2020年04月29日
【仮説】子どもを問題児扱いする親の、真の目的 〜自責と、親への復讐から目を逸らしたい〜。
今、とある親の立場の人から相談を受けている。
子ども(成人)が反抗的、ネット依存ぎみ、引きこもりらしい。
僕は親を未経験なので、すべて子ども目線の偏った意見になる。
そこをご容赦いただいた上で。
子どもを問題児扱いする親について、仮説を立ててみた。
親の真の目的は、問題が”解決しない”ことじゃないか?
子どもの問題児扱いを口実に、自分を責めていたいんじゃないか?
ー目次ー
あーしなさい、こーしなさい、あれダメ、これダメ。
口を出し、支配しないと気が済まなくなったのは、
親の親にそう育てられたから。
誰のせいでもない、それを踏まえた上で、
親の人の話を聞くと。
私はこんなに心配してるのに、あの子が
私はこれだけ悩んで、尽くしてるのに、あの子が
私はこんなに子どものためを思って言ってるのに、あの子が
本人が気づいてるかはともかく、共通してるのは。
主語がぜんぶ「私」
スタンスが「私は正しいのに、あの子が問題」
自分の親から聞くのと、第三者から聞くのとでは、
客観性がまるで違った。
「あなたのためを思って」は隠れみのなんだ。
子どものことなんて見えてない、
見れないくらい自分でいっぱいいっぱいなんだ。
これが、支配者の意見なんだ。
僕はカウンセラーでも、聞く専門家でもないので、手探り。
ただ話を聞いてみたり、
こうしてみたらどうですか、と提案してみたり。
親子の問題に関するYouTubeや、
参考になりそうなブログを見つけて紹介したり。
それでも、返ってくる内容は、
これまで言っていたことと違う、新たな問題
紹介した資料を読んでないような、新たな不安の羅列
僕は少し悩んだ。
伝わらないなー、伝え方がまずいかなー。
もっと「聞くだけ」に専念した方がいいかな。
それとも書き方や資料を変えた方がいいかな。難しいなぁ。
そんな、小さく悩む中で、気づいたこと。
あ、相談って言ってるけど、不安を聞いてほしいだけなんだ。
解決法、求めてないんだ。言える相手に言ってるだけなんだ。
この時、最初にこう伝えなかったことを後悔した。
「僕はただ聞いて共感するだけはしません。
僕は被支配者(子ども)の味方なので、解決方法を考えます」
相談してくれた人は、自身もアダルトチルドレンと自覚してる。
アダルトチルドレン同士、力になりたい。
それに、親を未経験の僕に言いたいくらい、
不安で怖くて仕方ないんだと共感した。
あれ?
そんな不安で怖くて仕方ないような問題。
ずっと解決しないなんて苦しくない?
大きな悩みなんて、あるよりない方が楽じゃない?
なのになんで、次々と新たな問題を持ち出すんだろう。
そのたびに「私はこれだけやってるのにあの子は」って、
問題児扱いし続けるんだろう?
なかなか理解できない中で、僕は1つの仮説を立てた。
この人の真の目的って、もしかして。
問題が”解決しない”ことなんじゃない?
どうにかして子どもを問題児扱いし続けて、
ずっと心配して、子どもにキレ続けたいんじゃない?
「親は問題が解決しないことを望んでる」
どういうことかというと。
反抗的、ネット依存ぎみ、引きこもりというのは、
この親にとっては問題。
「自分の子どもが問題を起こしてる」と騒ぐことで、
騒いでる間は子どもを問題児にできる。
子どもを問題児にできている限り、
自分の不安や、逃げていることと向き合わなくて済む。
だからもし、
子どもが従順に、適度にネットを使用し、活発になったら、
親は困るんじゃないか?
どこからか、新たな問題を探して騒ぐんじゃないか?
だって、
外部で問題が起きなかったら、
自分の内面の問題から逃げられなくなるから。
なるほど。
何とかして自分の問題から目を逸らしたいために、
外部に問題を作ろうとしてるんだ。
じゃあ、こんなに苦しんで、心配する道を選んでまで
自分の問題から目を逸らすメリットって何?
それは、
子どもの問題を作り出すことで、
”その子を育てた自分”を責めていられること。
子どもが問題児、その子を育てた私はダメだ
子どもがこういう行動で困らせる
困らせる子に育てた私の子育ては失敗だ
こんな子育しかできなかった私はダメだ
こんなダメな私に育てたのは誰だ?
私の親だ。
お前らのせいで私は
こんな子育てしかできないダメ人間になったんだ
お前らが子育てに失敗したから私はこんなに苦労してるんだ
ざまみろ、ダメな私はお前らの子育て失敗の証人だ
…この人の目標地点、ここだ。
自分を責め、親へ復讐していられるからだ。
子どもが引きこもり云々はただの口実だったんだ。
子どもは何の関係もない、親自身の問題なんだ。
勝手ながら、子ども目線から分析させてもらった。
ここまで考えて浮かんだ、新たな悩み。
これ、相談してくれた人にどう伝えよう。
もう1つは、子ども目線の葛藤。
自分を責めたい、親へ復讐したい、
それは僕もずっと悩んできたから共感できる。
だけど、僕は被支配者(子ども)の味方なんだ。
僕も親に問題児扱いされてきたから、他人事に思えないんだ。
あなたの悩みはすごくわかる、ただ
子どもを問題児扱いするのはやめてほしい…!
誰も幸せになってないから…!
被支配者はきっと、それを教えてくれてる。
子ども(成人)が反抗的、ネット依存ぎみ、引きこもりらしい。
僕は親を未経験なので、すべて子ども目線の偏った意見になる。
そこをご容赦いただいた上で。
子どもを問題児扱いする親について、仮説を立ててみた。
親の真の目的は、問題が”解決しない”ことじゃないか?
