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2018年08月11日

白馬三山 鑓温泉から天空の楽園を通って栂池へC(2018/8/2〜4)

その3の続きです。

その1(猿倉〜鑓温泉)は>>こちら
その2(鑓温泉〜白馬)は>>こちら
その3(白馬岳)は>>こちら





3日目 白馬岳〜小蓮華山〜白馬大池〜栂池


白馬の夜は爆眠。
目覚ましがなるまで、目覚める事はなく…
3時には既にテン場はザワザワと動き始めていました。

山頂に向かう途中のスポットから御来光鑑賞。
1白馬朝.JPG

2ご来光.JPG


振り返れば杓子、鑓の向こうに劔立山の姿も。
3杓子鑓剱.JPG


山頂にも大勢の姿。
4山頂.JPG


朝日に輝く小蓮華山を目指します。
5小蓮華方面.JPG


北に目をやれば雪倉岳。栂海新道もいつか行きたいなぁ。
6雪倉方面.JPG


ミヤマアズマギク。初めて見ました。
7アズマギク.JPG


振り返ると白馬三山。
8白馬三山.JPG
主稜がしっかり見える♪


小蓮華が近くなった。
9小蓮華.JPG
微妙に登り返しがありますが、割となだらか。
天気も良く、稜線は心地いい風も吹いて、まさしく天空の楽園です。


見下ろすと白馬尻の小屋が眼下に見えます。
10白馬尻.JPG


小蓮華山到着!
11小蓮華.JPG

12小蓮華.JPG
小蓮華沢を覗きたかったけど、東側はロープが張られて入れませんでした。。。


前方に白馬大池が見えました♪
13白馬大池.JPG
その先には越後の山々。


振り返れば白馬三山の南に五竜、鹿島槍も姿を見せています。
14白馬鹿島槍.JPG


主稜の陰に隠れていた大雪渓も見えました。
16大雪渓.JPG
米粒のように登山者が並んでいます。


春にたどった栂池自然園と金山沢へドロップしたポイントも確認。
17栂池金山沢.JPG


船越の頭から。
18船越の頭から.JPG
ザ・夏山って感じの景色がいつまでも続きます。


白馬大池が近づいた。
19白馬大池.JPG


綺麗に整地されたテン場にはそれなりにたくさんのテント。
20白馬大池.JPG
朝9:00。張りっぱなしで登りに行ったか、まだ出発していないのか。


ふと見ると小さな竜胆がポツポツ。
21りんどう.JPG
タテヤマリンドウかな?


いい景色。湖面にさざ波が立っているので映る山は見れませんが。
22白馬大池.JPG


今までの歩きやすい道から一転。乗鞍への登りは岩岩ルート。
23乗鞍への道.JPG


チングルマが綺麗。
24チングルマ.JPG


もうすぐ白馬乗鞍の山頂。のっぺり広い。
25乗鞍.JPG


山頂は人がいっぱいでなかなか写真を撮るチャンスが・・・
26乗鞍.JPG


妙高山が随分近くなった。
27妙高近い.JPG


乗鞍からの下りには雪渓が残っていました。
28雪渓.JPG
アイゼンなしで歩けます。


天狗原への下りもゴロゴロの岩岩ルート。
29岩岩.JPG
稜線から下り、風裏に。
一気に暑さが増します。
登ってくる人、しんどそう。
続々と登ってくるので、すれ違いにも時間がかかります。


山頂から1時間ほど下って天狗原の木道に出ました♪
30天狗原.JPG
雪の無い天狗原も初めて。
こんな感じなのね。


乗鞍岳を振り返ります。
31乗鞍.JPG


天狗原の祠が見えた♪
32祠.JPG
今回はスルー。


眼下に栂池のゲレンデや建物が見えました。
33眼下に栂池.JPG
ゴールまであとちょっと。
ゲレンデの左のピークが鵯峰ですね。


栂池到着!お疲れ様でした〜
34おつかれさま.JPG
ほぼ予定通りの12時前に到着。
途中からsanaさん無言モードに入って大丈夫だろうかと思ったけど、頑張りました。


