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2018年10月08日
黒部下ノ廊下 黒部ダム〜阿曽原温泉(2018/10/4)
【 日 程 】 2018/10/4(木)〜10/5(金)
【 天 候 】 曇り
【コースタイム】
10/4
8:00 黒部ダム
9:40 内蔵助出合
14:20 十字峡
16:30 仙人ダム
18:00 阿曽原温泉 計10時間(休憩含む)
10/5
6:40 阿曽原温泉
9:00 折尾谷
10:35 志合谷
14:25 欅平駅 計7:45(昼大休止)
【登山関連情報】
扇沢〜黒部ダム(トローリーバス) 1,540円 始発7:30
欅平〜宇奈月温泉(トロッコ列車) 1,980円
阿曽原温泉 テント泊+温泉 1,500円(内温泉700円)
トイレ:水洗、トレぺ無し
水場:豊富、蛇口にて洗い場あり
温泉:源泉掛け捨て、野天、浴槽周辺にスノコ、石鹸&洗面器あり
(一つだけあるケロヨンの洗面器はヘッドランプにかぶせてランタンに適)
回送サービス(扇沢〜宇奈月温泉):三渓社 WEB割引きで18,000円
宇奈月温泉地元の業者なので、宇奈月温泉の駐車場のいい位置に停めてもらえます。
対応も非常に丁寧でおすすめ。2年前にもお世話になりました。
開通間際の下の廊下に行ってきました!
(写真:白竜峡)
スタートは扇沢
平日だと言うのに切符の販売開始にたくさん並んでいます。
今年で最後となるトローリーバスに乗って黒部ダムへ。
>>廃止の記事
来年からは電気バスになるそうです。
登山者用の出口から林道&登山道を下り、ダムの下へ。
一昨年は時期的に観光放水が終わっていましたが、今回は見れました。
登山道沿いにマユミの木がいっぱい。
なんだか色が薄いですが・・・
しばらくは穏やかな道を進みます。
1時間ほど歩いて内蔵助谷の分岐に到着。
「通り抜けできません」の張り紙。
まだ正式には開通していません。
未整備個所は残っていますが、10月4日時点でほぼほぼ完了している感じ。
一昨年の10月19日に通った時の方が危険個所が残っていました。
ゴーロ歩きもあり。
鳴沢小沢(のはず)
滝、撮影中。
三段滝
水が綺麗。
いたるところに滝があります。
雪渓も残っています。
上から見たら雪渓に見えない。
なんと10月なのにシモツケソウ!
竜胆やダイモンジソウ、コゴメグサ等々も目を楽しませてくれました。
いよいよ下ノ廊下の雰囲気に。
大へつりの垂直階段。
ここを高巻く様につけられています。
番線が残っているので通れると言えば通れますが・・・
足場の岩盤のクラックが広がっていていつ崩落してもおかしくない状態です。
丸太梯子を高巻いたら、ほどなく別山沢。
河原に下って・・・
ロープを使って登りかえします。
このルートで唯一のクライミングチックなポイント。
ほとんどが普通に歩けるルートなのであまりテクニックは必要ありません。
た・だ・し!
とにかく長いです。侮るなかれ。
スタートから別山沢まで約4時間。まだ半分も歩いていません。
そしてルートが狭いので、休憩ポイントがありません。(別山沢は休憩適地)
ひたすら断崖絶壁の道を歩きます。
白竜峡
だいぶ高度感が増しました。
前方に見える足場。一昨年はまだ、ありませんでした。
手こずっている人も居てプチ渋滞してました。
崩壊地にかかる足場。
こんな危険な場所でこんなに整備していただけることに感謝感謝です。
わずか1か月ほどの開通期間の為に、何か月かけて整備しているんでしょうねぇ。
それをタダで通らせていただくなんて、申し訳ない気持ちになります。
ふと下を見れば足場の残骸。
去年の足場が雪崩とかで流されたんでしょうね。
毎年、毎年、これを掛け直すのって。。。。。
この先にはシャワーポイント。
ずぶ濡れになること請け合い。
足元が危ないので、番線は離さずに。
十字峡の吊り橋に到着〜
吊り橋に下る手前に十字峡の展望ポイントへの道がありますが・・・
この時点で14:30。時間が圧しているのでスルーして進みます。
吊り橋の上から見る十字峡。
写真でよく見る断崖絶壁に出ました。
前から見るとこんな感じ。
半月峡のココも撮影ポイントですね。
高度感、ばりばりです。
前方に人工物が見えてきました。
仙人谷ダムが近い!
シャワーポイントで濡れた服が乾いたころに第二のシャワーポイント。
左半身が濡れた一つ目とは逆に、右半身がずぶ濡れになりました。
鉄塔が見えた所からガッツリ下って東谷吊り橋。
吊り橋を振り返る。
ここからはダムエリア。トンネルを進みます。
仙人谷ダム。
大雨、台風の影響か、土砂が流れ込んで中洲が出来上がってました。
見取り図。
ダムの上から水道橋のある下流側。
上流側を見ると見事な滝が。
ダムの施設の中を通り抜けます。
ここから外へ。
関電人見平宿舎。
登山道の整備をしている人たちもココに泊まってるのかなぁ〜
と宿舎を見やると浴室の窓越しに入浴中のオジサマと目が合ってしまった。
決して覗いた訳では。。。。。。
ここから阿曽原温泉まで尾根を越えるためにガッツリ登ります。
最後の試練。
ただ今、17:00。
コースタイムであと1時間。
明るい内にたどり着けるかな・・・
がんっと登り・・・
フラットになった道を黙々と進み・・・
唐突に激下り・・・
小屋が見えた!
なんとか薄明かりがある内に到着!
ほぼ、真っ暗に近いですが・・・・・・
その2(黒部ダム〜阿曽原温泉)へ続く
登山ランキング
【 天 候 】 曇り
【コースタイム】
10/4
8:00 黒部ダム
9:40 内蔵助出合
14:20 十字峡
16:30 仙人ダム
18:00 阿曽原温泉 計10時間(休憩含む)
10/5
6:40 阿曽原温泉
9:00 折尾谷
10:35 志合谷
14:25 欅平駅 計7:45(昼大休止)
【登山関連情報】
扇沢〜黒部ダム(トローリーバス) 1,540円 始発7:30
欅平〜宇奈月温泉(トロッコ列車) 1,980円
阿曽原温泉 テント泊+温泉 1,500円(内温泉700円)
トイレ:水洗、トレぺ無し
水場:豊富、蛇口にて洗い場あり
温泉:源泉掛け捨て、野天、浴槽周辺にスノコ、石鹸&洗面器あり
(一つだけあるケロヨンの洗面器はヘッドランプにかぶせてランタンに適)
回送サービス(扇沢〜宇奈月温泉):三渓社 WEB割引きで18,000円
宇奈月温泉地元の業者なので、宇奈月温泉の駐車場のいい位置に停めてもらえます。
対応も非常に丁寧でおすすめ。2年前にもお世話になりました。
開通間際の下の廊下に行ってきました!
(写真:白竜峡)
スタートは扇沢
平日だと言うのに切符の販売開始にたくさん並んでいます。
今年で最後となるトローリーバスに乗って黒部ダムへ。
>>廃止の記事
来年からは電気バスになるそうです。
登山者用の出口から林道&登山道を下り、ダムの下へ。
一昨年は時期的に観光放水が終わっていましたが、今回は見れました。
登山道沿いにマユミの木がいっぱい。
なんだか色が薄いですが・・・
しばらくは穏やかな道を進みます。
1時間ほど歩いて内蔵助谷の分岐に到着。
「通り抜けできません」の張り紙。
まだ正式には開通していません。
未整備個所は残っていますが、10月4日時点でほぼほぼ完了している感じ。
一昨年の10月19日に通った時の方が危険個所が残っていました。
ゴーロ歩きもあり。
鳴沢小沢(のはず)
滝、撮影中。
三段滝
水が綺麗。
いたるところに滝があります。
雪渓も残っています。
上から見たら雪渓に見えない。
なんと10月なのにシモツケソウ!
