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2019年07月17日

確認……の話(ホウセキカナヘビ・オオアシカラカネトカゲ・クレステッドゲッコー)

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 本日、ダニに寄生されていたオオアシカラカネトカゲを三度目のチェック。

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 4匹全員を掘り出して確認。元から付いてなかった3匹は勿論、寄生されていた個体にも確認は出来ず。皆、動きも活発で食欲もあり。今のところ、再三の発生はない模様。このまま、収まればいいのだけど。

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 現在のカラカネケージ。床材は、ヤシガラからクルミの殻を使った人口砂に変更。水入れも、中身が漏れない様にタッパーから専用の容器に変更。ホットスポットは25wから40wに変更。更に、弱いけれど紫外線灯も設置。とにかく乾燥。徹底的に、高温乾燥。まあ、高温とは言ってもスポット下で30度ちょっとくらいだけど。元が乾燥地帯の出身。この方が快適らしく、よく活動する様に。

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 クネクネゴソゴソ。潜ったり上陸したり。見ていて楽しい。それと、かなりのバスキング好き。日中は数匹が絡まってバスキングしている。一応、紫外線やホットスポットがなくても飼育出来るけれど、こうやって本来の生態が観察出来る環境で飼った方が間違いなく楽しいし、何より健康に育つ……と思う。
 初心に戻るの、大事。

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 新入りのホウセキカナヘビ。変わらずに元気。隣りにいるカラカネ達にコオロギを与えると、それに反応してガラス越しに捕食しようとする。順番が来ると、投入が待てずにジャンプして奪い取ろうとする。これまた、楽しい。

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 ケージレイアウトはこんな感じ。最初はモニターを入れる予定だった改造衣装ケースに入れようかと思っていたけど、あまりにも広すぎたので急遽空いていた40cm水槽に変更。粗目のヤシガラに、シェルター、水入れ。重ねたコルク樹皮。強めの紫外線灯に、50wのホットスポット。カナヘビは湿気がこもると細菌感染に罹りやすいので、こちらもとことん乾燥。暖突等の暖房器具は付けていない。ヨーロッパ産なので、割と日本の気候に順応するらしい。アダルトサイズの個体は、場所によっては年間無加温で飼育出来るとか。
 餌は今のところ、ダスティングしたMサイズのフタホシコオロギ。一回に3匹くらいはペロリといく。雑食の気が強く、植物質や人工飼料も食べるらしいので、今後色々試してみようと思う。
 とにかく、飼ってて楽しい。やっぱり、もう一匹くらい欲しいかも。

 で、恒例のクレス給餌と百面相。

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 フード5本、完食。


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2019年07月16日

綺麗……な話(ホウセキカナヘビ・クレステッドゲッコー)

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 連休の真ん中。14日に爬虫類倶楽部仙台店でイベントがあって行ってきた。地元のショップに頼んでいたチモールモニターの入荷が不透明と言う事で、チモール探しをしようと思って。いなければ、他のドワーフモニターも照準に入れていた。前回の仙台エキスポでリッジテールが何とか買える値段だった事を考えて、同程度の値段だったら今度は購入するつもりで。
 結果。あかんかったorz
 チモールは居らず、リッジテールはいたものの、先のイベントより4万円くらい高かった。持っていった金額ではとても足りない。まあ、こっちが本来の値段なのだろうけど。
 少々がっかりしながら、他の生体を見て歩く。特に、モニター系を丹念に。リッジテールの他には、サバンナ・ナイル・サルバトール・エメラルドツリー・アケボノヒメオオトカゲがいたけれど、エメラルドツリーやアケボノはリッジテールより高額で無理。って言うか、エメラルドツリーはでかすぎてケージの準備ないし。安価だったのはナイルとサルバトール。けれど、この2種は先のエメラルドツリーよりも巨大化してしまう。ウチで準備出来る設備では、終生飼育は無理。ってか、ナイルはカッコイイけど凶暴なのよね……。となると、残るはサバンナ。サバンナ。ペットモニターの定番。大人しいし、ナイルやサルバトールほどは巨大化しない。そして何よりも安価。しかし……。
 それなら最初からサバンナを買っているのである。ネックになっているのは、やっぱり大きさ。さほどとは言え、そこはオオトカゲ。普通に90cmにはなるし、個体によっては1mを越える。何とも、微妙なライン。先の展望も分からないのに、飼う訳にはいかない。まあ、可能性は一つあるのだが、まずはそれが確定してから。という訳で、サバンナは保留。
 さて。ではどうしよう。折角遠出してきて、手ぶらで帰るのも……。そう思って、店内を徘徊。すると、ある生体が目に付いた。それは、先のイベントでモニターやカラカネと同様に心惹かれた生体。値段もまずまず。しかも、イベント特価で20%OFF。
 これだと思い、しばし熟考の末、購入した。
 それが、この子。