ソフトクリームの看板に・・・
35さるなしソフト.JPG


当然のごとくいただきました。
36ソフト.JPG
さるなしソフト有名らしいですね。
さっぱりしてて美味しかったです。


栂池山荘から少し下ってロープウェイ乗り場へ。
37ロープウェイ.JPG
12:20のつもりで向かったら臨時便の12:10に乗れました。


山スキーでは通いなれたゲレンデ。
38ゲレンデ.JPG
雪が無い景色は初めてだ。


こちらも雪の無いゴンドラ乗り場。
39ゴンドラ.JPG
と言うか、降りるばかりでここから乗るのは初めてですが。


ゴンドラからも白馬の山並みがいつまでも見えていました。
40ゴンドラ.JPG
お昼を過ぎてもこの景色は珍しい。
後ろ髪をひかれながら一気に下界へ。
標高が下がると共に激暑の世界が待っていました・・・・





登山ランキング

2018年08月09日

白馬三山 鑓温泉から天空の楽園を通って栂池へB(2018/8/2〜4)

その2の続きです。

その1(猿倉〜鑓温泉)は>>こちら
その2(鑓温泉〜白馬)は>>こちら





2日目 白馬岳


0白馬.JPG


テン場を上から物色しながら近づくも・・・
次々訪れる登山者に良さげな場所をどんどん抑えられていく。

しかし、ほとんどの人は大雪渓側から。
下からは見えない、一段高い1等地をゲット。
1テン場.JPG
奥に見えるのがトイレの建物。


繁忙期にはここで受け付けもあるようですが・・・
2受付.JPG
本日は小屋へお回りくださいとのこと。


トイレです。
3トイレ.JPG
右側の扉が上の写真(close中の受付)


トイレの前に水場。
4水場.JPG
ホースで引かれて蛇口がついています。


小屋の受付へは水場の前の道をさらに進みます。
5受付へ.JPG


小屋の入り口が見えた。
6頂上宿舎.JPG
一旦、下るのね。
小屋の手前の平べったい建物の所にビールの自販機があります。


中に入ると食堂の奥にテントの受付。
7外来レストラン.JPG


入り口には郵便ポストもありました。
8ポスト.JPG
ポストの向かいにビール以外の飲み物の自販機と空き缶入れがありました。


頂上宿舎前の広場から白馬山荘が望めます。
9頂上宿舎から山荘.JPG
随分、天気が良くなった。


テン場に戻るとさらにテントが増えている。
10一等地.JPG
右上の1等地が我が家。


とりあえずビールで乾杯!
15とりあえずビール.JPG
この日は風に吹かれて暑さを感じなかったので、ビールも350ml缶で。


一息ついたら白馬山荘へお散歩。
テン場の近くでウルップソウが咲いていました♪
12ウルップソウ.JPG

ミヤマクワガタに・・・
13ミヤマクワガタ.JPG

イワギキョウ。
14イワギキョウ.JPG
紫の花が多いです。


白馬山荘へ。
16山荘へ散歩.JPG
デカいなぁ〜


階段を登って右手がスカイプラザ。
17スカイプラザ.JPG


中は広いけど、人でいっぱい。暑い。
18店内.JPG


メニューはこちら。
19メニュー.JPG
席を確保してレジで伝えると、席まで注文品を運んでくれるようですが・・・
外で食べたいと言えば番号札を渡されてカウンター前で待ちます。


