(2017年投稿記事です。)
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海上自衛隊に関連して、関心が高いけど情報が出ないのが潜水艦です。
潜水艦に関しては、秘密・機密がいっぱいで、話せることが少ないです。
そんな中でも、これは話して大丈夫というレベルを探してみました。
そんな、秘密のヴェールに包まれた潜水艦について!
(前回記事):『確実に実戦レベルに発展した北朝鮮新型ミサイルの脅威!』
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(1)日本の潜水艦は2社でしか建造できない!
まあまあ知られていることですが、意外と知られていないことです。日本の潜水艦は、三菱重工と川崎重工の2社でしか建造できません。
建造所はいずれも神戸で本当にすぐ近くに2社の建造所が存在して、歩いていける距離にあります。
現状では、三菱重工・川崎重工2社しか建造できません。
2社とも、戦前から多くの潜水艦を建造しており、建造技術の継承が行なわれています。
潜水艦の建造は、高張力鋼の溶接など本当に高度な技術力が必要になるため、そう簡単に他の会社が建造できるものではないというのが事実です。
また、ほとんど知られていないこととして、
「海上自衛官でも、特別な許可が無いと、建造現場には入れない」
ということが挙げられます。
ほとんど知られていないことですが、建造現場への立ち入りは厳しい制限があります。
そのため関係者以外は幹部自衛官でも、事前に特別な許可が必要です。
これが無いと、同じ海上自衛官でも建造現場に立入が許可されません。
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それほど、秘密・機密の塊ということを御理解していただければ幸いです。
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(2)進水式にも違いがある!
潜水艦であまり知られていないことですが、進水式の違いがあります!
三菱重工建造「じんりゅう」命名進水式
三菱での命名進水式ですが、実はあんまり進水してません。
これは、建造方法の関係もあって、完全に水に浮かべることは現時点ではありません。
さらにぎ装が進んだあとに、実際に水に浮かべます。
川崎重工建造「こくりゅう」命名進水式
川崎重工での命名進水式は、よく見られる船台から一気にスベリ降ります!
派手ですが実は結構、危険と隣り合わせになっています。
そのため船体の前部に箱型の「浮き」を付けて、安全に水上に浮くための補助がされています。
図1 潜水艦の進水式
引用URL:http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/21/0000355021/15/img45b3d63ezik0zj.jpeg
意外と進水式にも違いがあることは知られていません。
これも潜水艦豆知識としてお話できることです。
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(3)潜水艦を語るときはPMMだ!!
ここで、潜水艦を知ってるよ!という知識を得るのににおススメしたい物があります。
PMM(永久磁石同期電動機)と呼ばれる、そうりゅう型から導入された電動機(モーター)のことです。
図2 そうりゅう型潜水艦の概要
引用URL:https://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Fimgcc.naver.jp%2Fkaze%2Fmission%2FUSER%2F20150830%2F77%2F7327157%2F144%2F508x320x2ddb75aa37c9b34b9c4f03a5.jpg%2F300%2F600&twidth=300&theight=600&qlt=80&res_format=jpg&op=r
プロペラを回転させる電動機(モーター)は、潜水艦では直流電流で作動させる方式でした。
これがそうりゅう型潜水艦になると、PMMに変更になっています。
世界でも、潜水艦用PMMというのは大変珍しい装備です。
このPMMの導入により、電動機の大きさが小さくなり設計の自由度が増しました。
しかしながら、あまり語られていないのが現状です。
そのため、潜水艦を語る時、このPMMの話は結構良いネタになります。
ただ、詳しく突っ込まれると電動機の原理から説明しなければいけません。
それでも、話の種にはぴったりの代物です!
潜水艦は、秘密の塊ですが、中身を知ると結構面白いですよ〜!
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