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2020年11月20日

シックスセンス


シックスセンスとは、幽霊におびえる少年に接する既婚の男性の物語である。シックスセンスを観たのは小学低学年の頃であるが『キューブ』同様、個人的にかなりの衝撃を受けた作品である。
純粋に単なるホラー映画だと思っていた。
その他にオススメの映画として、「きさらぎ(駅の方ではない)」、「アダムスファミリー」、「ミスト」、「悪童日記」などなどが挙げられる。

【内容】


冒頭は、精神的に不安定なパンイチの男が登場し、拳銃を向けるといったもの。この拳銃を持った男性は主人公である精神科医・マルコムの担当患者であるのだが、「救ってもらえなかった」などと精神的に錯乱した状態であり、発砲の末、自殺を遂げる。ちなみにレコーダーでブツブツ小声で呟いていたのはこの青年。

マルコムはその後、妻とすれ違いの日々を過ごし浮気までされている様になっている中、『幽霊が見える』という少年・コールと出会うことになる。コールは他の人とは違って幽霊が見える体質で、母親にも理解されない日々を過ごしていた。
幽霊側としてはかなりグロテスクな姿をしているものの、「会話相手が欲しい」、「癒されて救われたい」といったマルコム同様、精神科医的な役割を求めているだけであり、不本意にビビらせているものの、悪意は全くない。

マルコムとコールの出会い、かつて発砲自殺した青年のようにコールを救えることで自分が満たされるのではないかと、若干エゴじみた考えがあるものの真摯になって対応し、警戒心の強かった彼から信用を得て、マルコムはやがて幽霊の存在を認めるようになる。

幽霊を信じたマルコムはコールの

「幽霊がいる時はとても寒い」


と、教えられる。

そんな中、妻とすれ違いの日々が続き、家で本を読み漁ったりする中で妻が明確に他の男性と浮気をしているところを目撃してしまう。

無論苦悩するマルコムであるがコールの助言を受けて、彼女に話し掛けると異様な寒さが発生し肉体が震え、白い息を吐きだす姿を見ることになる。

作中では冬の季節と思わしき季節という視聴者を騙すフックで初見では中々気付くことは出来ないが、マルコムと話すコールは妻と同様、常に白い息を吐いている。
教会などで対面した際の、コールの警戒心の強さは彼を散々怖がらせた幽霊に対するモノと同等で、他の人間から異端児扱いされ、何かされるのではないかと思っていたのではない。

マルコムは家で本を読み漁ったりなど様々な行動を起こしているが、コールのような特殊体質のない人間からみればポルターガイスト以外の何物でもなく、恐らくマルコムの妻は動かした覚えのない本などに不信感を抱いていたものだと思われる。

マルコムが死んだのは、銃を所持した青年が自殺をする前に一発発砲されているのだがソレが命中して、開幕早々幽霊と化している。
しかもコールと出会ったのは幽霊になってから一年後であり、死んだことに自覚のなかったマルコムは、夫が殺されただけではなく、追い打ちのようにポルターガイストなどで妻を苦しめていた。その悩みは恐らく『死んだ夫を彷彿とさせ人生の再出立』を踏みとどまらせるような類かと思われる。

ようやく、幽霊になったことを自覚するマルコムは全てを悟り、対して少年の方は幽霊専門の悩み相談室になっているなど、少し暗い作品であるがハピーエンドを迎えている。
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