外のテラスでケーキ&コーヒーを頂きました♪
20ケーキ.JPG
各500円で計1000円はちょいと高いですが、山でケーキを食べると言う贅沢♪


見上げると飛行機雲が・・・
21飛行機雲.JPG


お茶をしたら元気が出てきたので白馬岳まで足を伸ばします。
22白馬へ散歩.JPG


振り返ると雲海の中に剱の姿が!
23剱が見えた.JPG


白馬岳頂上到着!
24山頂.JPG
天気も良く、にぎわっています。


まずは主稜を覗き込む。
25主稜.JPG
ここを登ってきたんだなぁ〜と感慨にふける。


っで、雪庇の弱点になるこの辺りから登ってきたのか。
26ここから登頂.JPG


ここから・・・
DSCN5300.JPG

こんな感じで。
DSCN5302.JPG
もう4年も経つのか。懐かしいなぁ〜

私の白馬初登頂。
雪の無い白馬もいいねぇ〜


ちょっと下った所から主稜を眺める。
27主稜.JPG
主稜の写真ばっかり撮ってたからsanaさんが呆れてたような・・・
はは。。。。


雲海がいい感じ。
28雲海.JPG


杓子と鑓もいい感じで見えてます。
29杓子と鑓.JPG


お散歩を終えて頂上宿舎の方に戻ってくると救助のヘリが。
30重病人.JPG
大雪渓で重病人が出たそうで、ホイストでピックアップして行かれました。
無事でありますように。


我がテントから。
31テン場から.JPG
鑓がちらりと見えます。
テントもさらに増えたなぁ〜


晩御飯を食べたら、今度は丸山へ夕日鑑賞へ。
雲が下がって剱立山も姿を見せました。
32剱立山.JPG

うっすらと槍穂高も見えてます。
33鑓穂.JPG

反対側には妙高、火打、高妻、戸隠の姿も。
34高妻.JPG

35夕日.JPG

36アーベンロート.JPG

37日没.JPG
白馬の夜が更けていく。。。


その4へ続く。
その4は>>こちら




登山ランキング

2018年08月08日

白馬三山 鑓温泉から天空の楽園を通って栂池へA(2018/8/2〜4)

その1の続きです。
その1は>>こちら





2日目 鑓温泉〜白馬三山〜白馬頂上宿舎(テント泊)


良く寝た!と思い、目が覚めたのは21時頃だったか・・・
「絶妙のタイミング!」とテントから顔を出すと、満天の星空が広がっていました♪

小屋も消灯したようで明かりもなく、22時の月の出の前で綺麗に見えてます。
星空を見たいと言っていたsanaさんを起こして星空タイム♪

星空を楽しんだらまた寝袋に入りますが、今度はうつらうつら・・・
2時過ぎには完全に目が覚めてしまった。
3時半の起床予定まで時間があるのでごそごそと温泉へ。
露天に人影がなかったので入ろうかと思いましたが・・・
小屋前に干してあった服を取りに行くと小屋から人が。
う〜ん、やっぱり内湯にしておこう。

内湯も屋根がないので月明かりで明るい。
貸切状態を堪能しているともう一人。
小屋に泊まっていた方が「寒くて」と入ってきた。
テントは暑いくらいだったので、温泉の地熱の影響かな。

温泉から戻ると起き出して出発の準備をしているパーティーも。

出発時のテン場。
1テンバ.JPG
すっかり明るくなりました。


稜線へむけて出発。
2出発.JPG
今日もいい天気。


出発からほどなくご来光。
3日の出.JPG
東の空に雲がかかっているので、微妙。


流れ出た温泉の影響でしょうねぇ〜
小屋の近くの雪渓は見事に溶けています。
4溶けた雪渓.JPG


朝日に輝く。
5朝日.JPG


ニッコウキスゲが近い位置で咲いていました。
6ニッコウキスゲ.JPG
青空が似合う。


しばらくは整備された登山道。
7整備された道.JPG


時期に鎖場が出てきます。
9鎖場.JPG

10鎖場.JPG


空を見上げると雲が凄い勢いで流れていく。
11上空の雲.JPG
稜線は相当風が強そうだ・・・


出発して1時間ほどで大出原へ。
12大出原.JPG
一気に視界が広がります。
それと共に稜線からの吹き下ろしが・・・

大出原は圧巻のお花畑。
二年前にここを下った時は秋だったのでこれには感動♪

ハクサンコザクラ
13ユキワリソウ.JPG

ハクサンイチゲ
14ハクサンイチゲ.JPG

チングルマの花
15チングルマ.JPG

チングルマの実
16チングルマ.JPG

もう1枚撮ろうとしたら突風が・・・
17チングルマ.JPG


ほぼ貸切で歩いていると下ってくる人も。
天狗に泊まって不帰に行く予定だったけどあまりにも風が強いから断念したと。
「20m/sはあると思うよ」
「飛ばされそうになった」
すれ違う人達の口から出る言葉は不安材料ばかり。