子どもの問題児扱いを口実に、自分を責めていたいんじゃないか?
ー目次ー
- 支配者の意見”私は正しい、子どもが問題”
- ”聞くだけ、共感するだけはしない”と伝えなかった後悔
- 真の目的は子どもを問題児扱いし続けること?
- 子どもの問題が解決したら、困るのは親
- 問題児の子どもを口実に自分を責め、親へ復讐している
- 親の狭い価値観だけで問題視しないで
1.支配者の意見”私は正しい、子どもが問題”
あーしなさい、こーしなさい、あれダメ、これダメ。
口を出し、支配しないと気が済まなくなったのは、
親の親にそう育てられたから。
誰のせいでもない、それを踏まえた上で、
親の人の話を聞くと。
私はこんなに心配してるのに、あの子が
私はこれだけ悩んで、尽くしてるのに、あの子が
私はこんなに子どものためを思って言ってるのに、あの子が
本人が気づいてるかはともかく、共通してるのは。
主語がぜんぶ「私」
スタンスが「私は正しいのに、あの子が問題」
自分の親から聞くのと、第三者から聞くのとでは、
客観性がまるで違った。
「あなたのためを思って」は隠れみのなんだ。
子どものことなんて見えてない、
見れないくらい自分でいっぱいいっぱいなんだ。
これが、支配者の意見なんだ。
2.”聞くだけ、共感するだけはしない”と伝えなかった後悔
僕はカウンセラーでも、聞く専門家でもないので、手探り。
ただ話を聞いてみたり、
こうしてみたらどうですか、と提案してみたり。
親子の問題に関するYouTubeや、
参考になりそうなブログを見つけて紹介したり。
それでも、返ってくる内容は、
これまで言っていたことと違う、新たな問題
紹介した資料を読んでないような、新たな不安の羅列
僕は少し悩んだ。
伝わらないなー、伝え方がまずいかなー。
もっと「聞くだけ」に専念した方がいいかな。
それとも書き方や資料を変えた方がいいかな。難しいなぁ。
そんな、小さく悩む中で、気づいたこと。
あ、相談って言ってるけど、不安を聞いてほしいだけなんだ。
解決法、求めてないんだ。言える相手に言ってるだけなんだ。
この時、最初にこう伝えなかったことを後悔した。
「僕はただ聞いて共感するだけはしません。
僕は被支配者(子ども)の味方なので、解決方法を考えます」
3.真の目的は子どもを問題児扱いし続けること?
相談してくれた人は、自身もアダルトチルドレンと自覚してる。
アダルトチルドレン同士、力になりたい。
それに、親を未経験の僕に言いたいくらい、
不安で怖くて仕方ないんだと共感した。
あれ?
そんな不安で怖くて仕方ないような問題。
ずっと解決しないなんて苦しくない?
大きな悩みなんて、あるよりない方が楽じゃない?
なのになんで、次々と新たな問題を持ち出すんだろう。
そのたびに「私はこれだけやってるのにあの子は」って、
問題児扱いし続けるんだろう?
なかなか理解できない中で、僕は1つの仮説を立てた。
この人の真の目的って、もしかして。
問題が”解決しない”ことなんじゃない?
どうにかして子どもを問題児扱いし続けて、
ずっと心配して、子どもにキレ続けたいんじゃない?
4.子どもの問題が解決したら、困るのは親
「親は問題が解決しないことを望んでる」
どういうことかというと。
反抗的、ネット依存ぎみ、引きこもりというのは、
この親にとっては問題。
「自分の子どもが問題を起こしてる」と騒ぐことで、
騒いでる間は子どもを問題児にできる。
子どもを問題児にできている限り、
自分の不安や、逃げていることと向き合わなくて済む。
だからもし、
子どもが従順に、適度にネットを使用し、活発になったら、
親は困るんじゃないか?
どこからか、新たな問題を探して騒ぐんじゃないか?
だって、
外部で問題が起きなかったら、
自分の内面の問題から逃げられなくなるから。
5.問題児の子どもを口実に自分を責め、親へ復讐している
なるほど。
何とかして自分の問題から目を逸らしたいために、
外部に問題を作ろうとしてるんだ。
じゃあ、こんなに苦しんで、心配する道を選んでまで
自分の問題から目を逸らすメリットって何?
それは、
子どもの問題を作り出すことで、
”その子を育てた自分”を責めていられること。
子どもが問題児、その子を育てた私はダメだ
子どもがこういう行動で困らせる
困らせる子に育てた私の子育ては失敗だ
こんな子育しかできなかった私はダメだ
こんなダメな私に育てたのは誰だ?
私の親だ。
お前らのせいで私は
こんな子育てしかできないダメ人間になったんだ
お前らが子育てに失敗したから私はこんなに苦労してるんだ
ざまみろ、ダメな私はお前らの子育て失敗の証人だ
…この人の目標地点、ここだ。
自分を責め、親へ復讐していられるからだ。
子どもが引きこもり云々はただの口実だったんだ。
子どもは何の関係もない、親自身の問題なんだ。
6.親の狭い価値観だけで問題視しないで
勝手ながら、子ども目線から分析させてもらった。
ここまで考えて浮かんだ、新たな悩み。
これ、相談してくれた人にどう伝えよう。
もう1つは、子ども目線の葛藤。
自分を責めたい、親へ復讐したい、
それは僕もずっと悩んできたから共感できる。
だけど、僕は被支配者(子ども)の味方なんだ。
僕も親に問題児扱いされてきたから、他人事に思えないんだ。
あなたの悩みはすごくわかる、ただ
子どもを問題児扱いするのはやめてほしい…!
誰も幸せになってないから…!
被支配者はきっと、それを教えてくれてる。
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