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2020年04月01日

絶対魔獣戦線-バビロニア-C

絶対魔獣戦線-バビロニア-C


【登場人物紹介】


・シドゥリ
トラウマその2。
史実のギルガメッシュ叙事詩においては女神説や酒場の女将説などがあるがFGO内では祭司の人間の女性。落ち着いた態度でカルデア一行に接しており、ウルクでは御馳走である「バターケーキ」を振舞うなど、非常に親切な人。
だが、エルキドゥの死に直面し不死探求の旅に向かうギルガメッシュの不在により滅んだ国の廃墟で滞在し続けた。「制裁」ことを理由に待ち続け、ギルガメッシュに鉄拳制裁を食らわせた。その後、ウルクは無事復刻しており、カルデア一行が滞在したウルクは再建された都市である。
シドゥリはイシュタルを信仰しており、イシュタルは(依り代になった少女の性格もあるだろうが)、逆らえないような様子がある。
その他にギルガメッシュからも厚い信頼を寄せられており、ウルクの民がラフムに襲われている際「助けに行く」と述べたとき、珍しく感情的な態度でその行動を止めた賢王であるが、彼女だけでなく民全員に「どうあがいてもウルクは滅びる」と宣言しており、無言ではあったものの、「死ぬのは自分も例外ではない」と暗に伝え、救助活動を許可された。
ゴルゴーン撃退後、ウルクに戻って来たカルデア一行にシドゥリはどうなったのか安否を心配され、彼女を助けに行くことになる。
ラフムに攫われたシドゥリであるが、殺されたのか、捕食されたのか、それともラフムに変貌したのか不明だが、本来自我のないラフムの中で唯一人間であった頃の記憶を色濃く残している。
白旗をあげるシドゥリは倒されることなく生き残り、背後から突き刺され、ラフムから逃亡するキングゥを追いかける。ラフムにより殺されそうになった彼を助けたシドゥリは、感謝の意を述べながら、頭を撫でた。
エルキドゥではないキングゥであるが、シドゥリやギルガメッシュなどの記憶を思い出しながら涙し、シドゥリを抱擁するような行動を起こすも、肉体の欠片ひとつ残さず塵となって消えた彼女を、抱きしめることさえできなかった。
なお、FGO内のゲームのイベントである二度目の「バトルインニューヨーク」で、主催側として登場し、非常に楽しそうな様子を見せている。幼かった頃の王の声真似をするなど、お茶目な面を見せている。