竜胆やダイモンジソウ、コゴメグサ等々も目を楽しませてくれました。
いよいよ下ノ廊下の雰囲気に。
大へつりの垂直階段。
ここを高巻く様につけられています。
番線が残っているので通れると言えば通れますが・・・
足場の岩盤のクラックが広がっていていつ崩落してもおかしくない状態です。
丸太梯子を高巻いたら、ほどなく別山沢。
河原に下って・・・
ロープを使って登りかえします。
このルートで唯一のクライミングチックなポイント。
ほとんどが普通に歩けるルートなのであまりテクニックは必要ありません。
た・だ・し!
とにかく長いです。侮るなかれ。
スタートから別山沢まで約4時間。まだ半分も歩いていません。
そしてルートが狭いので、休憩ポイントがありません。(別山沢は休憩適地)
ひたすら断崖絶壁の道を歩きます。
白竜峡
だいぶ高度感が増しました。
前方に見える足場。一昨年はまだ、ありませんでした。
手こずっている人も居てプチ渋滞してました。
崩壊地にかかる足場。
こんな危険な場所でこんなに整備していただけることに感謝感謝です。
わずか1か月ほどの開通期間の為に、何か月かけて整備しているんでしょうねぇ。
それをタダで通らせていただくなんて、申し訳ない気持ちになります。
ふと下を見れば足場の残骸。
去年の足場が雪崩とかで流されたんでしょうね。
毎年、毎年、これを掛け直すのって。。。。。
この先にはシャワーポイント。
ずぶ濡れになること請け合い。
足元が危ないので、番線は離さずに。
十字峡の吊り橋に到着〜
吊り橋に下る手前に十字峡の展望ポイントへの道がありますが・・・
この時点で14:30。時間が圧しているのでスルーして進みます。
吊り橋の上から見る十字峡。
写真でよく見る断崖絶壁に出ました。
前から見るとこんな感じ。
半月峡のココも撮影ポイントですね。
高度感、ばりばりです。
前方に人工物が見えてきました。
仙人谷ダムが近い!
シャワーポイントで濡れた服が乾いたころに第二のシャワーポイント。
左半身が濡れた一つ目とは逆に、右半身がずぶ濡れになりました。
鉄塔が見えた所からガッツリ下って東谷吊り橋。
吊り橋を振り返る。
ここからはダムエリア。トンネルを進みます。
仙人谷ダム。
大雨、台風の影響か、土砂が流れ込んで中洲が出来上がってました。
見取り図。
ダムの上から水道橋のある下流側。
上流側を見ると見事な滝が。
ダムの施設の中を通り抜けます。
ここから外へ。
関電人見平宿舎。
登山道の整備をしている人たちもココに泊まってるのかなぁ〜
と宿舎を見やると浴室の窓越しに入浴中のオジサマと目が合ってしまった。
決して覗いた訳では。。。。。。
ここから阿曽原温泉まで尾根を越えるためにガッツリ登ります。
最後の試練。
ただ今、17:00。
コースタイムであと1時間。
明るい内にたどり着けるかな・・・
がんっと登り・・・
フラットになった道を黙々と進み・・・
唐突に激下り・・・
小屋が見えた!
なんとか薄明かりがある内に到着!
ほぼ、真っ暗に近いですが・・・・・・
その2(黒部ダム〜阿曽原温泉)へ続く
登山ランキング
2018年10月01日
南アルプス 荒川三山ならず 千枚小屋で撤退(201/8/9/13〜14)
【日 程】2018/9/13(木)〜14(金)
【天 候】
13日:晴れのち曇りのち雨
14日:雨
【コースタイム】
13日
(バス 7:30畑薙第一ダム→8:30椹島)
8:50椹島→11:20小石下→12:55清水平→14:05見晴台→16:35千枚小屋
14日
5:30千枚小屋→7:45清水平→10:30椹島
黒尾山と前後しますが、9月中旬の南アルプスのお話。
荒川三山&赤石岳と周回する予定でしたが・・・
一度も稜線に出ず、千枚小屋までの樹林帯を往復してきました。
過去、何度か計画するも中止となり、やっと現地まで来ましたが撤退。
どうも相性が悪いようです。。。
まずは悪名高き東海フォレストのバスに乗るべく、駐車場へ。
紅葉には早い平日とあって空いています。
以前、聖岳に行ったときは茶臼経由で歩いたので、東海フォレストのバスに乗るのは初めて。
バスの運ちゃんに3000円払ってチケットをもらいます。
山小屋の宿泊費からこの3000円が引いてもらえるので、チケットはなくすべからず。
っで、小屋の領収証が無ければ帰りのバスに乗せてもらえないので、領収証もなくすべからず!
つまり、バス代が小屋の宿泊費に充当されるので、小屋に泊まる人は実質無料でバスに乗れると言うしくみ。
しかし、小屋に泊まらない人は「行きは3000円で乗れるけど、帰りは絶対乗せてあげないよ〜」と言うことらしい。
なので、全てテント泊で、と言う人は帰りは長い長い林道を歩いて帰らないといけません。
9月頭の台風・大雨で荒れた林道はなかなか快適な乗り心地を提供してくれましたが・・・
夜通し運転してほとんど寝ていなかったので、悪路に揺れながら爆眠しました。
到着した椹島は快適なキャンプ場のよう。
上高地の徳澤園あたりに雰囲気似てますね〜
今年出来立てほやほやの吊り橋だそうです。
吊り橋にあわせて開通した新道はまだ踏み固められていない新しさを感じました。
9月の雨上がりとあってキノコがいっぱい!
道々、これでもか!ってくらい生えていました。
登山道は何度か林道とクロスします。
地図で見ると千枚小屋に近い、かなり高い所まで通っています。
下山時に車の音がして少々興ざめ。
千枚小屋までのルートは気持ちのいい樹林帯の中、なだらかで歩きやすい道が続きます。
でも、長い!
っで、標高がなかなかあがらない。。。
鎌倉山で足を痛めた後、整骨院に通って臨みましたが・・・
足の痛みは取れないまま。
ゆっくり、だましだまし歩く。
見晴台。
朝は天気が良かったけど、すっかりガスの中。
足をかばって変な歩き方をしたか、お尻からハムストリングにかけて痛い。
景色も見えないし、寄らずに通過。
木馬道。
製紙用の木材を馬で運び出したとあって、広くて真っ直ぐな道です。
が、このあたりはもうヨレヨレ。
鹿よけ柵が見えてきた。小屋が近い!
ガスの中、小屋発見!
いよいよ雨が降り始めます。
ほぼ晩御飯タイムになってなんとか着きました。
生ビールがあるそうですが・・・
お泊りは暖房のない素泊まり小屋とのことで寒いそう。
ヨレヨレ、ぐだぐだ状態で食事の準備をしますが・・・
思考停止状態。
雨音に追い打ちをかけられて心が折れます。
食べたら爆眠。
翌朝、雨の降りは大したことはなかったけど・・・
景色が見れないのが確実、かつ、体がヨレヨレで下山決定。
椹島で泊まる話もありましたが・・・
翌日は納品を待ってもらっていたお店に薪を届けに行くことに。
実は静岡の山友が逆ルートで登ってくるとのことで、赤石〜椹島間ですれ違う予定でしたが・・・
一日早い下山で叶わず。
畑薙ダムのバスの乗降車ですれ違うことに。
お世話になった素泊まりの百枚小屋。
と本館の千枚小屋。
下山は雨の中、黙々と。
写真が全然ないよ〜
ほぼ、あきらめていた10:30のバスにギリギリ間に合いそうと・・・
最後の最後でダッシュ!
