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2015年07月06日

汚職と戦う警官アルパチーノ「セルピコ」

アメリカを代表する名優アルパチーノの作品は数あるが、警察の汚職と戦うひとりの警官の奮闘を描いた

「セルピコ」はぜひ見ておきたい名作だ。

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1971年ニューヨークのある救急病院に、ひとりの警官が顔面を撃たれて緊急搬送された。ヒッピー風の小柄な


男は、麻薬課に所属する私服警官フランクセルピコであった。

セルピコはなぜ撃たれたのか?映画は11年前のセルピコが警察学校を卒業して82分署に配属される回想

シーンへと移る。

子供の頃から警官にあこがれたセルピコは使命感に燃えて警察に入った。しかし正義と秩序の執行官であるべき警察は腐りきっていた。

やる気のない同僚とそればかりか、集金と称してマフィアの犯罪を見逃すかわりに、ワイロを受け取るのが

常識であったのだ。

不正を許せないセルピコは、同僚たちの腐敗ぶりを我慢ならなかった。当然のように同僚警官はセルピコを

仲間に引き入れようと、ワイロを受け取らせようとするが、断固拒否するセルピコは孤立してゆく。

セルピコは厄介者扱いで、各分署をたらい回しにされてゆく。このころセルピコはおとり捜査や潜入をやりやすくするため、髭や髪を伸ばしヒッピー風の外見に変えてゆく。

ある日やっとの思いで捕まえたマフィアのひとりを釈放しようとした同僚にセルピコはついに切れて

マフイアを半殺しにして、留置所に放り込んだ。

まわりのすべてを敵に回してセルピコは孤独だった。せっかく知り合った恋人にも八つ当たりし別れてしまう。

だが、第8分署に転任したとき、ロンバート警視が味方になってくれた。セルピコはそして警察の腐敗ぶりを

ニューヨークタイムスに告発する。

しかし、この報復でセルピコは上から最も危険なブルックリンの麻薬課へ転勤となった。

しばらくして、組織のアジトへ同僚たちと現場へと向かったセルピコだったが・・・

ゴッドファーザーやスカーフェイスとはうって変わって正義のヒーローをアル・パチーノが演じるが

このように善玉を演じても、はまるのはパチーノの演技力の凄さである。

ファッションもなかなかイケていて、踊る大捜査線の青島などもこの映画のセルピコの服装などを参考にして

いるようだ。

しかし、現在は知らないが当時のアメリカの警察の腐りぶりは驚くべきものがある。日本は大丈夫だろうか。

監督は、社会派映画の巨匠シドニールメット。

ギリシア出身のミキステオドラキスのテーマ音楽は名曲である。編曲はボブジェームス。

原作は「バラキ」のピーターマース。セルピコは実在の人物で映画はその体験を元にしている。

現在、セルピコは警官をやめたあと、スイスに滞在しているそうだ。

いつの世も筋を通すのは難しいものだ。正直者がバカを見るような世の中は終わりにしたいものだ。

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posted by ハヤテ at 14:07| 刑事警察映画
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