2013年08月16日
NTTグループ会社 iPhone販売開始
■香港で調達の端末+SIMカード、通話は不可
NTTコミュニケーションズ(NTTコム)の子会社で、ポータルサイト「goo」を運営するNTTレゾナントが、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」のネット販売を開始した。
NTTドコモのアイフォーン投入が取り沙汰されるなか、グループ会社が一足早く売り出した格好だ。
NTTレゾナントが扱っているのは、海外製の「SIMフリー版アイフォーン」と、ドコモの携帯電話回線と高速データ通信「LTE」を利用できるNTTコムの「SIMカード」のセット。通話はできないが、データ通信専用端末として、同社のネットショップ「NTT−Xストア」か、楽天市場の「gooシムセラー」で購入できる。
SIMカードは1日30メガバイトまでの通信量制限があるものの、月額980円と割安。7月24日から試行販売しており、これまでに数十台を販売した。端末は香港から随時調達しており、まとまった台数を確保しにくいのが難点だが、「入荷次第、売れていく」(NTTレゾナント)状況という。
携帯電話やスマホは契約者情報などが記録されたSIMカードを差して使用する。特定のSIMカードしか使えないよう“鍵”を掛けた端末に対して、SIMフリー端末はカードを替えることで、割安な通信サービスを選べる利点がある。
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