最後の林道が思いの外長くて・・・
まぢで走りました。
ギリギリセーフ!
と言いたいところですが・・・
一足先に降りた師匠がバスの運ちゃんに声をかけてくれていたので待っていてくれました。
ギリギリアウトです。。。
「本当は待たないんだけどね〜。やさしいお客さん達が待ってやれと言うから〜。」と。
ほんっと、みなさんゴメンナサイ。
ほんとに、ほんとにありがとうございます。
お蔭様で、数年ぶりに会う山友とバスの乗降時のすれ違いで終わらず
駐車場で会って話す時間が持てました。
山友には出発前に慌ただしくして申し訳なかったけど。。。
あたたかい皆さんに感謝感謝です。
バスも「悪名高い」なんて言ってごめんなさい。
しかし、年々使い物にならなくなっていくこの体はどうしたものか。
年はとりたくないなぁ〜
登山ランキング
【天 候】
13日:晴れのち曇りのち雨
14日:雨
【コースタイム】
13日
(バス 7:30畑薙第一ダム→8:30椹島)
8:50椹島→11:20小石下→12:55清水平→14:05見晴台→16:35千枚小屋
14日
5:30千枚小屋→7:45清水平→10:30椹島
黒尾山と前後しますが、9月中旬の南アルプスのお話。
荒川三山&赤石岳と周回する予定でしたが・・・
一度も稜線に出ず、千枚小屋までの樹林帯を往復してきました。
過去、何度か計画するも中止となり、やっと現地まで来ましたが撤退。
どうも相性が悪いようです。。。
まずは
紅葉には早い平日とあって空いています。
以前、聖岳に行ったときは茶臼経由で歩いたので、東海フォレストのバスに乗るのは初めて。
バスの運ちゃんに3000円払ってチケットをもらいます。
山小屋の宿泊費からこの3000円が引いてもらえるので、チケットはなくすべからず。
っで、小屋の領収証が無ければ帰りのバスに乗せてもらえないので、領収証もなくすべからず!
つまり、バス代が小屋の宿泊費に充当されるので、小屋に泊まる人は実質無料でバスに乗れると言うしくみ。
しかし、小屋に泊まらない人は「行きは3000円で乗れるけど、帰りは絶対乗せてあげないよ〜」と言うことらしい。
なので、全てテント泊で、と言う人は帰りは長い長い林道を歩いて帰らないといけません。
9月頭の台風・大雨で荒れた林道はなかなか快適な乗り心地を提供してくれましたが・・・
夜通し運転してほとんど寝ていなかったので、悪路に揺れながら爆眠しました。
到着した椹島は快適なキャンプ場のよう。
上高地の徳澤園あたりに雰囲気似てますね〜
今年出来立てほやほやの吊り橋だそうです。
吊り橋にあわせて開通した新道はまだ踏み固められていない新しさを感じました。
9月の雨上がりとあってキノコがいっぱい!
道々、これでもか!ってくらい生えていました。
登山道は何度か林道とクロスします。
地図で見ると千枚小屋に近い、かなり高い所まで通っています。
下山時に車の音がして少々興ざめ。
千枚小屋までのルートは気持ちのいい樹林帯の中、なだらかで歩きやすい道が続きます。
でも、長い!
っで、標高がなかなかあがらない。。。
鎌倉山で足を痛めた後、整骨院に通って臨みましたが・・・
足の痛みは取れないまま。
ゆっくり、だましだまし歩く。
見晴台。
朝は天気が良かったけど、すっかりガスの中。
足をかばって変な歩き方をしたか、お尻からハムストリングにかけて痛い。
景色も見えないし、寄らずに通過。
木馬道。
製紙用の木材を馬で運び出したとあって、広くて真っ直ぐな道です。
が、このあたりはもうヨレヨレ。
鹿よけ柵が見えてきた。小屋が近い!
ガスの中、小屋発見!
いよいよ雨が降り始めます。
ほぼ晩御飯タイムになってなんとか着きました。
生ビールがあるそうですが・・・
お泊りは暖房のない素泊まり小屋とのことで寒いそう。
ヨレヨレ、ぐだぐだ状態で食事の準備をしますが・・・
思考停止状態。
雨音に追い打ちをかけられて心が折れます。
食べたら爆眠。
翌朝、雨の降りは大したことはなかったけど・・・
景色が見れないのが確実、かつ、体がヨレヨレで下山決定。
椹島で泊まる話もありましたが・・・
翌日は納品を待ってもらっていたお店に薪を届けに行くことに。
実は静岡の山友が逆ルートで登ってくるとのことで、赤石〜椹島間ですれ違う予定でしたが・・・
一日早い下山で叶わず。
畑薙ダムのバスの乗降車ですれ違うことに。
お世話になった素泊まりの百枚小屋。
と本館の千枚小屋。
下山は雨の中、黙々と。
写真が全然ないよ〜
ほぼ、あきらめていた10:30のバスにギリギリ間に合いそうと・・・
最後の最後でダッシュ!
最後の林道が思いの外長くて・・・
まぢで走りました。
ギリギリセーフ!
と言いたいところですが・・・
一足先に降りた師匠がバスの運ちゃんに声をかけてくれていたので待っていてくれました。
ギリギリアウトです。。。
「本当は待たないんだけどね〜。やさしいお客さん達が待ってやれと言うから〜。」と。
ほんっと、みなさんゴメンナサイ。
ほんとに、ほんとにありがとうございます。
お蔭様で、数年ぶりに会う山友とバスの乗降時のすれ違いで終わらず
駐車場で会って話す時間が持てました。
山友には出発前に慌ただしくして申し訳なかったけど。。。
あたたかい皆さんに感謝感謝です。
バスも「悪名高い」なんて言ってごめんなさい。
しかし、年々使い物にならなくなっていくこの体はどうしたものか。
年はとりたくないなぁ〜
登山ランキング
タグ:小屋泊まり
2018年09月28日
兵庫100山 黒尾山撤退!山ビル地獄・・・(2018/9/25)
【日 程】2018/09/25(火)
【天 候】晴れのち曇り(登山前は雨)
【コースタイム】
9:40駐車地点→10:00分岐→10:40撤退地点→11:45駐車地点
(歩いた時間より茨やヒルと格闘した時間の方が多いかも)
今回はキトキチくんの復活記念(?)登山。
春、一緒に金剛山に登った翌日。
岩から落ちて腰を圧迫骨折。
やっと山に登れるまで復活してくれました。
と言うことで、あまりハードではなく手軽に登れるところで・・・
と赤谷山に行く予定でしたが、北の方は天気がイマイチだったので
ちょっと南の黒尾山へ。
この選択が間違いだった。。。。。
事前にネットで情報をある程度仕入れていましたが・・・
分岐まで車で入れると言う林道はまあまあの悪路。
ちょいと手前の空きスペースに停めました。
かわいい花が咲いてました。
今日一の癒しかな。
しばし登ると「第一駐車場」
と言えど、駐車地点より狭い。
2〜3台分くらいかな。
林道を20分ほど歩いて分岐に到着。
右に行けば「右コース」
左に行けば「左」もしくは「中央コース」
分岐に案内板もあります。
下りは特に腰に響くようなので急こう配の「中央コース」を登りで使うことに。
林道をしゃべりながら歩いていたら中央コースの分岐を見落としました・・・
っで、「名水取水場」
う〜ん。。。。。。。。。
だいぶ荒れています。
名水まで来ちゃったので、これは左コースかな?
