2014年05月07日
野良猫や地域猫との正しいスキンシップ方法
猫が好きなのになぜか避けられてしまう、という方は多いのではないでしょうか。いくらこちらが一方的に好いていても、コミュニケーションの方法を間違えると、猫には警戒心を与えてしまう行為になりかねません。そこで今回は、コミュニケーションのNG例と、正しいふれあい方についてまとめてみました。
■ NG例
◎ 大声を出す
猫を見て「かわいいー!!」「ねこー!!」などの声をあげていませんか?人間には普通のボリュームでも、猫はびっくりしてしまうこともあります。
◎ 何がなんでも触ろうとする
人間から近づいたり、手を出したりするとおびえてしまいます。
◎ においがキツイ
猫は強い香りを嫌う傾向にあります。次のような香りはさせないように気をつけた方がよいでしょう。
・ タバコ
・ シナモン
・ メンソール
・ ココナッツ
・ 香りの強い柔軟剤や香水
■ どうすれば猫と触れ合える?
◎ ステップ1:姿勢を低くする
人が立ったままだと、猫の視線からでは巨人です。できるだけ、姿勢を低くして安心させてあげましょう。
◎ ステップ2:やさしく声をかける
大声はNGですが、敵意がないように優しく声をかけ、自分の存在に気づいてもらいましょう。猫が耳を伏せたり、尻尾を立てたりしているときは緊張しているサインです。それ以上近寄ってはいけません。
◎ ステップ3:ゆっくりまばたきをする
目が合ったらゆっくりまばたきをしてください。これは、敵意の無いことのサインになります。急に目を合わせて見つめ合うのは威嚇と思われてしまいます
◎ ステップ4:猫が近づいてきたら指のにおいをかがせる
無理に撫でようとせずに、近づいてきたらにおいをかがせる程度にとどめておくといいでしょう。
◎ ステップ5:猫が甘えてきたら撫でる
猫が頭や頬を人間の足に擦り付けたり、仰向けになっておなかを見せてきたら心を許し始めた証ととってよいでしょう。優しくなでてあげてください。尻尾や後ろ足は、触られるのを嫌う猫も多いので避けましょう。
猫は警戒心が強い生き物です。いきなり仲良くなろうとはせず、徐々に警戒心を解いてあげてくださいね。
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