラーとなった

『愛着障害 〜子ども時代を引きずる人々〜』

を、マンガで分かり易く表現した1冊。



幼い頃の抱っこや、
かまわれた経験の有無がおよぼす影響を、
登場人物のキャラクターが分かり易く教えてくれる。

先にマンガ版を読んでから『愛着障害』を読むと、
自分の愛着の傷をより深く理解できる。

【編集用】愛着障害とマンガ.jpg

【Instagram】『愛着障害シリーズ』



  • 自分の中にある、出どころ不明の寂しさ
  • 帰る場所がないという漠然とした孤独
  • 人と親密になりたいのに、中に踏み込まれたくない気持ち
  • 人肌が恋しいのに、触れられるのが怖い矛盾

そういう、心の中にあるけど、言葉で表すのが難しいモヤモヤ。
その正体を振り返り、言葉にして消化するきっかけにもなる。



「2歳以前に抱っこされたかどうかなんて、憶えてない」
確かにそう。

だけど、
自分の中で整理のつかない寂しさや孤独感が
どこからきてるのかを知ることは無駄じゃない。


  • 不安のあまり束縛
  • 寂しさを埋めたいがための依存症
  • 傷つきたくないための閉じこもり

そんな、身を滅ぼしかねない不安定な状態を、
変えるための一助としておすすめ。



ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

『マンガでわかる愛着障害』



『愛着障害 〜子ども時代を引きずる人々〜』

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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