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「ホウセキカナヘビ」。
 ヨーロッパに生息する、大型のカナヘビ。その、ベビー。
 カナヘビとは言え、成長した時の体長は60cm。チモール級。それなりのサイズだけど、扱いきれない程でもない。ベスト。
 そして、何よりも綺麗。宝石の名は伊達じゃない。上の輸送時の写真だと黒ずんで見えるけど、ケージで落ち着くとこの通り。

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 ……あ、分からない? 駄目よね〜。スマホのカメラじゃあ、これが限界。実際に見るとね、この体のスポットが青みがかっててとても綺麗なの。で、これが成長するにつれて全体に緑がかって、スポットの青も濃くなってくる。本当に、宝石の名にふさわしい姿になるのだ。
 まだ慣れてなくて、人を見るとすぐにシェルターに走り込んでしまうけど(しかも速い)、餌をあげると走り出てきて捕食する。食いも良好。店の人が、より青の濃い個体を選んでくれたので将来も有望。楽しみである。
 う〜む。初めての種類だから一匹買いしたけど、もう一匹くらい欲しいかも。

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 あ、クレステッドゲッコーが脱皮してました。


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2019年07月15日

ダニ、その後……の話(オオアシカラカネトカゲ・クレステッドゲッコー)

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 昨日は、クレステッドゲッコーの給餌日。この日から給餌量をブレンドフード4本から5本に増量。完食。

 この日、ダニが付いていたもう一匹のカラカネトカゲに再びダニの付着を確認。温浴だけでは取り切れなかったらしい。よって、購入していたこの商品を使った。

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 効果だけを狙うなら「バポナ」が最強。効果と生体への影響を考慮すると、「ダニ。ゼッタイ。」か「スネークレスキュー」の二択となるらしい(もっとも、この二つは中身が同じらしいけど)。
 バポナは強力過ぎて怖い。慣れていない身で扱って、肝心のカラカネまで昇天させてしまっては洒落にもならない。
 ダニ。ゼッタイ。とスネークレスキューは販売している店舗が限られている上に、何処も品切れ状態だった。
 で、必死に調べてやっとこさ見つけたのが、この「爬虫類牧場レプタイルリンス」。
 防ダニ効果はあるが、発生後の駆除効果は不明な商品が多い中、これだけが明白にダニ発生後の使用を唄っていた。
 用法をよく読んで、さっそく使用。形式はスプレー式。寄生されているカラカネの体、特にダニが視認出来る場所に集中的に散布。薬臭いというよりも、濃いハーブの様な匂い。特に強い毒性などない様だけど、唯一、目には入らないよう注意書きが。頭部にもダニは付着していたので、ちょっと大変だった。散布した後は、20分放置。仮ケージに入れる際、持った手にダニが付着。じっと見てみると、どうやら衰弱して離れたらしい。効果が出ているらしい。20分後、カラカネの全身をぬるま湯で洗浄。しっかりと薬品を落とす。体を拭きながら確認すると、視認出来るダニはもういなかった。生体も疲れた様子だったので、その日はケージに戻して休ませた。
 そして、本日。

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 コオロギをばらまくと、飛び出してきて一番大きなヤツに食らいついた。ザッと見た感じでは、ダニは見て取れない。取り敢えずは、元気を取り戻した模様。今後も要観察だけど、ひとまずは安心と言うところだろうか。だといいな。


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2019年07月11日

ダニ……の話(オオアシカラカネトカゲ・クレステッドゲッコー)

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 オオアシカラカネトカゲの一匹が、落ちてしまった……。原因は明白。ダニである。オオアシのケージに吸血性のダニが発生して、集中攻撃を受けた一匹が衰弱死してしまった。もっと早く気づけば、助けられたかもしれないのに。後悔しかない。