と勾配が急になったコンクリートの林道を登りかけましたが・・・
めっちゃ急で濡れて滑る。まともに登れない。
林道にも関わらず先の方はだいぶ荒れてそうだし・・・・
「やめよう!」
引き返して中央コースの分岐を探すとありました。
写真では分かりませんが・・・
この上も道は荒れた感じで微妙。
復活記念登山で悪化させたら洒落にならないし・・・
「パス!」
勾配がゆるそうな右コースのピストンに切り替えました。
っが・・・
じめっとした雰囲気に山ビルの予感。
しかも道は藪っぽく、茨に服やザックがひっかかり・・・
枝は細いので「剪定ばさみ」必須です!!
イラっとしながらふと足元を見ると・・・
ズボンの上を登ってくるヤツが!!
やっぱり居た山ビル。
準備している時に「ジョニーちゃん(ヒルさがりのジョニー)要るかな?」
と思ったのに持ってこなかった事を後悔。
超テンションダウンですが・・・
意外と虫とか平気なキトキチくん。
登りたそうな雰囲気だったので「登りますか」
まあ、1匹見ただけだし。
まもなく「口滝」到着〜
いい感じの滝です♪
が、ヒルが居そうな雰囲気に落ち着かず。
勾配がゆるいと思った右コースもそれなりに傾斜があり・・・
と言うか荒れた感じ。
先般の台風で崩れたかな?と思うようなところもありながら進んでいくと・・・
靴が山ビルだらけ!!
生まれたての赤ちゃんだろうか、ミシン糸サイズの極小から毛糸より太い極太まで・・・
靴ひもの穴から出たり入ったり、ソールの側面でウヨウヨしてたり・・・
キトキチくんの首筋に吸い付いているヤツも・・・
「ぎゃあ〜!!!!!!」
と叫びながら払おうとしてもなかなか落ちない。
格闘している間にも新たに登ってくるヤツら。。。
巣窟に足を踏み入れてしまった。。。
「ごめん!撤退!!」
今度は有無を言わせず、撤退を決めてしまいました。
どうもぎゃあぎゃあ騒いでいるのは私だけで吸い付かれたキトキチくんは結構冷静。
ゆっくりしか下れないキトキチに
「ゆっくり降りてきて!」
と言い残し、ダッシュで下る非情な私。
ごめんよ。。。。。。。
靴の隙間にもぐりこんだ奴らは払いようもないので、登ってこないように数m進んでは足元チェック。
チェックする度に新たな登攀者。
払えるヤツは払って数m。
っで、チェックするとやはり新たに数匹。
山ビル大っっっっっキライ!!!!!!!
な私にはまさしく地獄絵図。
正常な思考回路を失って茨に突っ込み服も手も傷だらけ。
帰ってから見たら太ももにもいくつか赤い点々が。
雪彦や明神に多いと認識はしていたけど・・・
宍粟の山も同じ感じなのね。
この周辺の山域は寒い時期しか近づくべからず。
夏場は「ヒル下がりのジョニー」必携です!
「山ビルファイター」と違ってディートが含まれていないので直接肌にかけても大丈夫。
(商品説明には直接肌にかけないでってなってますね^^;基本は服や靴へ)
完全に予防は出来ませんが、吸い付いてるヤツにかけたらポロリと落ちます!
ジョニーちゃんにまみれたヒルはご臨終です。
分岐まで戻ればひとまず安全圏。
車にヒルを持ち込みたくないので、靴の隙間に潜むヤツらもくまなくチェック。
もうねぇ・・・
矢印の穴や隙間からチロチロと顔を出してるんですよ。
この折り目の奥の方に納まっていたり。
どうやら天然素材の皮やウールが大好きみたい。
キトキチくんはウールの靴下の上からも噛まれてました。
っで、払い落としてる間にさらに首筋も・・・
払ったヤツが這い上がってきたようです。
私は気が狂ったように払い落としてたから噛まれずに済んだけど
彼女は可哀そうに3か所もやられちゃいました。
あのウヨウヨ具合を考えれば3か所で済んだって感じでもありますが。
お互いに背中とかにも残っていないかチェックし合って林道を下山。
無事、撤退です。
ほとんど入口あたりしか歩かなかった。
お口直しに砥峰高原へ。
ススキにはまだ早いかなと思ったけど、結構いい感じでした。
今回は何と言っても山のチョイスミスでした。
せっかくの復活登山だったのにごめんよ〜
登山ランキング
【天 候】晴れのち曇り(登山前は雨)
【コースタイム】
9:40駐車地点→10:00分岐→10:40撤退地点→11:45駐車地点
(歩いた時間より茨やヒルと格闘した時間の方が多いかも)
今回はキトキチくんの復活記念(?)登山。
春、一緒に金剛山に登った翌日。
岩から落ちて腰を圧迫骨折。
やっと山に登れるまで復活してくれました。
と言うことで、あまりハードではなく手軽に登れるところで・・・
と赤谷山に行く予定でしたが、北の方は天気がイマイチだったので
ちょっと南の黒尾山へ。
この選択が間違いだった。。。。。
事前にネットで情報をある程度仕入れていましたが・・・
分岐まで車で入れると言う林道はまあまあの悪路。
ちょいと手前の空きスペースに停めました。
かわいい花が咲いてました。
今日一の癒しかな。
しばし登ると「第一駐車場」
と言えど、駐車地点より狭い。
2〜3台分くらいかな。
林道を20分ほど歩いて分岐に到着。
右に行けば「右コース」
左に行けば「左」もしくは「中央コース」
分岐に案内板もあります。
下りは特に腰に響くようなので急こう配の「中央コース」を登りで使うことに。
林道をしゃべりながら歩いていたら中央コースの分岐を見落としました・・・
っで、「名水取水場」
う〜ん。。。。。。。。。
だいぶ荒れています。
名水まで来ちゃったので、これは左コースかな?
と勾配が急になったコンクリートの林道を登りかけましたが・・・
めっちゃ急で濡れて滑る。まともに登れない。
林道にも関わらず先の方はだいぶ荒れてそうだし・・・・
「やめよう!」
引き返して中央コースの分岐を探すとありました。
写真では分かりませんが・・・
この上も道は荒れた感じで微妙。
復活記念登山で悪化させたら洒落にならないし・・・
「パス!」
勾配がゆるそうな右コースのピストンに切り替えました。
っが・・・
じめっとした雰囲気に山ビルの予感。
しかも道は藪っぽく、茨に服やザックがひっかかり・・・
枝は細いので「剪定ばさみ」必須です!!
イラっとしながらふと足元を見ると・・・
ズボンの上を登ってくるヤツが!!
やっぱり居た山ビル。
準備している時に「ジョニーちゃん(ヒルさがりのジョニー)要るかな?」
と思ったのに持ってこなかった事を後悔。
超テンションダウンですが・・・
意外と虫とか平気なキトキチくん。
登りたそうな雰囲気だったので「登りますか」
まあ、1匹見ただけだし。
まもなく「口滝」到着〜
いい感じの滝です♪
が、ヒルが居そうな雰囲気に落ち着かず。
勾配がゆるいと思った右コースもそれなりに傾斜があり・・・
と言うか荒れた感じ。
先般の台風で崩れたかな?と思うようなところもありながら進んでいくと・・・
靴が山ビルだらけ!!
生まれたての赤ちゃんだろうか、ミシン糸サイズの極小から毛糸より太い極太まで・・・
靴ひもの穴から出たり入ったり、ソールの側面でウヨウヨしてたり・・・
キトキチくんの首筋に吸い付いているヤツも・・・
「ぎゃあ〜!!!!!!」
と叫びながら払おうとしてもなかなか落ちない。
格闘している間にも新たに登ってくるヤツら。。。
巣窟に足を踏み入れてしまった。。。
「ごめん!撤退!!」
今度は有無を言わせず、撤退を決めてしまいました。
どうもぎゃあぎゃあ騒いでいるのは私だけで吸い付かれたキトキチくんは結構冷静。
ゆっくりしか下れないキトキチに
「ゆっくり降りてきて!」
と言い残し、ダッシュで下る非情な私。
ごめんよ。。。。。。。
靴の隙間にもぐりこんだ奴らは払いようもないので、登ってこないように数m進んでは足元チェック。
チェックする度に新たな登攀者。
払えるヤツは払って数m。
っで、チェックするとやはり新たに数匹。
山ビル大っっっっっキライ!!!!!!!