白馬方面は道もいいはずだけど、強風はやばいよなぁ〜
sanaさん、テン泊装備での縦走は初めてだし。
ガスで真っ白&強風はメンタル的にも堪えるしなぁ〜

と思いながら登っていると白馬から縦走してきたと言う男性に遭遇。
「風がめちゃくちゃ強い」と言うのは一緒だけど、とにもかくにも「縦走してきた」と言う事実は心強い。


振り返れば雲海が。
18雲海.JPG
稜線も下界も曇りですね。
自分が居る場所が晴れていることを幸運だと思おう。


もうすぐ稜線。
19もうすぐ稜線.JPG
縦走してきている人の姿が見える。
悲鳴も聞こえるけど・・・(^^;

ザレ場の登りに入った途端、コマクサがいっぱい♪
20コマクサ.JPG
ピークは過ぎていますが・・・

花は終わってるけど、ウルップソウもいっぱい♪
21ウルップソウ.JPG
もう1〜2週間早く来れば満開のコマクサ&ウルップソウに逢えたかなぁ〜


乗越直下で風をよけて様子を見ている人も数人。
とりあえず稜線へ。
22分岐.JPG
出た途端に強烈な突風。
う〜ん、20m/sくらいありそうね・・・

振り返ってsanaさんに「行けそう?」と聞くと・・・
「分からへん!」
そりゃそうね。

「とりあえず、ちょっと歩いてみて無理そうやったら引き返そうか」
と歩き出す。
すると風はだいぶマシに。

乗越は風の通り道で特にきつかったのね。
常時、あの風でなければ大丈夫か〜
去年の北岳白峰三山縦走の時と変わらないから何とかなるか。


鑓ヶ岳への登りには多くの縦走者の姿も。
23鑓ヶ岳.JPG
真っ白だった視界もだいぶマシに。


白馬鑓ヶ岳、無事登頂!
24鑓.JPG
強風に髪が・・・
それでも視界はずいぶんよくなりました。


杓子へと続く稜線も晴れた!
25晴れた.JPG

と思ったら、曇った。。。
26曇った.JPG
風でめまぐるしく変わる。
けど、確実に風は弱くなってきてるし、ガスも晴れてきてます♪


雷鳥の親子発見!
27雷鳥.JPG
写真のどこに居るでしょう?

ガスが晴れるとお花も綺麗。

イブキジャコウソウ
31イブキジャコウソウ.JPG


トウヤクリンドウ
29トウヤクリンドウ.JPG

ミヤマアケボノソウは初めて見たかも。
30ミヤマアケボノソウ.JPG


杓子の姿も見えました。
32杓子.JPG


ここの斜面も一面のコマクサ。
33コマクサ一面.JPG


再び雷鳥さん、遭遇!
34雷鳥.JPG
一所懸命、ハイマツの中をのぞいています。


杓子は巻道もありますが、天気も良くなってきたし、頂上を踏んでおきましょう。
35巻道分岐.JPG


前方のコルに頂上宿舎が見えました。
36小屋が見えた.JPG
なんだ、意外と近いぢゃん♪
とこの時は思いました。。。


もうすぐ山頂。
37杓子.JPG
巻道の分岐から意外とあった。
白馬側から見ると、のっぺりと長い山容です。


杓子岳、登頂!
38杓子.JPG
上空は晴れていますが、微妙にガスに巻かれています。


鑓ヶ岳は完全にガスに喰われている。
39雲に喰われた鑓.JPG


見えそうで見えない白馬岳。
40見えそうで見えない白馬.JPG


今夜のお宿までもうちょっと。
41頂上宿舎.JPG


花は終わっていますが、一面のウルップソウ畑。
42ウルップ畑.JPG
珍しい花と言うのが嘘のように、至る所で群生しています。


眼下に大雪渓が見えました。
43大雪渓.JPG
登ってくる人が米粒の様。


振り返れば杓子と鑓。
44杓子と鑓.JPG
お昼になって随分天気がよくなりました♪


白馬直下には巨大な白馬山荘。眼下にはテン場も見えました〜
45テン場と山荘.JPG


まだお昼過ぎだけど、結構な数のテントが張っています。
46テン場.JPG
良さげな場所は残ってるかなぁ〜
と上から眺めながらテン場へ。



その3へ続く。

その3は>>こちら




登山ランキング

2018年08月07日

白馬三山 鑓温泉から天空の楽園を通って栂池へ@(2018/8/2〜4)

