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2017年06月25日

「怪談かさねが淵」中川信夫、丹波哲郎、若杉嘉津子、新東宝

怪談映画の巨匠中川信夫が、新東宝で初めて撮った怪談映画が「怪談かさねが淵」である。

あまりにも有名な三遊亭円朝の「真景累ヶ淵」をベースの「月光仮面」の川内康範が脚本

を書いている。時は江戸時代安永2年(1774年)の冬、舞台は上総羽生村。一人の按摩宗悦(岬洋二)

が借金の取り立てに旗本深見新左エ門(中村彰)の家を訪れる。最初は酒など飲みながら

二人は談笑していたが、宗悦が取り立ての催促をすると新左エ門は、いきなり逆上し

お猪口を宗悦の額に投げつける。額が割れ血にまみれた宗悦になおいきりたち、新左エ門は刀を

抜いて宗悦を惨殺する。新左エ門は下男に命じて累ガ淵に死体を沈めるが、宗悦の怨霊にとり憑かれて

妻を切ってしまう。そして怨霊を追って累ガ淵へ行くが、沼に足を取られて死んでしまうのだった。

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新左エ門には一人息子新吉があり、下男は子供の将来を案じて江戸一の商家「羽生屋」の軒先

に置いて拾われるようにしたのだ。

時は流れ20年を経て成長した新吉(和田孝)は、羽生屋で番頭をつとめていた。

立派な男ぶりから羽生屋の一人娘お久は新吉にほれ込んでいた。だが新吉はお久の三味線の師匠

豊志賀(若杉嘉津子)が想いを寄せていたのだ。

しかし豊志賀に横恋慕していた木村陣十郎(丹波哲郎)は、羽生屋の女主人に豊志賀の

関係を密告したため新吉は羽生屋に暇乞いされてしまう。

行き場を失った新吉は豊志賀の家にころがりこみ、ヒモのような生活を送る。

しかしある日三味線のバチが、棚から落ちて豊志賀の顔を直撃し二目とみられない顔

になってしまう。お久は豊志賀を見舞うが嫉妬のあまり、お久に刃物で切りかかるの

だった。幸いお久は無事であったが、お久は気が進まないの男と結婚させられそうに

なっていたので、新吉と駆け落ちを企てる。だが新吉と豊志賀の間には恐ろしい因縁が

あったのだった・・・・

人間の業の深さを描いたら天下一品のいかにも中川信夫らしい秀作である。


物語の冒頭から一挙に観客をひきつけて、最後までハラハラしながら釘づけにする

力技は誰にも真似できない。しかし作品の情景やセットや役者の人物造形も細かく

古きよき日本映画のエッセンスがここにある。ハリウッド映画やCGのような派手さ

はないが怖く悲しい映画だ。

若杉嘉津子のメイクは恐ろしく、子供が見たらトラウマになるのではないか。

中川信夫万歳!!


 

posted by ハヤテ at 14:34| ホラー映画
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