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2018年07月25日

南アルプスの女王 仙丈ケ岳でまったり小屋泊まりA(2018/7/20〜21)

その1の続きです。
その1は>>こちら







仙丈小屋
50小屋.JPG
受け付けは2階の入り口です。

風力発電の羽が並んでいます。
51風力発電.JPG
屋根には太陽光パネル。

発電機が動いている間は水洗トイレが使えます。
53トイレ.JPG
屋外から出入りします。
とっても綺麗!
汲み取りの夜間トイレも綺麗に掃除が行き届いていました。

受付を済ませると2階(3階?)に案内されますが・・・
54はしご.JPG
屋根裏モード?

32滑落注意.JPG
滑落注意の張り紙がしてあります。

部屋は一面に布団を敷き詰めて番号が振ってありますので、指定の場所へ。
ハイシーズンモードで1人50cm程度の幅です。


ひとまず落ち着いたら、小屋前でまったりコーヒータイム。
雷鳥の親子に逢えました♪


時間もあるし、時折ガスが晴れる時もあるので仙丈ヶ岳へ。
33カール.JPG


チングルマの花と・・・
37チングルマ.JPG

チングルマの花の後。
34チングルマ.JPG

とっても小さいけど、コケモモ?
35コケモモ.JPG

アオノツガザクラ。ピンボケ・・・
36アオノツガザクラ.JPG

イワツメグサ
38イワツメグサ.JPG

ミヤマダイコンソウ
39ミヤマダイコン.JPG

イワギキョウ
40イワギキョウ.JPG

タカネツメクサ
41タカツメグサ.JPG

登っていくと、青空現る!
41青空.JPG
何という事でしょう。
ガスガスでしたが、山頂直下で青空が現れました。

山頂到着〜
42仙丈ヶ岳.JPG
まわりの景色はなかなか見せてもらえない・・・

山頂から(一瞬)の北岳。
43北岳.JPG

山頂の一角にだけミヤママンネングサとシコタンソウが咲いていました♪
44深山万年草.JPG

45シコタンソウ.JPG


山頂でウダウダしてたら、さらに青空♪
46晴れた.JPG

稜線も視界が広がります。
47稜線.JPG

分岐で小屋へと戻ります。
52小屋へ戻る.JPG
ゆっくり1時間半ほどかけて一周。
すたすた歩けば40〜50分位だと思います。


小屋に戻ってひと眠りしたら夕食。
55夕食.JPG
ハンバーグとエビフライ。
ハンバーグのトマトソースがお手製の様で、めちゃうまでした。
ご飯とお味噌汁はセルフでお代わり自由です。


夕食の後、夕陽を期待するも仙丈カールはガスで真っ白。
ただ、上空はガスが薄くなっているようなので、ひょっとしたら晴れるかも?
と再び稜線へ。

っで、ガスが薄くなって太陽が見えました♪
56夕日.JPG

うっすらですが、ブロッケンも♪
57ブロッケン.JPG


58アーベンロート.JPG
ガスが晴れそうで晴れない、けど赤く染まる雲が刻々と姿を変えて・・・
降りようか、どうしようかと言いながら暗くなるまで空を眺めていました。


誰一人登ってくる人がいなかったので、sanaさんと二人占めの景色。
期待してなかったけど、いいものを見させていただきました。


小屋前の広場には大勢の人が夕景を楽しんでいました。
59小屋前から夕景.JPG
ここから伊那の夜景も見れるんですね。

夜はガスが下がって満天の星空が見られるということなので・・・
星空を期待しつつ寝床へ。




続きはその3で。
その3は>>こちら





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2018年07月24日

南アルプスの女王 仙丈ケ岳でまったり小屋泊まり@(2018/7/20〜21)

【日  程】2018/7/20(金)〜21(土)

【天  候】 20日:晴れのち時々ガス 21日:快晴
       暑い!! 夕陽も星空もご来光も寒くありませんでした。

【コースタイム】
20日
北沢峠:    7:25
大滝頭:    10:00
馬の背ヒュッテ:11:00
仙丈小屋:  12:40
仙丈小屋から仙丈ケ岳周回:14:00〜15:30

