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2020年04月24日

映画版・ミスト1



『ミスト』とはスティーヴン・エドウィン・キングが執筆した小説に、映画監督であるフランク・ダラボンがラストに独自のアレンジを加え、作者であるキングが嫉妬するほどの衝撃的なエンドを迎えた、その親子愛に涙なしでは語れない傑作である。
ダークタワーシリーズと一部関係があり、主人公のデヴィッドが描いていた宣伝ポスターだけでなく、霧の中にいる異世界の化け物もダークタワーで登場するモンスターである。
ところでミストとは関係ないが、グリーンマイルやスタンドバイミー、IT(ベニーワイズ)、ミザリー、シャイニングなど名立たるヒット作品を飛ばしているキングは何者なのだろうか……。どうでもいいが、個人的にはグリーンマイルがミストの次に好きである。

【内容】


冒頭はデヴィッドが、ハリウッド映画用のポスターを描くところから始まる。順調にポスター作製をしていたデヴィッドであるが、突然の悪天候に地下に避難。アメリカなどのハリケーンの多い地域において、一般家庭でも地下室があることはそう珍しくない。
翌朝、デヴィッド一家は地下室から出るのだが、彼が仕事場として使っていたアトリエに向かうと、窓辺近くにあった木が倒れ窓硝子を直撃しているだけでなく、もう少しで完成目前であったポスターも破壊されていた。
デヴィッドは「ポスターなんてフォトショなんかで簡単に作れる」などの悪態をつきながら、家の外の様子を見るのだが、祖父が植えた木が倒れているのを目撃。若干の悲しみに包まれる夫婦であったが、息子であるビリーの能天気な言葉で、湖の方に向かうことになるのだが、遠方から気象予報士でなくとも不自然さを感じる霧の発生を確認。

その後、ほどなくしてデヴィッドと幾度となく公論を繰り返していた黒人男性のブレントと保険などについて話すも、境界線などについて険悪な仲であったが、ブレントのクルマが木々に押し倒され潰されており同情的な態度を見せ、多少和解したような雰囲気になった。
その後、デヴィッドは修理品や日用品などを求めて、クルマで息子・ブレントと共にマーケットに行くことになる。道中、やたら軍関連のクルマが多いことと、単なる噂話であるが「軍は何かの開発をしている」などブレントの冗談めいた話を聞いている内にマーケットに到着。
買い物途中、息子からお隣さんとは仲良くなったのかと尋ねられるも「仲直りからまだ遠いかな」と答え、修理や電気の止まった状況下、必要なものを購入していくのであった。
買い物途中、デヴィッドが様々な知り合いと出会う中、三名ほどの軍人が来店。彼らはバスが来るまでまだ時間があったので軽食を買うために立ち寄ったのだが、MP(上官)の指示により、休暇が取り消しになった。
田舎かつ町から最寄りのマーケットがこの店しかなかった所為か、町内の人々がごった返す店内に、突然血塗れの老人が恐慌状態で入店。何があったのかと皆が尋ねる中、男性老人は「霧の中に化け物がいる」と訴える。当初はデヴィッド含め、冗談か何かだろうと思いながらも、老人は至って真面目でそして本気(正気)である。
その内、マーケット周辺が『霧』に包まれていくのだが、子供を家に残してきた短髪の女性が我が子を心配して、誰か一緒に同行してほしいと願い出るも、誰も志願する者はいなかった。
理屈が分からないながらも『霧』の異様さに本能的に気付いているのか、皆、マーケットの外に出るのは危険だと判断。子持ちゆえ、短髪の女性に乞われるような視線を向けられたデヴィッドであるが、「自分にも子供がいる」とハッキリと否定。彼女は涙ながらにマーケットの皆に向けて「地獄に落ちろ」と言い、単身で『霧』の中に身を投じていくのであった。

