2020年10月25日
バイオ7 @
バイオ7とは、バイオシリーズ最怖と噂されている作品である。その理由として、まるでVR機能を推奨されるかのように一人称視点が使用されている。ようはサイレントヒルPTのPV(?)、トレーヤー使用のように常に手元ぐらいしか見えない環境プレイが特徴的。驚異のプレイスタイルとも言える。
【内容】
バイオ7には様々な追加ダウンロードがあるものの、その部位を端折って中身を説明するならば、過去バイオシリーズで取り上げられた内容は何かを示唆する隠し要素があったりする。
その他に第一の館脱出後、周囲を見渡せばアンブレラの象徴と思わしきモノを発見できるだけではなく、ナイフの突き動作によるピンボールゲームも出来る模様。
まず時系列に述べると、ルーカスを除いて一般的な市民といっても過言ではないベーカー家に、船の難破船事故で漂流した少女・エヴリンを保護することになる。
一家の大黒柱であるファミパン爺こと父親のジャックは、海外の留学生などを迎え入れることを妻同様に望んでいた模様。
妻であるマーガレットも同様で、運悪くも保護してしまった、少女・エヴリンの隠された醜悪さに気付くことなく、風呂や食事などの用意を提供するが、本編でルーカス家で唯一まともな人物と思わしき、一家長女のゾイがファミリー洗脳的かつゾンビ特有のクリーチャー化を避けるために、第一の館から脱出していた。
その後、行方不明かつ亡くなっていたと思われていたベビーシッターであるミアの電子メールを受けてイーサンが現地に赴くことになるのだが、ストーリー冒頭、友人らしき人物とのやり取りで、ミアが本物かどうか疑う質問を受けつつも、イーサンはミアを信じて現地に赴くことになる。
ミアが行方不明となったと思わしき館に到着したイーサンであるが、正面入り口からは入ることが出来ず、裏手の方に周ることになる。
屋敷の裏手に行くと、牛の死骸などの猟奇的な場面を目撃することになる。その他にも、ミアの個人情報が入ったバッグなどを入手できる。裏手の方に回っていくうちに、家族になろうぜファミパン爺の姿が垣間見えるのだが、日常的に競歩でもしているんじゃないかと疑うレベルでその姿を見失う。
微妙にグロテスクな死骸をアート的に飾ったものを短い間みていく内に、裏側の建物に入っていくことになる。
裏側の建物では、まず鍋を開けば中身からゴキブリが出て、冷蔵庫の方は謎の粘着質な粘りを有した不潔な衛生環境を目撃することになる。しかも、電子レンジの中にはカラスの死骸が入っているものだからたまったものではない。
唄の館を攻略していく内に、イーサンが館を訪れる前に訪問していたユーチューバーやTV関係と思わしき三人組のビデオ内容を閲覧することが出来る。内容は、カメラマンが途中で操作でき、汚染されたベイカー家に侵入することになる。
カメラマンは生まれつきサディスティックな思考を持ったルーカスに(恐らく死ぬまで)苛まれていくことになるのだが、このビデオテープは作中何度か閲覧可能でベイカー家の異様な様子だけではなく、ゲーム本編の作中クリアにおいてヒント要素が隠されている点が特徴。
ビデオ閲覧後、やがてイーサーは助けを求めたミアに遭遇するのだが、その言動はかなりおかしく、不自然な点が多々目立つ。ストーリー終盤で、その秘密が明らかになるのだが、ミアの内情を知らない状況、突然電波発言をしたかと思えば、まともな人格になり、最終的には狂暴化するなど非常に情緒不安定。
ホラーゲームで肉体の一部が無くなるのはわりとありがちであるが、ミア撃退後、復活した彼女に手首をチェーンソーらしきもので切断されてしまうという衝撃的な結果を迎える。
その後、ファミパン爺に引きずられる形で本館の方に移動されるのだが、荒治療も良いところの切断された手首と腕にホッチキスらしきもので繋がれた状態で、父親であるジャック・母親のマーガレット・息子のルーカス、そうしておばあさんのいる食卓に招かれる。
おばあさんの方は何かと無反応で謎の存在として疑問に思われつつも終盤まで存在が無視されるが、何気にキーポイント的な立ち位置である。
椅子に座ったきりのおばあさんの存在が気になりつつも、ルーカスに虐められたり、父親のジャックに「料理を無駄にした」と目玉をほじくられそうになる中、一家に警官が訪れ事なきを得る。VR仕様なら、ものすごく怖いんだろうな。
神経が繋がっているか疑問視される片腕を問題なく駆使しながら、ファミパン爺と追いかけっこする中、訪問に訪れた警官と窓ガラス越しに対面して救助を要請。
ガレージに行くように命令され、その場に赴くのだがそこにはイーサン所持品のクルマと、あとで使いまわされる瞬殺警官だけではなく、ファミパン爺までもがいる。
イーサンは拳銃で対応したり、クルマを使って何度もファミパン爺を轢き殺すのだが、完全な焼死体になってもなお、この爺さんがタイラント並みに定期的(あるいは不定期)に出て来るので、本館・別館であっても決して油断することは出来ない。
即死判定は頭部だが、ガレージでファミパン爺との戦闘が終えると、一家の汚染から辛うじて逃れたゾイから電話が掛かってくる。
バイオ7 Aへ続く
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