21日
仙丈小屋: 6:45
仙丈ケ岳: 7:15
小仙丈ヶ岳:8:50
大滝頭:  10:25
北沢峠:  11:50

【関連情報】
南アルプス林道バス>>伊那市HP
仙流荘⇔北沢峠 所要時間45〜55分 片道運賃1340円(運賃1130円+荷物210円)
仙流荘バス停に大型無料駐車場、トイレ、休憩所あり
込み具合により、臨時便あり
※北沢峠では待合のベンチに番号がふられているので順番に座ります。
 唐突に(予定時刻の1時間前に)臨時便が来たので慌てました。いつでも乗れる体制で待っていた方が良いです。

仙丈小屋>>千丈小屋HP 
1泊2食:9000円 要予約 夕食:ハンバーグ&エビフライ 朝食:焼鮭
朝食はご来光を見終わってから(5時〜6時)の間で随時用意してくれます。
朝食をお願いしてから鮭を焼いてくれるので、焼き立てをいただけます。
寝床は大部屋。ハイシーズンで1人50cm幅程度。金曜日でこれなら土曜はもっとギュウギュウかな・・・
別グループの異性と隣同士にならないように(男・女)(女・女・男)(男・男)(男・女)のように指定されます。
発電機が動いている間は水洗トイレが使えます。夜間、消灯後は夜間トイレ。掃除が行き届いてとっても綺麗。
小屋からは目の前に仙丈ケ岳と仙丈沢カール、小屋前の広場からは甲斐駒ケ岳や北アルプスが眺められます。
15分ほど登った稜線からは夕陽やご来光も。最高のロケーションに建っています。
小屋番さんは今年からの新しい方ですが、去年まで10年間こもれび山荘で料理長をされていたそうで、南アルプスの山域にも詳しく優しい方です。









今シーズンの初アルプスは南の女王、仙丈ケ岳へ。
1千丈カール.JPG
夏山遠征をSさんに頼まれて企画した、まったり小屋泊まりの仙丈ケ岳ですが・・・
肝心のSさんが仕事のトラブルで参加できず。
天候もよかっただけに、残念でしたが・・・
代わりにSさんの分も満喫してきました。


6:05仙流荘発のバスに乗るべく夜通し走り・・・
4:30頃仙流荘の駐車場に到着。
バス停横の駐車場はほぼ満車でギリギリ滑り込み。


仮眠をしようかと思っていましたが・・・
すでに空は明るく、人々が行き交い、早くもバス停に並ぶ人影も・・・
落ちゆかないので、ゆっくり準備をしながら朝食。


バス停に向かう頃には第1駐車場は満車。
2満車.JPG


バス停には長蛇の列。
3行列.JPG
4台目のバスに乗れました。


切符はこの建物の中で。
4切符売り場.JPG
左手に登山ポストもあります。


中には切符の販売機。
5自販機.JPG
北沢峠まで手荷物代込みのボタンがでっかく表示されています。


北沢峠の待合。とってもきれい。
6北沢待合.JPG
ベンチに順番の番号が振ってあります。


ここから仙丈ヶ岳へ。
7登山口.JPG


樹林帯の歩きやすい登山道。
8登山道.JPG


三合目で北岳の姿が見えました♪
9北岳.JPG


青空とトマト
10トマト.JPG
Hさんが自家製のトマトを凍らせて持って来てくれました〜
ありがとうございます。


樹林帯の中はお花少ないなぁ〜
と思っていたら・・・


いきなり一面のマルバダケブキ。
11マルバダケブキ.JPG


ひと登りすれば五合目の大滝頭。
12五合目.JPG


大滝頭の分岐で。
ガスが上がってきたので・・・展望ルートよりも馬ノ背方面へ。
13分岐.JPG
ほぼレベルでトラバースかと思いきや、微妙に下りが・・・


植生が変わってお花がいっぱい現れました♪
バイケイソウ  
14バイケイソウ.JPG

モミジカラマツ
15モミジカラマツ.JPG

クロクモソウ
16クロクモソウ.JPG


何度か小さな渡渉もあります。
17雪渓.JPG
数日前までは雪渓を迂回する道が付けられていましたが、通れるようになっていました。
沢の水が冷たくて気持ちいい!