マーケット内で待機することを余儀なくされた皆は、徐々にその親睦を深めていく。『霧』の異様さと、店に駆け込んできた老人の言葉が合わさって、何かやらないと落ち着かない不安な状態であった。
そんな中、デヴィッドの元へ店内の電力はせめて回復させたいと倉庫の方へ行くよう願われる。デヴィッド単身で店の倉庫に行き機器の動力を止めた時、閉じられたシャッターから何かがぶつかるような音が響いてくる。
人間がぶつかっているような音とは思えない……それどころか、堅牢なシャッターを外側からへこませる異常な力を持った存在は、副店長をはじめとした数名の技師の到着と同時に、鳴り止む。デヴィッドは「何か聞いたか?」と尋ねるが、さほど相手にされず半ば蔑ろにされ、店外の排気口の様子を見るために倉庫のシャッターを開けようとする。
異音を耳にしていたデヴィッドは「危険だ」と述べ、外に出ることを阻止するも誰も聞き入れることはなく、僅かに開けられた隙間からノームが外に出ようとしたところで、シャッターにぶつかっていたと思わしき存在、タコのような吸盤を持った化け物がノームを捕食しようと外へと引きずりだそうとする。
先ほどまでデヴィッドを小馬鹿にしていた技師たちはうろたえ腰を抜かして何もできず、即座に反応して迅速な行動を起こしたのは副店長であった。ノームが倉庫から完全に引きずりだされた後、中に侵入した触手はペットフードを漁ったりする化け物にマスターキー(斧)をデヴィッドに手渡して、触手を切断し即座にシャッターを閉じる。
数名の技師たちは「何も知らなかったんだ」と忠告をしたデヴィッドに自己弁明じみた言い訳をするも、「何も知らないでは済まされない。ノームは死んだ!」と叱責の言葉を出し、倉庫で一人になった時、もう少し激しく止めておけばよかったと後悔があるのか自責の念に駆られた態度を出していた。

やがて倉庫から出るデヴィッドと化け物を目の当たりにした副店長と数名の技師は、今後どうすべきか話し合う。最初に「霧の中に化け物がいる」と店内に入った老人の言葉は真実であり、今後どうなるのか分からない。パニックに陥らないために、マーケット内の人間を先導するリーダー役が必要であった。それゆえ筆頭にあがったのが、弁護士であるブレントであるが、副店長らと共に霧の中の状況を説明するも信じてもらえなかった。
ブレントと共に店長もデヴィッドらを小馬鹿にするも、いつもは弱気な態度である副店長であるがこの時ばかりは強気で、店長を強引に倉庫で切り落とした触手を直接見せ、ようやく霧の化け物についての話を信じさせることに成功し、マーケットの外は危険であることが皆に通達される。
しかし、ブレントはその話について懐疑的であるだけでなく、「田舎者は排他的で新参者を除け者にする!」と、日頃鬱憤が溜まっていたのか感情的になる。デヴィッドと仲良くなりかけつつも、元々険悪な仲であったことから、二人の関係はここで決定的に決裂。店を出ると訴えるブレントにデヴィッドは最終確認をするも、
「それは俺が愚かだっただけだ」
と、返答。
それならばと、デヴィッドはどこまで霧の中を行けるのかロープを肉体に巻くことを提案する。救援を呼ぶためにブレンド数名が霧の中を進んでいくのだが、ロープを巻き戻して帰ってきたのは上半身を失った――明らかに短時間で人間では出来ない肉体の切断――下半身のみの帰還であった。

大勢の前で少数ながらも、直接目撃していないとは言え、明らかに霧の中に化け物がいること、そうして襲われた事実を認めた皆はマーケット内に留まることになる。店にある販売品が食料品だけではなく雑貨品が混じっていたことが幸いし、様々なものを使って入り口などにバリゲートを設置するも、それは非常に心許ない防壁で万全の状態とは、とても言えない。
そんな中、アマンダはハティが深夜トイレで用を足すためにビリーの様子を見てくれるよう頼むも、戻った時には大量のクスリを飲んで自殺していた。アマンダは当初寝ているだけだと思っていたと訴える中、自殺者が出た状況で場が混乱しないように倉庫に遺体がひそかに移されることになる。

ミスト2へ移る。

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