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 少しぼやけているが、赤黒い点がダニ。こんなモノが、体のあちこちに付いて吸血していた。大きな個体であれば、多少は耐えられるのかもしれない。けれど、体の小さなカラカネトカゲではたまったものではない。
 前日の昼間に確認した時は異常はなかった。つまり、潜伏していたダニが一晩の内に行動を起こし、攻撃を開始した事になる。オオアシを迎えたのは、一ヶ月前の仙台エキスポ。時間から考えても、購入先で付いたものではない。多分、原因は同じ会場の別店舗で購入した床材。細目のヤシガラだったが、その中にダニの卵があったとしか思えない。一番の失敗は、背の低いタッパーを水入れに使った事。

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 トカゲがアプローチする度に水が漏れ、下のヤシガラに染みていた。それで床材の湿度が上がり、ダニの孵化を誘発してしまったのだろう。
 とにかく、残った4匹を確認してダニがついていたもう一匹を温浴。付着していたダニを洗い流して、床材は廃棄。ケージは水洗いして、酢で殺菌。最後に150wの熱電球を至近距離から数時間照射して、徹底的に乾燥させた。
 これを行ったのが、二日前。今のところ、再びダニが発生している様子はないが、油断は出来ない。
 爬虫類につくダニの存在は知っていたが、経験したのは初めて。それが、失敗につながってしまった。
 猛省し、今後に繋げたい。

 なお、この日はクレスの給餌日。フード4本を完食。

2019年07月08日

悪かったよ……な話(トッケイ・アオジタトカゲ・オオアシカラカネトカゲ・アフリカウシガエル・クレステッドゲッコー)

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 コオロギ届いた。
 さっそくレオパ達に与えて、トッケイにも与えようとした所……。

 一匹が床を這ってる!!

 やべぇ!! 肝冷える!! 慌てて、給餌中止!! 地面這ってる所を飢えたコオロギに襲われては目も当てられない!! しかし、何故いきなり地面を這ってるのだ!! 昨日は、普通に壁に張り付いてた筈!! 脱皮か!? 脱皮なのか!? 頼む!! 脱皮であってくれ!! 
 とにかく、壁チョロが地面にいるとロクな事がない。何ともない片方には気の毒だけど、取り敢えず今日は餌抜き。様子を見る。
 で、二時間くらいしてから恐る恐る見てみると、定位置の枝の上に普通にいた。……大丈夫なんだろうか。脱皮、終わったのだろうか。何となく、まだ心配。やっぱり今日は、様子見る。

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 アオジタAは今日、卵を絡めた豚ハツを一切れ食べた。小さいカタツムリよりは栄養があるだろう。食べたあと、しばらくしてから見てみると、ご覧の通り脱皮していた。健康の証。結構な事。明日は、脱皮殻を掃除しないと。

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 アフウシ嬢も今日は快食。昨日食せなかった鬱憤を払う様に、アダルトマウスを食らう。

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 オオアシカラカネトカゲ達は、ケージを少し変更。飼い始めて一ヶ月。どうも活性が上がらないので、弱いホットスポットを付けてみた。ワット数は使い道がなくて物置の肥やしになってた25w。

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 スポットライト、点灯直後。
 さっそく、一匹、二匹と。

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 数時間後。
 全部出てきた(見えない所にもう一匹います)自発的に全員が出て来るなんて初めて……。
 き、君らバスキング好きだったのね……。情報で高温のバスキングスポットは必要ないって聞いてたから……。
 一ヶ月もの間、申し訳ない……。
 ちなみに下の方にあるのは、刻んだ豚ハツ。アオジタが残したモノ。減ってるところ見ると、食べたみたい。


 なお、今日はクレスの給餌日でもあったのだけど、写真撮り忘れたので覚え書きのみ。
 こんな日もあるさ。

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 という訳で、今日の所はゴチソウサマ。


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2019年07月06日

完全なる復帰……な話(アオジタトカゲ・コーンスネーク・レオパ)

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 この間から導入したカン・オー・スネールの具合がとてもいい。発情中で食欲が激減してるアオジタAも、これだけは積極的に食べてくれる。まあ、量を食べる訳ではないけれど。それでもいくらかでもエネルギーを取り込んでくれるのは助かる。従来カタツムリ好きな食性は勿論、薬臭い様な独特の匂いがあるので、それも食欲を駆り立てるのかもしれない。今日は三つ食べてくれた。ちなみに、試しに与えてみるとオオアシカラカネトカゲも食べたりする。

