爬虫類や両生類の飼育において、よく陰気な種とか陽気な種とかいう。要はよく顔出してるタイプとか隠れてばっかのタイプとかゆー話なのだけど、ぶっちゃけ犬猫に比べたら爬虫類や両生類なんて総じて陰気だと思う。腹いっぱいなら、ほぼシェルターの中で寝てる。グリーンイグアナだってあればシェルター入る。床材あれば床材潜る。地上性なら、間違いなく潜る。だから、常時顔見てたいって人は樹上性のトカゲをシェルターなしで買うのがベストだと思う。……まぁ、樹上性の小型トカゲとかカメレオンてほぼ飼いづらい連中ばっかだけど。
イグアナやウォータードラゴンは楽な部類だろうけど、デカくなるから設備が……。そういう意味で、思い通りにならないのが面白い所だけど。
ペットリザード御三家。こいつらにしたって、常態的に顔見せてくれるのはフトアゴくらい。ホント、ペット的。まあ、圧倒的に飼い易いのは後の二種。でも、アオジタは潜るし。レオパは基本シェルターに篭ったまま。そんなもんである。
割とペット的な扱いされるテグー(レッドとかブラック&ホワイトね。ゴールデンは……)だけど、この方も腹が減ってなければ基本潜って寝てる。かと言って、空腹時は殺気立ってて怖い。そして、寝起きが悪い。
ホウセキカナヘビ。こいつらも慣れるらしいけど、触らない飼育スタイルが祟って、慣れない。姿見せない……と言いつつも、最近ピンセットから餌取る様になってきた。かたっぽはねだって顔出す様になってきた。フトアゴと同レベルの設備必要だけど、かなり良いトカゲ。……ブリードしたい……。
そもそも、まともに顔を拝む事を望んじゃいけない面子。トッケイは慣れないし、オオアシカラカネトカゲはほぼ潜ったまんま。よく動画なんかで大人しくハンドリングされてるトッケイが映るけど、あれ絶対背中ににチャックが付いてて中にクレステッドゲッコーが入ってる。とにかく不可能じゃないけど、あえて狙うメリットもない。捻て状態崩されたらただのアホだし。噛まれると痛いし。そんでも、飼育一年を超えてメスの方がたま〜にピンセットから餌を受け取る様になってきた。このくらいの関係で良いんだと思う。こいつらは。
オオアシはこの仲間の中じゃ陽気な方らしいけど、そも地中性な時点で期待するのが間違い。バスキングライトつけとくとバスキングをしには出てくるけど。それだけ。覗くと速攻潜るし。安いし丈夫だけど、コンタクト望むなら大人しくフトアゴ飼った方がいいと思う。
意外と有望、タイガーサラマンダー。両生類、特に陸生有尾類の中じゃかなり陽気。多分、下手なヤモリやスキンクより顔見せる。
……まあ、両生類な時点で触れ合いは御法度なのだが。
結論。スキンシップ望むなら、素直に犬猫飼おう。……責任と覚悟は持ってね。
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