な私にはまさしく地獄絵図。
正常な思考回路を失って茨に突っ込み服も手も傷だらけ。
帰ってから見たら太ももにもいくつか赤い点々が。
雪彦や明神に多いと認識はしていたけど・・・
宍粟の山も同じ感じなのね。
この周辺の山域は寒い時期しか近づくべからず。
夏場は「ヒル下がりのジョニー」必携です!
新品価格 |
「山ビルファイター」と違ってディートが含まれていないので直接肌にかけても大丈夫。
(商品説明には直接肌にかけないでってなってますね^^;基本は服や靴へ)
完全に予防は出来ませんが、吸い付いてるヤツにかけたらポロリと落ちます!
ジョニーちゃんにまみれたヒルはご臨終です。
分岐まで戻ればひとまず安全圏。
車にヒルを持ち込みたくないので、靴の隙間に潜むヤツらもくまなくチェック。
もうねぇ・・・
矢印の穴や隙間からチロチロと顔を出してるんですよ。
この折り目の奥の方に納まっていたり。
どうやら天然素材の皮やウールが大好きみたい。
キトキチくんはウールの靴下の上からも噛まれてました。
っで、払い落としてる間にさらに首筋も・・・
払ったヤツが這い上がってきたようです。
私は気が狂ったように払い落としてたから噛まれずに済んだけど
彼女は可哀そうに3か所もやられちゃいました。
あのウヨウヨ具合を考えれば3か所で済んだって感じでもありますが。
お互いに背中とかにも残っていないかチェックし合って林道を下山。
無事、撤退です。
ほとんど入口あたりしか歩かなかった。
お口直しに砥峰高原へ。
ススキにはまだ早いかなと思ったけど、結構いい感じでした。
今回は何と言っても山のチョイスミスでした。
せっかくの復活登山だったのにごめんよ〜
登山ランキング
2018年09月03日
朝トレ兵庫100山 鎌倉山(2018/9/3)
【日 程】2018/09/03(月)
【天 候】晴れ時々曇り
【コースタイム】
6:15普光寺→7:10尾根合流→8:20柳峠→9:00鎌倉山9:20→10:15登山口→10:30普光寺
久しく山に行けてなくて、体力低下が気になったので・・・・
夏に行きたくない低山で朝トレしてきました。
まだ行けていない兵庫100山の中で近場&お手軽の鎌倉山。
加西市観光案内所のHPにハイキングマップが載っています。
>>観光案内HP
>>ハイキングマップ
今回はひざの調子も悪いのでリハビリ兼ねて手軽なSコースで。
全5,400m、所要時間2〜3時間目安の所をしっかり4時間強。
ぐだぐだです。。。。。。。
まずは石灯籠の並ぶ参道を歩き・・・
登山口の前に舗装された駐車場がありました。。。
無人案内所に地図がありますが、登山口側の石碑の方が分かりやすいです。
登山道はここからですが・・・
とりあえず普光寺もお参りしておきます。
かなり立派です。
向かって左手、何かのお堂かな?と近づいたら・・・
綺麗なトイレがありました。
入り口の蓮池が綺麗。
駐車場に戻って登山道の標識の方へ進むと・・・
立派な鹿よけ柵が。
林道を5分ほど進むと右手に登山口の標識。
気づかずにまっすぐ行ってしまいそう。
のっけから植林の急登です。
早朝の西斜面で日差しもなく意外と涼しく快適♪
秋雨前線が南に降りているので、秋の空気ですね。
登山口から20分ほどで視界が開けて鉄塔が。
もう尾根に出た?
と思ったらまだ中間でした。
さらに20分ほどで尾根に合流〜
自然と大天井のピークを巻く道入ったようです。
大天井に登らなかったので、小天井は巻かずに登りました。
北側の木が切りはらわれて若干展望があります。
小天井を下ると役行者の石仏さん。
元々、修験者の山です。
尾根道は歩きやすくて快適。
尾根に出たら日が当たって暑いかなぁと思ったけど・・・
意外と雲が多くて涼しい。
しかし、蜘蛛もやたらと多くて顔に巣が張り付き悲鳴が・・・
これだから夏の低山は嫌いだ。。。
登り始めから膝の痛みが気になっていたけど・・・
ストックは足の補助より蜘蛛の巣払いで忙しい。
下山路の分岐のあるピークには大日如来様。
しかし、如来様の目の前で蜘蛛の巣にかかったセミが無残に喰われている最中でした。。。
ああ無情。
柳峠へと下って行くと東のぞきの標識。
道は細く、だいぶ下りそう。。。。。。パス!
ちょっと下ると展望が開けました♪
下の集落が見えています。
目指す鎌倉山はこの木の向こうの様子。
基本的に道は歩きやすいけど、木々に囲まれて展望が利かない。
紅葉シーズンか落葉した後の季節がおすすめかなぁ〜
四差路の柳峠到着。
下山の標識は左を差していますが、左に道はなく・・・
左下への直進が下山のようです。
鎌倉山へは右上に登る感じ。
たらたらと登って行くと、今度は孔雀明王さま。
違いは分かっておりませんが・・・
5分ほどでピークが見えた。
鎌倉山到着〜
なんと屋根付き双眼鏡まであります。
霞んでいますが淡路島方面が見えています。
しかし・・・
視界が開けているのは南側だけ。
他は灌木に遮られてかすかに見えるだけ。
低山で暑いだろうけど、鎌倉山に決めた理由の一つ。
兵庫100山の説明にあった「視界は360度」
大展望を期待していただけにちょっとショック。
本の発行から数年で木が育っちゃったのね。
南側は伐採して展望を確保している感じでした。
とりあえず、日陰で一服。
さあ、出発と腰を上げると・・・
どうしたことか、右足が・・・
腰と言うか、お尻と言うか、足の付け根と言うか・・・
痛い。
膝を庇って変な歩き方をしたかなぁ〜
リハビリハイキングのつもりが、悪化したぞ・・・
ストックを頼りに下り始めると蜘蛛の巣が!
やはりストックは蜘蛛の巣払い。
う〜ん、修行が足りん!と言われているんだろうか。
5分ほど下ると西ののぞき。
こっちは分岐から見えてたので寄りました。
ここから磨崖仏が見えるとありますが・・・
茂った草で岩がかすかに見えるのみ。
う〜ん。。。。
下りますか。
下り始めるとすぐに「西ののぞき下」の標識
こちらは東と違ってほぼレベルっぽい。
なら、行ってみますか〜
と、来てみましたが・・・
藪っぽい道は崩れかかり・・・
そこまでして行く?
って感じになってきたのでやめました。
この状況も修行なのかなぁ〜と思っていると・・・
立派な建物が。
鎌倉寺です。
廃墟感のあるお堂とは対照的に、その先には綺麗な祠。
祠の石垣の左側にも登って行く道がありましたが・・・
尾根に出るのかな。
標識が無いから登ってきたら間違えそう。
鎌倉寺から20分ほど下ると右手前方に橋が見えた。
橋の方から降りてきた方を見ると・・・
分岐になっています。
左の方から降りてきました。
ここも標識がないから登りで使うと間違えそう。
橋を渡ると鹿よけフェンスに当たるので左へ。
振り返ると鎌倉山が拝めます。
ズームにすると・・・
磨崖仏が見えました!