・キングゥ(クラス:ランサー)
今回の特異点における、ビーストTから贈られた聖杯の所持者。
初登場時カルデア一行を助けるなど信頼を得、騙そうと画策していたが、マーリンとアナの妨害により失敗している。
その後、ギルガメッシュと共に水質調査に来ていたカルデア一行に遭遇。明確な敵意を以てギルガメッシュを倒そうとするも、突然「思い出したエルキドゥの一部記憶」により攻撃を自ら逸らしただけではなく、撤退した。ギルガメッシュとの闘いの時、マシュから「あれは偽物です」と言われているが、本来のエルキドゥの目の色が緑なのに対して、こちらは紫色であり、区別は簡単。そして何より偽物である証拠は険悪な仲であるイシュタルに攻撃していない点であろう。
ゴルゴーンの退去後、ティアマト神に死の衝撃を与え、化かし合いが得意なマーリンさえも騙し、本来の目的であるビーストに仕掛けていた夢から覚めさせ、本格的な活動を再開させた。余談だが、ゴルゴーンのことは「彼女」、ティアマトのことは「母」と呼び分けていることから、最初からティアマト神が旧来の人類を滅ぼさせる計画に加担していたものだと思われる。それを裏付けるように人間のことを「旧人類」と呼び、自分のことを「新人類」と自称していた。
キングゥの思惑としては「不必要な争いを生じさせない、心優しい完璧な人類」を新人類と定義してティアマト神に協力していたのだが、実際生まれた兄弟であるキングゥの量産型であるラフムは……。
その後、ラフムが人間同士の殺し合いをさせる広場にて姿を現し、その醜悪さから天の楔で数体を殺害。
その後、再度マシュから「あなたは偽物で誰でもない」と指摘されるも、「だから、どうした。ぼくが母から生まれ必要とされていることには変わりない」と返答する中、周囲に包囲網を結成するように集まるラフム。マシュに対する問いに不思議そうな態度を見せる一部ラフムがおり、真後ろにいたラフムから背後を突かれ、体内に隠していた聖杯を奪われ、嘲り笑われる。
聖杯を失ったことにより極端に弱体化したキングゥに、「かわいそうはおもしろい」と言われ、実力では敵わないことを悟った彼はラフムの群れから逃亡するのだが、「狩りだ、狩りだ」と複数体のラフムが追撃する。とうとう追い詰められ絶体絶命になったキングゥだが、シドゥリの手によって助けられることになる。
そして、「母」からも必要とされていなかった事実を目の当たりにして失望と共に無意識に訪れた場所は、ギルガメッシュのいるウルク市。賢王からは「ここから去れ。屍を晒すな」と厳しい言葉を言われているが、意識がエルキドゥでなくとも二度も友の死を見たくなかったものと思われる。半ば土塊に還りかけているキングゥであったが、ギルガメッシュから聖杯を投げ渡され回復。
その後、「なぜ助ける! ぼくは敵だぞ!」と掴み掛かるが、「言わぬば分からぬか馬鹿者!」とギルガメッシュに叱責されている。ギルガメッシュがキングゥを助ける理由は、中身が異なる存在であってもエルキドゥの後継機であり、ただそれだけで助けるに値するのに充分だったのである。
「やりたいことを見つけるがいい」との言葉で別れ、ギルガメッシュはウルクの民たちに向け、ウルク滅亡の再宣言を行う中、群衆の中にいた。
それからのキングゥは、「完璧な存在など間違いである」と独白し、最長で「五、六歩」、最短で「二、三歩」ほどでギルガメッシュの元に到達するティアマト神を、エルキドゥの宝具「人よ、神を繋ぎとめよう(エヌマ・エリシュ)」を使用し、天の楔でビーストを拘束するほかに大量のラフムを倒すなど、多大な貢献をもたらした。


・ラフム
トラウマその3。
紫の身体に複数の脚と、縦に捻じれた口が特徴的なティアマト神によって生み出された、人類の悪いところだけを凝縮した存在。人類悪(ビースト)でも必要悪(アンリマユ)でもない、単なる悪。
デザインの造形はアトランダムであるが、「母として子を愛し続けたいティアマト神」としてはどのような姿になったとしても、子離れしないことを前提とし、幼稚性ゆえの残虐さを有しているものと推測される。
ラフム登場時のアニメのタイトルが「あたらしいヒトのカタチ」とは、おそらく新人類である「ラフム」を示していたものだと思われる。
新人類であるだけにどの国の言葉でない以下のような発言をしており、
「qkde! qkde! g@'fffffffffff!」
などと言っている。
結構有名な話だが翻訳可能で「楽しい!楽しい!ギャハハハハ」と発言している。翻訳方法は日本語キーボードで「ローマ字入力」から「かな入力」といった具合に法則性がある。生まれたての赤ん坊そのものであるが、時間経過するに従い成長し知能が発達し人の真似をしているのか、それとも人間がラフムに変貌するシーンがあったので元々知識があったのかハッキリしていないが、人語を喋り理解している。正直、人間の言葉を喋るよりもラフム語のままの方が不気味であったと思う。
アニメ化の際、ラフム語はどのように表現されるか分からなかったが、音を平仮名にしてそれぞれの音を五十音順で2つ前の文字に置き換えると日本語になるらしく、
「きせかなきせかな」「おしえておしえて」と翻訳することが可能。声は結構かわいいが、そこが更に嫌悪感を際立たせる。
ラフムは旧人類にはない生態を有しており、

  • 無性生殖(恐らくティアマト神がいなくても数が増える)
  • 一個体の情報がラフム全体に共通知識として伝わる
  • 旧人類の細胞を改造しラフムにリサイクル
  • 食事せずとも活動可能


