2020年05月08日
爬虫類や両生類の飼育において、よく陰気な種とか陽気な種とかいう。要はよく顔出してるタイプとか隠れてばっかのタイプとかゆー話なのだけど、ぶっちゃけ犬猫に比べたら爬虫類や両生類なんて総じて陰気だと思う。腹いっぱいなら、ほぼシェルターの中で寝てる。グリーンイグアナだってあればシェルター入る。床材あれば床材潜る。地上性なら、間違いなく潜る。だから、常時顔見てたいって人は樹上性のトカゲをシェルターなしで買うのがベストだと思う。……まぁ、樹上性の小型トカゲとかカメレオンてほぼ飼いづらい連中ばっかだけど。
イグアナやウォータードラゴンは楽な部類だろうけど、デカくなるから設備が……。そういう意味で、思い通りにならないのが面白い所だけど。
ペットリザード御三家。こいつらにしたって、常態的に顔見せてくれるのはフトアゴくらい。ホント、ペット的。まあ、圧倒的に飼い易いのは後の二種。でも、アオジタは潜るし。レオパは基本シェルターに篭ったまま。そんなもんである。
割とペット的な扱いされるテグー(レッドとかブラック&ホワイトね。ゴールデンは……)だけど、この方も腹が減ってなければ基本潜って寝てる。かと言って、空腹時は殺気立ってて怖い。そして、寝起きが悪い。
ホウセキカナヘビ。こいつらも慣れるらしいけど、触らない飼育スタイルが祟って、慣れない。姿見せない……と言いつつも、最近ピンセットから餌取る様になってきた。かたっぽはねだって顔出す様になってきた。フトアゴと同レベルの設備必要だけど、かなり良いトカゲ。……ブリードしたい……。
そもそも、まともに顔を拝む事を望んじゃいけない面子。トッケイは慣れないし、オオアシカラカネトカゲはほぼ潜ったまんま。よく動画なんかで大人しくハンドリングされてるトッケイが映るけど、あれ絶対背中ににチャックが付いてて中にクレステッドゲッコーが入ってる。とにかく不可能じゃないけど、あえて狙うメリットもない。捻て状態崩されたらただのアホだし。噛まれると痛いし。そんでも、飼育一年を超えてメスの方がたま〜にピンセットから餌を受け取る様になってきた。このくらいの関係で良いんだと思う。こいつらは。
オオアシはこの仲間の中じゃ陽気な方らしいけど、そも地中性な時点で期待するのが間違い。バスキングライトつけとくとバスキングをしには出てくるけど。それだけ。覗くと速攻潜るし。安いし丈夫だけど、コンタクト望むなら大人しくフトアゴ飼った方がいいと思う。
意外と有望、タイガーサラマンダー。両生類、特に陸生有尾類の中じゃかなり陽気。多分、下手なヤモリやスキンクより顔見せる。
……まあ、両生類な時点で触れ合いは御法度なのだが。
結論。スキンシップ望むなら、素直に犬猫飼おう。……責任と覚悟は持ってね。
2020年05月01日
バスキングするオオアシカラカネトカゲ&コオロギの脱皮殼。なお、中身はもういない。
冬の間最低限の保温しかしなかったんで、床材の中から一切出てこなかったオオアシカラカネ。最近になって数匹がホットスポットの下に出てくる様になったので掘り返して確認。6匹、全て健在。痩せてる様子もなし。食欲も戻ってきている様で、ばら撒いたコオロギが減るスピードが日々速くなっていく。冷凍コオロギも食べてる模様。ただ、見てる前じゃまず行動に移らないので、全員が食ってるかが分からない。ハンドリングしない放置飼育の弊害。つーても、どう考えてもハンドリングする様な手合いじゃないけど。コイツら。
動画編集の無料アプリがあったので、導入してみた。
ゴールデンテグーとホウセキカナヘビの給餌日だったので、動画撮って編集。
結果↓
見事に画像サイズがバラバラ……。
元から付いてたカメラアプリ使った方がマシじゃねーか……↓
無料アプリ故の限界か。それとも自分が使いこなせてないのか。
多分、両方。
まあ、本格的な爬虫類ユーチューバーする訳でもないし。良いか、コレで……(溜息)
2020年04月28日
レオパの飼育ケージの上で眠るウチのヌコ。暖突効果で暖かいらしい。気が付くと、毎日こんな感じ。
レオパ達も気にしてないので、放置。
平和。尊い。愛い。
飼育個体唯一のヘビ、コーンスネーク。掌に収まるくらいだったのが、すっかり大きくなった。
去年、クーリング明けに発情してオスである事が判明。で、今年もクーリング明け。餌を食わなくなった。何か目が泳いでるし、今回もキタのだろう。多分、2、3ヶ月は食わない。
アオジタの時もそうだったけど、普段食う奴が唐突に食わなくなるから理解してないとかなり悩む。
世間じゃ心配のあまりいじくり倒して、本格的な不調に落としちゃう人もいるんじゃなかろか?