西ののぞきからは上からも下からも見れなかったけど。
ゲートを出て集落へ。
ゲートの角材。
外からは簡単に取り外し出来るけど、山側からは超めんどうくさい。
改善してほしいなぁ〜
ま、農家さんには関係ないよね。
こちらの登山口にも案内板があります。
全体的によく手入れされています。
でも誰一人出会いませんでした。
あとは道路を歩いて戻ります。
小金の頭を垂れる稲穂がいい感じ。
振り返れば鎌倉山(左のピーク)。
登ってきたのは右手の尾根のさらに右側。
尾根を回り込むように普光寺へと戻ります。
普通の道だけど、ストック頼りに右足を引きずりながら。
う〜ん。医者に行けのレベルかなぁ・・・
ヨタヨタ歩きながら普光寺の山門に出ました。
道路側には十二支の石仏が並んでいました。
今回は色々ネガティブ要素があったけど・・・
季節が良くて、体調も良ければ行者道や城跡も歩いてみたいな。
丈夫な体が欲しい。。。
登山ランキング
【天 候】晴れ時々曇り
【コースタイム】
6:15普光寺→7:10尾根合流→8:20柳峠→9:00鎌倉山9:20→10:15登山口→10:30普光寺
久しく山に行けてなくて、体力低下が気になったので・・・・
夏に行きたくない低山で朝トレしてきました。
まだ行けていない兵庫100山の中で近場&お手軽の鎌倉山。
加西市観光案内所のHPにハイキングマップが載っています。
>>観光案内HP
>>ハイキングマップ
今回はひざの調子も悪いのでリハビリ兼ねて手軽なSコースで。
全5,400m、所要時間2〜3時間目安の所をしっかり4時間強。
ぐだぐだです。。。。。。。
まずは石灯籠の並ぶ参道を歩き・・・
登山口の前に舗装された駐車場がありました。。。
無人案内所に地図がありますが、登山口側の石碑の方が分かりやすいです。
登山道はここからですが・・・
とりあえず普光寺もお参りしておきます。
かなり立派です。
向かって左手、何かのお堂かな?と近づいたら・・・
綺麗なトイレがありました。
入り口の蓮池が綺麗。
駐車場に戻って登山道の標識の方へ進むと・・・
立派な鹿よけ柵が。
林道を5分ほど進むと右手に登山口の標識。
気づかずにまっすぐ行ってしまいそう。
のっけから植林の急登です。
早朝の西斜面で日差しもなく意外と涼しく快適♪
秋雨前線が南に降りているので、秋の空気ですね。
登山口から20分ほどで視界が開けて鉄塔が。
もう尾根に出た?
と思ったらまだ中間でした。
さらに20分ほどで尾根に合流〜
自然と大天井のピークを巻く道入ったようです。
大天井に登らなかったので、小天井は巻かずに登りました。
北側の木が切りはらわれて若干展望があります。
小天井を下ると役行者の石仏さん。
元々、修験者の山です。
尾根道は歩きやすくて快適。
尾根に出たら日が当たって暑いかなぁと思ったけど・・・
意外と雲が多くて涼しい。
しかし、蜘蛛もやたらと多くて顔に巣が張り付き悲鳴が・・・
これだから夏の低山は嫌いだ。。。
登り始めから膝の痛みが気になっていたけど・・・
ストックは足の補助より蜘蛛の巣払いで忙しい。
下山路の分岐のあるピークには大日如来様。
しかし、如来様の目の前で蜘蛛の巣にかかったセミが無残に喰われている最中でした。。。
ああ無情。
柳峠へと下って行くと東のぞきの標識。
道は細く、だいぶ下りそう。。。。。。パス!
ちょっと下ると展望が開けました♪
下の集落が見えています。
目指す鎌倉山はこの木の向こうの様子。
基本的に道は歩きやすいけど、木々に囲まれて展望が利かない。
紅葉シーズンか落葉した後の季節がおすすめかなぁ〜
四差路の柳峠到着。
下山の標識は左を差していますが、左に道はなく・・・
左下への直進が下山のようです。
鎌倉山へは右上に登る感じ。
たらたらと登って行くと、今度は孔雀明王さま。
違いは分かっておりませんが・・・
5分ほどでピークが見えた。
鎌倉山到着〜
なんと屋根付き双眼鏡まであります。
霞んでいますが淡路島方面が見えています。
しかし・・・
視界が開けているのは南側だけ。
他は灌木に遮られてかすかに見えるだけ。
低山で暑いだろうけど、鎌倉山に決めた理由の一つ。
兵庫100山の説明にあった「視界は360度」
大展望を期待していただけにちょっとショック。
本の発行から数年で木が育っちゃったのね。
南側は伐採して展望を確保している感じでした。
とりあえず、日陰で一服。
さあ、出発と腰を上げると・・・
どうしたことか、右足が・・・
腰と言うか、お尻と言うか、足の付け根と言うか・・・
痛い。
膝を庇って変な歩き方をしたかなぁ〜
リハビリハイキングのつもりが、悪化したぞ・・・
ストックを頼りに下り始めると蜘蛛の巣が!
やはりストックは蜘蛛の巣払い。
う〜ん、修行が足りん!と言われているんだろうか。
5分ほど下ると西ののぞき。
こっちは分岐から見えてたので寄りました。
ここから磨崖仏が見えるとありますが・・・
茂った草で岩がかすかに見えるのみ。
う〜ん。。。。
下りますか。
下り始めるとすぐに「西ののぞき下」の標識
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なら、行ってみますか〜
と、来てみましたが・・・
藪っぽい道は崩れかかり・・・
そこまでして行く?
って感じになってきたのでやめました。
この状況も修行なのかなぁ〜と思っていると・・・
立派な建物が。
鎌倉寺です。
廃墟感のあるお堂とは対照的に、その先には綺麗な祠。
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標識が無いから登ってきたら間違えそう。
鎌倉寺から20分ほど下ると右手前方に橋が見えた。
橋の方から降りてきた方を見ると・・・
分岐になっています。
左の方から降りてきました。
ここも標識がないから登りで使うと間違えそう。
橋を渡ると鹿よけフェンスに当たるので左へ。
振り返ると鎌倉山が拝めます。
ズームにすると・・・
磨崖仏が見えました!
西ののぞきからは上からも下からも見れなかったけど。
ゲートを出て集落へ。
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外からは簡単に取り外し出来るけど、山側からは超めんどうくさい。
改善してほしいなぁ〜
ま、農家さんには関係ないよね。
こちらの登山口にも案内板があります。
全体的によく手入れされています。
でも誰一人出会いませんでした。
あとは道路を歩いて戻ります。
小金の頭を垂れる稲穂がいい感じ。
振り返れば鎌倉山(左のピーク)。
登ってきたのは右手の尾根のさらに右側。
尾根を回り込むように普光寺へと戻ります。
普通の道だけど、ストック頼りに右足を引きずりながら。
う〜ん。医者に行けのレベルかなぁ・・・
ヨタヨタ歩きながら普光寺の山門に出ました。
道路側には十二支の石仏が並んでいました。
今回は色々ネガティブ要素があったけど・・・
季節が良くて、体調も良ければ行者道や城跡も歩いてみたいな。
丈夫な体が欲しい。。。
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2018年08月18日
山・アウトドアの天敵≪ブヨ≫ 刺されない対策と刺された時の対処法
7月の恒例行事・・・ブヨなんて嫌いだ!
