2020年07月28日
来るべき『宮田ジャガー炎上祭』に向けて紹介するSIRENとは1
SIRENとはPS2で販売された十五年以上の昔のゲームである。
しかし、相当古いゲームであるにも関わらずその人気は衰えることなく、SDKこと須田恭弥を演じた役者がYouTubeでゲーム実況が配信されているだけに限らず、本ゲームを演じた役者及び制作スタッフが〇〇周年動画として真夜中に投稿されている。
本作はクトゥルフ要素を含めた要素や、本編がはじまる『前日譚』など、手の入れ込みようは異常。
以下、URLはSDKが羽生蛇村に行くことになるキッカケの架空サイトである。
http://www.occultland.com/j/top.html
http://www.shibito.com/j/p_2_hp.html
一番最初のリンク先に飛べば33人殺しとあるが、これはSDKが屍人を「美耶子」との約束で屍人殲滅したことによる結果であると推測されている。
ちなみにSIRENの世界観は昭和の年号が続いている。
SIRENシリーズ通して、赤い服の女性に信用を寄せてはいけない。
【内容】
まずは大まかな流れから記載していきたいと思う。
大昔、後に羽生蛇村となる時代において飢饉が訪れた。
米どころか草すらもないその時分に、突如空から神の眷属である堕辰子が飢餓に苛まれていた村に落下するのだが、耐え難い飢えにより、神である堕辰子を捕食する。
生死の方は不明だが自分が人間に食われる中、苦し紛れに出したサイレンのような鳴き声を受けて、捕食していた数名は死亡するも、八尾だけが運悪くも生存する。彼女だけが生存できた理由は『唯一の女性』、『妊娠していた』だの所説ある模様。
堕辰子の泣き声で生存した八尾は不死の呪いに掛かり神に贖罪すべく、自らの直系である子孫を代々生贄に捧げていたが、たとえ生贄を捧げても『罪が許される』とは一切明言されていない点に注意が必要である。
八尾比丘尼のように千年以上もの永い間、生き続けた彼女は自分の孫にあたる――同じく『不死』の呪いに掛かった――『初潮を迎えた神代の娘を異界』に招かせることを幾度となく行う。要は実を捧げる。
千年以上もの悠久の時の中で演技と時間経過による記憶の摩耗により、八尾は徐々に目的を忘れていくのだが、彼女はそれでも実である美耶子(生贄)を捧げ続けた。
ちなみに村人が不死の呪いによって老化しない八尾の存在を不審に思わないのは、遠い親戚でありながらも八尾の血筋が混じっている所為であり、洗脳的な効果があるため。
しかし、本作で志村爺さんが作中で八尾のことを「八尾比丘尼だ。あの女は昔から変わらない」といった発言があるように、多少なりとも疑惑の目を向けている存在は一定数実在する。
しかし、密かに思うだけならまだしも表立って騒げば、座敷牢もとい宮田医院の精神病棟に強制入院――もしくは秘密裏に抹殺される可能性があるため――志村爺さんはそのことを薄々感づいてか、黙秘を貫いていた。
しかし、志村爺さんの従弟は『先代美耶子』を救うべく異界入りになりながらも彼女を救おうとしていた。
本ストーリー内で、宮田が27年前の旧宮田医院に訪れ最深部に赴くことになるのだが、棺桶らしき木製の箱の中に身動きが出来ないように杭を穿たれた謎の存在が現れるのだが、この人物こそが27年前の先代美耶子を救おうとした志村爺さんの従弟である。
半屍人の状態のまま完全な屍人になることを拒絶した彼であるが、その抗いは彼だけに限らず、宮田がダムを爆破した時に随時鳴り響くサイレンの誘惑である海送りを拒絶して水の底にとどまり続けた複数の半屍人がいる。
ダムの半屍人は宮田のうりえんにより、ようやくやっと死を迎えたのだが、ムービ中よく注視すると、青い炎から逃れる存在がいる。
早速ネタバレするとこの二人は、竹内多門の両親であり27年前の土砂災害の際、異界に取り残された犠牲者。
土砂災害の異界入りは竹内の両親に限らず、牧野・宮田の二人も巻き込まれているが、必然的に元の世界に帰還した。
お家騒動よろしく色々あって、本来双子であるはずの牧野・宮田は離れ離れになってしまうことになる。アーカイブでは異界入りし、離れ離れになる際の双子の写真が入手可能である。
ちなみにストーリー開始前の先代美耶子は、旧病院の隠し地下に縛り付けられ、八尾直系の血筋であることも手伝ってか死ぬに死ねない状況下、ほとんど身動きできず痩躯になりながらも生き永らえていた。
志村爺さんの息子を箱の中に縛り付けたのは良かったものの、長い間自分を偽り続けた八尾が本来の人格を覚醒させ、うりえん諸共地下室に存在が隠されている。
ミイラのような状態になりながらも、必然的に異界から帰還した牧野・宮田の二人にテレパシーのようなものを送り続け、先代美耶子は宮田に「自分の命と引き換えに屍人を殺せる」唯一のアイテムである『うりえん』を手渡している。
なお、須田も宮田からうりえんを貰い受けソレを使用することによって屍人の殲滅を行っているが、彼が死亡しないのは作中のヒロインである美耶子から不死の交わり(血の摂取)をしているため、焔薙でうりえん打ち放題になりながらもSIREN2においてはゲスト出場的な役割で、闇人(通称:やみんちゅ。夜見島とは似たような境遇性ゆえ関連性があるが、屍人と闇人の関係性は最悪どころか敵対関係)。
SIREN-赤イ海ノ呼ビ声ー(1) (ホームコミックス) [ 神尾亘 ] 価格:704円 |
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