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2020年06月05日

【おすすめ本】『そして、奇跡は起こった!』もう少し生きてみるのも、悪くないかもな。

「もうなんか、生きるのが辛い」
「何も成し遂げてない自分に価値なんてあるのか」


絶望にも似た、生きることへの辛さに襲われた時に
おすすめの本。



『そして、奇跡は起こった!』
エンデュアランス号漂流記 シャクルトン隊、全員生還


IMG_20200527_234151_829.jpg



極寒の南極圏で遭難した28名の隊員が
1年のサバイバルを生き延びて全員生還する。
100年前のノンフィクション。

人間は、ここまで過酷な環境に置かれても、
簡単には死なないんだ。

だったら、もう少し生きてみるのも悪くないかもな。
そう思わせてくれる冒険の記録。




南極大陸の横断を掲げながら、上陸すら叶わず船を失う。
ボートで南極海を彷徨い、岩だらけの島へ漂着。

助けを呼ぶため、リーダーは小さなボートで南極海へ。
助けが来ることを、ただ信じて待つ隊員。

大漂流の末に救助を呼ぶことに成功、
残された隊員を1人も死なせず生還。



目標を達成したか否か、だけで見れば
上陸もできずに挫折したのかも知れない。

だけど、彼らの必死で生き延びる姿の前では、
そういう「0か100か」なんてどうでもよくなる。




戦争、病気、事故で簡単に失われる命がある、
極寒の海に1年さらされてもつながる命がある。

命の儚さとたくましさを見せつけられたら、
いつの間にかこう思う自分がいる。



「もう少し生きてみるのも、悪くないかもな。」


ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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