季節の変わり目に個体が食わなくなったら、取り敢えず飼育環境見直して不備が見当たらなかったら腰据えてみるのも必要かも。
少なくとも、トカゲモドキ系やヘビ、大型スキンクなんかは半年くらい食わなくても平気な感じ。
ウチのレオパ(ハイイエロー・メス)も急に食わなくなって、一年以上一週間にハニーワーム一匹だけなんて時期があった。拒食の理由も、食いだしたきっかけも不明。
絶対とは言い切れないけど、まあ、焦って手出しまくっても良い事あった試しはない。気楽に行こう。
……カメレオンとかモリドラゴンなんかはダメだろうけど……。
まあ、この手のはクシトカゲで失敗して以来、心が折れて飼ってないからよく分からない。取り敢えず、レオパやアオジタで悩む様だったら手出さないのが吉な方々。
涼しい系樹上性、怖い……。カッコイイんだけどね。
で、ウチのスネーク。せっかく性別分かってるし、発情もしてるんで相手をあてがってやりたかったりするんだけど、如何せん家族の圧が……。
やっぱり、爬虫類……特にヘビはまだまだ理解を得るのが難しい。
現実的な視点でみれば、イヌやネコよりよっぽどペット向きなんだけど(ただし、視点は観賞魚)
とりあえず、ウズラ余ったんでテグーに食わす。
2020年04月25日
| |
噛・ま・れ・た。
ゴールデンテグーに、パックリと。
まあ、まだ小さいのと浅くてすぐに放してくれたので写真みたいにちっちゃい穴が一つ開くに留まったけど(汗)
餌やろうと思って寝てる所を起こしたら、寝起きが悪かったみたいで威嚇音と共に飛んできた。
あ〜、比喩じゃなくてホントに飛ぶんだ〜って納得した。
最近、顔見ても騒がなくなってたんで油断してた。これ、もう少し大きいか、もう少し本気で噛まれるかしてたら恐らく……って言うか確実に流血沙汰。
基本、鑑賞派なんだけど、真面目に慣らかせなきゃいけない感じ。成体になってからこの調子だと、流石に不味かろう。まあ、分かっていた事だけど。
で、噛むと言ったらこの子達。
トッケイ夫妻。
相変わらずまともな写真は撮らせてくれないけれど、態度はだいぶ軟化。メスに至っては、ピンセットから食べてくれる様になった。まだ基本生き餌だけど、少しづつ死に餌も。この調子で冷凍コオロギ食べてくれる様になると、とても嬉しい。オスはまだツン。手強い。
ちなみに、この子等には導入初期で餌食いが不安定だった頃、トリートメントする際に結構噛まれた。
何て言うか、鈍い痛み。牙が刺さる痛みじゃなくて、ペンチで掴んで捻る感じ。思っていた程じゃなかったけど、普通に痛いんで噛まれないに越した事なし。血も出るし、バイ菌入って敗血症とか起こしたら笑い話にもならない。
最近のアイドル、ホウセキカナヘビ。
一時成長にエライ差が出たけど、いつの間にか追いついてきた。何だったんだろう。
発色も良し。餌もよく食べる。最近は雛ウズラを刻んだのがお好き。
今までビビリだった方が蓋を開けると寄ってくる様になった。何でやねん。
で、やっぱり両方オス説が有力。幼体時の雌雄判別はショップに任せても当てにならない。
メスが欲しい。自粛中だから、市外に行けない。そもそも、ショップやってないし、六月のイベントも多分……と言うか、絶対無理。
おのれ、コロナ!
常時、通常運転。オビタイガーサラマンダー。
何か、水苔とかの湿った床材よりも、乾き目のヤシガラの方が調子が良さそう。水入れさえちゃんとしてれば、自分で入って調整する。脱皮も排泄も、中でやる。楽チンだし、自家中毒の心配もない。
最近シェルターに入らないな〜とか思ってたら、いつの間にか大きくなってたっぽい。
重畳重畳。
アオジタペア。
発情期で拒食してたオスも、今はすっかり元通り。雛ウズラを丸ごとマグマグ飲む。
メスはあんまりウズラ好きじゃない。半分にカットして肝を舐めさせると渋々食べる。好きなのは、フトアゴゲル。でも、オスもテグーも好きなので、一回の食事で一パックなくなる。
栄養バランスは良かろうが、レオパゲルみたいにお徳用が出て欲しい。
今年は繁殖させられるだろうか?
