2018年10月08日
黒部下ノ廊下 黒部ダム〜阿曽原温泉(2018/10/4)
【 日 程 】 2018/10/4(木)〜10/5(金)
【 天 候 】 曇り
【コースタイム】
10/4
8:00 黒部ダム
9:40 内蔵助出合
14:20 十字峡
16:30 仙人ダム
18:00 阿曽原温泉 計10時間(休憩含む)
10/5
6:40 阿曽原温泉
9:00 折尾谷
10:35 志合谷
14:25 欅平駅 計7:45(昼大休止)
【登山関連情報】
扇沢〜黒部ダム(トローリーバス) 1,540円 始発7:30
欅平〜宇奈月温泉(トロッコ列車) 1,980円
阿曽原温泉 テント泊+温泉 1,500円(内温泉700円)
トイレ:水洗、トレぺ無し
水場:豊富、蛇口にて洗い場あり
温泉:源泉掛け捨て、野天、浴槽周辺にスノコ、石鹸&洗面器あり
(一つだけあるケロヨンの洗面器はヘッドランプにかぶせてランタンに適)
回送サービス(扇沢〜宇奈月温泉):三渓社 WEB割引きで18,000円
宇奈月温泉地元の業者なので、宇奈月温泉の駐車場のいい位置に停めてもらえます。
対応も非常に丁寧でおすすめ。2年前にもお世話になりました。
開通間際の下の廊下に行ってきました!
(写真:白竜峡)
スタートは扇沢
平日だと言うのに切符の販売開始にたくさん並んでいます。
今年で最後となるトローリーバスに乗って黒部ダムへ。
>>廃止の記事
来年からは電気バスになるそうです。
登山者用の出口から林道&登山道を下り、ダムの下へ。
一昨年は時期的に観光放水が終わっていましたが、今回は見れました。
登山道沿いにマユミの木がいっぱい。
なんだか色が薄いですが・・・
しばらくは穏やかな道を進みます。
1時間ほど歩いて内蔵助谷の分岐に到着。
「通り抜けできません」の張り紙。
まだ正式には開通していません。
未整備個所は残っていますが、10月4日時点でほぼほぼ完了している感じ。
一昨年の10月19日に通った時の方が危険個所が残っていました。
ゴーロ歩きもあり。
鳴沢小沢(のはず)
滝、撮影中。
三段滝
水が綺麗。
いたるところに滝があります。
雪渓も残っています。
上から見たら雪渓に見えない。
なんと10月なのにシモツケソウ!
竜胆やダイモンジソウ、コゴメグサ等々も目を楽しませてくれました。
いよいよ下ノ廊下の雰囲気に。
大へつりの垂直階段。
ここを高巻く様につけられています。
番線が残っているので通れると言えば通れますが・・・
足場の岩盤のクラックが広がっていていつ崩落してもおかしくない状態です。
丸太梯子を高巻いたら、ほどなく別山沢。
河原に下って・・・
ロープを使って登りかえします。
このルートで唯一のクライミングチックなポイント。
ほとんどが普通に歩けるルートなのであまりテクニックは必要ありません。
た・だ・し!
とにかく長いです。侮るなかれ。
スタートから別山沢まで約4時間。まだ半分も歩いていません。
そしてルートが狭いので、休憩ポイントがありません。(別山沢は休憩適地)
ひたすら断崖絶壁の道を歩きます。
白竜峡
だいぶ高度感が増しました。
前方に見える足場。一昨年はまだ、ありませんでした。
手こずっている人も居てプチ渋滞してました。
崩壊地にかかる足場。
こんな危険な場所でこんなに整備していただけることに感謝感謝です。
わずか1か月ほどの開通期間の為に、何か月かけて整備しているんでしょうねぇ。
それをタダで通らせていただくなんて、申し訳ない気持ちになります。
ふと下を見れば足場の残骸。
去年の足場が雪崩とかで流されたんでしょうね。
毎年、毎年、これを掛け直すのって。。。。。
この先にはシャワーポイント。
ずぶ濡れになること請け合い。
足元が危ないので、番線は離さずに。
十字峡の吊り橋に到着〜
吊り橋に下る手前に十字峡の展望ポイントへの道がありますが・・・
この時点で14:30。時間が圧しているのでスルーして進みます。
吊り橋の上から見る十字峡。
写真でよく見る断崖絶壁に出ました。
前から見るとこんな感じ。
半月峡のココも撮影ポイントですね。
高度感、ばりばりです。
前方に人工物が見えてきました。
仙人谷ダムが近い!
