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2020年06月09日

都市伝説2


・寺生まれのTさん
最早、知らない人はいないだろう存在。
ホラーやシリアス、鬱展開を「破ァ――!」の一喝と共に無双クラッシャーし、「寺生まれってすごい」という締めくくりで終わる例のアレ。性格は兄貴分のようなもので、面倒見が良い。
当然のことながら寺生まれのTさんは、ネット上のホラー話を克服するために生み出されたデウス・エクス・マキナ。「化け物には化け物をぶつけるんだよ!」との言葉で有名な、貞子と伽椰子の融合体にも難なく勝てるかもしれない。
様々なネット上での創作に使われているが、面白いモノと面白くないものが多数入り混じっているのが、正直なところ。


・見ると死ぬ画像
見たら死ぬ画像とは、三回・四回など見た回数など異なれど、ポーランドの画家・スジスワフ・ベクシンスキーにより創作された作品であり、致死力はない。人によっては親の顔より見た人は多いかもしれない。
絵画自体の特徴は少々不気味であるものの、「終焉の画家」などの異名を有しているだけに、単純に不気味なだけではなく、どことなく美しさを感じられるタッチが魅力的で、ついつい魅入ってしまう。
ちなみにスジスワフ・ベクシンスキーは2005年に亡くなっているため、新作の絵画は拝見できない。
最近、Twitter上では即死の欲張りセットとして「見たら死ぬ絵」の画像が時折、リプライなどでプレゼントされるなどの現象が起きている他、ベクシンスキーの作品を元にしたキャラ弁まで作られている。
ベクシンスキーの作品がどういった経緯で「見たら死ぬ作品」になったのか不明だが、朗読すると死亡することで有名な「トミノの地獄」のように、一見不気味な作風がソレを増長させたものだと思われる。奇しくも1919年に発表された「トミノの地獄」であるが、それから半世紀以上経過した、ネット繁盛期である2000年に突如不気味な逸話が出てきたといった共通点がある。
そもそもネットは情報収集の方もそうだが、罵詈雑言などの不毛な言い争いをしている殺伐としたところがあるものの、「嘘」を楽しむ一種の娯楽的傾向がある。「見たら死ぬ」と流言飛語を放った匿名の本人としては、一時の嘘だったかもしれないが、ここまで長く続くものだとは思わなかったものだと思われる。
「死ぬ画像」として有名になってしまったベクシンスキーの作品群であるが、「そこまで影響があったのか」と草葉の陰で笑っているのか、それともSCP-173の画像を無断で拝借された挙句、無題2000ではなく彫刻オリジナルとして有名になって無数の人々に認識されてしまったように、心持ち穏やかではない心境なのか確かめる術はないため、絵画の作成者たる本人がこの現状にどう思っているのか永遠の謎である。


・井戸に死体を捨てた話
こちらは都市伝説というよりも、意味が分かると怖い話。
内容としては、


主人公が妹を殺し井戸を捨てるも、次の日にはいなくなっていた。
五年後、些細な喧嘩がキッカケで友達を殺し井戸に捨てるも翌日にはない。
十年後、妊娠させていた女性、それから嫌な上司も井戸に捨てると死体が消えていた。
最後に介護が必要になった母を殺し同じように井戸に捨て、見に行くも死体は消えていない。
どれだけ日にちが経っても、母親の死体がなくならない。


といった内容である。

早速ネタバレをするならば、妹・友達・妊婦・上司の死体処理をしていたのは母親だったというのが事の真相なのであるが、まさかまさかの斜め上の超解釈として「井戸水は強酸性で死体が消えていたが、母親の場合、純金製だから溶けることはなかった」という解釈が一部の人間に行われている。その想定は斜め上にもほどがある。確かに飲み水などの生活必要水である水源が強酸なのは怖いけどさぁ……。
こういった独自の介錯は「井戸」だけに限らず、「課長島耕作」の14巻「貧乏が悪いんだ」の話中で、家庭訪問に来た先生が茶請けとして出されたおはぎを捨てるといった内容が「先生が攫われた説」になっているなど、おはぎはホラーではないものの、恐怖系のソレは度々ギャグに転換される光景が散見される。ギャグとホラーは表裏一体とよく述べられているが、恐怖という情動反応の克服たる一種の認知行動療法かもしれない。


