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2023年になり、陸自特殊作戦群の訓練写真についてついに公開される方針になりました。
そんな中で、米軍公式サイトにはついに特種作戦群の狙撃銃が!
図1 特殊作戦群写真
引用URL:https://d1ldvf68ux039x.cloudfront.net/thumbs/photos/2303/7685339/1000w_q95.jpg
3月16日に投稿された写真には、ボカシ入りの狙撃銃が登場しています。
おそらく対人狙撃銃(中距離域用)の、初登場写真でしょう。
(前回記事):『【軍事技術】グロテスクな核弾頭のタワーだ!』
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(1)謎がさらに深まったぞ?!
特殊作戦群の対人狙撃銃(中距離域用)については、長らく謎の存在でした。
図2 M24A2
引用URL:https://twitter.com/Japan_GSDF/status/1636256730509344769/photo/3
特殊作戦群が、M24A2を使用していることは最近流れてきた情報ですが・・・
1.1 こりゃ一体何なんだ?
米軍公式写真サイト「dvids」に掲載されたことから、公式写真として間違いないですがナゾのボカシがあります。
図3 ディフェンダーパシフィック2021
引用URL:https://d1ldvf68ux039x.cloudfront.net/thumbs/photos/2107/6760992/1000w_q95.jpg
2021年には、ディフェンダーパシフィク2021年にナゾ隊員が登場して、大騒ぎになりました。
この時にでさえ登場しなかった、対人狙撃銃(中距離域用)の登場となります。
ボカシが入ったことで、余計不明点が出てきたといえます。
(参考記事):『【自衛隊】ナゾの対人狙撃銃(中距離域用)について判明していること!』
以前に、対人狙撃銃(中距離域用)を調べたものとして余計気になります。
1.2 SAKOTRG M10という声もあるけど・・・
一部の識者からは、SAKO TRG M10じゃないか?なんて声もあります。
図4 SAKOTRGM10
引用wiki
う〜む確かに似てる気もするけど、なんとなくこれじゃない気がするんですよ。
理由として、仕様書の備品にある「狙撃銃用ハードケース」の存在です。
SAKO TGR M10については、折り畳み型もありますが「ハードケース」を要求してることは折り畳み式ではない可能性が高いといえます。
さらに米軍のトライアルに出たことや、各国での使用例があるためボカシは入れてこないと思われます。
(ここが米軍の保全意識の違いです。)
わざわざ米国の「DAIRA.INC社」をカタログ指定にて、注文する必要もありません。
1.3 Mk22の写真が出てることがヒントかな?
当該写真には、米国グリーンベレーとの共同訓練となっています。
写真には、Mk22狙撃銃(バレットMRAD)が映っています。
図5 バレットMRAD
引用wiki
Mk22が映ってるのに、日本側があえてボカシを入れるように要請して米国側が対応するほどの銃というのが不思議です。
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(2)レミントンMSRの日本カスタム?
モジュールライフルは、形が似通ってしまいますが一つの仮説を出してみます。
図6 レミントンMSR
引用wiki
レミントンMSRを元にした、日本カスタムである可能性を指摘します。
2.1 レミントンMSRは2009年に誕生した。
レミントンMSRは、米陸軍のスナイパーライフルとして2009年に誕生しました。
2015年には、プレシジョンスナイパーライフル (PSR)としてMk21として制定されています。
陸自の対人狙撃銃(中距離域用)仕様書も、2013年作成となっておりレミントンMSRを思考していた可能性があります。
だた、米軍のMk21については特殊作戦コマンドの要求を満たしていないとして、再トライアルとなり2019年にMk22(バレットMRAD)が制定されています。
レミントンMSRを、特殊作戦群が使用してもおかしくないでしょう。
2.2 米国としてはMk21の存在を消したい。
米国としては、Mk21についてはMk22と並べている写真なんか取られたくないでしょう。
レミントン社は、2018年と2020年に連邦破産法の適用を受けています。
イタリア軍やフランス軍に売れているレミントンMSRに比べると、バレットMRAD(Mk22)の販売成績は良くありません。
米軍としたら、Mk21と一緒の写真は嫌がると思えます。
そんな大人の事情があるのでは?というちょっとした疑念があります。
2.3 レミントンM24A2は映ってる
レミントンM24A2については、米軍でも使用していましたから問題なく写真に写ってもいいのでしょう。
バレット社の圧力なのか?レミントンとは、一緒に移りたくないかもしれません。
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(3)これからも追っかける!
以前の予測で、モジュラーライフルという予測は大体的中していたといえます。
図7 HOWA APC
引用URL:https://www.howausa.com/wp-content/uploads/2021/03/NewFolding_ShortBarrelAmericanFlag.png
これで「HOWA APCでした!」なんて言われたらもっと大騒ぎだったでしょう。
(HOWA APCにも、338ラプアマグナムモデルがある。)
これからも、公開される映像からナゾ狙撃銃を追っかけていきたいと思います。
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防衛・軍事ランキング
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陸自補統制の入札情報で、SAKO LTD.の情報が出てきたことはかなり重要な情報です。
武器の維持部品は補給統制本部が調達を行うため、陸自部隊にて継続的にSAKO社製品が使用されていることを示します。
対人狙撃銃(中距離域用)についてはSAKO TRGベースである可能性は高くなったと言えるでしょう。
(DAIRA inc社のゴタゴタを避けて、直接輸入に切り替えた可能性があります)
貴重な情報をありがとうございます。
陸上自衛隊補給統制本部の7月7日の公募情報より小火器の維持用部品という名目でSAKO LTD.からの部品の購入が確認されました。SAKO TRGの使用をしているまたは使用が伺われる情報がこの演習の画像以外にはほとんど存在しないと考えられますのでこの画像の狙撃銃ひいては対人狙撃銃(中距離域用)はSAKO TRGでほぼ間違いないのではないかと思われます。
あくまで個人の推察ですが・・・
今回の対人狙撃銃(中距離域用)写真の登場については、特殊作戦群の情報公開方針の変更も絡んでいるかと思います。
オーストラリアでの訓練写真公表もあり、納税者である国民への説明責任をしっかりしていこうという考えがあると推測します。
ご指摘ありがとうございました。