2013年03月11日
東横線渋谷駅地下化まで5日 東横線ホームで惜別の声
3月16日(土)から東急東横線と東京メトロ・副都心線の直通運転が始まり、東横線沿線と新宿、・池袋、埼玉方面とがダイレクトにアクセスできるようになる。それに伴い、渋谷の待ち合わせ場所として長年利用されてきた「東横線渋谷駅の改札」も、あと数日で見納めとなる。
今回の直通運転の開始により、東横線の渋谷駅は、すでに副都心線の乗降に使われている「渋谷ヒカリエ」の地下5階のホームへ移転する。跡地には、埼京線のホームが移転してくる予定となっており、これによって、現在約300〜400mの距離を歩かねばならない山手線と埼京線の乗り換えがよりスムーズになる。
移転まで残り数日となった東横線ホームでは、カメラや携帯電話で駅構内を撮影する人の姿がそこかしこで見られ、ツイッター上には、
「ここを利用するのも今日が最後…かな」
「銀河鉄道999のようで情緒ある駅でした」
「改札通るとき、なんか都会に来たぞ〜!って感じがしてワクワクするから(笑)。なくなっちゃうの寂しすぎる」
といった惜別のツイートが多数登場している。東急電鉄は3月22〜24日の3日間、東横線ホーム跡地で「TOYOKO LINE SHIBUYA Station Park〜『ありがとう』と『さよなら』の3日間〜」という謝恩イベントを開催し、さらに26日(火)から5月6日まで、期間限定イベントスペース『eikiato』として開放。
その後、埼京線ホームの移転工事が始めるスケジュールとなっている。新たに建設される駅ビルを含めた再開発工事は、2026年度までに完了する見込み。
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