暮らし雑感

妊娠中は、葉酸サプリの過剰摂取だけでなく、脂溶性ビタミンや添加物なども控えなければなりません。


これらを過剰摂取すると、母体や胎児にまで副作用が起きるケースがあるとされているため、サプリメントを選ぶ際には注意が必要です。



■過剰摂取の配慮がされている



葉酸サプリメントなどの栄養補助食品からの摂取量は1日に最大1000μgまでとされています。



1000μgの摂取を続けると、過剰摂取となり副作用の原因となるからです。



食事を通じての葉酸摂取は難しいとされていますが、それでも、サプリからの摂取は、1日400μgが適量とされております。



特に、海外製の葉酸サプリは規定の摂取量をオーバーするものも多くあるため、購入時には注意が必要です。



■販売元の企業情報が公表されている



葉酸サプリの販売会社の中には、企業HPがない会社も存在します。



このような企業の多くは、企業実績が浅くサプリメントに関する知識やノウハウも少ない可能性があります。



その点、長年企業として使命を持ちサプリメントを販売してきた企業は、実績と信頼があり、安心できる製品を製造・販売している場合が多いのです。



このため、購入時は企業実績もしっかりと確認しましょう。



■余計な添加物が含まれていない



添加物に関しては、安全性について賛否両論ありますが、日常生活の範囲であれば、特に問題になることはないでしょう。



しかし、こと妊娠に関しては、母体のみならず胎児の健康もかかわる問題ですから、格別の注意を払う必要があります。



例えば、妊娠前にショ糖エステルなどの添加物やそれを含むサプリを飲むと、染色体異常の危険性が少なからずあるという情報もあります。



このため、余計な添加物が含まれていない葉酸サプリを選ぶようにしましょう。



■ビタミンAの過剰摂取に配慮されている



ビタミンAは、体内に蓄積される脂溶性ビタミンなので、過剰摂取につながりやすいと言われております。



このため、妊娠中に1日あたり3000μg(3mg)以上の過剰摂取が続くと、胎児の健康リスクがあると言われておりますので、脂溶性ビタミンの配合に配慮されていることも重要なポイントです。



妊活に必要な栄養素と必要量