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2012年03月04日

ナチスドイツの神話「意思の勝利」

意思の勝利とはナチスの党宣伝映画である。
ドキュメンタリーではあるが、いかにヒトラーや党員を魅力的に見せるかに重きを置かれている。

しかし、映像のレベルは高い。なぜなら監督がレニリーフェンシュタールだからである。

レニはダンサーとしてデビューし、美貌を買われ女優となり、美意識が図抜けていたので映画監督になった。その才能にヒトラーが目をつけて

宣伝映画を撮らせることになった。

オープニングはアルプスの山かどっかの山から飛行機が舞い降りてくる。

その飛行機が地上に降り立ち中から、ヒトラーが出てくる。キリストの降臨をイメージさせた映像である。

突撃隊の整然たる行進、絶叫するヒトラーの演説、熱狂したドイツの民衆が「ジークハイル」を歓呼の声で叫んでいる。

プロパガンダ映画の走りである。

テレビなどでヒトラーの演説シーンを使うときは、この映画から流用されることが多い。

ただ第三者が見ると退屈なだけの映画である。当時のドイツの現状を記録したことに最大の価値があるのであろう。

しかしレニはこの映画を撮ったことで映画界を戦後追放されてしまう。

戦後、アフリカにわたりアフリカ原住民を撮った写真集「ヌバ」を出版したが映画界に復帰はかなわず、80歳以上まで生きた。

映画界はユダヤ資本が独占しているためやはり復帰は最初から無理な話だったのだ。

DVDは日本盤が出ています。




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タグ:ヒトラー、
posted by ハヤテ at 01:02| 記録映画
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