などが、あげられる。

シドゥリを助けるためにラフムがいる場所に赴くカルデア一行であるが、そこで行われているのは、ラフム主導による血生臭い催しであった。
人間同士の殺し合いを嗤いながら遊覧し、生き残った人間は助けると言いながらも殺すといった所業。攻撃を仕掛けるマシュではなく、逃がそうとした人間を真っ先に殺害。アニメでは描写されていなかったが、人間を足元から切り裂きじわじわ殺す、人間の体内がどのような構造になっているのか解体するなど、残酷さについて快挙に暇がない。
このラフムの残虐性は「幼い子供が虫を捕まえてバラバラ」にするようなものであり、「自分の優位性を知っており、弱者をいたぶる」など、人間特有の悪が現れているのである。更に最悪なことにラフムは幼稚な子供を演じているだけであり、シドゥリの例外を除いて本来人格などない、ティアマト神の思うまま振舞う意思のない泥人形である。
キングゥいわくラフムは兄弟(人のような兄弟における関係性ではないが)らしく、目を覆いたくなる残酷な幼稚性ゆえ兄として指揮を執ろうとしたが、弟であるラフムからすればキングゥは旧人類と変わりない存在であった。キングゥを逃がさないように囲って攻撃し、「おまえはつまらない」と言ってケタケタ嗤うといった行いは、『自分のことを特別だと思い込んでいる哀れな存在=かわいそうはおもしろい』に繋がるものと思われる。キングゥすら旧人類と見下していたラフムだが、それはキングゥがラフムより先に目が覚めていたことが原因であると思われる。キングゥの姿は旧来の人間と変わりないものであり、残酷な振舞いをすることに躊躇いなどなかったのだろう。
なお、ラフムには種類があり、「ベル・ラフム」と呼ばれる個体がいる。最終決戦でマーリンに神霊級の強さと言及された複数の個体が、このベル・ラフムである。かなり頑丈で素早い。即死効果を持つ攻撃には極端に弱く、FGOをプレイする際には山の翁や呪腕のハサン、ニトクリスなどがいれば、楽に一掃できる。


・山の翁(クラス:アサシン)
冠位(グランド)クラスのサーヴァント、ハサン・ザバッハー。アサシンの言語の元になった人物であり、堕落したハサンを殺すハサン。彼が手にしている武器はただ大きいだけの無骨な武器であり、ベルセルクのガッツの如く使用回数が重なるにつれ、練磨していった無冠の武芸。怠惰と過度な労働を嫌い、呪腕・静謐・百貌の歴代ハサンそれぞれに厳しい言葉を向けて、最後には必ず「首を出せ」と述べている。ドリフターズの首置いてけ妖怪かな?
バビロニアではぼろ布をまとった老人、ジウスドゥラ(ギルガメッシュ叙事詩では大洪水伝説および聖書のノアと同一視されている人物の名前)と名乗り、藤丸らに「善性であっても同意してはいけない」などと助言を行っている。この助言はケツァル・コアトルと戦闘をする際、プレイヤーの回答次第では難易度が変わるものなので、これからFGOをはじめる人は覚えていた方が良い。
エレシュキガルのいる冥界でも姿を現し、藤丸を助けるなどかなり親切な人物だが、これにはあるわけがある。山の翁は決して藤丸に「ちょっと優しくされたから」といった理由で冠位を捨ててまで協力しているわけではないのだ。
山の翁は最終局面まで出番がなかったが、冥界に落ちたティアマト神の前に姿を現し、名乗り口上をあげる姿は必見。個人的にこのシーンがアニメの中で一番熱かった。
マーリンが藤丸に「きみが彼を呼んだ」と言われているが、藤丸と山の翁の初の出会いはバビロニアではなく、第六特異点―神聖円卓領域キャメロット―にて、出会っている。
キャメロットでの活躍としては、キャメロットに藤丸らが到着する以前から活動しており、神殿の中で籠っていたオジマンディアス(ラムレス二世)の首を刎ね飛ばして、牽制を加えている。藤丸らがオジマンディアスに出会った当初、首が何度かもげかけていたのは、山の翁による「首を出せぃ」による斬首だったのである。
それからアズライールの聖廟にこもり続けていたが、キャメロット城門前にいるガヴェイン太陽三倍ゴリラを赤子のように翻弄し、彼のギフトである太陽の加護をなくすため、砂埃を発生させた。
ちなみに円卓領域キャメロットは映画化が予定されており、メジェト神が見守る中、キャメロット城周辺に張られた障壁を破壊するため、オジマンディアスがピラミッドを飛ばす姿は涙なしでは語れないなどの熱い展開が待っている。何言っているのか分からないと思うが、チェイチピラミッド姫路城より理解し易いんじゃないかな?
さて、話は戻って第六特異点での因縁があるがゆえに、ティアマト神に死の概念を付与し、「生きているのなら神様だって殺せる」状態にさせた山の翁であるが、この時すでにグランドクラスは返上されており、通常のサーヴァントと変わりない状態になっていた。
現時点で判明している冠位クラスサーヴァントは、

