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安全地帯・玉置浩二の音楽を語るブログ、管理人のトバです。安全地帯・玉置浩二の音楽こそが至高!と信じ続けて四十年くらい経ちました。よくそんなに信じられるものだと、自分でも驚きです。
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2018年02月18日

天使のあくび

安全地帯5 [ 安全地帯 ]

価格:2,511円
(2021/4/17 17:16時点)
感想(2件)



安全地帯V Harmony』八曲目、「天使のあくび」です。

夢の名曲「夏の終りのハーモニー」の後にある、なんだかつまらない曲、と評価されがちかもしれません。〔誰によって?〕[要出典][この記事の内容の信頼性について検証が求められています

ですが、この曲は決してつまらない曲などではありません。〔誰によって?〕[要出典][この記事の内容の信頼性について検証が求められています

むしろこういう曲にこそ、当ブログが初期の記事で打ち出した概念「玉置浩二のナマ素材勝負」を、五臓六腑で味わう千載一遇のチャンスを感じるべきなのです。〔この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(____年__月)〕[この記事の内容の信頼性について検証が求められています

あー、Wikipediaごっこして遊んでみたのですが、ぜんぜん面白くないですね、やめましょう。そもそも当ブログは独自研究ばかりで信頼性など少しもありません(笑)。

さてこの曲、これがまた、玉置さんが弾き語り一発で録った曲に、ちょこちょこと後から音を足したのではないかと思われるほどシンプルです。ナマ素材にかなり近いものなのではないか……と思わせるのですが、ところがどっこい、話はそう簡単ではありません。

そもそも、クレジットには玉置さんがギターを弾いたという記録がないのです。えー、これ、いかにも玉置さんが弾き語ったような感じ、というか、わざわざギタリストに弾いてもらう意味があるのか、時間も手間もかかることですので、この怒涛の三枚組アルバムレコーディング中にそんなことをわざわざしたとはとても思えません。普通に考えれば、玉置さんが弾き語りしたんだけど、クレジットには載せていないというだけのことなんですが……ああ、これは玉置さんと、限られた人にしかわからないことですね。

さてGの、7th、6th、5thを往復するリフが遠くから聴こえてきて、それにストリングスが重ねられます。「Friend」みたいに、いかにも星さんによる「うおー、これは名曲!超感動!」という感じのストリングスではなくて、こういう、いわゆる面白い系の曲では、Banana的なアソビ心が感じられます。しかし、これだって、「Strings Arranged by 星 勝」というクレジットの前では、なんの説得力も持たない推測なのです。うーん。

Bメロに入ったあたりで、何かの打楽器が聴こえてきますね。スネアのリムだけ叩いたような。そしてバスドラがハリのいい音で加えられます。そしてそして、これもわたしが音を知らないというだけのことなんですが、何かをひっかいたような音と、「ガタタン!」という音が加えられます。なんでしょう、これ?ひっかくほうの音は、むかしのMIDIシーケンサーで聴いたような気がしなくもないのですが、「ガタタン!」のほうは、『プルシアンブルーの肖像』で聴いたかも?何かの音をサンプリングしたんじゃないか?という程度のことしか、現段階では言えません。この音の正体を知りたいとずっと思っておりましたもので、今度広くアンテナを張っておこうと思います。そんなこんなで、「玉置浩二ナマ素材」だとばかり思っていたら、予想外の凝り方ですっかり当惑しております(笑)。たしかにメインは新鮮なサシミなんだけど、ソースやら付け合わせやらですっかりステキな料理になっている、という感じです。

ところで、ヘッドホンで聴いていると、玉置さんのボーカルが右と左で若干ズレるような感触がないでしょうか。もしかしてこれは、ボーカルを二回録ったのでは?と思っています。そして、一回目と二回目で若干パンニングを変えてあるのでは?ああ、これも、そう思って聴くとそう聴こえることもあるかもしれない、というレベルですので、あまり気にしないでほしいのですが(笑)、そうやって録るとこういう聴こえ方になるだろう、ということです。玉置さんの圧倒的なボーカルですと、倍音もタダモノでないレベルで出ているでしょうから、一発ボーカルでもこういう音の拾われ方をすることは、あるかもしれません。

