2018年12月04日
蓄膿や鼻づまりを完治させる方法
蓄膿や鼻づまりで悩んでいる人は、時に鼻を取り外して丸洗いしたいと思うこともあるでしょう。それほどに、鼻のトラブルは日常的なストレスに繋がってしまいます。ここでは、蓄膿や鼻づまりを完治させる方法についてご紹介しています。
30代男性からの相談:「ちくのうや鼻づまりを完治させることはできないのでしょうか?」
『 私は昔から、ちくのう、鼻づまりなどに悩まされています。定期的に病院へ通っているのですが、なかなか完治にはいたっていません。これはどこの病院に通っても変わらないのでしょうか?普段からティッシュを持ち歩いたり、薬を飲んだらなど大変です。何より鼻が溜まれば呼吸するのも大変なのです。何か良い治療法はないのでしょうか?
ちくのうなどはニオイなども気になります。私は運動などもよくするのですが、鼻の通りが悪いと凄い疲れてしまいます。何か良い治療法を教えてください。 』
蓄膿・鼻づまりを完治させる3つの方法
蓄膿や鼻づまりを完治させる方法について専門家にお聞きしました。
『 鼻汁や蓄膿を完治させるには、いくつかの方法があります。1つは、根気強く内服薬治療を行う。2つ目は、注射を行う。3つ目がレーザーや除去手術になります。(看護師) 』
『 蓄膿と鼻づまりでは、治療の方法が違いますが、薬の使い方は同じです。アレルギー薬で鼻水を出しにくい状況にする。鼻水を出す道を確保する。鼻汁を出しやすくする薬を使うの2種類になると思います。(看護師) 』
『 2つ目の治療は、鼻に注射を行い、鼻汁が出にくい状態から出やすく、鼻汁が出ない鼻にすることができますが、だいたい効果が数年のみになります。個人差があるので長く続くかはわかりません。(看護師) 』
『 最後にレーザーや除去術ですが、根本的に鼻の通り道を塞いでいるものを取り除いたり鼻の形を整えたりします。また、蓄膿の場合は、溜まらないように穴を開けてたまらないようにすることもありますので、耳鼻科でどこまでやりたいのかを先生と話すことが大切となります。(看護師) 』
蓄膿・鼻づまりを再発させないために
蓄膿や鼻づまりは一度治しても再発してしまう可能性があります。再発を防ぐためには、何が必要なのでしょうか。
『 ちくのうや鼻詰まりは、粘膜が弱まっていることや菌が完全になくなっていなかったりアレルギーだったりなどで再発してしまうこともありますが、急性であれば早くて約2週間でも治ることがあるといわれています。完治というのは、全く症状がなくなるという状態ですが、その時には治ったとしても将来的にまた再発をしないかといえば、再発しないとは断言できません。(看護師) 』
『 再発してしまった時の治療法としては、病院に定期的に受診し薬や鼻を洗浄してもらうと早くよくなります。また、免疫力を高めることも治療法となります。最終手段としては、手術という手もあります。この治療法を何度も繰り返していくしかありません。(看護師) 』
『 病院に行かなくてもいい一時的な治療としては、市販の薬を飲むことですが、効果がみられない場合には早めに病院に行った方がいいです。(看護師) 』
鼻は呼吸をするためには必要なものです。鼻づまりが起こってしまうと、口呼吸を強いられ、身体の不調に繋がってしまいます。そうならないために、鼻の病気をしっかりと完治させていきましょう。日々のストレスが軽減されれば、精神的にも気が楽になり、毎日を軽やかな気分で過ごすこともできるかもしれません。