2022年02月22日
UNDERTALE(アンダーテール) 3
平和ルートクリア後、フラフィの助言に従ってアンダインの元に訪れて手紙を届けると、アルフィーとのデートイベントが発生する。
アルフィーとしては好意を抱くアンダインへの予行練習として主人公が見立てられているのだが、アンダインに直接見付かったことなどが要因となり、「ありのままの正直のままのことを告白する」と宣言する。
その告白は大したものではないだろうかと思いきや、彼女のラボにの奥深くに行くと『モンスター』などを利用した人体実験が行われていた場所である。
ちなみにそこでプレイヤーが地底に落ちて来る前にニンゲンが先に訪れていたのか、アズラエルらと仲睦まじく暮らしていた様子などが若干伺えることが可能である。
ちなみにフレフィの正体は先代ニンゲン(プレイヤーの名前)の憎しみを理解できず拒否的な反応を示したがゆえに、花の姿へとアズラエルは変えられて非人道的な行いを成していたのである。
ちなみにプレイヤーが名付けることになるニンゲンの名前は、フリスクというものであり、モンスターがニンゲンとしか呼ばなかったのは、ただただ単純に名前を知らなかったがゆえの単純な反応であることを記載しておく。
アルフィーのラボでの真実を知った主人公は、エンディング後のすべてのルートを回収しようと、自然Gルートに突入することが大多数になるにだが、モンスターの子供の身代わりになったアンダインや、マップ上に存在するあらゆる地底の住人を殺害してストーリーを進行していくと審判の間において、サンズが現れる。
実はトリエルを殺した段階で、「ニンゲンのフリをしてくれ」と頼まれるのだが、あらゆるモンスターがプレイヤーをニンゲンだと気付き憎かった理由は、全ての魔物を殺すといった非人道的な行いで、「悪魔の所業」と看做していたがゆえの可能性もある。
しかも、直接的な面会はないもののトリエルとサンズはダジャレを言い合う中であり、トリエル殺害後すぐさまハンズに会う事になるのだが、「あのおばさんひとをみるめがないぜ」などとぼやいている。
それだけではなく、クリア後には「ドアに話しかけても返事がない。もしかしたら、返事を交わす元気がないかもしれないのかもしれないな」などと、かなり胸をえぐる発言を行っており、フレフィより怖ろしい存在のように感じられるのは気の所為か。
なお、Gルートの「審判の間」では事実上のラスボスとして、プレイヤーの前に立ち上がり、猛攻を仕掛ける。
「きょうはステキな日だ
はなが さいている
ことりたちもさえずっている
こんな日には
おまえみたいな ヤツは
じごくで燃えてしまえばいい」
猛攻を仕掛けられるプレイヤーだが、実はサンズのスターテス自体は攻防ともに1であり、説明にある通り、最も楽な敵であるのだが、それはスターテスしか見ていないでの判断しかない。
最弱の敵は最強の敵であり、サンズの戦い方としては「1ダメしか与えられなのであれば連続して1ダメージを継続して与える」、「攻撃を回避すれば死ぬ」ことはないといった二つの戦法を取っている。
そのため、サンズの初見殺しもいいとこな初攻撃にほとんど反応できず撃沈してしまった人物はそれこそ星の数ほどに上り、実質サンズを倒すまで一時間以上もの時間が必要となることは必須である。
なお、Gルートをクリアし黒幕に魂を譲渡し世界をよみがえらせ、平和ルートに突入して普通にクリアした場合、トリエルが眠っている主人公の部屋にお菓子をもってくるのだが、彼女が立ち去ったあと、プレイヤーの目が赤く光るなどといった演出がなされている。
要は初見・二週目のそれぞれに関わらず、一度モンスターを皆殺しにしたプレイヤーは後戻りできないかのようなことを示唆していることを思わせる演出がなされる。
総論としてアンダーテールとは、一見子供向けかと思いきや全くそうではない、闇の深いゲームとなっている。
そしてプレイヤーの選択や行動によってキャラクターのセリフが細かく変わっている点も特徴的である。
何度でも寄り込みができるゲーム。
それがアンダーテールであり、海外のみならず日本でも非常に人気が高い。
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