藪沢小屋
18藪沢.JPG
人気が無いけど、扉が開いてるから営業してそう。


小屋から10分ほどで藪沢の分岐。
19分岐.JPG
バスの車内放送では橋が無くなって通れないと言ってましたが・・・
千丈小屋で「今日(7/20)から通れるようになりました。」とのことでした。


さらに15分ほど登って馬ノ背ヒュッテ。
20馬ノ背ヒュッテ.JPG


なんと、千丈小屋の水は枯れているそうな・・・
21水枯れ.JPG


ヒュッテ周辺は鹿よけネットで囲まれた道。
22しかよけの道.JPG
食害がひどいんでしょうね。
花の百名山ですが・・・
去年の北岳に比べると、圧倒的に花が少ない・・・


それでも、それなりに出迎えてくれる子たちがいます。
23.JPG

24ツマトリソウ.JPG

25チングルマ.JPG

26クロユリ.JPG

27ミミナグサ.JPG

高度障害でヨレヨレでしたが・・・
お花たちが癒してくれました。


3000m級の山に行くときの必需品、食べる酸素
DSCN8823.JPG
左が普通バージョン
右がゲルマニウムイオン配合のハイスペバージョン

高所に強い人は効果を感じないかと思いますが・・・
ヘモグロビンが少なく、高所に弱い私には無くてはならない必需品。
なのに、車の中に忘れてきました・・・

夜間の運転時にも、酸素のめぐりが良くなるからか・・・
食べる酸素を食べるとあくびが減り、眠くなりにくいので車中でもポリポリ。
っで、ザックに入れ忘れた。
失態・・・

Sanaさんが持って来てたので分けていただきました。
助かりました。ありがとう。



馬ノ背の道は細くて擦れ違いにくい。
28馬ノ背.JPG



ガスが晴れて千丈小屋が見えました〜
29千丈小屋.JPG


小屋の手前で水場。
30水場.JPG
枯れていませんでした。
冷たくて美味しい♪

※例年より早く雪渓が小さくなり、小屋は水不足にはなっています。トイレの蛇口の水は止められていました。



ヘロヘロになりながら千丈小屋到着!
31千丈小屋.JPG
ガスっています。


とりあえず、宿泊の受付に向かいますが・・・
続きはその2で。
その2は>>こちら




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2018年07月16日

一ノ瀬から三ノ峰〜別山周回 お花畑と7月の悪夢

6月に雨天中止にした三ノ峰〜別山周回コース。
今度はいい天気そうとリベンジ。

が・・・・
DSCN8199.JPG
雨です。
曇りやガスは予定してたけど・・・
雨ですか・・・


杉峠への登りは若干崩れている所もあり・・・
DSCN8207.JPG
下りでは使いたくない、足場の悪い急坂。

杉峠手前でちょっと開けた休憩適地で一服。
左耳に違和感。
虫にやられたか?


破線ルートの杉峠から六本檜は・・・
DSCN8221.JPG
藪っぽいけど、ちゃんとした道じゃん。

と思ったら・・・
DSCN8222.JPG

前も足元も見えません。
DSCN8226.JPG
道自体はちゃんとあるけど、踏みしだかれた笹で隠れてたり。
下手するとルートロスしそうなので要注意です。

っで、藪漕ぎしてると首がチクチク。
これはもしや虫に刺された?
雨の日、ブヨちゃん活発だよね・・・


うっとおしい藪と、落ちた体力にヨレヨレ。
予定してなかった雨。
そしてブヨらしき虫刺されの感覚にテンションダダ下がり。
アレルギー体質で半端なく腫れるのよね。。。

藪を抜けた先のササユリやニッコウキスゲに癒されます。
DSCN8260.JPG

DSCN8261.JPG

小池(鳩ヶ湯)からの道と合流してからは道も良くなり・・・
ヨレヨレになりながらも三ノ峰避難小屋到着!
DSCN8296.JPG
景色は真っ白。
夕陽は望むべくもなし。