先月の三ノ峰〜別山周回でブヨにやられた。
ほぼ、7月の恒例行事?って感じで右手がターゲットに・・・
アレルギー体質の様で、半端なく腫れあがります。
毎年ひいひい言ってる割に、シーズン初めは油断しまくり。
対策もほとんどできていなかったので、色々と調べてみました。
ブヨとは
【参考HP】
ブヨとは
ウィキペディア
・正式名称は「ブユ」関東では「ブヨ」関西では「ブト」とも
・ハエより小さい2〜5mmほどの羽虫
・アブと同じく皮膚をかみちぎって血を吸う。(産卵期の雌のみ・通常は花の蜜を吸う)
・綺麗な水に産卵するので清流の近くが危険。
・かみつく時に麻酔成分を注入してくるので噛まれたことに気づきにくい。(アブは痛いがそれほど腫れない)
・噛まれた直後より、半日〜1日後の方が腫れる。
・活動期間 3月〜9月
・活動時間 朝と夕方(種類による)
・湿気が好き、雨降りの日は最悪の好条件
・天敵はトンボらしい
耐性のある方はあまり腫れたりしないようですが、アレルギー反応の強い方は腫れがひどく
さらにはアナフィラキシーショックを引き起して呼吸困難に陥ることもあるようです。
私の場合、呼吸困難になったことはないですが、4〜5日は熱を帯びて腫れあがり
かゆみや違和感がある程度収まるのに半月〜1か月。
症状がひどかった時のかゆみが消えるのに2〜3年といった感じです。
刺されない為の対策
・時間帯に注意(晴れた昼間は比較的安全)
・雨降り要注意(日が差さないので昼間でも襲ってきます)
・蚊取り線香や市販の虫よけスプレーは効かない。ハッカ油が有効。小まめに。
・天敵のトンボが飛び交っている所は安心
・黒っぽい服は避ける。白やオレンジの明るい色の服が良い。
・汗や飲酒は寄せ付ける原因
・肌の露出は避ける(指とか耳とか末端部要注意)
・顔を保護するには虫よけネットが有効(但し、息苦しさと視界不良あり)
思えばブヨに噛まれたのは「雨の日」か「早朝」だった。
被害に会いやすい天候、時間帯には要注意です。
虫よけ素材のウェアは試したことが無いので、効果のほどは分かりませんが・・・
常に持ち歩いている虫よけネットはこれ
(SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) 防虫ネット ナノモスキート・ヘッドネット 1700344)
SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) 防虫ネット ナノモスキート・ヘッドネット 1700344 新品価格 |
手のひらどころか、握ってしまえば持っているのかも分からない小ささ。
11gと言う驚異的な軽さ。
ポケットやザックの隙間に入れていて全然邪魔になりません。
鍔付きハットと組み合わせて使います。
裾にはドローコードがあり、虫の侵入を防ぎます。
生地も薄く、視界も他の商品より良いです。
●虫よけネットを探す
とにかく、肌の露出を出来るだけ避けてこまめに虫よけスプレーをしましょう。
雨の日はブヨが活発に動き回る上に、虫よけ剤も流されてしまうので・・・
可能であれば山に近づかないことですね。
虫よけスプレー
【参考HP】
虫よけ剤の原理と使い方
ブヨとアブ(虫よけハッカ油スプレーの作り方)
一口で「虫よけスプレー」と言ってもいろんな種類の虫が居るので、虫によって効く・効かないがあります。
普通の「蚊」用のスプレーはブヨには効きません。
市販のものを買うときは対象に「ブヨ」「アブ」が書かれているか確認してください。
虫によって効果のある成分が違います。
虫よけスプレーの成分としてよく耳にするのが「ディート」だと思います。
所謂「忌避剤」で皮膚や衣服に塗布して使うタイプです。
ディートに殺虫効果がある訳ではなく、虫が吸血する際にディートの成分があると嫌がって吸血に至らないそうです。
なので、塗り残した箇所があれば噛まれる可能性もあり、虫が居る空間に撒いたからと言って逃げるわけでもないらしい。
忌避剤としては安価で効果が長持ちと言うことでディートが一番使われているようですが、毒性があるので乳幼児や目・口周りへの使用は避けるなど、注意が必要です。
逆に虫が嫌がる成分としては「ハッカ」をはじめとするハーブ系。
特にブヨはハッカが嫌いらしく、ブヨ用の虫よけとして「ハッカスプレー」の作り方を紹介したサイトも多々あります。
三ノ峰〜別山でブヨにやられた後、色々調べて作ったハッカスプレーを仙丈ケ岳で試してみました。
はい。スプレーしたらブヨ系の虫はサッと逃げていきました。
ただ、全然動じない虫もいたので、効かない虫も居るようです。
別山の時にも持って行きましたが・・・
使ってみた感覚では「パーフェクトポーション アウトドア―ボディースプレー」がいいと思います。
ハッカ以外にもいろんな植物の精油が配合されており、多種類の虫に効果があります。
虫に囲まれたときに「シュッ」っとひと吹きで虫がいなくなりました。
天然成分で、乳幼児にも使える肌に優しいタイプ。
また「アロマ」を謳うだけあっていい香りがします。
別山では、雨のため流れてしまったのと、小まめにスプレーできなかったのが噛まれた大きな要因だと思います。
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ただ、お値段はそれなり。
効果を持続するためには小まめにスプレーが必要なので、お手製のハッカスプレーと併用が経済的かなと思います。
ハッカスプレーのいいところは「清涼感」
少し濃いめに作れば、暑さ対策にもなります。
●パーフェクトポーション アウトドアスプレーのリンク
刺され(噛まれ)たら
【参考HP】
医師監修 対処法
症状と対策
虫刺されの仕組み
刺された時の症状は人によって違いますが、広範囲に腫れて治るのに何か月もかかるケースもあります。
刺されたら「掻かない!」が鉄則ですが、症状を少しでも軽くするためにやっておきたいことは・・・
・ポイズンリムーバー等で毒素を体外に出す(効果は刺されてから10分以内)
・傷口を水で洗い流す
・刺された直後であれば温める(毒素が熱で中和される)
・腫れて熱を持ってきたら冷やす
・副腎皮質ホルモン(ステロイド)系の薬を塗る
・症状がひどければ病院へ
ポイントは「掻かない」「安静」
とは言え、登山の場合、人里離れた山の中。
温めようと思ってもお湯がない。
安静にしようと思っても下山するためには歩かないといけない。
ポイズンリムーバーも薬も持っていなければ処置できない。
せめて毒虫対策としてポイズンリムーバーは持ち歩いておきたいところですね。
★エクストラクター ポイズンリムーバー
ポイズンリムーバーも種類がありますが、写真のエクストラクターがお勧め。
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その心は・・・
・吸い口が部位に応じて4種類(指などの細い部分にも対応)
・注射器の要領で最後まで押すと真空状態がキープ(手を放しても大丈夫)
カップ内が真空状態になって手を放しても吸い付いています。
カップが透明なので吸引している様子も分かります。
安価代表のドクターヘッセルと比較すると・・・
ドクターヘッセル インセクト ポイズンリムーバー 00050008 新品価格 |
こちらのメリットは「軽量・コンパクト」「安い」
デメリットは「吸い口が大・小の2つのみ」「吸引中リムーバーから手が離せない」「カップが不透明」
●ポイズンリムーバーを探す
噛まれてしばらくすると腫れてきます。
熱を持ってきたらとにかく冷やす。
今までの経験上、濡れタオルが効果的!
特に山では「もってこタオル」が重宝します。
細長くて薄いので包帯替わりの使い方が出来ます。
普通のタオルと並べるとこんな感じ。(上:普通のタオル、下:もってこタオル)
左から
・普通のフェイスタオル「85g」
・温泉タオル「56.5g」
・もってこタオル「32g」
圧倒的に軽くてコンパクト
今治タオルで肌触りも良く、吸水性もよくて乾きも早い!