【日  程】2018/8/2(木)〜4(土)

【天  候】
2日:晴れのち時々曇り
3日:おおむね晴れ(稜線は早朝強風&ガス)
4日:快晴!(稜線は風あり)

【コースタイム】
2日
(6:00白馬バスターミナル⇒)7:10猿倉→10:35小日向のコル→13:50鑓温泉(泊)
3日
5:00鑓温泉→8:40稜線分岐→9:20鑓ヶ岳→11:05杓子岳→13:15白馬岳頂上宿舎(泊)
4日
4:15白馬岳頂上宿舎→(ご来光鑑賞)→5:25白馬岳→7:10小蓮華山→9:10白馬大池→11:55栂池山荘
(12:10栂池ロープウェイ⇒ゴンドラ⇒13:00バス⇒白馬バスターミナル)

【関連情報】
アルピコグループ 白馬BT→猿倉バス>>リンク
所要時間22分 片道運賃930円
バスターミナルの向かいが八方の無料駐車場。八方の湯の所にWCあり。
バスターミナルの営業時間は6:00〜(6:00のバスが来る少し前にOPENしました)
チケットはバスターミナル内の自販機で購入のこと。


アルピコグループ 栂池→白馬BTバス>>リンク
所要時間25〜28分 片道運賃520円
栂池のバス停http://www.alpico.co.jp/access/station/tsugaike.html#place04
ゴンドラ乗り場に隣接する駐車場の入口にあります(村営バスと同じ場所)


栂池ロープウェイ&ゴンドラ>>リンク
ロープウェイ 所要時間5分 毎時00分20分40分に運行。 下山時は臨時便が出ていました。
ゴンドラ   所要時間20分 6人乗りが随時出ています。
ロープウェイ&ゴンドラ 片道運賃1920円


鑓温泉小屋>>リンク
テント泊1,000円/人(水場&トイレ代含む)
温泉500円(宿泊者は無料、テント泊は有料)混浴露天と女性用内湯
テン場(公称15張)小屋下の傾斜地。足湯の目の前。
Maxはもう少し張れると思いますが、フラットで綺麗なスペースは少ないです。
水は近くの沢から引いており、豊富です。(小屋横の蛇口)


白馬頂上宿舎>>リンク
テント泊1,000円/人(水場&トイレ代含む)
テン場(公称100張)晩御飯の時に数えたら95張ありました。
まだ空きスペースが確認できたので100ちょっと張れるでしょう。
テン場のすぐ横に大きなトイレ小屋あり。トレぺもあり。電気も点きます。
トイレの入り口に水場(蛇口)あり。
小屋の入口にビールの自販機あり。350ml缶550円(白馬山荘600円よりちょっと安い)








1日目 猿倉〜小日向のコル〜鑓温泉(テント泊)


8月上旬でSanaさんと休みを合わせられたので「花を見に行きたいね」と白馬へ。
白馬三山は一昨年計画するも、天候不良で断念。今度こそリベンジ!
1白馬三山.JPG
バスターミナルから眺める白馬三山。
文句なしの青空です♪


猿倉ベースで周回するのが一般的だと思いますが、栂池へ抜けたかったので白馬BTをベースにバス利用。
猿倉→鑓温泉泊→白馬頂上泊→栂池と2泊3日ゆったりまったりコースです。



まずは猿倉。
2猿倉.JPG
木曜日ですが人がいっぱい。
高山病予防のため、ゆっくり休憩してから出発。


20分ほどで鑓温泉の分岐。
3鑓温泉分岐.JPG
大雪渓に行く人の方が多いだろうなぁ〜
と思ったら、前後にいた人みんな鑓温泉方面へ。
鑓温泉、混んでるのかなぁ〜


樹林帯の尾根道を登ります。
視界がない・・・


小日向のコルへのトラバース道に入ると視界が開けて金山沢が見えました。
4金山沢.JPG
雪のシーズンと見え方が随分違うなぁ〜

DSCN7310.JPG
今年4月の金山沢。すでに雪が少ない・・・


高度があがると共にお花たちも増えてきた♪
エゾシオガマ
5エゾシオガマ.JPG

シロバナニガナ
6ニガナ.JPG

シモツケソウ
7シモツケソウ.JPG

オオレイジンソウ
8オオレイジンソウ.JPG

オタカラコウ
9オタカラコウ.JPG

オニシモツケ
10オニシモツケ.JPG


暑いので、水場がありがたい。
11水場.JPG
冷たくておいしい!