先客がおひとり。
綺麗な小屋です。
物干しロープもあるので濡れたカッパやザックカバーを干し・・・

ふと手を見ると手首から出血!?
切ったかな?とよく見ると小さくぷっくり。

ブヨぢゃん!!!!!
今年もやられた右手。

毎年7月、右手をブヨに刺されてパンパン。
すぐにポイズンリムーバーで吸出しを試みたけど・・・
DSCN8300.JPG
晩ご飯を食べ終わる頃には腫れが広がり・・・・

あぁ・・・・・
いつものパターン。

首は大したことないけど、左耳もパンパン。
左を向いて横になれない位に耳が腫れあがりました。。。


明け方、東の空が明るくなったのでご来光を期待!
DSCN8303.JPG

しかし・・・
DSCN8304.JPG
西からのガスがどんどん広がり、またしてもガスの中。。。
下山は急がないのでふて寝の二度寝タイムへ。


出発する頃にはいい感じに。
DSCN8309.JPG
でも周りの景色は雲の中。
とってもいい立地なんだけどなぁ〜

ニッコウキスゲのお花畑の三ノ峰へ。
DSCN8312.JPG

山頂到着!
DSCN8313.JPG
別山の姿は拝めず。
なんだかなぁ〜

それでも可憐なお花たちと時折晴れる景色に癒されて・・・
DSCN8316.JPG

DSCN8317.JPG

DSCN8318.JPG

DSCN8324.JPG

気持ちのいい別山平から別山は見えず。
DSCN8335.JPG

雲間から白山がちらり。
DSCN8346.JPG

チブリ尾根のチブリ小屋がちらり。
DSCN8348.JPG

御嶽山がちらり。
DSCN8352.JPG

ちらリズムの山行です。

ハクサンシャクナゲに心躍らせながら・・・
DSCN8354.JPG

到着した別山はガスの中。
DSCN8357.JPG
ランチタイムをしながら天候回復を待ちましたが、晴れる気配はなく。

歩いて血行が良くなり、ブヨにやられた右手は熱を帯びて腫れが広がりジンジン、ジンジン。
痛みがひどくなったのでロキソニンを飲んで濡れタオルでグルグル巻きに。

すれ違う人も少なかったけど、タオルを巻いた右手を常に心臓より上にあげて歩く姿は変だったでしょうね〜


歩きやすいけどすれ違い困難なチブリ尾根を下ります。
DSCN8366.JPG

クロユリが1輪だけ咲いていました♪
DSCN8371.JPG

更紗満天星がいっぱい!
DSCN8394.JPG
こんな所で逢えるなんて思ってなかった。
でもちょっと小降りでスマートなような。品種が違う?

お花畑も広がってたけど、気力がなくなっていて写真もやっつけ。
DSCN8398.JPG

DSCN8400.JPG

山はガスですが、下界は晴れ。
DSCN8421.JPG

山は良かったんだけど、なんだかなぁ〜の山行にレポもやっつけ。
すみません。

魔の7月。
腕は結局肘まで腫れあがり・・・
帰宅した翌朝には、ほとんど寝てないのに痛みで目が覚めた。
耳の中からも汁が出てきたのにはビックリ。

末端部をやられるとジュクジュクと水泡ができちゃうらしいですね。
そう言えば指を差されたときは隣の指にも水泡が出来た。

下山後、勝山で寄った病院では「時期におさまるでしょう」と痛み止めも処方してもらえなかったので・・・
職場近くの皮膚科で再受診。
アレルギー反応がひどいので、と処方されたステロイドを飲んだら劇的に効いた。
効きすぎて怖い。

まぁ、薬が効いて右手が使えるようになったからブログ書いているんですが・・・


ブヨにやられる度に色んな病院に行ったけど、病院によって処方も薬もすべて違う。
思うことや学ぶこともあるし、予防や対策含めて記事にまとめたいなと思います。
いつになるかは、分かりませんが。。。



やっと記事書きました。(追記)
刺されない対策と刺された時の対処法
ご参考まで




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2018年06月27日

どんぐり山業 高御位山系全ルートガイド完成!

どんぐり山業 BASEにshopオープン!

ショッピングアプリのBASEでどんぐり山業のお店が出来ました!
↓↓↓
どんぐり山業 BASE店

アプリのダウンロードは>>こちら


ただいまの取り扱いは本2点ですが、順次色々と増やしていく予定とのこと。
良かったら覗いてみてくださいませ。


播磨アルプス 高御位(たかみくら)山系 全ルートのガイドリーフレットが出来ました!