 本格的に繁殖を視野に入れる事にしたので、まだ若いアオジタBにも力をつけさせて成長を促す事にした。今日の餌は豚ハツにウズラの卵を絡めたもの。ウズラの卵は有精卵で、栄養価が鶏の卵よりも優れてるそうですよ。奥さん。当然、各種栄養補助剤も添加。
 ハツ三切れをペロリと完食。器に残った卵も綺麗に舐めた。食いは抜群。やっぱり、アオジタはこうでなくちゃ。ガッツリ食わせるから、しっかり大きくなっておくれ。
 
 Aの方にも、早く元の調子に戻って欲しい。どんなに頑張ったって、今年はお相手は来ない。

 で、こちらも給餌日だったコーンスネーク。

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 アダルトマウスをガッツリ完食。もう、完全復帰と見て良いかと思う。ただ、残念なのはピンセットから餌を取らなくなった事。どういう了見か、置き餌でしか食べなくなってしまった。
 あの、ガツンと言う手応えが懐かしい。で、例の如くアフウシ嬢の分がなくなった。雨降ってて車庫の冷凍庫まで取りに行くのも難儀なので、君は明日ね。

 ヤモリ勢の主食である、クロコオロギが切れた。切れる間隔が短くなっている。すっかり好調になったトッケイ夫婦が一日置きに十匹を平らげるし、産卵を頑張ったレオパのメス二匹も爆食いしてるので、当然といえば当然である。地味にタイガーサラマンダーも食ってるし。

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 恨めしげに見上げるんじゃない。明日には届くはずだから。今日のところはブレンドフードで我慢して。
 ジャガーノート女史しか食わんけど……。

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 ちなみに、現在ジャイミル主食なのでコオロギには関心がないレオパ(オス)。ジャイミルばっかり食べてるせいか、最近急激に肥えてきた。流石にジャイミルはカロリーが高い。……もう少し尻尾が太くなったら、少し控えよう……。

 という訳で、今日はこの辺で。

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 ゴチソウサマ。


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2019年07月05日

約束の月……の話(トッケイ・レオパ)

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 今日のトッケイ。奇跡の一枚。いや〜、だいぶ尻尾がムチムチしてきまして。結構な事で……なんて。
 実際にはこんな写真も撮れてるんだけど。

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 全面の網戸を開ける暇は流石にない。間違いなく、ガチャガチャやってる間に消える。それでも、この程度の写真を撮れる程度の時間はくれる様になった。少しは態度が軟化したと思って良いのではないだろうか。
 尻見せてるオスの方は相変わらずな訳だが。
 そう言えば、本日コオロギを投入したところ、久々に彼らの捕食シーンを見る事が出来た。植木鉢の影からコオロギを捉えてる口先がチラリと見えただけだが……。まあ、毎回10匹投入したコオロギが一晩でほぼ消えるから、食べてるんだろうなとは思っていたけど。実際に捕食しているところを見れると安心する。尻しか見せないオスの方はどうか知らんけど。まあ、尻尾が肥えてるから大丈夫だと思うけど。

 時に、7月である。7月と言えば、かの約束の月である。そう。行きつけのショップ(と言っても、ホームセンターのペットコーナーだけど)にチモールモニターを取れないかと頼んだところ、入荷するかもしれないと言われた月である。さて、結果はどうなのだろう。まだ連絡が来ないので、報告はないのだろうが。モニターを飼うと決めてから2ヶ月。もうあきまへん。我慢なりません。早く報告プリーズ。と言うか、今月の14日にイベントあるのよね。仙台の爬虫類倶楽部で。そん時までに報告なけりゃ、そのイベントで買っちゃうよ?チモールが一番良いけど、他にも魅力的なモニターはいっぱい。ピーコックとかシミリスとかリッジテールとか。今度、新しくスペースが確保出来る事になったから、一度は大きさの問題で諦めたサバンナも候補に上がる。考えるだけで、高揚する。ああ、早く我が手の元に!! 愛しきモニターよ!!
 後は、財布との相談である。必要な機器はすでに揃っているから、現在の資金は100%生体に回せる。と言っても、そんな大金がある訳じゃないけど。それでも、イベント価格のリッジテールまでなら何とか射程距離。先が分からなかったから、先月の仙台エキスポでは我慢したけど。さて、どうなる事やら。ワクワクが止まらない。