  • アサシン:山の翁
  • アーチャー:超人オリオン
  • セイバー:名前不明
  • キャスター:ソロモン


山の翁は人間側の過度な肩入れ、二部のアトランティスで「恋人を打ち落とすためだけ」に超人オリオンの方も冠位を返上している。通常のサーヴァントが点に対する武力なら、冠位クラスは世界そのものたる面に対抗するため抑止力により選定された天の遣い、要は人類悪用の兵器であるため、行動に制限があるようだ。
冠位クラスの亜種として「グランドロクデナシ」や「グランドダーリン」などがいるらしいが、詳細は不明。
なお、ティアマトの「世界浸食」の際、ラフムに襲われる藤丸を助けるためその領域内に入った山の翁であるが、生と死の境界線である幽世を長年放浪しており、死んでいるのか生きているのか分からない状態であったため、即死することなくエンディングでちらっと姿を現すことが出来たのだろう。
ちなみに山の翁の宝具は「死告天使(アズライール)」。
歴代ハサンの宝具の読みがザバーニーヤであるのに対して、どれほど破格な存在なのか分かる。死神じみた外見をした山の翁であるが、彼により命を絶たれる際、「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」とのことから、確かに天使の名を有する宝具名は適しているように思われる。その他にも魔神柱の悲鳴キャンセルなどの使い道がある。レイド戦はFGOプレイヤーによる素材の奪い合いなので効率を重視するのは是非もないよネ!
厳しい印象といかつい言動を有する山の翁だが、正月イベント『雀のお宿の活動日誌〜閻魔亭繁盛記〜』では、「華美な装飾など〜」と言う百貌に対して、「我が霊廟に生涯近づかなんだ理由はその質素な信仰故だったか、百貌よ」と言い、呪腕の趣味である寝正月に対しては、「我らの中に、”寝正月が良い”などという、山の翁にあるまじき堕落を見せた者がいるという。まさに神をも恐れぬ失言よ。心当たりはあるか、呪腕の?」と話し掛けるなど、結構意地悪な冗談を言い放っている。実は結構、お茶目なのでは……?
過激一歩手前ほど己が信仰する宗教に対して厳しい戒律を守っているが、バレンタインイベントでは、主人公が渡すチョコを面喰いながらも受け取り、お礼としてお香を贈るなど、異教の宗教であっても寛容に接してくれたりするなど、できた人物である。