アフリカウシガエル。
ほぼ成長がストップ。餌食いも穏やかになって、このサイズ。体型から言っても、ほぼメスに確定。オスの方が流通多いそうなので、割と珍しいらしい。
前みたいにウズラやマウスに対する欲は形を潜めて、コオロギみたいな小さい餌に嗜好が移ってる模様。どうせ動かないし、過度に太らせてもアレなので、これで良いんだろう。
ほぼ、寝てばっか。
皆、無事に冬も越したし。さて、今年は何をしよう。
現状満足してるので、新しい種類を増やす予定はないけど、繁殖に使う種親が欲しいのがチラホラ。
レオパの新しいオスとか、ホウセキカナヘビのメスとか。
何となく、メスがいるならアフウシも……とか思うけど、そもそもとして個人で繁殖させられる生物なのか。って言うか、スペースないし。
さてさて、どうしたものか。
取り敢えず、コロナ収まれ!
2020年04月17日
おひさ。土斑猫でございます。
随分と長く間を空けてしまって、申し訳。
たんに忙しかっただけで、流行りにのってコロナとか患ってた訳じゃないのでご心配なく。今後は分かりませぬが。実情は副業のGM業がノっていて、そちらが楽しくてモニョモニョ……。
そんなこんなしてる間に冬が過ぎて、生体達も活性が上がってきて。
今回の冬は保温にあんまり腰を入れず、最低限の温度で流したのだが、特に支障もなく皆が乗り切った。トッケイとかテグーあたりは気をつけてたけど。
ある程度成長してれば、相応に乗り切ってくれる感じ。オオアシカラカネあたりは潜ったままひと冬出てこなかったけど、最近は顔を出して摂食再開してる模様。撒いたコオロギが消える。昨年交尾らしきモノは確認していたけど、空振ったっぽい。ひと冬越して、今年はどうだろうか。
繁殖と言えば、オオアオジタトカゲ。昨年ペアである事が確定したので、適当にクーリングしてみた。メスは床材に潜る時間が増えて、食欲も落ちた。オスは通常運転。餌食いも変わらず。節が来たら、また拒食するのだろうか。前回はやる気まんまんだったけど、メスが拒絶しまくりで生傷つけただけ。かなり激しいんで、もっと大きなケージでやった方がいいのかもしれない。ベビーの顔は見たいけど、怪我が怖い。
コーンスネークも冬が明けて、明らかに今までと違う餌拒絶。多分、二度目の発情。お嫁さんを用意して上げたい気もするけど、流石にスペースがない。家族の目も痛い。ヘビ嫌いの多い家庭でのハードル、高し。
レオパファミリー・アフリカウシガエル・タイガーサラマンダーは平常通り。アフウシ、成長が止まったせいか餌へのガッツキが減る。この大きさ、やっぱりメスなんだろう。
ゴールデンテグーとホウセキカナヘビの二大巨頭はこんな感じ↓
小さくてコオロギや刻んだ鶏肉くらいしか食べれなかったテグーも、いつの間にか雛ウズラを丸のまま飲み込める様に。
ホウセキカナヘビも、今ではウズラ食う。大きさに差のあった二匹、今ではほぼ同サイズ。で、色合いや尾の太さから、多分両方ともオス。メスが欲しい。
今年六月に仙台でやる筈だった爬虫類イベントでお迎えしようかとも思ってたけど、この様子だと多分中止。
おのれ、コロナ。
早く過ぎ去って欲しい。
そして、来年こそは。
2020年01月21日
飼育を初めて半年以上が経ったホウセキカナヘビのペア。飼育開始当初は二匹共に小指くらいの大きさしかなかったけれど、今ではニホンカナヘビ所謂「普通のカナヘビ」と同じくらいの大きさに。同時に、発色の具合がとても良い。
写真では上手く表せないけれど、ホウセキカナヘビ特有のグリーンが非常に綺麗。
事故で殺してしまった以前の個体と比べても、この違い。 よく見ると、尾の付け根も現在の二匹の方が太い。ひょっとしたら、前の個体はメスだったのかもしれない。
アレ? じゃあ今の二匹は両方ともオス? 一応、ペアって事で買ったんだけど……(確約は出来ないと言われてましたけどねw)
となると、もう一匹メスを入手しないとブリーディング出来ない? ううむ、60センチクラスの個体をこれ以上増やすのは流石に……。まあ、じっくり考えるか……。
あと気になるのは……。 同じ大きさの個体を同時に飼育したのに、この差は一体……(汗)
2020年01月16日
久しぶりにイラスト(?)描いた。多分、3年ぶりくらい。
この間参加した半分の月がのぼる空合同誌に掲載させていただいた小説、「想い歌」登場のオリキャラ、「如月蓮華」。
……全く成長していない。描いてないから当然だけど。
2020年01月03日
明けましておめでとうございます。土斑猫です。
去年は色々と忙しくて放置が多く、申し訳ありませんでした。
今年も多分にこんな感じです(ヲイ
チマチマとは更新しますので、どうぞ見捨てないでください。
話変わって、去年の春頃?に企画が上がりました「半分の月がのぼる空」合同誌企画。無事に本が完成しまして、冬コミにて販売されました。
成果は、販売開始2時間で完売。通販に上げた分も一晩で完売と言う、上々の結果でした。凄いねぇ!