シャワーポイントで濡れた服が乾いたころに第二のシャワーポイント。
左半身が濡れた一つ目とは逆に、右半身がずぶ濡れになりました。
鉄塔が見えた所からガッツリ下って東谷吊り橋。
吊り橋を振り返る。
ここからはダムエリア。トンネルを進みます。
仙人谷ダム。
大雨、台風の影響か、土砂が流れ込んで中洲が出来上がってました。
見取り図。
ダムの上から水道橋のある下流側。
上流側を見ると見事な滝が。
ダムの施設の中を通り抜けます。
ここから外へ。
関電人見平宿舎。
登山道の整備をしている人たちもココに泊まってるのかなぁ〜
と宿舎を見やると浴室の窓越しに入浴中のオジサマと目が合ってしまった。
決して覗いた訳では。。。。。。
ここから阿曽原温泉まで尾根を越えるためにガッツリ登ります。
最後の試練。
ただ今、17:00。
コースタイムであと1時間。
明るい内にたどり着けるかな・・・
がんっと登り・・・
フラットになった道を黙々と進み・・・
唐突に激下り・・・
小屋が見えた!
なんとか薄明かりがある内に到着!
ほぼ、真っ暗に近いですが・・・・・・
その2(黒部ダム〜阿曽原温泉)へ続く
登山ランキング
【 天 候 】 曇り
【コースタイム】
10/4
8:00 黒部ダム
9:40 内蔵助出合
14:20 十字峡
16:30 仙人ダム
18:00 阿曽原温泉 計10時間(休憩含む)
10/5
6:40 阿曽原温泉
9:00 折尾谷
10:35 志合谷
14:25 欅平駅 計7:45(昼大休止)
【登山関連情報】
扇沢〜黒部ダム(トローリーバス) 1,540円 始発7:30
欅平〜宇奈月温泉(トロッコ列車) 1,980円
阿曽原温泉 テント泊+温泉 1,500円(内温泉700円)
トイレ:水洗、トレぺ無し
水場:豊富、蛇口にて洗い場あり
温泉:源泉掛け捨て、野天、浴槽周辺にスノコ、石鹸&洗面器あり
(一つだけあるケロヨンの洗面器はヘッドランプにかぶせてランタンに適)
回送サービス(扇沢〜宇奈月温泉):三渓社 WEB割引きで18,000円
宇奈月温泉地元の業者なので、宇奈月温泉の駐車場のいい位置に停めてもらえます。
対応も非常に丁寧でおすすめ。2年前にもお世話になりました。
開通間際の下の廊下に行ってきました!
(写真:白竜峡)
スタートは扇沢
平日だと言うのに切符の販売開始にたくさん並んでいます。
今年で最後となるトローリーバスに乗って黒部ダムへ。
>>廃止の記事
来年からは電気バスになるそうです。
登山者用の出口から林道&登山道を下り、ダムの下へ。
一昨年は時期的に観光放水が終わっていましたが、今回は見れました。
登山道沿いにマユミの木がいっぱい。
なんだか色が薄いですが・・・
しばらくは穏やかな道を進みます。
1時間ほど歩いて内蔵助谷の分岐に到着。
「通り抜けできません」の張り紙。
まだ正式には開通していません。
未整備個所は残っていますが、10月4日時点でほぼほぼ完了している感じ。
一昨年の10月19日に通った時の方が危険個所が残っていました。
ゴーロ歩きもあり。
鳴沢小沢(のはず)
滝、撮影中。
三段滝
水が綺麗。
いたるところに滝があります。
雪渓も残っています。
上から見たら雪渓に見えない。
なんと10月なのにシモツケソウ!