BASEのお店に出品されていますが・・・
播磨アルプス 高御位(たかみくら)山系の全ルートのガイドリーフレットが出来ました!
imageOLG3SJQ7.jpg



「ひょうご山蹊記」「山・岩・沢・雪」の著者である、どんぐり山業の川崎さんが、枝道と言う枝道をすべて歩いて作成されました。

兵庫県や関西圏のガイドブックには必ず取り上げられる高御位山(播磨アルプス)

標高200mクラスですが、山頂には神社があり、春の桜、ツツジの回廊、この時期ではササユリでも有名。
アルプスデビューを目指す人の格好のトレーニングルートである岩尾根からは瀬戸内海の展望も抜群。
またクライミングのできる岩場もあります。

毎日登られる方や、1日に何度も登り、もはや高御位山に登るのが仕事と言い切る方々もいるほど、地元から愛されている山。


そんな山を隅から隅まで歩きつくして完成されたのがこのリーフレットです。
ガイドブックに載っているのは鹿島神社から馬蹄形に縦走するルートぐらいですが、1/25000の地形図に全ルートとコース番号を振って、コースの説明を見ることが出来ます。

ディープな高御位山を楽しみたい方にはぜひおすすめ!
400円と言うお値段もお手頃ですね!

どんぐり山業 BASE店で買えますよ〜


2018年06月04日

更紗満天星(サラサドウダン)に逢いたくてマキノ赤坂山へ(2018/6/3)

【日  程】2018/6/3(日)

【天  候】晴れ

【コースタイム】
9:10黒河峠⇒11:40〜12:30明王の禿⇒13:55黒河峠
写真を撮りながらの超ゆっくりペースです








サラサドウダンツツジ(更紗満天星ツツジ)
1さらさ.JPG
下から見上げると「満天星(ドウダン)」の名にふさわしい可憐な花です。


花の山として有名な赤坂山。
何故「花の百名山」に入っていないんだろうと不思議に思っています。
ま、百名山と同じく著者が訪れた山しか選ばれませんからね。


それと、赤坂山とひとくくりにしていますが、花が多いのは三国山周辺。
今回もメインのキャンプ場からではなく、黒河(くろこ)峠から明王の禿までで赤坂山のピークは踏んでいません。
「赤坂山」と単体で標記しづらいですね。



ドウダンツツジに逢うなら黒河峠から。
ここから登るのも随分久しぶり。
山を始めて花にはまり通いつめたのがココでした。

5月のサラサ&ベニドウダン
6月にはコアジサイ
7月のキンコウカ
まだ行けてないですが4月のイワウチワ(トクワカソウ)も見事だとか。
キャンプ場側にはイワカガミ、稜線ではカタクリ等々季節ごとに色んな花が楽しめます。


普段は舗装がなくなる手前のスペースに車を停めますが・・・
今回は林道歩きをシュートカットして黒河峠の登山口まで乗り入れます。
一応一般車進入禁止ですが・・・
この日も3台。
登山口手前数十メートルあたりの土が流れて難所になっていました。

黒河峠(越)登山口。
2登山口.JPG
トイレがありますが、ペーパーはありません。

早々にタンナサワフタギがお出迎え。
3タンナサワフタギ.JPG

コアジサイも若干咲いていますが・・・
4コアジサイ.JPG

ほとんどはまだまだこれから。
5コアジサイ.JPG
6月中旬、登山道沿いを延々と水色に染める様は一見の価値ありです。

林道に一旦合流して再度「高島トレイル」の標識に沿って登山道に戻ります。
普段の花探しは足元を見ますが、今回の視線はドウダンツツジを求めて上方へ。

割とすぐにベニドウダンに出会えました。
6ベニドウダン.JPG
でもどの花も色が薄い・・・

足元を見ると・・・
7さらさ.JPG
落ちていると言うことは・・・

見上げると居ました!サラサちゃん。
8さらさ.JPG
ちょっと終わりかけ。

しかし、サラサドウダンも色の薄い子ばかり。
9さらさ.JPG
今年はイマイチなのか?

