2021年05月17日
ジャングルはいつもハレのちグゥ
ジャングルはいつもハレのちグゥとは金田一蓮十郎により描かれた、ギャグマンガである。かつてガンガンで連載されていた。
ハレのちグゥはウェダが遺産争いで命を狙われ、再びコンクリートジャングルに赴く際、10巻100話で「ジャングルはいつもハレのちグゥ」のタイトルが変更され、「ハレグゥ」へタイトルが変更された。
変更点は漫画タイトルだけではなく、一巻ごとにテーマが設けられ、絵柄が変わった。個人的にハレグゥへ変更された時点で面白さを失ったように思い、ジャングルはいつもハレのちグゥの10巻切りしている。
余談は終えて、今回はハレのちグゥの六巻『illusion60 恋は急上昇』、『illusion61 恋は急降下』について取り上げていきたいと思う。
察しの良い方は気付いたであろうが、伝説と名高い好き好きおじいさんDXである。
【内容】
冒頭は都会(コンクリートジャングル)から、ジャングルに帰ったハレが自宅で目を覚ますところから始まる。
母・ウェダだと思って抱き着いた人物が、怨敵にして実の父親であるグライヴであったのだが、保険医の存在を邪魔に思ったハレはグゥに愚痴を漏らすのであった。
マザコンと思わしきハレの発言であるが、彼からすれば堅苦しい金持ちの母の実家からようやく見知り慣れた場所に戻ってきたばかりの頃である。
ちなみにダマの活躍は目覚しく、まだこの時点では霊感のある理髪師でありポッと出のキャラと思わしきや、回を重ねるごとにおじいさんを求めてやまないダマがバーサーカー状態になり、奇想天外な活躍を見せることになる。
最終的にダマの精神状態は亡くなった夫を未だに愛する老婆が「ジジイが私を殺しに来たんだわ!」と叫ぶ霊感のあるただの?理髪師から、保険医のストーカ、そうして遂にはおじいさんの書置きという体を装った遺書を通じて白髪の条件を外し、男性ならば皆ダマのターゲットになり被害者が増加。
最終巻間際にはかつて銀行強盗とやり合う武闘派と成り果て、その銀行強盗とゴスロリの服(旦那の趣味)の恰好でデートをし、彼から浮気をし殺し屋に転職するという意味不明なことになっている。
前置きが色々と長くなったが、何かとハレの家に図々しく居座る保険医であるが、本来あるべき住処(保健室)に帰るようハレがグライブに怒鳴りつけるも、ここ一帯のホラースポット……つまりは未だにダマからのストーカー行為を保険医が受け続けていることが判明する。
しかし、心休まる場所を求めてやまないハレは保険医がせめて他のところに行くように(他所で泊まって欲しい)願うも、彼にべた惚れの人物は一人しかない。
そう、ダマである。
グゥの助言(けしかけた)でダマにハレはやたらと上機嫌なダマに「保険医が保健室で待っている」と告げると、鼻息荒く昂ぶり興奮した様子で猛ダッシュで目的の場所に向かうのであった。
その様子に恐怖心を抱きドン引きするハレであるが、「そんなことを思ってはいけない。恋を応援したのだから」と思い直すも、その場を見守っていたグゥいわく「気味の悪い女」という呟きに少年はショックを受ける。
まるで人身御供に捧げるような行動に出たハレであるが、グゥの甘い唆しに乗ったにしても、そもそもダマは白髪=おじいさんとの方程式が彼女の脳内にあり、保険医をかつて愛したおじいさんだと著しい精神汚染EXの勘違いをしているだけでしかなく、グゥのアドバイスとはいえども実の父親の元に化け物を送り出したことに違いはないのである。
ハレは一物抱えた気分で学校に登校するのだが、名状しがたきクリーチャーが迫っているとは知らず、保健室独特の薬品のにおいに悦っていると、保健室の扉をガチャガチャガチャガチャガチャガチャガチャとしつこく開ける音がする。扉のスリガラスではダマの象徴であるでけぇアフロが影として投影されていた。
扉が開かなかったことから、ヒタヒタと足音を立てて去っていくダマだが、保健室にいられないと判断したグライブは情けなくも腰を抜かしつつも、ダマが散々ガチャっていた扉の鍵の施錠を解いたところで、背後の窓に、ああ、窓に!
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