下山後の温泉もこれ1本で賄えます。
今回ももってこタオルを濡らして腕にぐるぐる巻きにして歩きました。
こんな感じで。
欠点を言うなら生地が薄いので引っ張り方によっては破れます。
ご注意を。(経験者は語る)
水が無い時のために「熱さまシート」や「冷えぴた」などの冷却シートがあっても安心かもしれません。
ただし、熱を帯びていると結構すぐにカラカラになります。
また、診察時に確認しましたが、冷却シートの成分でかぶれることもあるので「濡れタオル」が一番いいとの事でした。
●もってこタオルのリンク
虫刺されのアレルギー反応が強い方は薬を持ち歩くことも重要。
市販の虫刺されの薬は「かゆみ」を抑えるための「抗ヒスタミン」成分がメインになりますが、ブヨのような「炎症」を引き起こす遅延型反応であれば「ステロイド」成分が効果的です。
ムヒシリーズであれば「ムヒアルファEX」がステロイド成分を含んでいます。
【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g ※セルフメディケーション税制対象商品 新品価格 |
●ムヒアルファEXのリンク
私の場合は医者で処方された薬を持ち歩いています。
処方薬については後述します。
今回の状況と処置
噛まれた箇所:耳(11:00頃)首(12:00頃)右手首(16:00頃)の3か所
どれも噛まれた瞬間は不明。雨降り&藪漕ぎで耳と首は気づいた後も放置
三ノ峰避難小屋に着いてから
手首の噛み口の出血と膨れの小ささからまだ噛まれてから時間が経っていないと判断→ポイズンリムーバーで吸引
耳はすでに腫れて噛み口は水泡がつぶれている状態
首は症状軽い
⇒虫によるのか、虫が持っている菌によるのか、噛まれた部位によるのか・・・
症状の強弱にはかなりばらつきがあります
病院の先生いわく「耳のように末端をやられるとジュクジュクと汁が出やすい」とのこと
3か所ともステロイド系の塗り薬(リンデロン)を塗布
⇒蚊でも腫れあがることがあるので、いつも持ち歩いています。
夕食のあと、すぐに就寝。
動かなかったのも良かったのか、腫れ方は今までよりマシ。
翌日(7/13)
行動を開始後しばらくすると右手がジンジンと痛み出す。
別山への登りで熱を帯び、腫れもひどくなってきたので、濡れタオルでぐるぐる巻きに。
腕を下すと内圧で痛いのでタオルを巻いた腕を上げたまま歩く姿はちょっと変だったでしょうね。
腕がジンジンするなぁと思ったらタオルが乾いた証拠。
別山からの下りは濡れタオルなしでは耐えられない状態に。
やはり安静が一番。
下山後(7/13)
近くの病院(皮膚科もある内科)を受診。
かゆみ止めの点滴と塗り薬を塗布。
飲み薬(ビラノア錠)と塗り薬(メサデルムクリーム)処方。
今までの経験から痛み止めも希望したが「すぐ治まるでしょう」と処方してもらえず。
帰宅後(7/14)
腕の腫れが肘まで広がり治まる気配がないので、職場近くの皮膚科を受診。
「アレルギー反応がひどいので」とステロイドの飲み薬(プレドニン錠)を処方。
下山後の病院で処方された飲み薬と塗り薬も併用。
ステロイドの飲み薬は劇的に効きました。
飲み薬は全身に回るので・・・
念のためと3日分処方されましたが1日でやめました。
(症状が改善されればやめて良いと言われていたので)
7/13下山中の耳
根元まで腫れ、先端の水泡が破れています。
7/12噛まれた日の晩
手首がぷっくり
7/14帰宅した翌日の腕
肘のあたりまで腫れが広がりました。
1か月後の手首
噛み跡が残るのみ。これは1年くらいは残るでしょうね〜
1か月以上経った現在
噛まれた跡は耳・首・手首とも残っていますが、かゆみはほぼとれました。
最初に噛まれて、分からずに掻いてしまった耳は今もイジイジとかゆみます。
腫れのひどかった腕は2〜3週間くらいはイジイジしていましたが、ひたすら掻かずに薬を塗って耐えたので今は収まっている感じです。
やはり
・掻かない。
・安静にする。
・熱があれば冷やす。
が重要なポイントかと思います。
そして医者の診察・見立ても色々。
体のためにはキツイ薬は良くないと思いますが、処方された薬で治まらない時は再診した方が良いでしょう。
また、虫刺されに関しては内科でも対応はしていますが、皮膚科専門の病院で診てもらう方がいいと思います。
数年前に下山地近くで受診した皮膚科で。
処方された飲み薬はステロイドではなく抗生剤の類だったと思いますが、「3日で腫れは引くでしょう」と言われた言葉通りに。
説明の言葉も、経験に基づいた確信のようなものを感じましたし、今回、職場近くで受診した皮膚科もきちんとした説明で信頼できると思いました。
逆に下山後に受診した内科は人は良さそうだったけど、「大丈夫かなぁ・・・」と言う印象を受けました。
質問に対してきちんと説明してくれる医者を選びましょう。
今までの病院・薬
【参考HP】
薬(ステロイド)の種類
今までにブヨにやられて医者からいただいた塗り薬。
ステロイドの薬については上記の参考HPが詳しくてわかりやすいです。
写真左から
スチブロン・トプシム・アンテベート・リンデロンVG・メサデルム
ステロイドのランクで言うと
左3つがVeryStrong(5段階の2番目)
右2つがStrong(5段階の3番目)
たまたまかもしれませんが、左3つが皮膚科で処方されたもの。
右2つが皮膚科を併設している内科で処方されたもの。
皮膚科は強めの薬で短期決戦。
内科は緩めの薬で副作用や負担を少なく、と言う考え方の医者が多いのかも?
VeryStrongのトプシムとアンテベートはべたつき感が気になります。
しばらく使うと薬でかえってかゆくなると言うか皮膚がひりつく感じがありました。
リンデロンVG・メサデルムの方が塗り広げやすく、肌にも優しい気がします。
人によって合う合わないがあると思いますので、一概には言えないんでしょうけど。
ただ、キツイ薬はあまり長期間使わない方がいいように言われています。
飲み薬と併用であれば、塗り薬はあまりキツくない方がいいかなと言うのが個人的な感想です。
【参考まで】
下山時の病院の処方箋
職場近くの病院の処方箋
飲み薬のステロイドの他、次回噛まれた時用の薬も処方していただきました。
塗り薬は下山時に処方されたものを使いましょうと。
3年前の皮膚科での処方箋
飲み薬はアレルギー反応を抑えるものと、細菌や炎症を抑える抗生剤。
4年前の皮膚科での薬もこれと似た感じだったと思います。
市販の薬でも「フルコートF」のように細菌を抑える抗生物質が含まれたステロイド薬もありますが・・・
やはり医者で処方される薬の方がアレルギーを抑えるものや細菌を抑えるものなど、症状に応じた薬を処方してもらえます。
症状がひどい場合は早めの受診をお勧めします。
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追記
本文で紹介したステロイド「リンデロン」が2021年2月よりOTC医薬品として発売開始!
【指定第2類医薬品】リンデロンVs軟膏 10g ※セルフメディケーション税制対象商品 新品価格 |
処方箋が必要だったのが市販で買えるようになりました。
詳しくはシオノギヘルスケアのHPをご覧ください。
クリームと軟膏の違いや正しい塗り方も出ています。
市販されているのは軟膏とクリーム。
簡単に比較すると・・・
●軟膏
刺激が少なく、どんな状態の幹部にも使えるが、べたつきが強い。
●クリーム
伸びが良くべたつきにくいが、ジュクジュクした患部や傷がある所には適さない。
オールマイティに使えるのは軟膏ですが、べたつきが気になる方はクリームがよろしいかと。
●リンデロンVsのリンク
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