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 あ、君らの餌代はちゃんとあるから、安心してね。


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2019年07月04日

更なる可能性……の話(アオジタトカゲ・トッケイ・クレステッドゲッコー)

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 シャッターチャンス!! 久々に、明瞭なトッケイの全身像が撮れたので貼っておく。それだけ。

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 で、毎度恒例、給餌日に伴うクレステッドゲッコー写真集。

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 現在の大きさはこんな感じ。不安定な飼育ながら、小指サイズからよくここまで大きくなってくれたと感慨しみじみ。これからも、この調子で大きくなって行って欲しいもの。

 で、これからが本題。
 本題は、彼らの話。

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 アオジタトカゲのAとB。
 先だってめでたく、オスである事が判明したA。となると、アオジタトカゲの繁殖を夢見る自分として気になるのは、もう一匹のアオジタ。Bの性別。もともと、繁殖のためにイチバチでお迎えしたB。双方の性別が不明だった時には漠然とした願いだったけど、こうなると完全に火が点いた。
 調べまくった。アオジタの雌雄を見分ける方法を。案の定、素人には難しいとの話が多勢だったが、いくつかの有益な情報が手に入った。
 その一つが、オスの方は頭部が大きく、ゴツイと言う事。特に顕著なのがアゴの付け根で、ここがエラが張った様に膨れるとの事。
 で、さっそくAの顔を確かめた。

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 うん。確かにエラが張っている様に見える。実は前々から彼の顔を観察しては、随分アゴの筋肉ゴツイな〜。噛まれたら痛いだろうな〜とか思っていたのである。それだけ、目に付く特徴と言う事だろうか。
 Aが確認出来たので、今度はB。床材に潜っていた所を失礼してお出まし願う。不機嫌そうに出てきたその顔を見ると……。

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 む……むむ!? してないか!? 何か、シュッとしてないか!?

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 並べて見ると明白。明らかにBの方がアゴが細くて、小顔に見える。
 さらに、別角度から検証。

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 やっぱり、細い。Aのアゴにはある筋肉の隆起が、Bにはない。
 いけるかもしれない。そんな思いが、胸を過ぎった。
 Bはまだ若い。体はAに比べるとまだ小さい。もう少し育てて、完全に成熟した姿を見ない限り、確実な事はまだ分からない。それでも、可能性は広がったと思う。夢の繁殖。それに、一歩近づいた。それだけで、嬉しい。来年の今頃には、Bもしっかり成長している筈。そうしたら、二匹を一つのケージに入れて見よう。答えは、その時に出る筈。
 その時のために、Bはしっかりと育てておかなければ。これから、食事の量と質をもっと考えよう。楽しみで、胸がドキドキする。
 そんな、一日だった。


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2019年07月03日

ある可能性……の話(アオジタトカゲ)

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 食欲不振が続くアオジタA。今日はこの間食べた豚ハツに、生卵を絡めて与えてみた。
 ペロペロと舐めて、パクリと来た。お、食べるかと思ったら、少し咥えただけで放してしまった。そしてもう、見向きもしない。
 仕方ない。ここで、最終兵器投入。

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 この間話した、ズーメッド社製・餌用缶詰カタツムリ「カン・オー・スネール」。アオジタトカゲの主食にして大好物。カタツムリの缶詰である。

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中身はこんな感じ。


 こういう大好物を与えると、今度はそれしか食べなくなったりする。なので、あまり使いたくはなかった。だけど、食べてもらわなきゃ、話にならない。
 さっそく与えてみると、明らかに反応が違う。舌をペロペロさせて匂いを確かめると、パクリ。モグモグと咀嚼して、ゴクリ。そのまま、二個・三個と飲み込んだ。三個食べたところで、ブレーキがかかる。思ったよりは食べなかったけれど、それでも栄養は取れた筈。よしよしと思っていると、傍らに置いてあるシェルターが目に入った。二日程前に入れたものだけど、一向に使う気配がない。なら、置いてあっても邪魔なだけ。そう思って、取り出した。
 と、それに何かが着いている事に気がついた。それは、こんなモノ。

