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安全地帯・玉置浩二の音楽を語るブログ、管理人のトバです。安全地帯・玉置浩二の音楽こそが至高!と信じ続けて四十年くらい経ちました。よくそんなに信じられるものだと、自分でも驚きです。
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2017年03月01日

冬花

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感想(2件)



プルシアンブルーの肖像』七曲目、「冬花」です。

「夢」の記事で散々書いたことですが、これは「夢」のインストゥルメンタル版です。そして、玉置さんの歌がないぶん、とでもいうべきでしょうか、ごくわずかなシンバルの音が加えられ、リズムを刻んでいます。さらに、間奏が、ハーモニカ……と「夢」では書きましたが、わたくしあまり楽器に詳しくないもので(ダメじゃん)、ほんとうにハーモニカなのかは判じかねるのですが、ともかく郷愁をかきたてるような音色で奏でられています。

……と、「夢」の記事ですっかり調子に乗っていろいろ書いてしまったためにネタ切れを起こしているのがバレバレな記事なのですが、「夢」が「冬花」に対する「秋人」なんだ、と書いたのですから、その逆も書いてみたいと思います。

劇中では、この曲は冬花ちゃんと秋人が屋上で踊る曲として使われています。なに呑気なことしてるんだ人(仮面ライダーの役者さん)が死んでるのに!という野暮なツッコミをなしにすれば、緊迫感を増してゆく物語後半のなかで束の間訪れた平和なひと時といえるでしょう。

なぜ平和か……?それは、冬花ちゃんの「夢」の世界だからなのではないでしょうか。

冬花ちゃんにとって、屋上は逃避の場所です。そこはクラスメートからの理不尽な圧力から避難するための場所でもありますが、同時に、多分にメルヘン趣味な自らの想像力を発揮する場所でもあるのです。

わたくし他人になったことはございませんので(当たり前)、他人の心のなかがどうなっているのか、とんと知りませんから、冬花ちゃんのメルヘン趣味が他者に比して幼すぎるものなのか、その想像力は逞しすぎるものなのか、ほんとうのところはわかりません。

「えー、小六にもなって王子様とかいってるなんて信じられなーい!」

「『りぼん』とか『なかよし』はさすがに卒業してる時期でしょ、その頃なら『別冊マーガレット』くらいでないとバカバカしくて読んでられなくない?」

……うーん、これらの発言が、本当であるのか、それとも少女たちの目いっぱいの背伸びであるのか、他人には、本当にはわかりません。ですが、まあ、大勢は上の発言のような態度であるらしいです(笑)。それはそれは、冬花ちゃんには生きづらい学級環境であったことでしょう。

いっぽう、秋人は言葉を失っていますから、けっして冬花のことを傷つけることを言いません(言えません)。そして内心でも、冬花をバカにした様子は一切見せません。まあー、大のオトナからすれば、『りぼん』の世界も『別冊マーガレット』の世界も大差はありませんし、どうでもいいことですから、バカにする理由もないでしょう。何より、(原作では)冬花にはカズミの面影があって、秋人はそれに魅かれていますから、冬花にはひたすらやさしいです。これは、裏事情を知らない冬花にとっては王子様的に感じられる……ようになる要素がある……かもしれません。秋人が当初は変質者然としていたのでやや苦しいですが(笑)、秋人と、屋上で踊るというのは、冬花が自分の「夢」の世界を広げ、そこで遊ぶということだったのです。

そんなこんなで、この「冬花」と「夢」は、ただの同一曲に歌をのせたかインスト版にしたかだけの違いしかないのではなく、もしかして意図的につくりあげられた、対をなす曲なのではないか……と、妄想をたくましくすることで、以前とはすっかり違うことを考えるようになってしまいました(笑)。いや、きっかけは、ほんとうにわたくしが以前考えたように、「冬花」が先にあって、玉置さんが「歌を入れてみようか」と思っただけなのかもしれません。しかし、そこに松井さんの詞が加わって「夢」ができ、その詞があまりに秋人の心情を示唆するものであったがために、松井さんが意図的にこのような二曲の構図をつくろうとしたのではないか……と思えてきたわけです。

いつものごとく、松井さん本人が「え?全然そんなことないんだけど?」とおっしゃればそれで終了のお話です(笑)。まるで80年代に流行ったノストラダムス本のようです。どれもこれもノストラダムス本人が「それはただの詩だよ、何だよ預言って、そんなの知らないよ」と言えば終わる話ばかりでしたね。1999年7の月、外れたのはノストラダムスの「詩」ではなく、その「詩」をもとに好き勝手な解釈をして作り上げられた「預言」のほうだったのではないでしょうか。まあーいいかー面白かったし。

本ブログに書かれていることは、基本的に妄想ばかりです。本ブログの内部でしか通用しないことばかりですので、ご注意ください。信頼すべき情報である場合には、可能な限り第三者がチェック可能な方法でことわりを入れさせていただきます。いきなり何をとお思いになるかもしれませんが、わたくしいま、自分でノストラダムス本の話題を書いておきながら、一緒にされたくない気持ちでいっぱいなのです(笑)。

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