・ティアマト神(クラス・ビーストU)
全ての「母」たる存在であるためか、生まれつき「死」の概念がない存在。
ビーストUとして魔術王に虚数空間からバビロニアに戻される以前、夫の存在より神々たる子供の存在を愛していたが、カンブリア爆発よろしくアトランダムに多種多様の生命体を誕生させる「母」としての役割が災いして、最愛の子供たちによって追放され、その亡骸を二つに切り裂いて、天地創造の儀式とした。
初登場時、ラフムを絶えず排出しながら歌い続けるだけの存在で、攻撃をしかける藤丸らに対した抵抗はしていない。これは子を愛する感情ゆえ、自身が破壊されれば人類において甚大な大災害が発生すると、我が子を心配する母なりの配慮だったのだろう。ティアマト神に理性はなかったが、否定拒絶され怒り狂い幾多もの魔獣を産み出し抵抗したが、子を愛する感情は本物なのである。
個人的な見識になるのだが、微かな抵抗としてティアマト神が歌を歌い続けていたのは、子に対する子守唄ではなかったのだろうかと思われる。何もない虚数空間へ落されたティアマト神であるが、我が子を変わらず愛し続け、久遠の如く長い時間の中で己を慰めていたのかもしれない。
キングゥから聖杯を奪ったラフムを追いかけ、ティアマト神の元に到達した藤丸らはイシュタルの宝具により、頭脳体(人間体)が消失。
これでバビロニアにおける特異点が修復されたのかと安堵したのも束の間、本体の方は海底にあり、巨大な体躯を現した。それから後、様々な形態に変化していくのであるが、実はこれ、シン・ゴジラを観た那須きのこが影響を受け、脚本を書き直した話は有名。ティアマト神は最終形態で、ゴジラみたいな外見と鳴き声を発している。
頭脳体を失ったティアマト神であるが、ここで箍が外れ本能の思うままに行動を開始する。ケイオスタイド(グラブルの闇パチェインによる攻撃ではない)を絶えず排出しながら、泥を滑走路にしてウルクへ真っ直ぐ直進。
他の場所に行かず、ウルク市へ赴いた理由はギルガメッシュ叙事詩において主役であるギルガメッシュが、古代バビロニアにおいて抽象的な存在である彼を殺すことで全ての生態系を塗り替え、全ての「母」として再び返り咲き、再び子離れしない子供達から愛し愛され続けるための下準備。そもそもギルガメッシュ叙事詩は聖書よりも古いだけでなく、聖書に酷似した共通点があり、ギルガメッシュそのものが神代の時代を終わらせた。太古の環境破壊(森林伐採)、青銅、古代文字として有名な楔型文字の発明など、神を頼りにしない人類独自の歴史を歩むための礎といっても過言ではないからだ。
ウルクへ進行してくるティアマト神の分析を行ったロマニいわく「弱点らしきものがない完璧な生命体。もしもティアマトが死ぬなら、全ての生命体が死亡した後」など、試合に勝って勝負に負けることさえできない、無茶振りの死亡条件を有している。
そしてとうとう、ウルク付近へ到達したティアマト神であるが、巨体ゆえ歩行できない対策として黒泥を発生させていたが、ケイオスタイドの勢いは正しく大洪水そのものであり、事前に千里眼で読んでいたのか、ギルガメッシュはウルク周辺に隠していた「ナピシュテムの牙」で、どうにか防ぐことに成功。しかし、ナピシュテムの牙は黒泥の第一波で既に半壊状態である。
休む間もなく、ウルクへ進行するティアマト神であるが、その打開策としてイシュタルの神獣である「グガランナ」を使用しようとするも物語冒頭から消失。そこで立てられた作戦が、ウルクを餌にした冥界への落とし穴である。
キングゥの楔によって肉体が拘束され、イシュタルの宝具で地上に大穴を空け、冥府に落下。エレシュキガルの許可なき冥府の立ち入ったものを冥界の刑罰でダメージを与えるも、「死の概念」がないため殺すことが出来なかった。
山の翁の冠位を返上した大剣の一撃でティアマト神に、「死の概念」を付与することに成功するも、冥界の外壁をよじ登り、外界へ出ようとするが、アーチャーのギルガメッシュの登場により、再び冥府の底に突き落とされる。
そして最後のあがきとして、「世界浸食」なるネガ・ジェネシスによるスキルを発動するも、そのスキルの効果は英霊にしか影響はなく、純粋な人間ならば侵入しても害はない。
ギルガメッシュの宝物庫により、短剣を渡され藤丸はティアマト神の頭部を狙って、攻撃した。その際、藤丸は人間体であるティアマト神の霊基に接触しているが、

「多くの命を育みました。多くの命に愛されました。
でも、子供たちは私を梯子にして、遠くに行ってしまうのです。
ずっと愛していたいのです。ずっとそばにいたいのです。
私の「愛」は間違っているのでしょうか」


と、たずねている。

藤丸はティアマト神の問いに「わからない。でも子はあなたのことを愛しているよ」と返答し、短剣を手放した。

母としての存在が強調されたアニメオリジナルの展開であるが、アプリ版のティアマト神は冒頭に「いかないで」、「もうにどと――わたしをあいさないで」と心境が描写されているものの、恐竜のような見た目になってもなお唯一言葉を発したのは我が子であるキングゥの名前だけであり、最後まで「母」としてあり続けた。

回帰の理を持つ、ビーストU。
七つの人類悪の原罪U。
地球上の生態を塗り替え、全ての母に返り咲こうとしたティアマト神だは、他のビーストとは異なり、哀れみの感情を覚えるのはどうしてだろうか?

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