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 最初は、爬虫類が排泄の際に出す尿酸の塊かと思った。けれど、何か違う。尿酸はザラザラした粒子の塊だけど、これは滑らかで弾力がある。まるで、乾きかけのボンドの様だ。そういえば、何日か前にも同じものを見た覚えがある。その時も、尿酸の塊だと思ってろくに確かめもせずに捨ててしまったのだが……。
 何となく、ピンときた。ひょっとして、これが謎の食欲不振に関係しているのでは?
 となれば、善は急げ。溺れる者は何とやらである。調べた。徹底的に調べた。持っている書籍は片っ端から読んだし、某知恵袋にも質問を出して、ツイッターにも流して情報を求めた。
 結果。一つのブログがヒットした。それは、アオジタトカゲの近縁種、マツカサトカゲを飼育している方の飼育記録。その一ページに、自分が見つけたモノと同じモノの写真があった。その正体は……。

 精液。

 発情期に入ったオスが排泄物と一緒に出す、精液の塊だと言うのだ。
 発情期。
 なるほど。それなら、理由のない食欲不振も合点がいく。同時期に発情していたフトアゴヒゲトカゲもコーンスネークも、共に食欲が減退していた。コーンスネークに至っては、一度咥えた餌を吐き出すと言う行動も見せていた。アオジタAも、同じ行動を取っている。
 アオジタAがウチに来てから、すでに一年が経過している。迎えた時点である程度の大きさがあった事も考えると、成熟するには十分な時間だろう。
 ここ一ヶ月、随分と心配していたけど、そうなると話は別である。発情期に伴う拒食なら、心配する必要はない。コーンスネークの様に、待っていればじきに食べる様になる。むしろ、アオジタの繁殖を考えている身としては、個体の性別が分かった事は大きい。一歩前進と言った所である。
 となると、残るはアオジタBの方の性別。向こうがメスであれば、ペアリングの可能性が出て来る。一番手っ取り早いのは、二匹を一緒にして反応を見る事。けれど、アオジタBはまだ若い。大きさも、Aに比べて一回り以上小さい。この歳で繁殖させるのは、リスクが高いと思われる。
 もう一年、待つ。
 そうすれば、Bもまた成熟する筈。試みるのは、その後でも遅くはない。
 楽しみが、増えた。

 今日は、そう言う話。


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2019年07月02日

えぇ……(狼狽)……な話(レオパ・フトアゴヒゲトカゲ・オオアシカラカネトカゲ)

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 本日、レオパ達のケージを覗くと、産卵床が上の様になっていた。
 こ、これはまさか……。

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 デデーン!!
 や、やっぱり……。
 どっちだ!? どっちが生んだ!?
 昨日生んであった卵と、比べて見る。

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 上の二個が昨日の。下の二個が今日の。
 明らかに、今日見つけた卵の方が大きい。答えは明白。ハイイエローの方である。この間の産卵数が一個だけだったから、打ち止めだと思ってたんだけど……。5クラッチ目。と言う事は、昨日の卵はやっぱりジャガーノートか……。6クラッチは生み過ぎじゃないのだろうか。まあ、見たところ、そう疲弊してる様でもないけど……。食欲むっちゃあるし。若いって凄い……。

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 出会ったその日から、流木にベッタリ依存中のフトアゴ氏。あんまり依存し過ぎて、昨日は餌の小松菜も食べなかった。オイオイ、それは駄目だろ。そう思って流木出そうとケージを見たら、昨日そっくり残っていた小松菜がほとんどなくなっていた。今日になってから食べたらしい。ウチのフトアゴ氏、よくこういう事をする。一日経って、萎びた野菜が好きらしい。どうせなら、水分たっぷりの新鮮なうちに食べて欲しいのだが……。まあ、食べたなら良いか。流木は保留しとく。何か、奪ったら恨まれそうだし。

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 こちらはオオアシ軍団のケージ。
 相変わらず、顔を出しているのは4匹だけ。何か、不安になってくる。
 という訳で、今日は個体数の確認をする事とする。

 ガサゴソガサゴソ……。

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 無事に5匹いた。
 まあ、当たり前なんだけど。こうして見ると、何かホッとする。ついでに確認すると、5匹とも体の張りも十分。動きも健常。ちゃんと皆、食べてる模様。良かった良かった。

 ついでのついでに、餌として入れたコオロギの生き残りも捜索。結果、いたのは一匹だけ。
 うん。ガッツリ食べてる事が確定。

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 で、一通り安心した所で今回はここまで。
 土の中から、オヤスミナサイ。


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