・猫 トースター装置(バター猫のパラドックス)
現代の物理法則の根底を覆す超理論。その内容は「ゼロカロリー理論」に通ずるものがあり、正式な学会での発表が待たれる。
「猫とトースター」は炉心などを必要としない発電システムであり、使用される材料が日常的に安易に入手可能なことから、将来的に家で独自発電し、環境に配慮したエコロジーシステムたりえるだろう。
能書きが長くなったが、超理論の内容としては「パンの表面にバターを塗ると(重力の比重に従って)必ずバターを塗布した表面が床に落ちる」。対して、「猫はどのような角度・高度から投げ落としたとしても足の裏から着地する」というものである。
この双方の裏面の落下を踏まえて理論的に思考すると、『猫の背中にバターを塗ったトースターを乗せると回転し続ける』ので、永久機関的な発電システムになるのではないかと想定されているのである。
動物虐待などの観点から踏まえて、理論上「トースターの裏表にバターを塗っておけば回転し続ける」などの指摘もあるが、研究中の模様。
動画もあるので、画期的な発電システムの完全開発のため、閲覧するのも悪くないかもしれない。ちなみに、『猫・トースター動画』でマイナー映画学生アカデミー賞を貰ったキンバリー・マイナーは友人の論文を元に映画を作成している。


・電車男
当時、インターネットで2ちゃんねるがアングラした世界であったが、ドラマ化による影響により世間一般に露見し、良くも悪くも「オタク」が市民権を得るキッカケとなった。
一世を風靡したドラマ版の電車男の影響で、ネット住民とオタクの生態が明るみになったが、オタク狩りなどの問題が起きた。ちなみに今では2ちゃんから5ちゃんになっているが、キャッチコピー? である「ハッキングから今日のおかず」は今もなお健在な模様。
余談であるが、一時期2ちゃんねるそのものが消失し掛けた大事件があったが、名も知れぬ勇士のおかげで抹消の危機は免れた。だが今では「ンゴンゴ」言っている猛虎弁ニキが草を生やしている。

電車男の内容としては、電車内で酔っ払いに絡まれているOLをアキバ帰りのオタクの青年が助け、返礼としてエルメスのティーカップを貰うといった内容であるが、創作である可能性が高い。検証サイトも出来ているぐらいである。
ハンドルネーム「電車」の書き込み当初、純粋に応援する人・嫉妬入り混じるコメント・そうしてホラではないかと、かなりの混乱を極めた状態であった。
虚実を指摘する根拠としては、駅員などの対応を筆頭に、酔っ払いから助けて貰ったお礼にいきなりブランド物であるエルメスのティーカップを渡す不自然さが挙げられる。普通の返礼なら、折り菓子程度で十分だしね……。
脱オタクを目指して邁進する電車であるが、エルメス(助けた女性)との進展の速さなどの不自然さ、そうして最後に「下手なエロ小説」と非難を浴びた性的な内容を含んだ書き込みを最後に姿を消したのである。
ネット上でのヤンデレの遭遇率の高さ(オチでは男性同士が結ばれる展開が多い)、鬼嫁ちゃんねるで「小説家」と言われる夫や妻の過度な復讐、爆笑系コピペ(特に外人系)などもそうであるが、今では嘘松と呼ばれる先駆け的な存在だったかもしれない。
……個人的な意見としては、たとえ嘘であったとしてもオタクの市民権会得や純粋に電車男のドラマ内容が面白く楽しめたので、存外悪い心持ちではなかったりする。ウソでも楽しかったんですよ。


・変態番付
変態番付とは、毎年「スレタイ大賞20〇〇年」と同じく、毎年実際あった事件を相撲の関取の順位でランキングしていくものである。
変態番付には一種の決まりがあり、ニュースで放映されたものやまとめサイトで取り上げられたものなどに参加資格が挙げられる。モラル的な話ではあるが、あくまで加害者側の一切理解できない変態的所業を重点に格付けしており、被害者側にネットリテラシーを配慮しなくてはならないので、要注意。だからといって、加害者側を必要以上に弄る事は許されない。
実際にあった事件なので都市伝説でも何でもないのだが、「こんなことある?」と思わず頭を抱えずにはいられない『内容』ばかりで、思わず真偽の方を確かめたくなる。請求書の名前に興奮する男性・上靴のコピーに興奮する人・生まれ変わったら道になりたいと述べた二十代男性などが実在する。
でも、信憑性の方は定かではないが「左クリックで人差し指を骨折」した人もいるので、現実は小説よりも奇なりは本当のことかもしれない。
ちなみランキング上位は、「横綱」、「大関」、「関脇」、「小結」、「前頭」、「十両」、「殉職」、「破門」などがある。
番付のランクに関わらず全員、ダーヴィン賞に載っていてもおかしくない……。

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