登り始めて40分ほどでアザラシ岩到着。
10アザラシ岩.JPG
どう見たらアザラシなのか分かりませんが・・・

高度も上がって展望が広がります。
11琵琶湖.JPG
琵琶湖が見えてるはずなんですが・・・
霞んで見えません。

この当たりから樹木の背も低くなり日当たりもよく・・・
赤いベニドウダン!
12赤いべに.JPG

可愛い!
13べに.JPG

満開です!
14べにどうだん.JPG

写真撮影に余念なし。
15べに.JPG

いつも以上に赤い気が・・・
16べに.JPG

サラサドウダンも出てきました〜
1さらさ.JPG

ちょっとスリム。
17さらさ.JPG
やっぱり日当たりか?色もしっかり。

美しい
18さらさ.JPG

写真撮影に余念なし。
19撮影.JPG


サラサとベニドウダン
20さらさとべに.JPG


白いサラサ
21白いさらさ.JPG


新種???
22新種.JPG

23新種.JPG

24新種.JPG

25新種.JPG
何の加工もしていません。
器用と言うか、まるで芸術です。

湿原に来ました〜
26湿原.JPG

キンコウカはまだまだ蕾。
27きんこうか.JPG

よく見るとモウセンゴケがいっぱい。
28もうせんごけ.JPG


青空が良く似合う。
29さらさ.JPG


満天星ツツジも水辺を好むのか?
沢に近い所にこれでもかって咲いてました。

見上げると満天ですが・・・
30さらさ満天.JPG

31満天.JPG
写真じゃ伝わらないですよね。。。

タニウツギもほぼ終わりかけでしたが、水辺で元気に咲いているものも。
32タニウツギ.JPG

ヤマボウシもいい感じ。
33やまぼうし.JPG

明王の禿が見えた。
34明王.JPG

カマツカと琵琶湖。
35かまつかと琵琶湖.JPG
霞がだいぶ晴れてきた。

カマツカ
36かまつか.JPG

霞んでますが伊吹山も見えてます。
37伊吹山.JPG


明王の禿到着〜
38明王.JPG

以前は土に混じって水晶も埋まってたようですが、今はまず無いみたいですね。
前方のピーク、赤坂山に人影が見えます。
やはり人気の山ですね。

お昼前なので琵琶湖を見ながらランチタイム。
日差しが暑いですが、涼しい風が吹いていて気持ちいい♪

sanaさんがシフォンケーキを焼いて持って来てくれました♪
39シフォン.JPG

「さて、赤坂山行きますか?」
「ううん。」
即否定でそのまま下山しま〜す。
お花目当てなので・・・

ま、見える景色もそんなに変わらないし。
下って登ってが微妙にしんどい。

下りは撮影もほとんどしないのでサクサク。

湿原まで降りてくると・・・
40キンコウカ.JPG
気の早いキンコウカが咲いていました!

しかも木道に近い位置で。
41撮影.JPG

朝は咲いてなかったのに、陽気に誘われたか。
5〜6輪ほど咲いていました。

さらに下ると・・・
42シライトソウ.JPG
シライトソウ!
これも朝は咲いてなかった。
2株。
とってもお久しぶりの花です。

コアジサイも花が増えた感じ。
43コアジサイ.JPG
ツクバネウツギやウスギヨウラク、ニガナも咲いていました。


通っていたころには同じ時期にタツナミソウ、ナンキンナナカマド、ツクバネソウ、アツミカンアオイ、トキワイカリソウ、ナルコユリ、トリアシショウマ、シャガ、オオバキスミレ等々の花も見かけましたが・・・
ここ数年、花が減った感じ。

伊吹山のお花畑から花が減った時期と一緒かなぁ〜
伊吹山は温暖化の影響で植生が変わったと聞きましたが・・・
花の百名山を見てても雪国の山が圧倒的に多いですもんね。





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プロフィール
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ほーちゃん
屋久島に行ったことをきっかけに山にはまりました。 ハイキングからバリエーション、岩、沢、雪、山スキーとどっぷり浸かっています。 山は楽し。
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どんぐり山業
どんぐり山業
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山と海を旅し、自然をたのしむことを仕事とするグループです。
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