で、自分も小説パートを担当していたのですがその報酬?としての本が本日届きまして。
いや、立派。これは家宝ものですな。
ちなみに、掲載しました小説は「想い歌」。原型で同名の作品が、こちらのブログでも過去記事として掲載されています。興味ある方は、覗いてみてくださいな。色々と、違う所があります。
とにかく、終了して20年程にもなる「半月」のファンがまだまだいる事が確認できたと言う点でも、有意義な企画でした。
企画してくれた睦月ねこはちさんと、協力してくれた皆さん、誠にありがとうございました。
2019年11月28日
来たばかりの頃。食に対してあまり積極的じゃなかったゴールデンテグー。お迎え一ヶ月を過ぎた現在。
めっちゃ貪欲になった。
とにかく、ケージに手を入れると飛びかかってくる。ピンセットを執拗に追い、辺り構わず食らいつく。おちおち水換えも出来ない。しまいにゃジャンプしてピンセットにしがみついてきた。
これが噂に聞いていたテグーの狂食状態。
真面目に怖い。
今はまだ小さいから制御出来るけど、大きくなってからこの調子だと真面目に大変そう。
あまりハンドリングする方じゃないけれど、少しは慣らすべきか。でも、夢見てた大型肉食爬虫類の真髄を見ている様で、とても楽しい。
成長が速いと聞いていたけれど、正しく。この短い期間で一回りくらい大きくなった。当初はピンクマウスのSを二匹も与えれば満足していたものが、今では雛ウズラ一羽をペロリと平らげる。もちろん、まだ丸呑みは出来ないので調理用ハサミで細かくして与えているが。一羽食べてもまだ余裕があるのか、壁に散った血まで綺麗に舐めとる。
う〜ん。プレデター。
もっと与えてもいいのかもしれないけれど、食べ過ぎで吐かれるのも嫌なのでもう少し様子見。
とりあえず、次のケージの目当ては付けていた方がいいかもしれない。
2019年11月15日
長々とした放置誠にすみませぬ。新しい仕事を始めてから、なかなかに忙しくてついつい……。
反省します。見捨てないで。
だいぶ寒くなったけど、まあ、皆元気にやっている。気になる事と言えばフトアゴが休眠に入って、アフウシが何故か餌を食わない事くらい。まあ、前者は毎年恒例だし、後者も太っているし季節的なモノかと思ってあまり心配はしていない。
新しく使い始めたフトアゴゲルが、とてもいい感じ。植物質が多く入っているので、アオジタやゴールデンテグーなんかの雑食組が好んで食べてくれるのがありがたい。植物質摂らせるのに頭悩ませなくてすむ。アオジタ主食。テグー時々。何とかホウセキカナヘビも餌付かせたいけれど、人の顔見ると逃げるので何とも。ちなみに肝心のフトアゴは食べない。なんでやねん。
先日、某ショップのHPを見たらWCのトッケイの値段が2万を超えていて驚いた。今年のサイテス入りが響いたものと推測。ペット用、食用、薬用と捕獲圧が凄かったらしいので、遅かれ早かれだったのかもしれない。飼いやすいヤモリだけど、WCは立て直しが難しい。それが、安価でばらまかれていたのだから。自分も過去に三匹殺しているので、大きな口は叩けない。身近だった存在が遠くに行ってしまうのは寂しいし、悲しいけれど、身から出た錆と言われれば反論もない。常々、業の深い娯楽だと思う。せめてこれを機に、本格的なCB化の流れが生まれればと願う。
ウチのペアも、いずれはと思う。大事に大事に、育てよう。
プロフィール
土斑猫(まだらねこ)
<< 2024年10月 >>
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
|
|
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11 |
12 |
13 |
14 |
15 |
16 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
22 |
23 |
24 |
25 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
|
|
カテゴリーアーカイブ
最新記事
最新コメント
検索
ファン
リンク集
バナーなぞ作ってみました。ご自由にお使いください。