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2017年04月11日

「モーテル 2007年」ケイトベッキンセイル、ルーク・ウィルソン、サイコ映画

2007年製作のアメリカ映画「モーテル」はB級ながら楽しませてくれるサイコサスペンス映画である。

主人公の若夫婦が田舎道で車が故障し、途中ガソリンスタンドによって修理してもらいなんとか

車が動くようになるが、またも故障しニッチもサッチも行かなくなる。しかたなく二人は引き返すが

すでに作業員は帰宅していて途方にくれる。そしてあまり気のリしないが怪しげなモーテルで

一夜を過ごすことになる。モーテルの支配人はメガネをかけたうさん臭い中年男で嫁のエイミー(ケイト・ベッキンセイル)はためらってしまう。

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支配人の部屋から聞こえる女の悲鳴が聞こえたとき緊張は極限になる。

呼び鈴であわてて出てきた支配人のメイソンだったが、どうやら暇つぶしのためにホラー映画でも

見ていたようだ。エイミーの心配をよそに夫のデイヴィッド(ルーク・ウィルソン)は他に手段が

ないことから泊まることを決めた。

モーテルは客もいず流行っていないようだった。二人は部屋へ案内されて休んでいると、いきなり

電話がかかってくる。いたずら電話のようで夫婦が憤慨する間もなく、ドアを激しくたたく音が

する。ゆっくり眠ることもできずデイヴィッドは支配人に抗議する。

メイソンの話では近所の不良たちがいたずらしているようだと言う。

部屋に戻ったデイヴィッドは、暇つぶしに置いてあったビデオテープを再生させる。

女の悲鳴と殺人シーンの連続のホラー映画のようだ。しかししばらく映像を観察していると

おかしなことに気付いた。映画の中の家具やレイアウトは自分たちが今いる部屋だったのだ。

このビデオは映画などでなくスナッフビデオだったのだ。しかも部屋には監視カメラまで

仕掛けられている。デイヴィッドは自分たちが何物かの罠にはまったことを知った。

夫婦の生存を賭けた恐怖の脱出が始まるのだった。

ニムロッド・アーントル監督がハリウッドで初めて作った作品で、なんの予備知識もなく鑑賞

したが期待より面白かった。深夜の田舎道で道に迷う状況は私も体験したことがある。

若いころ友人と車で海水浴に出かけ誤って、山中に入ってしまい出るのに非常に苦労したことがある。

最初夫婦が車の故障で言い争うシーンがあるが気持ちはよくわかる。私もあの時はすごい焦ったこと

を映画を見て思い出した。

ストーリーもシンプルでわかりやすいいい作品である。


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posted by ハヤテ at 16:37| サスペンス
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