竜胆やダイモンジソウ、コゴメグサ等々も目を楽しませてくれました。
いよいよ下ノ廊下の雰囲気に。
大へつりの垂直階段。
ここを高巻く様につけられています。
番線が残っているので通れると言えば通れますが・・・
足場の岩盤のクラックが広がっていていつ崩落してもおかしくない状態です。
丸太梯子を高巻いたら、ほどなく別山沢。
河原に下って・・・
ロープを使って登りかえします。
このルートで唯一のクライミングチックなポイント。
ほとんどが普通に歩けるルートなのであまりテクニックは必要ありません。
た・だ・し!
とにかく長いです。侮るなかれ。
スタートから別山沢まで約4時間。まだ半分も歩いていません。
そしてルートが狭いので、休憩ポイントがありません。(別山沢は休憩適地)
ひたすら断崖絶壁の道を歩きます。
白竜峡
だいぶ高度感が増しました。
前方に見える足場。一昨年はまだ、ありませんでした。
手こずっている人も居てプチ渋滞してました。
崩壊地にかかる足場。
こんな危険な場所でこんなに整備していただけることに感謝感謝です。
わずか1か月ほどの開通期間の為に、何か月かけて整備しているんでしょうねぇ。
それをタダで通らせていただくなんて、申し訳ない気持ちになります。
ふと下を見れば足場の残骸。
去年の足場が雪崩とかで流されたんでしょうね。
毎年、毎年、これを掛け直すのって。。。。。
この先にはシャワーポイント。
ずぶ濡れになること請け合い。
足元が危ないので、番線は離さずに。
十字峡の吊り橋に到着〜
吊り橋に下る手前に十字峡の展望ポイントへの道がありますが・・・
この時点で14:30。時間が圧しているのでスルーして進みます。
吊り橋の上から見る十字峡。
写真でよく見る断崖絶壁に出ました。
前から見るとこんな感じ。
半月峡のココも撮影ポイントですね。
高度感、ばりばりです。
前方に人工物が見えてきました。
仙人谷ダムが近い!
シャワーポイントで濡れた服が乾いたころに第二のシャワーポイント。
左半身が濡れた一つ目とは逆に、右半身がずぶ濡れになりました。
鉄塔が見えた所からガッツリ下って東谷吊り橋。
吊り橋を振り返る。
ここからはダムエリア。トンネルを進みます。
仙人谷ダム。
大雨、台風の影響か、土砂が流れ込んで中洲が出来上がってました。
見取り図。
ダムの上から水道橋のある下流側。
上流側を見ると見事な滝が。
ダムの施設の中を通り抜けます。
ここから外へ。
関電人見平宿舎。
登山道の整備をしている人たちもココに泊まってるのかなぁ〜
と宿舎を見やると浴室の窓越しに入浴中のオジサマと目が合ってしまった。
決して覗いた訳では。。。。。。
ここから阿曽原温泉まで尾根を越えるためにガッツリ登ります。
最後の試練。
ただ今、17:00。
コースタイムであと1時間。
明るい内にたどり着けるかな・・・
がんっと登り・・・
フラットになった道を黙々と進み・・・
唐突に激下り・・・
小屋が見えた!
なんとか薄明かりがある内に到着!
ほぼ、真っ暗に近いですが・・・・・・
その2(黒部ダム〜阿曽原温泉)へ続く
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高い所は好き♪
ですが、何か?
谷間のルートだから風はそんなに無いですよ〜
アップダウンも普通の登山に比べれば全然だし。
ただ長い。
しんどくても、くたばってられるスペースはあまり無い。
持久力が無いと辛いルートですね。
下ノ廊下の投稿は、高度感・迫力・危険がバンバン伝わってきます!
風が吹いたらどうなるんだろうとか、休憩スポットがないとしんどいなとか、全く違う山体験として傍観しています(笑)
ヒルに怯えてる人と同じとは思えない…(笑)