58歳の時に自己破産免責を受けて2年半が過ぎ、ようやく生活が安定してきました。個人事業主で収入も大したことがありませんが、自己破産免責直後の当時は当然ながら貯蓄はゼロ。余裕資金などほとんどなくカツカツの生活を送ってきました。それでも借金はありませんので(そもそもできないです)、それだけでも十分です。自己破産は人生の再スタートをするための国の認める法的措置により税金以外の借金を無しにしてくれるセーフティーネットです。そのおかげで私自身も人生を振り出しに戻せました。
年齢的に既に還暦を迎え60歳ですので残りの人生を逆算する年齢です。男性の平均年齢が83歳くらいですが、あくまでも平均ですから中間値となるともう少し下がる75歳くらいではと思います。そうは言ってもこの先、どこまで生きるかなんてわかりませんから、それなりに対策も打たなければなりません。
私は既に年金を受給しています。月額にしておおよそ9万円。これで家賃や公共料金といったライフラインはなんとか賄えますので、個人事業主としての事業収入で食費や雑費、貯蓄などに回せます。ただいつまで労働力を維持できるかがわかりませんから、10年先、15年先、さらに20年先までを想定して置く必要があります。
そこで将来への蓄えとして「つみたてNISA」をはじめました。ご存知の通り、つみたてNISAは15年以上の長期投資向けの投資手法ですので、60歳からでは少し遅いと言えるかもしれません。それでも10年後は70歳、15年後が75歳ですから、まだ余力のある今ならしばらくは継続できるのではと思います。
年間40万円まで、月額33,000円までが枠一杯の額ですが、まだ現金預金を優先して行く時期ですので、とりあえず1万円からのスタートで、徐々に増額していく計画です。毎年、このパッケージを築き上げていくことで、70歳以降、毎年、古い順から解約していくことで、年金プラスαの不労所得を得る計画です。元金が減らないと想定して、仮に月1万円つみたてなら年間12万円のパッケージが出来、年金にプラス1万円の不労所得を得られます。月2万円のつみたてなら年間で24万円、年金にプラス2万円。Maxの年40万円をつみたてれば年金に月3万円程度をプラスした不労所得を得ることが可能になります。月1万円だ、2万円だ、3万円だのやたらセコく情けないと思うかもしれませんが、70歳以降の健康状態や労働環境を考えると不労所得が1万円でも貴重な金額です。私自身、50歳後半までは70歳以降の事はあまり気にしていませんでしたが、60歳という還暦を迎えヒシヒシと不労所得の有り難みを感じはじめました。不労所得は多いに越したことはありません。
●銘柄はS&P500インデックス・ファンドと全米株式インデックス・ファンドを選びました。ほぼ同様な商品ですが、この2銘柄でしばらく行こうと思っています。
私はバリバリの金融ブラックのため通常のクレジットカードが作れませんが、保証金を預けるデポジット型クレジットカードの『ネクサスカード」なら作ることが出来ています。毎月コツコツとデポジットを積んで25万円まで保証金を積み上げました。つまり25万円の貯金があるということになります。当面はまず30万円まで積み上げる予定です。毎月の支払額が概ね15万円前後なので、30万円まで枠を持てば精神的にもかなり安定します。このカードで毎月の生活費を決済しますが返済すると枠が復活します。元々は自分のお金なので、預金で生活していると言えます。生活再建していく上でとても貴重なクレジットカードです。
現在の私にとっての、今を生きるためのお金がネクサスカードの「ネクサス預金」で、未来のためのお金が年金という不労所得です。その不労所得を増やす目的で始めたのが「つみたてNISA」です。人生この先どうなるかわかりませんが、将来を見越しつつ、今を楽しみたいです。
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