なつかしの映画

石原プロの刑事テレビドラマ「大都会PART�U」は、第一作「大都会闘いの日々」の続編というべき

ドラマであるが、設定が　一作目とは少し異なっている。

舞台は、架空の城西警察署捜査科で、主演の渡哲也演じる黒岩刑事率いる凶悪犯罪専門のチームが

次々と難事件を解決する一話完結のドラマである。

一作目がドラマ中心で地味な展開だったのが、このドラマからカースタントや爆破シーンなどをふんだんに

取り入れた派手なアクションドラマへと変貌を遂げた。

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この流れは、次作の大都会PART�Vやテレビ朝日の「西部警察」へと受け継がれた。


しかし、上層部の顔色を気にするダメ上司の小池朝雄の演技や黒岩の同僚たちとの確執や葛藤、つかわれる

ものの悲哀など人間ドラマもしっかりと描かれているのがドラマとしての深みを与えている。

渡もこの頃が一番元気で勢いがあったように思え、渡演じる黒岩の部下徳本役の松田優作も本気で犯人を

蹴り上げるアクションが迫力がある。松田はこの前の傷害事件で謹慎していてそのストレスをアクションに

ぶつけていたのではないか。

裕次郎は、刑事役ではなく医者の役でドラマではオブザーバー的な役どころである。

また、渡の部下たちを演じる俳優がどれも個性派ぞろいで、名脇役の高品格や拳銃を奪われて殉職する

平原刑事役の粟津號や小野武彦といった面々がドラマを盛り上げている。

このドラマの凄いところは、毎回出てくる犯人役やゲストの俳優が凄いメンバーである。

剛たつひと、永島暎子、峯岸徹、范 文雀、三上寛、林ゆたか、伊佐山ひろこ、水谷豊、杉本美樹、

志賀勝、小林稔侍、きりがないのでこのあたりでやめておくが誰も主役をやってもおかしくないのだ。

特に凶悪犯役の志賀勝は強烈な印象を残している。

都会的な音楽もよく、最初は、GAMEが担当していたが途中からシンセを多用するミクロコスモスIIが担当した。

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また、演出陣も豪華で、舛田利雄、村川透、澤田幸弘、長谷部安春ら一線級の監督である。


渡のヒット曲「ひとり」もこのドラマから誕生した。、何度も昔は再放送されていた作品で個人的には

最も好きな刑事ドラマのひとつである。古き良き昭和のにおいが漂うドラマである。

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渡哲也 ベスト くちなしの花 みちずれ あいつ 水割り ほおずき ひとり わかれ花 あじさいの雨 日暮れ坂 鳳仙花 おもいで蛍 夜霧のブルース 裏町人生 酒は男の子守唄 PBB-61 新品価格 ￥980から (2015/10/4 15:22時点)