そして、これも「玉置浩二 Vocals」とクレジットがあり、他のだれもボーカルとかコーラスとかのクレジットがありませんので、普通に考えれば玉置さん以外に声を入れた人はいないはずなんです。が、この曲の最後、「トゥットゥットゥルッ、トゥットゥットゥットゥルッ」というコーラス、左チャンネルから、あまり玉置さんっぽくない声、知っている声でいうと矢萩さんの声っぽい声(笑)が聴こえてきます。もしこのギターを弾いたのが矢萩さんだとしたら、「ちょっと待ってて」とか言われて、コーラスにも参加されられた可能性はあるでしょう。この場合、玉置さん弾き語り説は崩れることになりますが、別スタジオでレコーディング中の矢萩さんを捕まえてきて「ちょっと歌ってくれる?」はいくらなんでも……矢萩さんなら「ええー」とか困り顔でニコニコしながら、結局歌ってくれるんじゃないかという気もしますけども。

最後になってしまいましたが、歌詞の世界にダイブいたしましょう。いきなり「カフェ」です。うん、わたしの知る限り、サテンのことを「カフェ」という人はあまりいなかったように思います。当時はスターバックスとかなかったですしね。スターバックスのことを「サテン」と呼ぶのは、いくら時代錯誤なわたくしでも憚られますが、当時サテンのことを「カフェ」と呼ぶのも、似たような感触だったように思います。店名に「カフェ」と付いていたならまだわかりますが……。そんなわけで、具体的なあのサテンやこのサテンのイメージは消え、松井ワールドの中だけにある「カフェ」の光景が眼前に広がるわけです。そこでは、オペラのように目立つ声で笑う美人さんや、天使っぽくあくびをしてる女の子が、お茶タイムを繰り広げております。おおー、松井ワールドですね。わたしの知るあのサテンやこのサテンでは、煙草をくわえたおじさんがスポーツ新聞を広げてエロ記事ページを何往復もしながら読んでいたり、学校から抜け出してきたとおぼしき高校生がゲームでヒュンヒュン遊んでいたり、大学生らしきカップルが、もう映画に行ったりその感想を話し合ったりするようなことにも飽きて、視線も合わせずただマンガを読みながら電車を待っていたりと、なかなかなカオスだったものです。それはわたくしがそういうサテンしか知らないというだけのことであって、世の中にはステキな恋に出会えるような「カフェ」も存在したのでしょうか。それならわたくしもぜひ常連になりたかったです(笑)。

そんな、夢のようなカフェに、ふらりと入ります。遠くの美人さんに胸をときめかせつつも、近くであくびをしている女の子に気が向き、ちょっとからかってみます。これはからかうしかありません。みてるだけなんて、風色です。つまり無色、自分がここにいないと同じことなのです。「薔薇色」は恋の予感ただようカフェへの期待感、「夢色」は、まだよく知らない彼女がつつまれているヴェールの色、つまりまだ何色かわからないけれども、彼女のしぐさですっかり前向きになった自分の心の盛り上がりです。ああ、これはもう、彼女と恋をするしかありません。うまくお近づきになって、ふれあいたいものです。

……とまあ、世の中にはこんな「カフェ」があった?いや、これは都市伝説だ!それが証拠に、あのサテンやこのサテンでそんな光景を目にしたことがない!……いやそれはあのサテンやこのサテンだったからなのでしょうか。それとも、玉置さんほどのナイスガイならば、あのサテンやこのサテンですらも、こんなナイスな「カフェ」に変える魔力を発揮するなんてことがあったのでしょうか。これは、おそらく後者でしょう。何せ玉置さんが歌うと、とてつもない説得力があるんですよ、この手の物語は。思えば「パーティー」もそうでしたね。あんな「パーティー」があるもんかいべらぼうめ、と冷静になれば思うのですが、いやそれでも玉置さんならばあるいは……と思わせるパワーがあるのです。「ただしイケメンに限る」とはネットで流布する自虐ギャグですが、この頃の玉置さんはそんなレベルではなく、イケメンにもほどがあるぞいい加減にしなさいと思わせるほどのナイスガイでしたので、あんなサテンやこんなサテンすらも、こんな「カフェ」に見せることが可能だったのです。

さて、「夏の終りのハーモニー」を書き上げたあと、すっかり油断しておりましたが、三月いっぱいまでにこのアルバムの記事を書き上げる予定ですので、もう少し頑張らないといけませんね。残り三曲、しかも、どれもこれもかなり骨の折れそうな曲ばかりです。気合いを入れなければ!

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感想(2件)


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この記事へのコメント
おおお!超貴重な情報!ありがとうございます!そうですか、当時の雑誌に……やはり、玉置さんのギターだったのですね。そうなると、クレジット情報もそのまま受け取るわけにはいかなそうです。これで、かなり可能性が広がります。ほんとうにありがとうございます!
Posted by トバ at 2018年02月26日 20:53
当時、安全地帯で初めて自分のギターが録音された曲って、雑誌で玉置さんが言ってたのを覚えてます。
Posted by at 2018年02月26日 15:28
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