2021年12月で60歳の還暦を迎え年金受給の手続きを取り、年金支給確定通知書が送られてきました。現在の規定では1961年4月生まれ以降の方は通常支給年齢は65歳からになりますが、前倒しで繰り上げ受給も可能です。当然、早くもらうわけですから金額も減額となりますので、受給のタイミングの判断は慎重に検討する必要があります。
年金受給の時にはお子さんもすでに独立されている方がほとんどだと思いますので、ご夫婦もしくは単身者というケースが多いと思います。また会社勤めの方であれば現役で働いている方もいますので厚生年金を払い続けている方も多いでしょう。
年金は一度受給をしたら変更ができません。受給のタイミングは人それぞれのおかれた環境で変わりますので慎重に決めたいところです。
さて私の場合ですが、単身で配偶者がいませんので自分のために使うお金になります。自己破産するまでは会社の経営に関わっていましたが、その後は個人事業主として仕事をしています。個人事業主は自営になりますので国民年金となり、年金の支払いは原則60歳で終了します。60歳以降は任意で支払うことも可能ですが受給額が大きく増えるわけでもないため支払い終了としました。
通常受給は65歳ですので国民年金は払わず、そのまま65歳まで待って入れば満額受給されますが、私は5年前倒しの繰り上げ受給を選択しました。
●⇩ これが詳細です⇩
私の年金受給額は厚生年金分(679,149円)と国民年金分(436,450円)を合わせて年額1,115,599円です。年金は2ヶ月に1度、偶数月の15日に振り込まれます。年額を単純に6で割った2ヶ月分が年6回に分割されて支給されます。ですので私の場合は185,000円、月にするとだいたい9万2,000円です。通常の65歳で受給した場合が1,593,713円で月にすると13万2,000円。5年前倒しで繰り上げしたことで月にして4万円減額されました。
ではなぜ待たずに前倒ししたかですが、単身者ということが1番の理由です。配偶者がいませんので私が死んでも遺族年金を残す相手がおらず払い倒れになります。これまで378ヶ月(31年5ヶ月)払い続け、現在の年金受給者を支えてきましたので、今度は自分がその恩恵を受けよう、恩恵を受けずには死ねない(笑)との思いもあります。
また誰もが予想すらしなかった新型コロナウイルスや私の友人の早すぎる死なども影響しています。先のことはわからないので貰えるときにもらおうと思いました。
ちなみに、これまで払っていた年金の総支払額を回収する損益分岐点は77歳前後です。つまりこの先、77歳くらいまで生きてトントン、それ以上生きていけば支払い総額を上回っていきます。損得ではないですが、貰えるものはもらおうと思いました。
幸いにも現在はそれなりに働けていますので、できるだけ年金は使わずに貯蓄していく予定です。例えば半分の60万円を使わずに貯蓄に回せば65歳になる5年後には300万円、おそらくまだ少しは働いているだろう70歳になる10年後には600万円の貯蓄ができます。あくまでも順調に推移した場合ですが。。。
逆に今もらわなければ65歳になる5年後に300万円の貯蓄ができるかと言えば・・・自己破産した身では無理ですね(笑)
年金額が月9万円。微妙な金額です。でも死ぬまでもらえます。たとえ80歳、90歳、100歳になってももらえます。多いに越したことはありませんが、日本という会社に永久就職した感じです(笑)。
足りない分は働けるうちは働いて補う。幸いに私の家賃を含めた1ヶ月の固定費は9万円以内ですので年金額で何とかいけます。食費と雑費で少し足りませんが少なからずの貯蓄とシニア・シルバー労働で逃げ切りを図ります。競馬で言えば直線ゴール前100M手前まで逃げ粘り。。。後は知らん・・・てな感じでしょうか。
年金はできるだけ使わずに貯蓄に回す。定年老後に2,000万円なくても健康で働けるなら希望は持てます。たぶん。。。
<年金受給についてはこちらにも書いていますので参考にして下さい>
◆年金受給のタイミング◆
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/96/0
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