キンコウカ!
12キンコウカ.JPG
そろそろ湿地が近い?

キンコウカの向こうに見えるのは鑓ヶ岳?
13キンコウカ.JPG


モウセンゴケの花が咲いていました。
14モウセンゴケ.JPG
小さい白い花はピントが合わない・・・


小日向のコル到着!
15小日向のコル.JPG
標識が無残・・・


水芭蕉がデカい!
16水芭蕉.JPG
花は終わっています。


小日向のコルも雪の時はなだらかな見晴らしのいい雪原だけど・・・
夏は全然見通しが効かないです。


木々の間から目指す鑓温泉が見えました。
17鑓温泉.JPG


鑓ヶ岳にはガスが・・・
18鑓.JPG



コルから鑓温泉までは標高差200m程度ですが・・・
微妙にアップダウンを繰り返し、尾根と谷を巻いていくので結構疲れる。。。


それでも視界が開けて、お花たちが励ましてくれます。
ミヤマキンポウゲ
19ミヤマキンポウゲ.JPG

ギボウシ
20ギボウシ.JPG

ホタルブクロ
21ホタルブクロ.JPG


お初にお目にかかります。
22初はな.JPG
なんて花かな・・・


しかし、暑い。
視界が開けたのはいいけど、木陰がない。
けど、草いきれと言うか、背丈近い草がわさっと茂っていて暑苦しい・・・
時折、谷をわたる風が涼を運んでくれます。


しばし進むと雪渓が。
23雪渓.JPG


だいぶ崩れてきているので、下の方を迂回するようになっています。
24雪渓.JPG


雪の無い所はザレ場。
25ザレ場.JPG


二つ目の雪渓もだいぶ下へと誘導されます。
26雪渓2.JPG


がっつりシュルンドが口をあけています。
27雪渓.JPG
もっと溶けてくれたら夏道で渡れるんですが。


もう終わったかなと思っていたキヌガサソウやサンカヨウにも逢えました。
28きぬがさ.JPG

29さんかよう.JPG


今度は雪渓が溶けて橋のかかった沢が。
30沢.JPG
暑さに茹だっていたので冷たい水がありがたい!
水浴びしたい気分だったけど、もう小屋までひと登りなので顔を洗うだけに止めます。
汗臭い服も全部洗いたい衝動にも駆られました。。。


小屋までの登りはお花畑。
31花畑.JPG


4月にスキーで滑った斜面もわずかに雪渓が残るだけ。
32雪渓.JPG


計画より1時間近く遅れて鑓温泉に到着〜
33到着.JPG
余裕をみてたつもりだけど、やっぱり暑いとペースが落ちます。


橋を渡った左手の傾斜地がテン場です。
先客が2張。
フラットで張りやすい所が選べられました。
34テン場.JPG
登ってきた小日向のコルの先に高妻山が見えます。
雲が邪魔ですが。。。


とりあえず、荷物を置いて受付へ。
35受付.JPG
テント1人1000円と温泉500円。
ビールは500mlが800円。350mlが600円。
普段、ほとんど飲まないのでsanaさんのビールを一口もらうくらいですが・・・
この日はビールが飲みたくて800mlを二人で分けました。
美味かった♪
36ビール.JPG


露天風呂は混浴。
37露天.JPG


内湯は女性専用。
38内湯.JPG
夜8時〜9時は露天が女性専用になるので、内湯が男性用になります。

開放的な露天風呂に入りたかったけど、軽量化のためタオルしか持ってきてなかったので・・・
全裸で入る勇気がありませんでした。
内湯も囲いがあるけど、屋根は開いているし、なによりお湯は一緒。
白濁した気持ちのいい温泉であることは変わりなし!です。


