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200年前に生まれた魚!? アラスカ沖で釣り上げられた1メートル超の巨大メバルが話題に




ヨーロッパではナポレオンが戦争をしていたころ。アメリカでは「アメリカ合衆国憲法の父」と呼ばれるジェームス・マディソンが大統領をしていたころ。日本では西郷隆盛や坂本龍馬など、江戸から明治に変わる時代を彩る面々が生まれたころ。そのころに自分の先祖がどこで何をしていたのかも、よく知らない人は多いだろう。そんな200年ほど昔に生まれた魚がいる。
「何を当然なことを」と思うかもしれないが、そのころに生まれた魚がつい数日前まで北太平洋を泳いでいたと言ったら驚いてくれるはずだ。
アラスカ沖で釣りあげられた1匹の魚が注目されている。それが1メートルを超える巨大メバルだ。重さは17キロ近かったという。

今まで確認された最長老メバルは、175歳だった。83センチと十分大きなメバルだったが、今回発見されたメバルはそれよりも大きいため、200歳近いのではないかと話題になっている。
現在は年齢測定のため、巨大メバルはアラスカ州の首都にある研究所に運び込まれている。魚の年齢は、耳にある石を調べれば分かるのだそう。最終的には剥製にする予定だと、釣り上げたシアトル在住の法律家、Henry Liebman氏は語っている。

まだまだ大海原にはとてつもなく大きくて、とてつもなく長生きな魚が泳いでいるのかもしれないと思うと、一種のロマンすら感じる。







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