足湯は無料。
39足湯.JPG
入り放題ですが、誰も入っていませんでした。
なので、温泉上がりにビールを買って足湯でまったりさせていただきました。


小屋の真下が露天風呂なので目隠しの波板が張られています。
40小屋.JPG
雪崩れる場所なので営業期間が終われば解体。
コンパネ組み立て式の小屋です。


東向きの山腹なので、夕日は見れませんが・・・
夕焼けは見れるかなぁ〜
と思いながら晩御飯を食べたら、ガッツリ爆眠してしまいました。。。。




その2へ続く。

その2は>>こちら





登山ランキング


2018年07月26日

南アルプスの女王 仙丈ケ岳でまったり小屋泊まりB(2018/7/20〜21)

その2の続きです。
その1は>>こちら
その2は>>こちら





めっちゃ寝た!
と言う感覚と共に目が覚めると夜中の1時。
星空にはいい時間ぢゃん♪
と外へ。

満天の星空です♪
天の川もばっちり。
私がごそごそしたのでsanaさんも起き出してきました。

小屋前のベンチに寝転がって星空を堪能します。
Tシャツに薄手のサーマルでしたが、寒さは感じず。
3000m近いのに暖かい。

小屋に帰るとあちこちでイビキ。
込み合った山小屋は仕方ないねぇ〜

なかなか眠れないかなぁ〜
と言う心配もよそに、またまた爆眠。
周りのがさがさ動く音に目覚めると・・・
うっすら夜が明け始めています。

いそいそと準備をして、今度はHさんも一緒に稜線へ。
山頂にこだわらなければ10分ほど登った所から富士山と北岳と間ノ岳がいい感覚で見られる場所があるとのこと。
山頂、全然こだわりません(^^)


稜線に登ると富士山が綺麗に見えています。
60朝の富士山と北岳.JPG
手前はbQの北岳。

鳳凰三山。
61鳳凰.JPG
地蔵岳のオベリスクも見えています。

甲斐駒&鋸の向こうにはうっすら八ヶ岳。
62甲斐駒鋸.JPG

雲越しのご来光。
63ご来光.JPG
上空はすっきり晴れているけど、東の空にかかった雲が邪魔してます。

日本の1・2・3が並んでいます。
64ナンバー123.JPG

出た♪
65ご来光.JPG


仙丈小屋にも朝日が当たり始めた。
67小屋にも朝日.JPG
西の稜線の向こうには中央アルプスと御嶽山。
北に目をやれば北アルプスも見えています。

昨日とは違い、見渡す限り景色が堪能できます♪
ゆっくり眺めていたいですが、食事の時間もあるので小屋へ。

朝食は焼鮭♪
68朝食.JPG
「朝食下さい」と声を掛けてから焼いてくれるので、出来立てです。
夕食同様、ご飯とお味噌汁はセルフでおかわり自由。

「朝食は5:00〜6:00の間で声をかけてください。」
とのことだったのでご来光を見てから食べる人が多いですが、食べるタイミングがバラバラなので席はゆったり。
居心地のいい小屋です。

外に出ると・・・
1千丈カール.JPG
千丈カールは雲一つない快晴!

やっぱ、山頂からの景色見ておかないとね〜
身軽で登ろうかとも言いましたが、また小屋に戻るのもなんなので・・・
荷物を持って出発です。


対面の稜線には登山者の列。
70登山者.JPG
さすが土曜日。朝早くから続々と登ってきます。


昨日と同じコースですが・・・
71花.JPG
花も青空が似合う。


仙丈ヶ岳到着!
72山頂.JPG
360度の絶景です。写真奥は中央アルプス。
右手にははるかに北アルプスも望めます。


富士山が薄いですが・・・
73富士北間.JPG
北岳、間ノ岳と1・2・3が順番に並んでいます。


南には塩見岳。奥には荒川三山。
74塩見.JPG


目の前には甲斐駒、鋸。
75甲斐駒鋸.JPG

景色を堪能していると・・・
ちょっと下で人だかり。
どうやら雷鳥の親子の様子。

居ました!
76雷鳥.JPG

雛は4羽。
77雷鳥.JPG

思い思いにウロウロ。
78雷鳥.JPG

79雷鳥.JPG

お母さんは心配そう。
80雷鳥.JPG

昨日、小屋の前に居た親子連れのようですね。
可愛い♪
無事に大人になるんだよ。


いつまでも見ていたいけど、そろそろ出発。
最後に山頂のシコタンソウとミヤママンネングサに挨拶。
81しこたんそう.JPG

82ミヤママンネングサ.JPG
やっぱり晴れてる時の方が綺麗だね。


っで、せっかく晴れているし、と集合写真を撮ってもらったんだけど・・・
何故か無い。
私のカメラとHさんのカメラと2枚づつ、計4枚撮ってもらったんだけど・・・
Hさんのカメラにも写ってなかったと・・・
写真の神隠し???


カールを見下ろします。
83カール.JPG

山頂を振り返ると・・・
84山頂.JPG
人だかり・・・

前を歩く登山者が雲の上を歩いているみたい。
85雲上.JPG

北アルプスがどんどん見えやすくなってきた。
86槍穂.JPG
槍穂の山並みに大キレットも分かります。


中ア木曽駒の向こうには御嶽山。
87中ア御嶽.JPG


鋸が近くなった♪
88鋸.JPG
大ギャップ、やっぱおっきいなぁ〜
鹿窓はさすがに分からない・・・


視線を落とせば馬ノ背。
89馬ノ背.JPG
中腹に馬ノ背ヒュッテも見えます。

八合目から振り返ると・・・
90八合目から.JPG
登山者の行列が見えます。
さすが土曜日。ガンガン登ってきます。
道が広くないから擦れ違いに時間がかかります。

もうすぐ小仙丈ケ岳。
91小千丈.JPG

甲斐駒がさらに近くなった!
92小仙丈ケ岳.JPG
ここを下ると景色のいい尾根道とはお別れ。
時間も余裕があるからゆっくり休憩。
名残を惜しみます。

天気がいいだけに気温もぐんぐん上昇。
登ってくる人は暑さでバテた顔をしています。
みんな日帰りかなぁ〜
千丈小屋も激混みだろうなぁ〜

徐々に植生が変わって樹林帯に入ると木陰が涼しい〜
登るときには「景色が見えない」なんてブツブツ言ってたのに・・・
人間って勝手だなぁ〜

五合目、大滝頭まで下ってきました。
93大滝頭.JPG
ここからは行きも通った道。

12時前、北沢峠到着〜
94北沢峠.JPG


13:10のバスまで1時間以上あるなぁ〜
と思ったけど・・・
待合にはたくさんの人。
とりあえず、順番確保!と乗車順の番号が振られたベンチに座って休憩。

お湯沸かしてお茶する感じではないなぁ〜ととりあえずザックの中の飲み物やおやつをつまんでいると・・・
バスがやってきた。
「仙流荘へ行かれる方〜臨時バスです〜」と。

靴も完全に脱いじゃってたので、慌てて荷物をまとめてバスへ。
ギリギリ乗れました。
行きと同様、補助席。

番号順に座っていても乗れる態勢になっていないと、先を越されます。
混んでいる時は突然臨時バスが来るようです。
ご注意を。

13:10の予定が12:00のバスに乗れたので1時間得しました♪
仙流荘のバス停まで戻ってくると、駐車場は川沿いの方までいっぱいになっていました。
土日は激戦のようですね。


仙流荘も立寄り湯がありますが・・・
(甲斐駒〜鋸縦走の後に立ち寄った時のトラブルを思い出す・・・)
温泉は高遠のさくらの湯へ。
ヌルヌルのいいお湯と広〜い休憩所兼お食事処があります。
しょうが焼き定食770円を頂きました。
ボリューム満点で美味しかったです。
写真が無い・・・
>>さくらの湯HP





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屋久島に行ったことをきっかけに山にはまりました。 ハイキングからバリエーション、岩、沢、雪、山スキーとどっぷり浸かっています。 山は楽し。
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山と海を旅し、自然をたのしむことを仕事とするグループです。
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